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暑すぎてつらい。

Jリーグヤマザキナビスコ杯決勝  鹿島アントラーズがガンバ大阪に圧勝し、6度目の優勝!

2015年10月31日 | soccer

サッカーの「2015 Jリーグヤマザキナビスコカップ」の決勝戦が31日、埼玉スタジアム2002で行われました。今年の決勝戦は、2連覇を目指すガンバ大阪と、大会最多5度の優勝を誇る鹿島アントラーズが激突。両チームは今季リーグ戦で2度対戦し、ガンバが2勝しています。東西の名門同士のぶつかり合いは、一方的な試合展開となりました。



[鹿島アントラーズ]
GK 21 曽ヶ端準
DF 22 西大伍
DF 14 ファン・ソッコ
DF 3 昌子源
DF 16 山本脩斗
MF 20 柴崎岳
MF 40 小笠原満男
MF 25 遠藤康
MF 13 中村充孝
FW 33 金崎夢生
FW 18 赤崎秀平

[ガンバ大阪]
GK 1 東口順昭
DF 14 米倉恒貴
DF 3 西野貴治
DF 5 丹羽大輝
DF 4 藤春廣輝
MF 15 今野泰幸
MF 7 遠藤保仁
MF 13 阿部浩之
MF 39 宇佐美貴史
MF 11 倉田秋
FW 29 パトリック



試合は前半開始から鹿島がペースを握ります。開始1分に金崎が右サイドからシュートを放つと、2分には右CKの流れから小笠原のミドルシュート、セカンドボールを拾った遠藤康がワンツーからシュートを狙うもクロスバーを越えます。4分にはペナルティエリア右の位置で赤崎→ゴール前で小笠原が飛び込んだが、ガンバGK東口が体を張って防いだ。さらに5分、柴崎のスルーパス→ゴール前にいた遠藤康にボールが渡ったが、その前にオフサイド。
さらに攻め込む鹿島は11分、柴崎の縦パス→中村のシュートはゴール右に逸れ、13分には赤崎が左サイドを仕掛けると、マイナスからの折り返しを中村が右足を振り抜いたが、シュートはガンバMF遠藤保が頭でクリアする。
押し込まれているガンバは23分、鹿島のFKをクリアすると、そのままカウンターに持ち込む。自陣でボールを受けた宇佐美がドリブル突破、そのまま左足シュートまで持っていったが、鹿島GK曽ヶ端にキャッチされた。前半30分を経過し、ガンバはDFの西野を下げて、岩下敬輔がピッチに入る。前半で早くも最初の交代枠を使う。
前半40分、鹿島は遠藤康が前線にスルーパスを入れると、赤崎がDFラインの裏へ抜け出し、ガンバGK東口をかわしてシュート。しかし、ゴール前でガンバDF丹羽が間一髪クリア。鹿島、絶好の決定機を外して無得点。前半は両チーム無得点で折り返し。

エンドが変わった後半、ガンバは5分に阿部→遠藤保→倉田と繋ぎ、パトリックがシュートを放ったが、枠を捉えることが出来ません。鹿島も後半8分、右サイドからのFKを金崎が頭で合わせるも、ゴールネットを揺らすことができない。
後半15分、鹿島は左CKのチャンスを獲得。小笠原のセンタリング→ゴール前飛び込んだファンソッコが、ヘディングシュートを決める!前半開始から攻め続けた鹿島、ようやくガンバのゴールをこじ開けて先制点を奪い取りました!
後半20分を経過し、ガンバはに阿部を下げてMF大森晃太郎を投入。対する鹿島も遠藤康→カイオ、中村→鈴木優磨が入る。すると後半28分、左サイドの鈴木が逆サイドのカイオへパスを送り、カイオがグラウンダーでクロスを入れ、ゴール前詰めていた金崎が右足で合わせたが、ガンバGK・東口の好セーブに阻まれる…。東口はシュートを片足でセーブしていた。
鹿島1点リードで迎えた後半39分、再び左CKのチャンスを掴み、小笠原が蹴ったボールを柴崎が頭で繋ぎ、最後は金崎が頭で押し込みゴール!終盤に鹿島が大きな追加点を奪う。さらに後半41分、中盤で小笠原→柴崎が右サイドへスルーパス。カイオが相手DFを振り切ると、GKとの1対1から右足シュートを突き刺して3点目。鹿島アントラーズ、3-0でガンバ大阪に圧勝しました。




今年のナビスコカップFINALは、鹿島アントラーズが終始試合を支配しました。前半は再三ガンバのゴールに襲い掛かるも決めきれませんでしたが、後半にファンソッコ選手の先制弾を皮切りに、金崎選手の追加点、途中出場・カイオ選手のダメ押し弾で3点を奪いました。3得点中2得点は、小笠原選手のセットプレーによるもの。小笠原選手は2アシストを挙げてMVPを獲得しております。鹿島はガンバ相手に公式戦4連敗中でしたが、この試合で連敗がストップしました。これで鹿島はナビスコカップ6度目の優勝。クラブのタイトル獲得数も17個目です。
連覇を逃したガンバ大阪は、GKの東口選手がファインセーブを連発するも、攻撃陣が守護神の頑張りに応えられず。前回MVPのパトリック選手、エース・宇佐美選手も不発。連戦の疲労もあるだろうけど、チャンスも少なくて完敗でした。2年連続3冠の可能性は消滅したものの、まだリーグ戦と天皇杯連覇の可能性が残っています。

「J1リーグ」も終盤に入り、第2ステージも残り2節となりました。現在サンフレッチェ広島が勝ち点34で首位、ナビスコ杯を制した鹿島アントラーズは勝ち点31で2位を追走。ただし、次節の結果次第では広島の優勝が決まるかもしれません。
年間総合順位では、広島と第1ステージ覇者・浦和レッズが勝ち点68で並んでいますが、広島が首位、浦和が2位。既にこの2チームは11月下旬から始まる「明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ」の出場が決まっています。ガンバ大阪は勝ち点60で3位、鹿島は勝ち点53で7位となっています。鹿島がCSに出場するためには、第2ステージ優勝が絶対条件ですが、もはや万事休すだ。ガンバも残り2試合で連勝すればCS出場が決まります。
残留争いの方は、清水エスパルスとモンテディオ山形の降格が決定。昇格1年目の松本山雅FCが勝ち点27で16位、15位・アルビレックス新潟(勝ち点33)との勝ち点差は6だから、次節にも降格が決定となります。
第2ステージ優勝争い、年間総合上位争い、残留争いもいよいよ大詰め。11月7日の第2ステージ第16節で決着はつくのかでしょう?





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SMBC日本シリーズ第5戦  黄金時代到来だ!福岡ソフトバンクホークス、2年連続日本一達成!

2015年10月29日 | HAWKS

「SMBC日本シリーズ 2015」東京ヤクルトスワローズVS福岡ソフトバンクホークスは、4試合を終えてホークスが3勝1敗でリード。第4戦はイデホ選手が4打点と活躍し、投げては攝津投手がヤクルト打線を相手に8個の三振を奪い、6-4で勝利し、2年連続日本一に王手をかけました。神宮球場での最後の試合となる29日の第5戦の先発ピッチャーは、連覇まであと1勝のホークスはスタンリッジ投手、もう負けられないヤクルトは左腕・石川雅規投手に託しました。


両チームのスタメン
   ヤクルト      ソフトバンク   
1(中)上田剛史    (左)川島慶三
2(三)川端慎吾    (二)明石健志
3(二)山田哲人    (中)柳田悠岐
4(一)畠山和洋    (一)李大浩
5(左)バレンティン  (三)松田宣浩
6(遊)今浪隆博    (右)中村晃
7(右)雄平      (遊)今宮健太
8(捕)中村悠平    (捕)鶴岡慎也
9(投)石川雅規    (投)スタンリッジ

ヤクルトは前日2安打のバレンティンを5番に上げ、不振の雄平が7番に下がりました。対するソフトバンクは、左対策として川島を1番に起用。鶴岡が8番捕手でスタメン入りしました。



1回、ホークスは1番・川島がヤクルト先発・石川の3球目をセンター前に弾き返すと、俊足飛ばして2塁を陥れる。いきなり得点圏に走者を置いたが、後続が次々と倒れて無得点。
ホークス先発・スタンリッジは、初回に上位打線を3者凡退に抑える好スタート。続く2回、バレンティンと雄平にヒットを打たれ、2死1,3塁のピンチを背負いますが、中村悠平を2塁ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けます。3回は1死から上田に四球を与え、川端にはセンター前ヒットを許し、またもランナー2人背負う。しかし、3番・山田を空振り三振に切って取ると、4番・畠山を遊撃フライに退け、この回もピンチを凌ぎます。
0-0と両チーム無得点で迎えた4回、なかなか石川を打ち崩せないホークスは、攻撃前に円陣を組む。するとその効果が表れます。先頭の明石がレフト線への2塁打を放つ。続く柳田は内野ゴロ→2塁走者・明石は3塁進塁。1死3塁と一打先制の場面で、4番・イデホが石川の4球目のカットボールをジャストミート!打球はレフトポール際へ高く舞い上がり、そのままスタンドへと吸い込まれた!イデホが試合の均衡を破る2ラン本塁打を放ったが、ヤクルト・真中満監督がビデオ判定を要求。7分間にわたる審議の結果、ホームランと認定。ホークスが4回に2点先制!
さらに5回、先頭の今宮が2塁打、1死からスタンリッジが四球を選び、1番・川島の3塁ゴロ→三塁手・川端が弾いてしまう(記録はエラー)。1死満塁と追加点のチャンスを作り、明石がヤクルト2番手・石山泰稚の7球目を捉え、レフト前タイムリーヒットで1点追加。なおも満塁で柳田の1塁ゴロの間にもう1点奪い、この回2得点。4-0と日本一に大きく前進。
援護を貰ったスタンリッジは、5回までヤクルト打線を無失点に抑え、6回は1死から畠山に四球を与えるも、バレンティンを3塁ゴロ併殺打に打ち取り、この回も無得点。スタンリッジは6回無失点の好投でマウンドを降りました。
ホークスは終盤から継投に入り、7回は2番手・森唯斗が下位打線を抑え、8回は3番手・バリオスが川端に四球を与えるも、3番・山田をレフトフライに打ち取り2アウト。そして4番・畠山をストレートで見逃し三振を奪いガッツポーズ!
4点リードの9回、ホークスは先頭打者・本多雄一(バリオスの代打)がヤクルト5番手・バーネットの初球を叩いてセンター前ヒット。続く川島代打・福田秀平が送りバントで繋ぎ、2死3塁で柳田がバーネットの初球ストレートを振り抜き、詰まりながらもセンター前に落ちるタイムリーヒット。柳田が最後の最後にヒットを放ち、ホークスに5点目が入った。
そして9回裏、5点リードながら守護神・サファテが登板。まずバレンティンを投手ゴロに打ち取ると、今浪を遊撃ゴロに抑え2アウト。そして雄平を空振り三振に仕留めてゲームセット!ホークスが5-0で快勝し、日本シリーズ連覇を決めました!




◇SMBC日本シリーズ 2015年10月29日 (木)
ヤクルト-ソフトバンク第5戦
(ソフトバンク4勝1敗、神宮、31,239人)   
SH 000 220 001-5 
YS 000 000 000-0 
▽勝 [ソ]スタンリッジ1試合1勝 
▽敗 [ヤ]石川2試合2敗     
▽本塁打 [ソ]李大浩2号(4回表2ラン)


福岡ソフトバンクホークス、2年連続日本シリーズ制覇!キャプテン・内川聖一選手が肋骨骨折で離脱してしまいましたが、内川不在でも磐石の強さを見せ、セリーグ王者・東京ヤクルトスワローズに4勝1敗で下しました!ホークスの日本一は今回で7度目、福岡移転後は5度目、ソフトバンクになってからは3回目。そして球団史上初めての2年連続日本一です。今年のホークスはヤバいというくらい強かったです!それに関東地区で日本一を決め、神宮球場で工藤公康監督の胴上げが見られたことも、関東在住のホークスファンとして嬉しいです。ホークスファンになってよかったなあ…。

さて、第5戦ですが、先発のスタンリッジ投手が2回と3回のピンチを凌ぎ、4回にイデホ選手の2ラン本塁打で2点を先取し、5回には1死満塁から明石選手のタイムリーなど2点追加。9回は柳田選手がダメ押しのタイムリーヒットを放ちました。投げてはスタンリッジ→森唯斗→バリオス→サファテの投手リレーでヤクルト打線を完封しました。
先発のスタンリッジ投手は、6回まで82球を投げ、被安打4・2奪三振・2四死球・無失点。久しぶりの実戦での登板でしたが、打たせて取るピッチングで相手を寄せ付けませんでした。2回と3回のピンチの場面は、失点されるんじゃないかと思いましたが、よくゼロに抑えましたね。2つの三振はいずれも山田選手から奪ったものでした。スタンリッジ投手は2度目の日本シリーズ出場で初勝利です。
打線の方はチーム全体で10安打。4回に先制の2ラン本塁打を放ったイデホ選手は、今シリーズ2本塁打・8打点・打率.500の大活躍で文句なしのMVP獲得。韓国人選手の日本シリーズMVPは史上初です。ホームランのシーンは、明らかにポールを巻いていました。あれがファウルと判定されていたら、大ブーイングでしょう。内川選手の代役で4番を務め、寝違えによる首の痛みを抱えながらも、しっかりと結果を残したのは素晴らしいです。
他の選手では、2番の明石選手は3安打の猛打賞。4回の第2打席で先制の口火を切る2塁打を放つと、5回の第3打席では1死満塁からレフト前へのタイムリーヒット。初戦で左中間へのタイムリー2塁打、第3戦でセンターへのホームランを放っており、5試合で3打点を挙げ、打率も.438の好成績を残しました。9柳田選手はこの試合2打点を挙げ、9回にはヤクルトの守護神・バーネット投手からダメ押しの一打。シリーズ全体を通して不振だったけど、最後に「トリプルスリー打者」の意地を見せてくれました。次の日本シリーズこそホームランを打ってほしいものです。

敗れたヤクルトについてですが、全5試合で先発ピッチャーが5回持たず。石川投手はまたも4回に失点を喫し、スタンリッジ投手に四球を与えてしまい無念の降板。強力打線もホークス投手陣の前に沈黙し、第3戦で3打席連続アーチを放った山田哲人選手も、その後は2試合連続でノーヒットに終わりました。それでも山田選手は敢闘選手賞を受賞。トリプルスリー対決では柳田選手に圧倒したと思います。

工藤監督新体制でパリーグ連覇、2年連続日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークス。交流戦1位、レギュラーシーズンでぶっちぎりの圧勝、クライマックスシリーズでも千葉ロッテを相手に3連勝。日本シリーズも完勝しちゃいました。ホークスファンにとって今年は最高の1年になりました。工藤監督、ホークスを連覇に導いてくれてありがとうございます!海外FA権を持っている松田選手、来年いやこれからもホークスに残ってくれるよね?2016年もまた福岡ソフトバンクホークスが日本一になることを願っています。

日本プロ野球の2015年シーズンは幕を閉じましたが、11月は侍ジャパンが「世界野球プレミア12」に挑みます。韓国・アメリカ・ドミニカ共和国・メキシコ・ベネズエラと強敵揃いですが、初代王者を目指して頑張ってほしいと思います。ホークスからは柳田選手、松田選手、武田投手が出場予定。内川選手は骨折の影響でプレミア12絶望的かも。「侍ジャパン」でも熱男全開でチームの勝利に貢献できるように頑張ってください!




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SMBC日本シリーズ第4戦  ホークスが逃げ切り、2年連続日本一に王手!

2015年10月28日 | HAWKS

「2015 SMBC日本シリーズ」東京ヤクルトスワローズVS福岡ソフトバンクホークスは、27日からヤクルトの本拠地・神宮球場での試合がスタート。27日の第3戦は、両チーム合計6本のホームランが乱れ飛んだ試合となり、セリーグ本塁打王・山田哲人選手が3打席連続本塁打を放ち、8-4でヤクルトが初勝利を挙げました。ホークス2勝1敗で迎える28日・第4戦、打線復活のヤクルトがタイに持ち込むか?それともホークスが王手をかけるのか?



両チームのスタメン
   ヤクルト      ソフトバンク   
1(中)上田剛史    (右)福田秀平
2(三)川端慎吾    (二)明石健志
3(二)山田哲人    (中)柳田悠岐
4(一)畠山和洋    (一)李大浩
5(右)雄平      (三)松田宣浩
6(左)バレンティン  (左)中村晃
7(遊)今浪隆博    (遊)今宮健太
8(捕)中村悠平    (捕)細川亨
9(投)館山昌平    (投)攝津正

第4戦の先発ピッチャーは、ヤクルトは右肘手術から復活を遂げた館山昌平、ホークスはこれが今季ポストシーズン初登板の攝津正。ホークスは高谷に代えて細川がスタメンマスクを被りました。


この試合で王手をかけたいホークスは1回、1死1,2塁と先制のチャンスを作ると、4番・イデホがヤクルト先発・館山の3球目を捉え、打球は三塁強襲→レフト前に転がる。これを見て2塁走者・明石が生還。イデホのタイムリーヒットで1点を先制します。
さらに3回、先頭の福田のヒット、明石と柳田の連続四球で無死満塁となり、前の打席で先制打を放ったイデホが、館山のストレートを弾き返し、左中間を破るタイムリー2塁打!これが走者一掃となり、3点を追加。打ったイデホは2塁でガッツポーズ。この後、中村晃がエラーで出塁し、2死1,2塁で細川が3塁線を破るタイムリーヒット。2塁走者・イデホが生還し、1塁走者・中村も本塁を狙うもあえなく憤死。しかし、この回4点を加え、5-0とリードを拡げ、ヤクルト先発・館山をノックアウトしました。
ホークス先発・攝津は、2回までヤクルト打線をゼロに抑え、3回に四球と2本のヒットで2アウト満塁のピンチを招きますが、雄平を空振り三振に仕留めてピンチ脱出。しかし4回、バレンティンと今浪に連打を浴び、無死1,3塁から中村悠平の2塁ゴロ併殺崩れの間に1点を返されます。
5-1とホークス4点リードで迎えた6回、ホークスは1死走者無しで細川がヤクルト3番手・松岡健一の4球目を振り抜き、左中間スタンドへのソロ本塁打!ホークスに6点目が入ります。
しかしその裏、攝津が2本のヒットと四球で無死満塁のピンチを作る。ここでホークスは攝津に代えて森唯斗にチェンジ。森は代打・田中浩康を三球三振に仕留めて1死を取りますが、1番・上田にフルカウントからレフトへの2点タイムリー2塁打を打たれると、川端の遊撃ゴロの間にもう1点を許す。なおも2死3塁と一発が出れば同点という場面で、3番・山田との勝負を迎えます。しかし、ここは3塁ゴロに打ち取り3アウト。それでもヤクルトが3点を返し、6-4とホークスのリードは2点差に変わった。
終盤に入り、ホークスは7回から千賀滉大が3番手で登板し、2イニング連続で3者凡退に抑える好投。そして9回、守護神・サファテがマウンドに上がり、川端の内野安打、畠山の四球でランナーを2人背負う。本塁打が出ればサヨナラ負けという場面でしたが、雄平を空振り三振に仕留めてゲームセット!6-4でホークスが逃げ切り、今シリーズ3勝目を挙げました。


SMBC日本シリーズ 2015年10月28日 (水)
ヤクルトVSソフトバンク 第4戦
(ソフトバンク3勝1敗、神宮、31,238人)
SH 104 001 000  6
YS 000 103 000  4
勝利投手 [ソ] 攝津(1勝0敗)
敗戦投手 [ヤ] 館山(0勝1敗)
セーブ  [ソ] サファテ(1S)
本塁打  [ソ] 細川 1号(6回表ソロ)


神宮決戦第2ラウンドは、最後まで手に汗を握るような試合展開となりました。ホークスがイデホ選手の2打席連続タイムリーなどで3回までに5点を奪い、ヤクルト先発・館山投手を攻略。しかし、ヤクルトが6回に3点を返し、9回にサヨナラのチャンスを作りましたが、ホークスが2点差を守り切りました。これで対戦成績もホークスの3勝1敗となり、2年連続日本一に王手をかけました!29日の第5戦にも、工藤監督の3度目の胴上げが見られるかもしれません!
勝ち投手となった先発の攝津投手は、6回途中(5回0/3)まで投げて被安打7・8奪三振・3四死球・4失点。初回からランナーを出しましたが、3回の満塁のピンチを無失点に抑え、4回には無死1,3塁のピンチを最小失点で切り抜けました。5回までは毎回奪三振を記録し、前日の試合で3本塁打を放った山田選手から見逃し三振を2つ奪い、畠山選手からも2奪三振。3回に雄平投手を三振に仕留めた時は、攝津投手にしては珍しいガッツポーズまで出ました。よほどこの試合に懸けていたんだなあと思いました。
エース・攝津投手も頑張りましたが、7回から3番手で登板した千賀投手が2イニングをパーフェクトに抑える好リリーフ。前日に山田選手に逆転2ラン本塁打を浴びてしまい、敗戦投手となりましたが、一夜明けてヤクルト相手にリベンジを果たしました。
打線の方はチーム全体で6安打。この日は4番・イデホ選手が3安打4打点の大活躍。第1打席にレフト前への先制タイムリーヒット、3回の2打席目では、無死満塁から走者一掃のタイムリー2塁打。第4打席にはショートへの内野安打を打ち、今シリーズ2度目の猛打賞。ここまで4試合を終えて、1本塁打・6打点・打率.538と絶好調。シリーズMVPに最も近いでしょう。
他の選手では、スタメンマスクを被った細川選手が3回にタイムリー2塁打、6回にはソロ本塁打を放ち、2安打2打点。打撃で結果を出したから、第5戦も先発起用あるでしょう。1番・福田選手はこの試合3度出塁し、3回の第2打席ではレフト前ヒットを放ち、4試合連続安打をマークしています。
ホークス王手で迎える29日の第5戦、ヤクルト・石川雅規VSソフトバンク・スタンリッジの先発で行われます。シリーズ2度目の登板になるだろう石川投手は、前回の登板では3回までホークス打線を無失点に抑えるも、4回に6連打を浴びて3失点を喫しました。対するスタンリッジ投手は、5月の交流戦でヤクルトと対戦していますが、7回途中5失点で敗戦投手になっています。ホークスがこのまま日本一を決めるのか?窮地に追い込まれたヤクルトが待ったをかけるのか?神宮決戦最終ラウンドも目が離せない。





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SMBC日本シリーズ第2戦  ホークスがヤクルトに完封勝ち!地元・福岡で連勝し、いざ神宮決戦へ!

2015年10月26日 | HAWKS

24日に始まった福岡ソフトバンクホークスVS東京ヤクルトスワローズの「2015 SMBC日本シリーズ」。第1戦は4-2でヤクルトを下し、2年連続日本一へ好スタートを切りました。打っては4回に松田宣浩選手のホームランなど6連打が生まれ、投げては先発の武田翔太投手が9回完投勝利を収めました。25日の第2戦は、ソフトバンク・バンデンハークVSヤクルト・小川泰弘の先発でスタート。ホークスが地元で連勝か、それともヤクルトが前夜の雪辱となったのか?



両チームのスタメン
  ソフトバンク       東京ヤクルト
1(右)福田秀平      (中)上田剛史
2(二)明石健志      (三)川端慎吾
3(中)柳田悠岐      (二)山田哲人
4(一)李大浩       (一)畠山和洋
5(三)松田宣浩      (右)雄平
6(指)長谷川勇也     (指)バレンティン
7(左)中村晃       (遊)今浪隆博
8(遊)今宮健太      (捕)中村悠平
9(捕)谷裕亮      (左)比屋根渉
 (投)バンデンハーク   (投)石川雅規

ホークスは1番に福田が入り、長谷川が6番DHでスタメン入り。一方のヤクルトは上田を1番に起用しました。



1回、ヤクルトは先頭の上田がホークス先発・バンデンハークのストレートを叩き、レフト前ヒットで出塁。すかさず2塁への盗塁を試みますが、キャッチャー・高谷の強肩に阻まれて盗塁失敗。川端はファウルで粘りながらも投手ゴロ、山田は捕手ファウルフライに倒れ、初回は3人で終わりました。
対するホークスのその裏の攻撃では、先頭の福田がライト前ヒットを放つと、2番・明石の場面で二盗を成功させます。明石が四球を選び、無死1,2塁で柳田に打席が回るも、遊撃ゴロ→福田が3塁封殺。続くイデホが三振に倒れたが、ダブルスチールで2死2,3塁とチャンスを拡げたが、松田がレフトフライに打ち取られて2者残塁に終わりました。
バンデンハークは2回にヤクルト4番・畠山をスライダーで見逃し三振に切って取ると、雄平とバレンティンからも三振を奪い、3者連続三振の快投。3回も下位打線を相手に3者凡退に抑え、4回は2アウトから山田にヒットと盗塁を許し、2死2塁と得点圏に走者を背負ったものの、畠山を空振り三振に仕留め、ゼロに抑えました。
1点が欲しいホークスですが、ヤクルト先発・小川の前に3回まで無得点に抑えられますが、4回に先頭の柳田が四球を選ぶと、4番・イデホが小川の初球カーブを狙い打ち!レフトポール際への大きな当たりは、そのまま切れることなくスタンドイン!イデホの2ラン本塁打でホークス2点を先取!
追加点がほしいホークスは、5回に高谷と明石のヒット、柳田の四球で1死満塁と絶好のチャンスを掴みます。しかし、イデホがヤクルト2番手・秋吉亮の前に空振り三振を喫すると、松田も三振に倒れて3者残塁…。6回、1死走者無しで中村晃が秋吉の2球目のストレートを強振し、ライトへの鋭い打球は、ホームランテラスへと突き刺さるソロ本塁打!中村の一発でホークスに欲しかった追加点が入ると、なおも1死1,2塁の場面で1番・福田がバットを折りながらもライト前に落ちるタイムリーヒットを放ち1点追加。この回2点を挙げ、4-0とします。
4点の援護を貰ったバンデンハークは、7回にヤクルトのクリーンナップトリオを7球で片付けると、8回も3人で退け、8回無失点で降板。そして9回は守護神・サファテが2つの三振を奪い試合終了。ホークスが4-0で快勝しました。


◇SMBC日本シリーズ ソフトバンク-ヤクルト第2戦
(ソフトバンク2勝、ヤフオクドーム、35,764人)
YS 000 000 000-0 
SH 000 202 00×-4 
▽勝 バンデンハーク 1試合1勝
▽敗 小川 1試合1敗     
▽本塁打 [ソ]李大浩 1号(4回裏2ラン) 、中村晃 1号(6回裏ソロ) 


日本シリーズ第2戦も、序盤は投手戦で進み、4回にホークスがホームランで先制点を取り、6回にも2点を追加。投げてはバンデンハーク投手とサファテ投手の外国人コンビが、ヤクルト打線をわずか3安打に抑える完封リレー。4-0の逃げ切り勝ちを収め、初戦に続いての連勝を飾りました。これでホークスは今季ポストシーズンで無傷の5連勝(CS3勝+日シリ2勝)。昨年の日本シリーズを含めると9連勝です。このままだと工藤監督の日本シリーズ全勝宣言が現実のものになるかもしれない。マジでやっべえぞ。
先発のバンデンハーク投手は、8回まで109球を投げ、被安打3・7奪三振・無四球・無失点。初回にいきなり先頭打者にヒットを許しながらも0点で切り抜け、2回には3者連続で三振を奪い、その後もヤクルト打線を捻じ伏せました。ピンチはこれと言って無く、3塁すら踏ませない見事なピッチング。レギュラーシーズンは9勝0敗、CSでも白星を挙げ、初登板の日本シリーズでも勝ち投手となり、これで11連勝達成。それなのに11月から始まる「WBSC世界野球プレミア12」のオランダ代表のメンバーに入っていません。選ばれていたらエース格なのに…。
打線の方はチーム全体で8安打。1番に起用された福田選手は、2安打・1打点・1盗塁。6回の第4打席でライト前へのタイムリーヒットを放ちました。初戦も途中出場ながらヒットを打っており、2試合で3安打です。4回に試合の均衡を破る2ラン本塁打を放ったイデホ選手、小川投手のカーブを完璧に捉え、滞空時間の長い一発でした。6回に貴重な追加点となるソロ本塁打を放った中村選手は、日本シリーズ2年連続ホームラン。昨年は阪神の守護神・オスンファン投手からサヨナラ3ラン本塁打、今年は弾丸ライナーでの一発でした。


日本シリーズは2試合が終わり、福岡ソフトバンクホークスが投打共にヤクルトを圧倒。武田投手とバンデンハーク投手が試合を作り、打線の方も初戦に先発全員安打、2戦目もホームランが2本も生まれました。アウェーで連敗したヤクルトは、強力打線が売りなのに、2試合で2点しか挙げられず。山田選手にようやくヒットが出たものの、バレンティンが2試合連続ノーヒットと苦しんでいます。
27日からは舞台をヤクルトの本拠地・神宮球場に移して行われます。27日の第3戦の先発予想は、ソフトバンクが中田賢一投手、ヤクルトは右肘手術から復活を遂げた館山昌平投手が登板します。ホークスはこの後、第4戦に攝津正投手、第5戦にスタンリッジ投手が投げる予定。ヤクルトは4戦目・杉浦稔大投手、5戦目に石川雅規投手が登板すると思われます。福岡での2連戦はホークスが総合力の高さを見せ付けて連勝したけど、神宮決戦では派手な打ち合いが1試合くらいあるはず…。





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最後の1冠を手にしたのはキタサンブラック!北島三郎の「まつり」ライブも実現だ!

2015年10月25日 | 競馬

3歳牡馬クラシックの最終戦・第76回菊花賞(GⅠ・芝3000m 18頭立て)が25日、京都競馬場で行われました。今年の菊花賞は2冠馬・ドゥラメンテが不在、例年以上の混戦模様。神戸新聞杯を勝った⑰リアファル、ダービー2着②サトノラーゼン、最後の1冠奪取に燃える⑪リアルスティール、セントライト記念を制した④キタサンブラック、2連勝中の上がり馬⑦スティーグリッツ、他にも③タンタアレグリア、⑤ベルーフ、⑧ミュゼエイリアン、⑩ブライトエンブレム、⑫ワンダーアツレッタ、⑧ミュゼエイリアンなどが参戦しました。



単勝の人気は、リアファルが3.1倍で1番人気、リアルスティールが4.3倍で2番人気、サトノラーゼン3番人気(5.9倍)。4番人気以降はスティーグリッツ、キタサンブラック、タンタアレグリア、ベルーフ、ブライトエンブレムと続きました。
スタートで、スティーグリッツがゲート扉が開いたのと立ち上がってしまい、大きく出遅れる。1周目の外回り3コーナーに向かっての先行争いで、好ダッシュを見せた⑥レッドソロモンが行くかと思いきや、リアファルと⑱スピリッツミノルの8枠2頭が競り合い、最終的にはスピリッツミノルが先手を取り、リアファルは2番手に控える。ミュゼエイリアンが3番手、レッドソロモン4番手。キタサンブラックは5番手、リアルスティールは6番手、サトノラーゼンは8番手から。タンタアレグリアは中団の9番手、ベルーフ13番手、ブライトエンブレムは15番手、スティーグリッツはしんがり追走。
正面スタンド前に入り、スピリッツミノル先頭、リアファル2番手は変わらず。キタサンブラック・リアルスティール・サトノラーゼン・タンタアレグリア・⑨アルバートドックが5~番手で固まっている。ベルーフは中団の後ろを追走。18頭縦長の状態でスタンド前を通過し、1コーナーを回ったところでペースが落ち着いた。
2コーナーから2周目の向正面に差し掛かり、スピリッツが単独先頭、リアファル2番手、ミュゼエイリアン3番手追走。すると後続からアルバートと⑯タガノエスプレッソが先団に押し上げ、先頭集団に加わり、今度はエイリアンが先頭。6番手集団のリアスティ・ソロモン・キタブラも先団に追いつく。中団の9番手にアレグリア、10番手グループは⑬マサハヤドリーム、ベルーフ、⑭マッサビエルの3頭が固まり、ラーゼンは13番手までポジションを下げた。その後は⑮ジュンツバサ、ブラエン、ワンダーアツレッタ16番手、スティグリ17番手、①ミコラソンポツンとしんがり。
2度目の3コーナーに差し掛かり、エイリアン先頭、エスプレッソが2番手、リアファルは3番手集団の一角。リアスティとキタブラは馬群の中、ラーゼンは後方馬群、スティグリは大外に出した。
4コーナーから最後の直線コースに入り、ミュゼエイリアンが先頭をキープし、キタサンブラックが最内から追い上げる。ゴール残り200mでリアファルが先頭に立つが、キタブラがインを突く。さらに外からリアルスティールとタンタアレグリアも襲い掛かる!ラスト100mを切り、キタサンブラックが前に出るが、外からリアルスティールが差を詰め、最後はほぼ2頭並んでゴールしたが、わずかにキタサンブラックが先着!リアファルはゴール前沈んで3着で入線…。



菊花賞 全着順&払戻金
1着④キタサンブラック  3分3秒9
2着⑪リアルスティール   クビ
3着⑰リアファル      1/2馬身
4着③タンタアレグリア  1馬身1/4
5着②サトノラーゼン   1馬身1/4
6着⑤ベルーフ       1/2馬身
7着⑩ブライトエンブレム  クビ
8着⑧ミュゼエイリアン  1馬身3/4
9着⑭マッサビエル     クビ
10着⑮ジュンツバサ     クビ
11着⑦スティーグリッツ  1馬身1/2
12着⑨アルバートドック   3/4馬身
13着⑯タガノエスプレッソ  アタマ
14着⑫ワンダーアツレッタ  3馬身
15着⑱スピリッツミノル  1馬身3/4
16着①ミコラソン     2馬身1/2
17着⑥レッドソロモン   1馬身1/2
18着⑬マサハヤドリーム   4馬身

単勝 ④ 1,340円
複勝 ④ 370円 ⑪ 170円 ⑰ 160円
枠連 [2]-[6] 1,430円
馬連 ④-⑪ 3,870円
馬単 ④-⑪ 9,960円
ワイド ④-⑪ 1,300円  ④-⑰ 1,320円  ⑪-⑰ 430円
3連複 ④-⑪-⑦ 4,640円
3連単 ④-⑪-⑦ 38,880円


最後の1冠を巡る戦いは、途中前が激しく入れ替わる場面がありましたが、最後は5番人気のキタサンブラックがゴール前で抜け出して優勝しました。2番人気のリアルスティールがクビ差の2着、1番人気のリアファルが3着に入りました。3番人気のサトノラーゼンは5着、4番人気のスティーグリッツはスタートの出遅れが大きく響いて11着に終わりました。
優勝したキタサンブラックは、前走のセントライト記念に続いての連勝で、重賞3勝目。通算成績もこれで7戦5勝となりました。セントライト記念の勝ち馬が菊花賞馬になったのは、1984年のシンボリルドルフ以来31年ぶりだそうです。鞍上の北村宏司騎手は菊花賞初勝利で、昨年の秋の天皇賞以来となるJRA・GⅠ通算3勝目。管理する清水久詞調教師は開業7年目でGⅠ初勝利、菊花賞は初挑戦で初制覇となりました。そして、オーナーの北島三郎さんは、馬主デビュー50年目で悲願のGⅠ勝利を成し遂げました。レース後の表彰式では、常々公言していた「GⅠを勝ったら『まつり』を歌う」という公約を実現させました。また、キタブラの父・ブラックタイド産駒もGⅠ初勝利です。
キタサンブラックは1800~2200mの中距離クラスでは結果を残しているけど、2400m以上の距離は無理なんじゃないかと思いました。しかし、序盤から中団の位置につけ、直線では内ラチ沿いを上手く突き、リアファルとの叩き合いから抜け出すと、リアルスティールの追撃を振り切って見せました。距離不安を乗り越えたというのもあるけど、北村騎手の好騎乗が冴え渡りましたね。「サブちゃんの馬」という理由から話題先行のイメージがあったけど、GⅠを勝ったことで見方が大きく変わりそうです。


来週・11月1日は、東京競馬場で秋の中距離王決定戦・第152回天皇賞・秋が行われます。京都大賞典をを快勝したラブリーデイ、毎日王冠で逃げ切り勝ちを果たしたエイシンヒカリ、昨年の秋天覇者・スピルバーグ、復活を目指すイスラボニータ、サマー2000シリーズ覇者・ダービーフィズ、毎日王冠2着・ディサイファ、メンバー紅一点・ショウナンパンドラ、悩めるダービー馬・ワンアンドオンリー、3歳馬・サトノクラウン、秋天断念と言いながらも登録しちゃったアンビシャス、アドマイヤデウス、ヴァンセンヌなどが出走を予定しています。好メンバーが揃うから、面白くて白熱しそうなレースになりそうだ。




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2015 SMBC日本シリーズ第1戦  ホークスが投打でヤクルトを圧倒!2年連続日本一へ白星発進!

2015年10月24日 | HAWKS

プロ野球の日本一を決める「2015 SMBC日本シリーズ」が24日に開幕。今年の対戦カードは、2年連続日本一を狙う福岡ソフトバンクホークスと、14年ぶりの日本シリーズ出場となる東京ヤクルトスワローズが激突。強力打線と磐石の中継ぎ陣を擁する両チームなだけに、第7戦まで縺れ込む可能性もあります。ホークスの本拠地・福岡ヤフオクドームで行われた24日の第1戦、先に白星を挙げたのはどちらなのか?



両チームのスタメン
  ソフトバンク    東京ヤクルト
1(左)川島慶三   (左)比屋根渉
2(二)明石健志   (三)川端慎吾
3(中)柳田悠岐   (二)山田哲人
4(指)李大浩    (一)畠山和洋
5(三)松田宣浩   (右)雄平
6(右)中村晃    (指)バレンティン
7(一)吉村裕基   (遊)大引啓次
8(遊)今宮健太   (中)上田剛史
9(捕)谷裕亮   (捕)中村悠平
 (投)武田翔太   (投)石川雅規

決戦前にホークスに緊急事態発生。レギュラーシーズン開幕時から不動の4番を務めていた内川聖一選手が、左第7,8肋骨骨折により欠場決定。内川を欠いたホークスは、昨季途中にヤクルトから移籍した川島が1番レフトに入り、イデホが4番に座り、松田が5番、中村晃が6番に座ることに。第1戦の先発ピッチャーは、ソフトバンクは今季13勝を挙げた武田翔太、ヤクルトは左のエース・石川雅規が登板しました。


1回、ホークス先発・武田が1死から川端にセンター前ヒットを浴びると、2死後に4番・畠山にライト前ヒットを打たれ、2死1,3塁のピンチを招きます。しかし、雄平を2塁ゴロに打ち取り、立ち上がりのピンチを0点に抑えます。
ホークスはその裏、川島と明石の1,2番が倒れて2死となった後、柳田がヤクルト先発・石川からレフト前ヒット、続くイデホがライト線への2塁打を放つ。さらに松田が四球を選び、2死満塁と先制のチャンスを作ったんですが、中村晃が遊撃ゴロに倒れて3者残塁。先制点を奪うことができません。
初回にヒット2本を許した武田は、2回は10球で3者凡退に抑えると、3回は1番・比屋根に四球を与えますが、川端を2塁ゴロ併殺打に仕留めます。4回、この回の先頭打者・山田に高めのスライダー右中間へ弾き返され、打球は大きく伸びてホームランかと思われたが、中堅手・柳田がフェンス手前でキャッチ。その後、畠山を三振に切り取ると、雄平もレフトフライに退け、ヤクルトのクリーンナップを3者凡退に封じました。
ホークス打線は2回と3回もヤクルト・石川の前に無得点。4回裏、イデホが倒れて1死の後、松田が石川の4球目のシンカーを振り抜く!左中間への大きな打球は、スタンドへと吸い込まれた!松田のソロホームランでホークスがまず1点を先制!
ようやく石川を打ち砕いたホークス打線は、中村晃のレフト前ヒット、吉村の3塁内野安打で1,2塁の後、今宮がセンター前ヒット。2塁から中村晃が本塁を突いたが、ヤクルト中堅手・上田の好返球&キャッチャー・中村悠のブロックに阻まれて本塁アウト。キャッチャーがボールをこぼすシーンがあったが、判定は覆らず。2死1,3塁に変わり、9番・高谷が低めの球を叩き、3塁への当たり損ねの打球はそのままフェアゾーンに残り内野安打。3塁走者・吉村が生還し、ホークスがラッキーな形で追加点を奪う。なおもランナー2人置いて、1番・川島がセンター前へのタイムリーヒットを放ち3点目!松田の先制弾から打線が繋がったホークス、6連打で3点を奪い、ヤクルト先発・石川をノックアウトしました。
さらに追加点が欲しいホークスは6回、先頭の今宮がレフト前ヒットで出塁、続く高谷が送りバントでつなぎます。川島三振で2死後、2番・明石がヤクルト3番手・中澤雅人からレフトオーバーのタイムリー2塁打。これで4-0とヤクルトを突き放します。7回には2死から代打・長谷川勇也の内野安打、今宮の死球で満塁のチャンスを得るも、高谷が倒れて無得点に終わりました。
武田は中盤以降もヤクルト打線を寄せ付けず。5,6,7回も3者凡退に抑え、2回から7回までノーヒットに抑えます。8回、1死から大引に2塁への内野安打を許しますが、後続を打ち取り得点を与えず。8回まで投げて無失点の快投。
9回、完封をかけてマウンドに上がる。1死から味方のエラーでランナーを背負ったが、山田をライトフライに打ち取り2アウト。完封まであと1人。しかし、4番・畠山にストレートを打ち返され、レフトホームランテラスへの2ラン本塁打を浴びてしまう…。最後の最後に2点を失い完封を逃した武田だったが、次の雄平を2塁ゴロに打ち取りゲームセット。日本シリーズ第1戦は、ホークスが4-2で勝利しました。



SMBC日本シリーズ 2015年10月24日 (土)
ソフトバンクVSヤクルト 第1戦
(ソフトバンク1勝 ◇ヤフオクドーム◇観衆35,732人)
YS 000 000 002  2
SH 000 301 00X  4
勝利投手 [ソ] 武田(1勝)
敗戦投手 [ヤ] 石川(1敗)
本塁打 [ヤ] 畠山 1号(9回表2ラン)
    [ソ] 松田 1号(4回裏ソロ)


日本シリーズ初戦は、武田投手と石川投手が3回まで無失点に抑えていたので、投手戦になるのかなと思われました。しかし、4回にホークスが松田選手の先制ソロホームランなど6連打で3点を挙げると、6回には明石選手のタイムリー2塁打が飛び出しました。ホークスはこの試合、ヤクルト投手陣から15本のヒットを放ち、先発全員安打をマークしました。投げては武田投手が9回2失点の完投勝ちを収めました。投打でヤクルトを上回ったホークス、日本シリーズ連覇へ上々のスタートを切りました。キャプテン内川選手が不在でも、やっぱりホークスは強いです。このあとの試合も、内川選手の分まで頑張ってほしいです!
先発の武田投手は、9回まで120球を投げ、被安打4・1奪三振・1四死球・2失点という内容。初回に2本のヒットを浴びながらもゼロに抑え、2回以降は強力なストレートと落ちるカーブを武器に強力ヤクルト打線を翻弄し、打たせて取るピッチングで凡打の山を築きました。要注意人物の山田選手とバレンティン選手を無安打に抑えたのはよかったけど、畠山選手に完封目前のところで一発を貰ったのは正直もったいなかったなあ。クライマックスシリーズでは5回途中で降板し、先発の役目を果たせませんでしたが、この日はエースの風格を漂わせる快投でした。武田投手は昨年の日シリでも勝ち投手となり、2年連続での白星ゲットです。
先発全員安打で15安打の打線は、ヒーローに選ばれた松田選手が本塁打を含む2安打1打点、イデホ選手は3安打の猛打賞。松田選手はCSでは3試合でヒット1本しか打てませんでしたが、この初戦でチームに勢いをもたらす一打を放ちました。ちなみに松田選手、日本シリーズは今回で3度目の出場ですが、ホームランを打ったのは初めてです。今宮選手は打っては2安打、守備でも3回にファインプレーが2度もありました。古巣相手に燃えていた川島選手もタイムリーヒットを放ち、内川選手の穴を埋める活躍をみせました。

ホークス先勝で迎える25日の第2戦、先発予想はソフトバンクが「無敗男」のバンデンハーク投手、ヤクルトは「和製ライアン」こと小川泰弘投手が登板すると思われます。バンデンハーク投手はヤクルトとは初対戦、本拠地・ヤフオクドームでは7戦5勝(CS含む)と相性抜群。ホークス打線は5月の交流戦で小川投手と一度対戦し、4本塁打・7得点で小川投手をKOしております。ホーム・ヤフオクドームで連勝して、良い形でアウェー・神宮球場での3連戦を迎えられることを期待したい。




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プロ野球ドラフト会議2015  ホークスが高橋純平を引き当てる!

2015年10月22日 | Sports

プロ野球のドラフト会議が22日、東京のグランドプリンスホテル新高輪で行われました。毎年多くのドラマを生んできたドラフト会議、今年は高校№1右腕の呼び声が高かった高橋純平投手(県立岐阜商)、驚異の身体能力で甲子園を湧かせたオコエ瑠偉選手(関東第一高校)、夏の甲子園王者・東海大相模の小笠原慎之介&吉田凌のWエースコンビ、さらには仙台育英の佐藤世那投手&平沢大河投手などが候補に挙げられていました。




1回目の入札で、中日・北海道日本ハム・福岡ソフトバンクの3球団が高橋純平を指名し、平沢大河には千葉ロッテと東北楽天の2球団、高山俊選手(明治大学)には阪神と東京ヤクルトの2球団が指名。その他は、横浜DeNAが今永昇太投手(駒澤大学)、オリックスは吉田正尚外野手(青山学院大学)、広島は岡田明丈投手(大阪商業大)、埼玉西武は多和田真三郎投手(富士大学)、巨人は桜井俊貴投手(立命館大)を単独指名。
1巡目の指名終了後に抽選が行われ、平沢選手の抽選はロッテが交渉権を獲得。続いて、3球団が指名した高橋投手の抽選は、ソフトバンク・工藤公康監督がクジを引き当て、ホークスが交渉権獲得。そして高山選手の抽選で事件が勃発。ヤクルト・真中満監督がクジを引き当ててガッツポーズをしたので、ヤクルトが交渉権獲得かと思われましたが、事務局の確認ミスにより、高山選手の交渉権争いは阪神が制しました。
2回目の入札では、楽天はオコエ瑠偉、ヤクルトは原樹理投手(東洋大学)を単独指名。小笠原慎之介には中日と日本ハムの2チームが重複し、抽選の結果、中日が交渉権を獲得。抽選2連敗の日ハムは、3度目の入札で上原健太投手(明治大学)を1位指名しました。


12球団の1位指名選手は次の通り
◇パ・リーグ
▽楽天:オコエ瑠偉(外野手・関東一高)
▽オリックス:吉田正尚(外野手・青学大)
▽西武:多和田真三郎(投手・富士大)
▽ロッテ:平沢大河(内野手・仙台育英高)
▽日本ハム:上原健太(投手・明大)
▽ソフトバンク:高橋純平(投手・県岐阜商高)

◇セ・リーグ
▽DeNA:今永昇太(投手・駒大)
▽中日:小笠原慎之介(投手・東海大相模高)
▽広島:岡田明丈(投手・大商大)
▽阪神:高山俊(外野手・明大)
▽巨人:桜井俊貴(投手・立命大)
▽ヤクルト:原樹理(投手・東洋大)


ホークスが「高校№1右腕」高橋投手の交渉権を獲得!クジに強い日ハム、中日との競合でしたが、工藤監督が右手で引き当ててみせました。クジを引く祭には、緊張のあまり封筒を落としてしまうハプニングがあったので、イヤな予感はしたけど、まさか当てるとはなぁ…。「宝くじでも300円しか当たったことがない」と言っていた工藤監督、強運持ってますなぁ~!今年は就任1年目でリーグ優勝を経験し、クライマックスシリーズでもロッテをスイープ、ドラフトで高橋投手を獲得。今度の日本シリーズでもヤクルトを倒して日本一になっちゃうかもしれない。
高橋投手も「ホークスはレベルの高い選手が揃っているから、その中で活躍していきたい。早くチームになじめるように頑張りたい」とホークス入りに前向きな姿勢を見せています。「日本を代表するピッチャーになれる」と工藤監督も期待を込めています。そのためにも高橋投手をじっくり育ててほしいです。

その他の選手では、楽天1位指名のオコエ選手は「仙台は美味しいものがたくさんあるイメージ」と話し、「1年目から1軍で出られるようになりたい」と抱負を述べました。甲子園では実現しなかった高橋投手との対決が見られるのはいつになるのだろう。
「高橋投手の外れ1位」として中日に指名された小笠原投手は、「1年目から活躍して新人王を取りたい」と発言。小笠綿投手とともに東海大相模を全国制覇に導いた吉田凌投手はオリックスから5位で指名されました。





今回のドラフト会議は高山選手の抽選結果を巡る問題や、システムの不具合が2度も起きたりとトラブルが相次ぎました。高山選手の抽選の件についてですが、ヤクルトの真中満監督が大喜びする一方で、阪神・金本知憲新監督は「ハズレ」とわかってテーブルに戻りました。ところが数分後、金本監督の引いたくじが「当たりクジ」だと判明し、今度は金本監督がガッツポーズ。予想外の逆転劇に「ビデオ判定でホームランに覆った感じ」とコメントしました。一方、勘違いでガッツポーズしちゃった真中監督は、「NPBのマークがあったからOKだと思った。ガッツポーズを返してほしい」と嘆いておりました。
ドラフト会議を見ていた高山選手も「自分でも分からない…」と複雑な心境を述べてました。タナボタで高山選手を獲得した阪神は、2位に同じ明治大学の坂本誠志郎捕手を指名したのでした。


2位以降の指名では、仙台育英のエース・佐藤世那投手はオリックスから6位で指名。佐藤投手は上位に指名されるだろうと思っていたのですが…。西武は本田圭佑投手(東北学院大学)を6位指名。「本田圭佑」ってなんか聞いたことある名前だなあと思ったら、サッカー日本代表のエースと同姓同名なんです。広島は2013年のWBCブラジル代表メンバーだった仲尾次オスカル投手(Honda)を指名。ロッテは3位に秋田商業の小さなサウスポー・成田翔投手、6位に「本職は自動車教習所の教官」という信楽晃史投手(宮崎梅田学園)を指名しております。(12球団のドラフト指名選手はこちらでチェック)



福岡ソフトバンクホークスのドラフト指名選手は次の通り、
【ソフトバンク】
1位 高橋純平投手(県立岐阜商業高校)
2位 小澤怜史投手(日大三島高校)
3位 谷川原健太捕手(豊橋中央高校)
4位 茶谷健太投手(帝京第三高校)
5位 黒瀬健太内野手(初芝橋本高校)
6位 川瀬晃内野手(大分商業高校)

育成1位 野澤佑斗投手(つくば秀英高校)
育成2位 児玉龍也投手(神奈川大学)
育成3位 樋越優一捕手(東京農業大学北海道オホーツク)
育成4位 中村晨投手(ルーテル学院)
育成5位 渡辺健史投手(飯塚高校)


ホークスは今回、全員高校生を指名。3位の谷川原選手から5位の黒瀬選手まで「健太」のつく名前を次々と指名。知らない間に「健太コレクション」やってたのね…。「健太トリオ」の中でも一番の目玉は5位指名の黒瀬選手。この方は高校通算97本塁打の大砲です。将来はチームの主砲になれるかも?昨年同様「将来性重視」となったホークスのドラフト。この中から1軍の舞台に上がれる選手が現れるでしょうか?


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私が3歳世代の女王!ミッキークイーン牝馬2冠!浜中俊は秋華賞2連覇だ!

2015年10月18日 | 競馬

牝馬3冠レースの最終戦・第20回秋華賞(芝内回り2000m・18頭立て)が18日、京都競馬場で行われました。桜花賞馬⑩レッツゴードンキ、オークス馬⑱ミッキークイーンの春のクラシックウィナー2頭に加え、ローズステークスでGⅠ馬2頭を破った⑪タッチングスピーチ、キングカメハメハとトゥザヴィクトリーの間に生まれた⑦トーセンビクトリー、紫苑ステークスを勝った②クインズミラーグロ、他にも抽選を突破した⑥マキシマムドパリ、③ディープジュエリー、⑨クイーンズリング、①ココロノアイ、⑫アンドリエッテなどが参戦しました。


単勝の上位人気は、1番人気がミッキークイーン(3.0倍)、2番人気タッチングスピーチ(3.8倍)、レッツゴードンキが3番人気(5.1倍)。4番人気のトーセンビクトリー(7.5倍)までが10倍以下。5番人気以降はクイーンズリング、ココロノアイ、アンドリエッテ、マキシマムドパリ、クインズミラーグロと続きました。
スタートは18頭ほぼ揃う。ミッキークイーンも好スタートを切った。スタンド前の先行争いで、⑤シングウィズジョイ、⑧ホワイトエレガンス、⑮テンダリーヴォイスの3頭が前に出て、さらには⑯ノットフォーマルも先行争いに加わる。ミッキークイーンとレッツゴードンキは5番手集団につけ、トーセンビクトリーとクイーンズリングは中団から、タッチングスピーチは後方3番手でスタンド前を通過して行った。
1,2コーナーを回り、向正面に入るところで、ノットフォーマルが先手を奪い、後続を引き離す。ホワイトエレガンスが2番手を追走するが、3,4番手のレッツゴードンキとテンダリーヴォイスがエレガンスをかわす。5番手にマキシマムドパリ、6番手シングウィズジョイ、7番手④ディアマイダーリン、8番手のポジションにミッキークイーンがいて、その内側9番手にココロノアイ。中団の10番手集団にはトーセンビクトリー・⑬アスカビレン・ディープジュエリーがひと塊。13番手にクイーンズリング、14番手クインズミラーグロ、アースライズ15番手。17番手にいたアンドリエッテが⑭キャットコインを抜き、タッチングスピーチは最後方に控える。
内回り3コーナーに差し掛かり、フォーマルが依然先頭、ドンキが2番手に浮上し、エレガンスとマキパリも好位置。ミキクイとビクトリーは中団馬群に入り、アンドリエッテも中団まで押し上げた。タッチングは大外に出して末脚に全てを賭ける。
4コーナーを回り、直線コースに入ったところで、ホワイトエレガンスが先頭に立つ。レッツゴードンキはズルズルと後退。3番手からマキシマムドパリが追い上げ、4番手のミッキークイーンとアスカビレンが連れて上昇。さらに大外からクイーンズリングが襲い掛かる。ゴール残り100mのところで、ミキクイが抜け出し、リングが外から差を詰めるが、ミッキークイーンが先頭でゴールイン!オークス馬・ミッキークイーンが、秋華賞を制して2冠達成!



秋華賞 全着順&払戻金
1着⑱ミッキークイーン   1分56秒9
2着⑨クイーンズリング    クビ
3着⑥マキシマムドパリ   1馬身1/4
4着⑫アンドリエッテ     クビ
5着⑰アースライズ      アタマ
6着⑪タッチングスピーチ   ハナ
7着⑬アスカビレン      ハナ
8着⑦トーセンビクトリー  1馬身1/4
9着②クインズミラーグロ  1馬身1/4
10着⑤シングウィズジョイ   1/2馬身
11着⑧ホワイトエレガンス   3/4馬身
12着③ディープジュエリー   アタマ
13着④ディアマイダーリン   クビ
14着①ココロノアイ      1/2馬身
15着⑯ノットフォーマル   1馬身1/2
16着⑭キャットコイン    1馬身1/2
17着⑩レッツゴードンキ    9馬身
18着⑮テンダリーヴォイス   7馬身


単勝 ⑱ 300円
複勝 ⑱ 150円 ⑨ 400円 ⑥ 560円
枠連 [5]-[8] 670円
馬連 ⑨-⑱ 2,790円
馬単 ⑱-⑨ 4,100円
ワイド ⑨-⑱ 1,170円 ⑥-⑱ 1,560円 ⑥-⑨ 4,550円
3連複 ⑥-⑨-⑱ 22,790円
3連単 ⑱-⑨-⑥ 85,610円


牝馬3冠最終戦・秋華賞は、道中は前半1000m57.4秒というハイペースで進み、最後の直線は混戦となりましたが、ゴール前でミッキークイーンが抜け出して優勝しました。優勝タイム1分56秒9は、昨年ショウナンパンドラが叩き出した秋華賞レコード「1分57秒0」を0.1秒塗り替える好タイム。2着に入ったクイーンズリングは、大外から脚を伸ばし、上がり3ハロンはメンバー最速の34.1秒をマーク。3着には8番人気のマキシマムドバリが入りました。2番人気だったタッチングスピーチは6着、4番人気トーセンビクトリーは8着に終わり、桜花賞馬で3番人気のレッツゴードンキはブービーの17着に沈みました。距離が長かったのもあるし、途中掛かるところがありました。
オークスに続いて牝馬2冠を成し遂げたミッキークイーンは、これでGⅠ2勝目。通算でも4勝目をマークしました。鞍上の浜中俊騎手は、秋華賞2連覇を達成。池江泰寿調教師は同レース初勝利。ちなみに、池江調教師は12日の京都大賞典に続き、2週連続の重賞制覇となります。
また、このレースでディープインパクト産駒が重賞100勝を達成。ディープの父・サンデーサイレンスの「5年11カ月3日」を超える、「5年3カ月29日」という最速記録での大台到達です。12日には通算1000勝(これも史上最速)も達成。ディープインパクトは種牡馬になってもスゴいです。
オークスを勝った後、秋初戦のローズステークスでは出遅れが響いて2着に敗れましたが、今回の秋華賞はミッキークイーンの実力の高さを改めて証明しました。課題とされたスタートも良かったし、ハイペースの展開になっても冷静に対処、最後は馬場の真ん中から突き抜けての快勝でした。大外枠に入っても関係なかったですね。GⅠ2勝を挙げたから、3歳世代の牝馬で頭一つどころか二つもリード。次はエリザベス女王杯に向かうと思われますが、ヌーヴォレコルト、ラキシス、ショウナンパンドラの古馬勢が待ち構えるし、さらに同世代のライバル・ルージュバックも出走予定。これらの強敵を破れるか期待したい。


来週は牡馬3冠の最終戦・菊花賞が行われます。2冠達成後に骨折したドゥラメンテが不在の中、セントライト記念を勝ったキタサンブラック、芝転向後2連勝で神戸新聞杯を精したリアファル、無冠では終われないリアルスティール、ダービー2着サトノラーゼン、京成杯を勝ったベルーフ、京都コースで2勝しているアルバートドック、2連勝中の上がり馬ワンダーアツレッタ、ブライトエンブレムなどが出走を予定しています。ドゥラメンテがいないので、菊花賞はどの馬が勝つのか全く分かりません。



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セリーグCSはヤクルトが制覇!14年ぶりの日本シリーズ進出決定!

2015年10月17日 | Sports

プロ野球のクライマックスシリーズは、16日にパリーグ王者・福岡ソフトバンクホークスが、千葉ロッテマリーンズを3連勝で下し、一足先に日本シリーズ進出を決めました。その一方、神宮球場で行われているセリーグのファイナルステージ・東京ヤクルトスワローズVS読売ジャイアンツ戦は、初戦は巨人が勝利しましたが、2戦目と3戦目はヤクルトが連勝。対戦成績もヤクルトが3勝1敗(アドバンテージ1勝分含む)でリードしています。17日の第4戦でヤクルトが勝つか引き分ければ、14年ぶりの日本シリーズ出場が決まります。




両チームのスタメン
   ヤクルト         巨人  
1(中)比屋根渉     (中)立岡宗一郎
2(三)川端慎吾     (二)井端弘和
3(二)山田哲人     (遊)坂本勇人
4(一)畠山和洋     (一)阿部慎之助
5(左)バレンティン   (右)長野久義
6(右)雄平       (左)亀井善行
7(遊)大引啓次     (三)村田修一
8(捕)中村悠平     (捕)加藤健
9(投)杉浦稔大     (投)ポレダ



試合は1回、ヤクルトが無死1,3塁と先制のチャンスを作ると、3番・山田が3球目を打ち上げ、ライトへの詰まった当たりは、二塁手・井端と右翼手・長野の間に落ちるタイムリーヒット。幸先よく1点を先制すると、4番・畠山の四球で満塁となり、バレンティンの併殺打の間に1点を加え、初回に2点を奪います。さらに2回、2死3塁で比屋根がフルカウントからの6球目を捉え、センター前へのタイムリーヒット。2回までに3-0とリードを拡げます。
3点を追いかける巨人は、3回に1番・立岡の2塁打、井端の四球、さらに坂本のヒットで1死満塁。一発逆転の場面でしたが、4番・阿部は1塁フライ、長野は3塁ゴロに倒れ、1点も返すことができません。
巨人は3回から高木勇人が2番手に上がり、2イニング連続で3者凡退の好投。すると5回、巨人は代打・堂上剛裕がヒット、続く立岡が2塁打を放つ。2死となり、阿部がヤクルト先発・杉浦からセンター前へのタイムリーヒット。2人の走者が生還し、巨人が3-2と1点差に詰め寄ります。
6回、巨人は先頭打者の亀井が2塁打を放ち、ヤクルト2番手・ロマンの暴投で無死3塁と同点のチャンスを迎えます。しかし、ヤクルト投手陣が粘りを見せ、ロマンが村田をセンターフライに打ち取ると、ヤクルト3番手・久古健太郎が代打・アンダーソンを1塁ゴロ、さらに堂上には3球三振に切って取り、巨人の反撃を許しません。
巨人は7回もヒットと四球でランナー2人出したものの、阿部が投手ゴロダブルプレーに倒れてしまい、またしても同点ならず。
そして9回、ヤクルトは1点をリードする場面で、守護神のバーネットが登板。バーネットは先頭のアンダーソンを空振り三振に仕留めると、途中出場・實松一成を投手ゴロに打ち取り2アウト。そして最後は代打・高橋由伸を外目の変化球で三振を奪い試合終了!ヤクルトが3-2で逃げ切り、日本シリーズ進出を決めました。



◇セ・クライマックス・ファイナルステージ  2015年10月17日 (土)       
ヤクルト-巨人第4戦(ヤクルト3勝1敗、17日・神宮、34,038人)           
G 000 020 000-2  
S 210 000 00×-3 
▽勝 [ヤ]杉浦1試合1勝     
▽S [ヤ]バーネット3試合2S  
▽敗 [巨]ポレダ1試合1敗    
(ヤクルトには1勝のアドバンテージがある。ヤクルトは日本シリーズ出場決定)     



というわけで、セリーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージは、セリーグ王者・ヤクルトが第2戦から3連勝を挙げ、対戦成績4勝1敗で巨人を下し、初めてのCS制覇を成し遂げました。ヤクルトは2001年以来、14年ぶり7度目の日本シリーズ出場決定です。第4戦は2回までに3点を奪い、巨人先発・ポレダ投手をノックアウト。投げては先発の杉浦投手が5回2失点と粘りのピッチングを見せ、6回以降はロマン→久古→秋吉亮→オンドルセク→バーネットの投手リレーで巨人打線の反撃を封じました。
シリーズMVPには、2番に座っていた川端慎吾選手が選ばれ、4試合で15打数7安打、打率.467の好成績を残し、CS制覇に大きく貢献しました。川端選手は首位打者(.336)と最多安打(195安打)の2冠を獲得。日本シリーズでも脅威の存在となりそう。ヤクルトは強力打線のイメージがありますが、このシリーズは投手陣が頑張りを見せました。第2戦で先発したエースの小川泰弘投手が8回無失点、第3戦の館山昌平投手は6回無失点で勝ち投手に。抑えのバーネット投手は2試合連続セーブを挙げております。ホークスの中継ぎも凄いけど、ヤクルト中継ぎ陣の磐石ぶりも負けてないですね。
敗れた巨人は2年連続でのファイナルステージ敗退。5回に阿部選手のヒットで2点を返しましたが、6回と7回の同点のチャンスをモノにできず。3回には満塁の場面で無得点に終わったりと、拙攻が目立ちました。なんせ、第1戦の7回からこの試合の4回まで、25イニング連続無得点でした…。試合後には原辰徳監督の退任も発表されました。これで巨人においての一時代が終わりを迎えましたか。原監督の後任は誰になるのでしょうか?

クライマックスシリーズが終了し、2015年の日本シリーズの対戦カードは、福岡ソフトバンクホークスVS東京ヤクルトスワローズに決定。工藤公康VS真中満の「新人監督対決」、山田哲人VS柳田悠岐の「トリプルスリー対決」、サファテVSバーネットの「最強クローザー対決」など、見どころ満載です。工藤監督は現役時代に日本一を11度経験しているけど、真中監督も4度経験しています。両チーム共に強力打線と磐石の中継ぎ陣を擁しているから、激戦になるかもしれません。
日本シリーズは24日に開幕し、第1戦と第2戦は福岡ヤフオクドーム、27日から29日までは神宮球場での3連戦、31日と11月1日は再びヤフオクドームで開催予定です。5月の交流戦では、ホークスが2勝1敗で勝ち越していますが、日本シリーズはどうなるのか?ホークスファンの私としては、ホークスの連覇に期待したいし、工藤監督の胴上げがもう一度見たいです!「全員熱男」でホークスがんばれ~!



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工藤ホークス3連勝で日本シリーズ進出決定!あっさり決めちゃったなぁ・・・。

2015年10月16日 | HAWKS

福岡ヤフオクドームで行われている「パリーグ・クライマックスシリーズ ファイナルステージ」福岡ソフトバンクホークスVS千葉ロッテマリーンズは、2試合が終わってホークスが2連勝。通算成績も3勝0敗(アドバンテージ1勝含む)で、2年連続の日本シリーズ進出に王手をかけています。勝てばCS制覇の第3戦は、ソフトバンク・中田賢一VSロッテ・石川歩の先発で始まりました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク     千葉ロッテ
1(二)明石健志   (左)荻野貴司
2(遊)今宮健太   (中)伊志嶺翔大
3(中)柳田悠岐   (右)清田育宏
4(左)内川聖一   (指)角中勝也
5(指)李大浩    (一)福浦和也
6(三)松田宣浩   (二)クルーズ
7(右)中村晃    (三)今江敏晃
8(一)吉村裕基   (遊)鈴木大地
9(捕)谷裕亮   (捕)田村龍弘
 (投)中田賢一   (投)石川歩

ホークスは1番・明石以外は前日と変わらず。もう負けられないロッテは、打順とメンバーを大幅に入れ替え、前日の試合で4番に座っていたデスパイネを外し、1番に荻野、4番に角中を起用。



1回、ホークス先発・中田がロッテの上位打線3人をわずか10球で片付けると、続く2回、ロッテ4番・角中に2塁打を浴び、1死3塁と先制のピンチを背負うも、クルーズと今江を連続三振に仕留め、無失点で切り抜けます。
ロッテ先発・先制点がほしいホークス打線は、1回に2死1塁から内川が左手首に死球を受け、ランナー2人置いてチャンスを作ったが、イデホが見逃し三振に倒れて無得点。2回には先頭の松田がヒット出塁すると、中村の犠打、吉村の投手ゴロの間に3塁まで進む。しかし、2死3塁で高谷が投手ゴロに打ち取られてまたも先制点ならず。
3回、ホークスは先頭の明石がヒットを放ち、 続く今宮がきっちりと送りバントを決め、明石は2塁に進塁。柳田凡退で2死後、内川が石川の5球目のカーブを叩いてレフト前ヒット。2塁走者・明石が本塁に突入し、本塁上でのクロスプレーになるも判定はセーフ!ホークスが1点先制!なおも2死1塁で5番・イデホが3球目をジャストミート!右中間ホームランテラスへと吸い込まれる2ラン本塁打!内川の先制タイムリー&イデホの一発で、石川から3点を奪いました。
4回、中田が1死から清田に四球を与えるも、角中を直球で空振り三振を奪うと、キャッチャー・高谷が1塁走者・清田の2塁盗塁を阻止。三振ゲッツーでロッテの反撃を退けます。その裏、中村が内野安打で出塁するも、1死1塁で高谷が送りバントを失敗してダブルプレー…。
5回、ここまでロッテ打線を無失点に抑えていた中田が、1死からクルーズと今江に連続ヒットを許す。1死1,3塁で鈴木を2塁ゴロに打ち取るも、この間に3塁走者が生還して1点返される。それでも後続を抑え、最小失点で切り抜けました。
3-1とホークス2点リードの7回、中田が角中にヒットを打たれ、続く福浦に四球を与えて無死1,2塁。ホームランで逆転という場面で工藤監督が動き、中田に代えて千賀滉大を2番手に送り込む。ピンチの場面で登板した千賀は、クルーズに2球目の直球を打たせて遊撃ゴロ併殺打で2アウト。続く今江にも遊撃ゴロに打ち取り3アウト!千賀がわずか3球で相手の反撃を断ち切りました。
2点リードのまま迎えた9回、守護神・サファテがマウンドに上がります。まず先頭の代打・デスパイネを3塁ライナーに仕留めると、続く清田をレフトフライに抑えて2アウト。そして4番・角中にはファウルで粘られたが、最後は渾身のストレートで見逃し三振に切り取り試合終了!ホークスが3-1で逃げ切り、ロッテに3連勝しました!



◇パ・クライマックス・ファイナルステージ 
ソフトバンク-ロッテ第3戦
(ソフトバンク3勝、16日、ヤフオクドーム、37,235人)   
M 000 010 000-1 
H 003 000 00×-3 
▽勝 [ソ]中田1試合1勝     
▽S [ソ]サファテ2試合1S   
▽敗 [ロ]石川1試合1敗     
▽本塁打 [ソ]李大浩2号(2)(石川)
(ソフトバンクには1勝のアドバンテージがある。ソフトバンクは日本シリーズ出場決定)    


いやぁ~強い!パリーグ王者・福岡ソフトバンクホークスが、千葉ロッテに3連勝を果たし、パリーグ・クライマックスシリーズを制覇!通算成績4勝0敗で2年連続の日本シリーズ出場が決まりました!決戦前は「ロッテの5年周期説」、「ゴールデンイヤー」、「下克上」とか言われていましたが、ホークスがロッテの野望を打ち砕いての完全勝利。まあ、首位から18.5ゲーム差の3位が相手なら勝って当然といえるでしょう。それにしても、あっさりと決まっちゃいましたね…。
この試合の先発を務めた中田投手は、7回途中(6回0/3)まで88球を投げ、被安打4・5奪三振・2四死球・1失点で勝利投手に。4回までロッテ打線を1安打に抑え、5回には連打から失点されましたが、1失点に抑える好投を見せました。中田投手は今回の勝利でCS通算6勝目。通算5勝で並んでいた日本ハム時代のダルビッシュ有投手、吉見一起投手(中日)を抜いて歴代最多となりました。中日時代に4勝を挙げ、ホークスに移籍してからは2年連続で白星をマーク。「CS男」ここにあり!
中田投手も良かったけれど、2番手の千賀投手も素晴らしかった。7回無死1,2塁のピンチでマウンドに上がると、たった3球で3アウト。8回も3者凡退に抑える見事なリリーフ。第1戦では5回1死満塁から2者連続三振を奪い、この日もロッテ打線を寄せ付けず。このファイナルステージは、千賀投手が投手陣の中で一番輝いていたと思います。
打線の方はチーム全体で8安打。3回に内川選手が3試合連続タイムリーヒットとなる先制打を放つと、イデホ選手が2試合連続となる2ラン本塁打を放ちました。その前の打席で内川選手が死球を喰らい、イデホ選手は石川投手の変化球に手が出ず見逃し三振に倒れており、2人揃ってリベンジに成功しました。3試合全てで打点を挙げた内川選手は、3試合で打率.417、3安打4打点の大活躍でシリーズMVPを獲得。レギュラーシーズンの鬱憤を晴らすかのような暴れっぷりでした。イデホ選手も2本塁打4打点を挙げております。

レギュラーシーズン優勝に続き、クライマックスシリーズも制覇したホークス。次は日本シリーズで2年連続日本一を狙います。工藤公康監督も「日本シリーズでも全部勝つつもりで行く」と宣言。「CSは一つも負けない」と誓って、宣言通りの3連勝。ただ、日本シリーズはCSのように簡単にスイープするのは難しいかもしれません。
ホークスの対戦相手を決めるセリーグのCSファイナルは、セリーグ王者・ヤクルトと第1ステージ勝者・巨人が戦っていて、第3戦を終えてヤクルトが3勝1敗でリードしていて、2001年以来の日本シリーズ進出に王手です。ヤクルトが来ようが、巨人が来ようが関係なし。福岡ソフトバンクホークスが今年も日本一になります!






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