日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ディープ産駒の最終世代から大物誕生!?武豊は37年連続重賞制覇&重賞350勝達成!

2023年01月08日 | 競馬

1月8日は中京競馬場で3歳世代最初の重賞競走・第57回日刊スポーツ賞シンザン記念(GⅢ・芝1600m 7頭立て)が行われました。過去にはオルフェーヴル、ジェンティルドンナ、アーモンドアイといった3冠馬が出走し、ミッキーアイルやピクシーナイトもここを勝った後にGⅠ勝ちを果たしています。少頭数の今年は、モーリス産駒⑤クファシル、京王杯2歳ステークス4着⑦ペースセッティング、4戦目で初勝利の④トーホウガレオン、朝日杯FSにも参戦した③スズカダブル、ディープインパクト産駒の最終世代②ライトクオンタム、①サンライズピース、⑥シンゼンイズモが出走しました。



スタートでサンライズピースとライトクオンタムの内枠2頭がダッシュつかず。ポンと飛び出したペースセッティングが先頭に立ち、クファシルが2番手に上がり、スズカダブルが3番手。4番手にトーホウガレオン、ラストクオンタムは5番手追走。6番手にサンライズピース、シンゼンイズモが最後方。
3コーナーを回り、セッティングとクファシルの2頭が飛ばし、ガレオン4番手、クオンタムは5番手キープ。イズモがサンピーをかわして6番手に上がった。
4コーナーを回るところで、ペースセッティングが内で逃げ粘り、クファシル2番手、トーホウガレオンとライトクオンタムは大外に持ち出した。逆にサンライズピースは最内に進路を取る。残り200mでセッティング先頭、サンピーがインを突き、クファシル後退。そして大外のクオンタムが残り150mあたりから末脚が伸びて来た!ゴール前でセッティングを捕らえ、1着でゴールイン!ライトクオンタムが差し切り勝ちでデビュー2連勝!

【シンザン記念 全着順】
1着②ライトクオンタム   1分33秒7
2着⑦ペースセッティング   1馬身
3着④トーホウガレオン    1馬身
4着③スズカダブル      クビ差
5着①サンライズピース    1馬身
6着⑥シンゼンイズモ
7着⑤クファシル

【払戻金】
単勝 ② 300円
複勝 ② 180円  ⑦ 250円
枠連 発売無し
馬連 ②-⑦ 970円
馬単 ②-⑦ 1,490円
3連複 ②-④-⑦ 1,290円
3連単 ②-⑦-④ 5,520円
ワイド ②-⑦ 390円  ②-④ 370円  ④-⑦ 420円



2023年最初の日曜重賞は、メンバー紅一点のライトクオンタムが大外を突き抜け、先行し続けたペースセッティングをゴール前差し切って優勝しました。スタートから先頭をひた走ったペースセッティングは1馬身差の2着、3着には4番人気のトーホウガレオンが入線。1番人気だったクファシルは直線で脚が止まり、最下位の7着に終わりました。
デビュー2戦2勝のライトクオンタムは、父・ディープインパクト、母・イルミナント、馬主が有限会社 社台レースホース。鞍上の武豊騎手は、37年連続JRA重賞勝利を達成すると同時に、JRA重賞通算350勝を達成しました。ディープ産駒の最終世代で、弟の幸四郎厩舎の管理馬で決めたのは運命を感じざるを得ません。ちなみに、武兄弟タッグはシンザン記念の後の最終レースでも勝利しています。
昨年11月の新馬戦では、スタート直後から逃げを打ち、ラストの直線では持ったまんまで突き放して2馬身半差の完勝。この日はスタートで出遅れながらも、直線で末脚を伸ばして快勝しました。まるで現役時代のディープインパクトにそっくりでしたなぁ。
シンザン記念を勝った牝馬は、後に大物へと出世するので、クオンタムも大物になりそうな予感がします。桜花賞での2歳女王・リバティアイランドとの一騎打ちが見られると思うとワクワクしかないです!できれば桜花賞でも武豊騎手に乗ってほしい!





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする