勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

星に願いを

2009-07-05 00:07:54 | Weblog
日本三大七夕まつり というのがあるらしい。仙台、平塚、もうひとつが思い浮かばない。
 僕にとって、それがどこであるかは大きな問題ではないが、眼の検診の帰りに、そのひとつ平塚の七夕まつりを見て来た。
 天候にも恵まれ、その人出の多さと豪華な飾り付けは、以前に比べ規模が縮小されたとはいえ、さすがに三大七夕まつりといわれるだけのことはある。
 短冊に願い事を書いて笹竹に飾ったのは遠い昔のこと。どんな願い事を書いたかは覚えていない。
ディズニー映画『ピノキオ』のラストで流れる「星に願いを」では、

When you wish upon a star
Your dream comes true


星に願いを懸ければ
夢は叶えてくれる

と歌う
 
 あなたも、平塚の七夕をご覧になりながら、夏の夜空に輝く星に願いをかけてみませんか?
夢は追い続けるものかもしれないから。。。
 滝口カバン店の飾りつけは、費用も含めその豪華さが、毎年注目を集めると聞く。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

リモコン

2009-07-02 23:35:13 | Weblog
 その昔、テレビのチャンネルは回すものだった。チャンネルを変えるときは、テレビのところまで行かなければならず、コマーシャルの度にチャンネルを変えることもなかった。(この作業、あまり好きではないが・・・)

 リモコンが発達した今、テレビのチャンネルをはじめ、あらゆる機器は居ながらにして操作することができる。その結果、我が家のリモコンはこんなにも多くなってしまった。
 どれがどの機器のものかわからなくなることもしばしば。リモコンを操作すると他の機器が作動することもある。

 マッサージ器のリモコンをテレビに向けたり、小型のリモコンは電話器と間違えたり、オーディオのリモコンにいたっては、操作方法さえ忘れている。 

 複数のリモコンを一台にまとめ、全ての機器を操作する学習リモコンもあるらしいが、設定が複雑でわからない。

 リモコンの数だけ昔の夢が実現し、便利になったのはいいが、衰え始めた頭では覚えきれない。携帯電話が普及していつでもどこでも連絡ができる。便利であることには違いないが、四六時中監視されるリモコン人間にはなりたくないものだ。尤も、監視してくれる人もいないが。

 チャップリンは、映画「モダンタイムス」の中で、機械に振り回される現代社会を風刺し、独りぼっちの浮浪少女と共に、自由な生活を求め旅立っていく。

 僕が旅立つのは黄泉の国になるが。。。

カサブランカ・グッバイ

2009-07-01 02:49:02 | Weblog
 恋する男と女、別れ話はみっともないからと、カサブランカを黙って玄関に置く約束をした。

 他にも恋する女ができた男は、カサブランカを抱いて、女の部屋を見上げ心が揺れる。ずるい男は花を投げ捨て、小さく笑って立ち去った。

 家に着いた男は、ドアの前のカサブランカを見つける。「別れてあげる」と小さなメモ。女は窓の外のカサブランカを抱いた男を見ていたのだ。

 内館牧子さんの詩に三木たかしさんが曲をつけた「カサブランカ・グッバイ」は、鳥羽一郎さんが歌う洒落た大人の歌。 
 春を告げる沈丁花、くちなしは初夏の香り、百合は真夏、秋には金木犀。どの香りも季節を感じる。

 どんなに強くても花の香りが好き。部屋一杯に立ち込めた百合の香りは、それだけで幸せを感じさせてくれる。

 カサブランカの香りを1/8に減らす薬剤が話題になっているそうだ。豪華な花だが香りが強いため、百合の花は敬遠されるという。

 棘のないバラも、香りのない百合も価値がない。その香りを失くすとは、百合に失礼だと思うのだが。。。