歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

眠れない夜のお話

2014年07月30日 | 日記
相も変わらず寝付きが悪く、とうとう夜が明けるほどの時間になってしまった。

なんだか胸がざわざわして、頭の中をコントロール出来ない。



眠れないときにイメージするのは、柵を飛び越える羊ではなく海が見える原っぱ。

そこが何処かは分からないけれど、とても静かでいつも優しい風が吹いている。

目を閉じて頭の中の雑念を振り切りその風景を思い出す。

すると不思議なもので顔の筋肉が少しずつ緩んでいくのが分かる。

そうなって初めて体に力が入っていたことに気づく。

目をつむっていても何かを考えているだけで人は力んでしまうのだね。

眉間にしわを寄せ、歯を食いしばり口を固く結んでいる。

寝ようって時までそんな頑張らなくてもいいんじゃない。

改めて考えるとまぬけで面白い。



その風景に浸れない時は、潔く寝るのをやめる。

魔女の宅急便に登場する画家の少女ウルスラが、

絵が描けなくなったときには「描くのをやめる」とすっぱり言う場面があって、

子どもの頃からその言葉が頭に張り付いている。

そのことから(ウルスラの場合は絵、私の場合は睡眠)から解放されれば自然と向こうから近寄ってくるはずなのだ。

寝るのを諦めたときの為に用意しておくべきは、文章の下手な小説か難しい内容の解説書。

内容が理解出来ないと、現実逃避をするためか瞼が重くなることがあるからね。



いずれにせよ寝付きが悪いことに変わりはなく、考えるなと言われても考えはじめたら止まらず、

はっきりとした解決方法はまだ見当たってないけれど、それでもまた目を閉じて原っぱに行こうと思う。
コメント
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