先週末9日・土曜日、米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合結果です。
WBCヘビー級戦:
王者タイソン フューリー(英)TKO11回1分10秒 挑戦者ディオンティー ワイルダー(米)
*試合後、各方面から大絶賛の嵐が巻き起こったライバル戦。ヘビー級らしい豪快なパンチを振りかざした両者。都合5度のダウンが見られた、ファンにとってはたまらない一戦となりました。試合後、両者による第4戦目実現を望む声が多く聞かれています。
本来なら7月に行われる予定だった一戦。その時はフューリーがコロナウィルスに感染してしまい中止に。好試合が実現した事は嬉しいのですが、それと同時に、この試合が無事に行われ、終了したことにホッとしていました。
2021年10月11日現在のヘビー級王者たちの顔ぶれは下記にようになります。
WBA(スーパー):オレクサンデル ウシク(ウクライナ/防衛回数0)
WBA(レギュラー):トレーバー ブライアン(米/0)
WBC:タイソン フューリー(英/1)
WBC(暫定):ディリアン ホワイト(英/0)
IBF:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/0)
WBO:オレクサンデル ウシク(英/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:デムシー マッキーン(豪/0)
日本:上田 龍(石神井スポーツ/0)
*WBCは今回の試合の前に、この試合の勝者と、今月末に行われる暫定王座戦の勝者による統一戦を指示しています。ウシクは前王者アンソニー ジョシュア(英)との再戦に向け動き出すと見られます。
現在のWBA1位には、前暫定王者ダニエル デュボア(英)が君臨しています。IBFの最上位(2位)にはチャールズ マーティン(米)が、WBOの1位にはジョー ジョイス(英)がそれぞれ、各王座への挑戦を待っている状態です。
こうしてみると、やはりフューリー、ワイルダー、ウシク、そしてジョシュアの4名はずば抜けた存在である事が分かりますね。