朝から生憎の雨模様の中、入谷の朝顔市が今日(6日)から始まった。
早朝の鬼子母神の境内では、雨に濡れた色とりどりの朝顔が、訪れる人に微笑みかけている。
雨避けのよしずの下には朝顔の鉢が並び、威勢のいいかけ声が響く。
平安時代の初期、中国から渡来した朝顔の種を
牽牛子(けんごし)といい、その花を
牽牛花(けんぎゅうか)というらしい。
七夕の星、牽牛・織女の名前に因んで、朝顔市は7月7日の前後三日間に開催されるようになったという。
牽牛花を手にした淑女は、天の川ならぬ雨に濡れた横断歩道を渡って、牽牛にでも逢いに行くのだろうか。
因みに、朝顔の花言葉は「はかない恋」「貴方に私は絡みつく」だとか。。。