凍てつくような寒い日が続いている。ガソリンや灯油に続き、電気代も値上がりするというのに部屋の暖房は付けっ放し、懐(ふところ)はますます寒くなりそうだ。
氷が張った上野の不忍池では、オナガガモだろうか、薄氷の上で、ビールマン・スピンの練習か?いや、白鳥の湖でも舞っているのカモ。
薄く張った氷のことを、透明ではかなげな蝉の羽に見立てて「蝉氷(せみごおり)」などと洒落た呼びかたもあるらしい。
それより、こんなに寒い日は、身を寄せ合ってじっとしているほうがいいのカモ。
メタボカモが薄氷を踏むときは、割れないように、滑らないように、ゆっくり歩いて餌探し。今年はここでは餌が貰えない。
どこか、餌の貰えるところに行こうかな。
上野公園では、今年から野鳥への餌やり防止キャンペーンを開始したが、パンくずを与えている人が話しかけてきた。「今年は冬鳥が激減しているんだ。毎年来ていたカモも今年は来ない。みんな餌を貰えるところに行っちゃうんだよ」。特定のカモのことを言っているらしい。
彼の話しによると、カモやユリカモメなどの渡り鳥は、北へ帰る時期になると餌を食べなくなるそうだ。メタボになった鳥たちが、シベリアに帰れなくなることはないという。「餌やり禁止はここの所長が決めたこと。不忍池に渡り鳥が来なくなるかもしれない」とも言っていた。
薄く張った氷のことを、透明ではかなげな蝉の羽に見立てて「蝉氷(せみごおり)」などと洒落た呼びかたもあるらしい。
上野公園では、今年から野鳥への餌やり防止キャンペーンを開始したが、パンくずを与えている人が話しかけてきた。「今年は冬鳥が激減しているんだ。毎年来ていたカモも今年は来ない。みんな餌を貰えるところに行っちゃうんだよ」。特定のカモのことを言っているらしい。
彼の話しによると、カモやユリカモメなどの渡り鳥は、北へ帰る時期になると餌を食べなくなるそうだ。メタボになった鳥たちが、シベリアに帰れなくなることはないという。「餌やり禁止はここの所長が決めたこと。不忍池に渡り鳥が来なくなるかもしれない」とも言っていた。