い~らぁ~か~の なぁ~みぃ~と~
く~もぉ~の~ な~みぃ~
「小憎君、歌が上手いねぇ」
「あっ、おじちゃん、今月はおそかったね」
「ゴメン ゴメン、一ヶ月のご無沙汰だね」
「ボク、おじちゃんが来るの、楽しみに待ってたよ」
「ありがとう♪」
「ところで、世の中大型連休だそうだが、小憎君はどこにも行かないのかい?」
「だって、怖いインフルエンザが流行っているらしいから、行きたくないよ」
「そっかぁ、その方が安全かもね」
「ボク、少年野球のエースで4番なんだ」
「へぇ~、すごいねぇ♪」
「みんな、ボクのこと小便王子って呼ぶよ」
「おじちゃんは、尿漏れオジィって呼ばれるよ」
「おじちゃん、ゴールデンウィークには、どこにも行かないの?」
「世の中未曾有(みぞうゆう) の不景気だっていうから、おじちゃんも家にいるんだよ」
「あれっ?それ、みぞう って言うんじゃないの」
「小憎君、よく知ってるねぇ」
「この字くらい読めないと恥かしいよね」
「・・・・・」
「オイオイ、小憎君、鯉におしっこかけちゃだめだよ!」
「ミミズにオシッコかけるとおチンチンが腫れるっていうでしょ?」
「鯉ならボクのおチンチン、もっと大きくなるかと思って・・・」
「ばかだねぇ、あれはね、汚い手でおチンチン触ってはダメという戒めなんだよ」
「おじちゃん、知らないんだ」
「何を?」
「ミミズにオシッコをかけると液を噴射するミミズもいるんだって」
「それがおチンチンにかかると、かぶれて腫れるらしいよ」
「ヘェ~、小憎君、もの知りだねぇ」
「ボク、ここでオシッコしてるだけじゃなくて、勉強もしてるんだよ」
「偉い!次の総選挙には出馬しないかい」
「おじちゃんも、鯉にオシッコかけてみたら?」
「こいのぼりのように、大きく元気になるかも知れないよ」
( ̄□ ̄;)