勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

わすれぐさ

2009-07-08 22:55:24 | Weblog
 またの名をわすれぐさとも呼ばれるやぶかんぞうの、炎のような花が風に揺れるとき、この花が1日花だということが不思議である。 


◇やぶかんぞう◇

いつか草が
風に揺れるのを見て
弱さを思った

今日
草が風に揺れるのを見て
強さを知った

-星野富弘さん-

 人も強さと弱さを併せ持つ。悲しいときは泣き、嬉しいときは笑う。「君看よ双眼の色、語らざれば憂い無きに似たり」と誰かが言った。

 中華料理にも使われる、この花の蕾を乾燥させた「金針菜」や、新芽を食べると憂いを忘れることができるという。

 グラスホッパー(バッタ)君にも、憂いはあるのだろうか?何を忘れたくてこの花の蕾にしがみ付いているのだろう? 

じっと黙っていれば、まなこが澄むという

君看双眼色
不語似無憂



 断っておくが、この「わすれぐさ」と、我が「わすれなぐさ」とは別の花である。そして勿忘草は、最近ボケの花になりつつある。