Ghost in the Shell Official Trailer 1 (2017) - Scarlett Johansson Movie
『Ghost in the Shell』
監督: ルパート・サンダース
脚本:ジョナサン・ハーマン、ジェイミー・モス
原作:士郎正宗
音楽:クリント・マンセル
主演:スカーレット・ヨハンソン
国:アメリカ
公開年:2017
公式ホームページ:http://ghostshell.jp/
1番好きなアニメが1995年の押井守監督作品『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』。
関係ないけど、あと大友克洋監督の『アキラ』。
攻殻機動隊というコンテンツはとても面白い。
士郎正宗が生み出した攻殻機動隊という器の中で、様々な映像作家が独自の世界を表現しています。
最初にそれを始めたのが『パトレバー』の押井守監督です。
そしてできたのが『GHOST IN THE SHELL』。
原作の1巻をアニメ化した訳ですが、キャラクターの性格等原作とは大分違い押井ワールドが炸裂しています。
私の中で『GHOST IN THE SHELL』は他の攻殻機動隊アニメの中でも別格です。
終始漂う張りつめた空気と、答えのない己への自問自答。
『機動警察パトレイバー2』にもありますが、押井作品の語りかけるような長ゼリフのやり取りがたまらなく好きです。

そして新たに提示されたのがまさかのハリウッドでの実写化。
攻殻機動隊という器の中で今度はハリウッドが本気で暴れると言う訳ですね。
発表された当時、日本のファンからは批判的な意見が大半でした。
そりゃ好きなものが実写化されるなんて嫌がる人の方が多いのはしょうがないことです。
大抵は主演の草薙素子をはじめキャストが日本人でないことに対してでした。
さらに唯一の日本人ビートたけしが超重要人物である荒巻を演じるという謎のキャスティング。
でも素子にスカーレット・ヨハンソンを持ってきた時点で本気だなと。
むしろ日本人の女優で素子をできる人がいる?ビジュアル的には菊池凛子とか?
なんにしろこのトレーラーを見たら黙るしかありません。
原作の世界観を非常に大事にしているのが伝わります。
それでいて、クオリティーには文句のつけようがなく、多分今まで作られたどの話とも違う。
ちらほら見たことのある場面も流れるし、ストーリーの大枠には『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』がからんできそうですが、新しい感性が注入されて今まで見たことのない攻殻機動隊が見れるだろうことは確実です。
↓見たことある場面例

↓私が大好きな『GHOST IN THE SHELL』の冒頭の場面がそのまま再現されていて感激

素子が飛び降りるホテルに「高級ホテル」っていう看板がついていたのは笑えたけど、
「あ〜日本語だ」っていう変な感慨があります。
荒巻にたけしはまだ想像出来ないけれど、日本人がそこにいてやっぱり嬉しい。
私の中で1番の懸念だったのが「たけしの英語は聞きたくない」ということでしたが、
どうやら日本語で喋るそうで本当よかったです。
たけしは本作について振り返り、「いま考えると、昔はアニメというものをバカにしていました。AIの存在感が突出していく割に刀で切ったりとか不思議なことも多かったんですが、この作品はようやく今の時代らしく、違和感なくはまっていると思います。そういった作品に、自分が出られて嬉しいです。容赦なくピストルを打つけど、でも身内には親族のように接する、冷静な判断と冷徹な心を両方持っている男の役でした。英語は嫌だと言ったら日本語で良いとなり、セリフ覚えが悪いとか字が読めないとかいろいろと難癖をつけていて(笑)、しまいには、スカーレット・ヨハンソンが俺のカンペを持っていた(笑)。あれを写真に撮りたかった!」と驚きのエピソードを披露!
公式ホームページより
11月にYouTubeで解禁された映像では押井さんもコメントしているので是非。
[Ghost in the Shell | Featurette: "Mamoru Oshii" | Paramount Pictures International]
とにかく楽しみだ。
『Ghost in the Shell』
監督: ルパート・サンダース
脚本:ジョナサン・ハーマン、ジェイミー・モス
原作:士郎正宗
音楽:クリント・マンセル
主演:スカーレット・ヨハンソン
国:アメリカ
公開年:2017
公式ホームページ:http://ghostshell.jp/
1番好きなアニメが1995年の押井守監督作品『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』。
関係ないけど、あと大友克洋監督の『アキラ』。
攻殻機動隊というコンテンツはとても面白い。
士郎正宗が生み出した攻殻機動隊という器の中で、様々な映像作家が独自の世界を表現しています。
最初にそれを始めたのが『パトレバー』の押井守監督です。
そしてできたのが『GHOST IN THE SHELL』。
原作の1巻をアニメ化した訳ですが、キャラクターの性格等原作とは大分違い押井ワールドが炸裂しています。
私の中で『GHOST IN THE SHELL』は他の攻殻機動隊アニメの中でも別格です。
終始漂う張りつめた空気と、答えのない己への自問自答。
『機動警察パトレイバー2』にもありますが、押井作品の語りかけるような長ゼリフのやり取りがたまらなく好きです。

そして新たに提示されたのがまさかのハリウッドでの実写化。
攻殻機動隊という器の中で今度はハリウッドが本気で暴れると言う訳ですね。
発表された当時、日本のファンからは批判的な意見が大半でした。
そりゃ好きなものが実写化されるなんて嫌がる人の方が多いのはしょうがないことです。
大抵は主演の草薙素子をはじめキャストが日本人でないことに対してでした。
さらに唯一の日本人ビートたけしが超重要人物である荒巻を演じるという謎のキャスティング。
でも素子にスカーレット・ヨハンソンを持ってきた時点で本気だなと。
むしろ日本人の女優で素子をできる人がいる?ビジュアル的には菊池凛子とか?
なんにしろこのトレーラーを見たら黙るしかありません。
原作の世界観を非常に大事にしているのが伝わります。
それでいて、クオリティーには文句のつけようがなく、多分今まで作られたどの話とも違う。
ちらほら見たことのある場面も流れるし、ストーリーの大枠には『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』がからんできそうですが、新しい感性が注入されて今まで見たことのない攻殻機動隊が見れるだろうことは確実です。
↓見たことある場面例

↓私が大好きな『GHOST IN THE SHELL』の冒頭の場面がそのまま再現されていて感激

素子が飛び降りるホテルに「高級ホテル」っていう看板がついていたのは笑えたけど、
「あ〜日本語だ」っていう変な感慨があります。
荒巻にたけしはまだ想像出来ないけれど、日本人がそこにいてやっぱり嬉しい。
私の中で1番の懸念だったのが「たけしの英語は聞きたくない」ということでしたが、
どうやら日本語で喋るそうで本当よかったです。
たけしは本作について振り返り、「いま考えると、昔はアニメというものをバカにしていました。AIの存在感が突出していく割に刀で切ったりとか不思議なことも多かったんですが、この作品はようやく今の時代らしく、違和感なくはまっていると思います。そういった作品に、自分が出られて嬉しいです。容赦なくピストルを打つけど、でも身内には親族のように接する、冷静な判断と冷徹な心を両方持っている男の役でした。英語は嫌だと言ったら日本語で良いとなり、セリフ覚えが悪いとか字が読めないとかいろいろと難癖をつけていて(笑)、しまいには、スカーレット・ヨハンソンが俺のカンペを持っていた(笑)。あれを写真に撮りたかった!」と驚きのエピソードを披露!
公式ホームページより
11月にYouTubeで解禁された映像では押井さんもコメントしているので是非。
[Ghost in the Shell | Featurette: "Mamoru Oshii" | Paramount Pictures International]
とにかく楽しみだ。
