日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

東京大賞典2016 アポロケンタッキーが2強を一蹴!ダート界は世代交代か?

2016年12月29日 | 競馬

2016年のダート界を締め括る一戦・第62回東京大賞典(GⅠ・2000m 14頭立て)が29日、東京・大井競馬場で行われました。JRA勢からは、チャンピオンズカップを制した⑭サウンドトゥルーが、同レース連覇を目指して参戦。JBCクラシックを勝った⑧アウォーディーは、GⅠ2勝目に挑戦。さらには今年GⅠ3勝②コパノリッキー、元3歳ダート王の⑤ノンコノユメ&⑨カゼノコ、⑪アポロケンタッキー、④モズライジンの7頭が出走。対する地方勢は、⑥ハッピースプリント(大井)、⑦サンドプラチナ(大井)、⑬ストゥディウム(船橋)、①メジャープレゼンス(兵庫)などが参戦しました。


単勝の上位人気は、アウォーディーが1番人気(1.6倍)、サウンドトゥルーが2番人気(4.0倍)、3番人気コパノリッキー(5.4倍)。4番人気以降は、ノンコノユメ(8.8)倍、アポロケンタッキー、カゼノコ、モズライジン、ハッピースプリントと続きました。
正面スタンド前でのスタートは、目立った出遅れはなし。好スタートを決めたコパノリッキーが先手を取り、アウォーディーが2番手を確保。アポロケンタッキーとサウンドトゥルーも先行策。ノンコノユメは5番手につけ、ハッピースプリント7番手、カゼノコは中団、モズライジンはやや後方の位置でスタンド前を通過した。
2コーナーから向正面に入り、コパノリッキーが先頭、2番手にアウォーディー、アポロケンタッキーが3番手に浮上。サウンドトゥルー4番手、ノンコノユメは5番手。中団の6番手グループは、メジャープレゼンス・ハッピースプリント・ストゥディウム・カゼノコ・③スパイア(大井)の5頭が一団を形成する。その後ろの11,12番手の位置にモズライジンと⑫コスモカウピリ(大井)、後方は13番手⑦サンドプラチナ、しんがりに⑩ヴァーゲンザイル(浦和)という展開。
3コーナーを回り、リッキーがまだ先頭だが、アウォーディーが並びかける。外からアポケンとサウトゥルも迫り、この4頭が先頭を争う。ノンコは5番手だが、前に追いつくのは厳しいか?
最後の直線コースに差し掛かり、コパノリッキー、アウォーディー、アポロケンタッキー、サウンドトゥルーの4頭が横一線となり、アポケンが前に出る。ゴール残り200mを切り、アポケン先頭、アウォーディーは2番手、サウトゥルは3番手追走、リッキーは後退。ゴール前でアポロケンタッキーが完全に抜け出し、サウンドトゥルーとアウォーディーを抑えてゴールイン!アウォーディーが2着を死守し、サウンドトゥルーは3番手まで。


東京大賞典 全着順&払戻金
1着⑪アポロケンタッキー  2分5秒8
2着⑧アウォーディー     1馬身1/2
3着⑭サウンドトゥルー     クビ
4着⑤ノンコノユメ       4馬身
5着②コパノリッキー     3馬身
6着④モズライジン
7着⑨カゼノコ
8着⑥ハッピースプリント
9着⑦サンドプラチナ
10着③スパイア
11着⑬ストゥディウム
12着⑩ヴァーゲンザイル
13着⑫コスモカウビリ
14着①メジャープレゼンス


単勝 ⑪ 1,630円
複勝 ⑪ 180円  ⑧ 100円  ⑭ 110円
枠複 [5]-[7] 1,140円
枠単 [7]-[5] 4,490円
馬複 ⑧-⑪ 1,050円
馬単 ⑪-⑧ 4,110円
ワイド ⑧-⑪ 280円  ⑪-⑭ 410円  ⑧-⑭ 130円
三連複 ⑧-⑪-⑭ 590円
三連単 ⑪-⑧-⑭ 10,780円



暮れの大井にダート界の新たなる王者が誕生しました!今年のダート総決算・東京大賞典は、単勝5番人気のアポロケンタッキーが優勝。圧倒的1番人気だったアウォーディーは、2戦連続のGⅠ2着。3,4コーナー中間でコパノリッキーに並びかけたけど、その後は上手く抜け出せず…。武豊騎手は先日の有馬記念に続いての2着です。2番人気のサウンドトゥルーは連覇ならず3着。今回は好位で進めながらも、伸びませんでしたなぁ。4番人気のノンコノユメは4着、3番人気だったコパノリッキーは5着に終わっています。7着までが中央勢が独占し、地方勢はハッピースプリントの8着が最高でした。
勝ったアポロケンタッキーは重賞2勝目で、GⅠ競走は2度目の挑戦で初制覇。鞍上の内田博幸騎手は、同レース4勝目。管理する山内研二調教師は、久しぶりのGⅠ勝利となりました。この日のアポケンは、スタートからアウォーディーをピッタリと付け、3コーナーで仕掛けると、直線でアウォーディーより先に前に出ると、そのまま抜け出して快勝でした。内田騎手の攻めの騎乗も素晴らしかったです。この勝利をきっかけに、さらに急成長するに違いない。

今年のダート界は、長年ダート戦線を引っ張ってきたホッコータルマエが現役を引退。アウォーディーが6連勝でGⅠ馬の仲間入りを果たし、この馬が次の主役になるかと思われましたが、チャンピオンズカップでサウンドトゥルーが勝ち、東京大賞典で4歳馬のアポロケンタッキーが勝利しました。GⅠ馬が続々と誕生したので、今年の「最優秀ダートホース」がどの馬に選ばれるのか全く分かりません。そして、ダート界も来年は世代交代の時かも。




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聖なる日にダイヤモンドが大きく輝いた!3歳馬・サトノダイヤモンドがグランプリ制覇!

2016年12月25日 | 競馬

2016年の中央競馬の総決算・第61回有馬記念(GⅠ・芝2500m 16頭立て)が25日、中山競馬場で行われました。ファン投票第1位①キタサンブラック、昨年の有馬記念馬②ゴールドアクター、菊花賞馬⑪サトノダイヤモンド、今回がラストランの⑯マリアライト、昨年の牝馬2冠⑧ミッキークイーンのGⅠ馬をはじめ、もう2着は嫌だ⑥サウンズオブアース、ジャパンカップ3着⑭シュヴァルグラン、金鯱賞を勝った④ヤマカツエース、ステイヤーズステークスを勝った⑮アルバート、「ダイヤモンドじゃない方」⑫サトノノブレスなどが、グランプリに相応しく豪華なメンバーが揃いました。




単勝の人気は、サトノダイヤモンドが2.6倍で1番人気、キタサンブラックが僅差の2番人気(2.7倍)。3番人気はゴールドアクター(7.9)倍、4番人気サウンズオブアース(8.7倍)までが10倍を切りました。5番人気以降はシュヴァルグラン、マリアライト、ミッキークイーン、ヤマカツエース、⑩アドマイヤデウスと続きました。
スタートで③ムスカテールが出負けした以外は揃った飛び出し。3,4コーナーに向かっての先行争いで、⑦マルターズアポジーが先手を奪い、積極果敢に飛ばす。キタサンブラックは2番手につけ、ゴールドアクター3番手。4番手集団にアドマイヤデウス・マリアライト・⑤サムソンズプライドが固まり、ミッキークイーンはその後ろの7番手。中団の8番手にサトノダイヤモンド、内側にヤマカツエースが並ぶ。10番手グループには、サウンズオブアース・シュヴァルグラン・アルバートの3頭。13番手にサトノノブレスがつける。後方はムスカテール、⑨ヒットザターゲット、⑬デニムアンドルビーと続く。
正面スタンド前に入り、マルターズアポジーが単独先頭、キタサンブラック単独2番手、ゴールドアクター3番手、アドマイヤデウスが単独4番手に上がる。マリアライトは5,6番手、ミッキークイーンとサトノダイヤモンド、シュヴァルグランとサウンズオブアースは中団キープでゴール板を通過した。
1,2コーナーから向正面に向かうところで、先頭のアポジーは最初の1000mを61秒0で通過。キタブラ2番手は変わらないが、その後ろでサトダイが3番手に進出し、キタブラにぴったりマーク。4番手ゴルアクのすぐ隣りにノブレスが並ぶ。サトノコンビが共に上がっている。6番手デウス、7,8番手にマリアとミキクイが並走。9番手サムプラ、10,11番手の位置にシュヴァルとサウンズ。中団より後ろのグループには、デニルビ・ムスカ・ヤマカツの3頭が固まり、アルバート14番手、ヒッタゲが最後方という展開。
3コーナーを回り、先頭をひた走っているアポジーのリードが無くなり、キタブラが背後につける。ゴルアク・サトダイ・ノブレスの3頭が3番手グループを形成し、外からシュヴァルグランが追い上げる。さらにはサウンズとデニルビも進出開始。
4コーナーから最後の直線に差し掛かるところで、キタサンブラックが先頭に立ち、ゴールドアクターが真ん中から並びかけ、サトノダイヤモンドが3番手から追いかける。ゴール残り200mでキタブラが抜け出し、ゴルアクも食い下がるが、ラスト100mでサトダイが伸びてきて、ゴール前で2頭をかわしてゴールイン!サトノダイヤモンドが最後にキタサンブラックを捕らえて差し切り勝ち!ゴールドアクターは3着でフィニッシュ。




有馬記念 全着順&払戻金
1着⑪サトノダイヤモンド  2分32秒6
2着①キタサンブラック     クビ
3着②ゴールドアクター    1/2馬身
4着④ヤマカツエース    1馬身1/4
5着⑧ミッキークイーン     クビ
6着⑭シュヴァルグラン
7着⑮アルバート
8着⑥サウンズオブアース
9着⑬デニムアンドルビー
10着⑯マリアライト
11着⑩アドマイヤデウス
12着⑨ヒットザターゲット
13着⑫サトノノブレス
14着③ムスカテール
15着⑦マルターズアポジー
16着⑤サムソンズプライド


単勝  ⑪ 260円        
複勝  ⑪ 120円  ① 120円  ② 200円
枠連  [1]-[6] 330円        
馬連  ①-⑪ 440円        
ワイド  ①-⑪ 200円  ②-⑪ 450円  ①-② 420円
馬単  ⑪-① 770円        
3連複 ①-②-⑪ 1050円        
3連単 ⑪-①-② 3940円



今年1年を締め括るグランプリレースは、サトノダイヤモンド、キタサンブラック、ゴールドアクターの人気上位3頭の競り合いの末、1番人気のサトノダイヤモンドが制しました!キタサンブラックはクビ差の2着惜敗。直線で先頭に躍り出たときは、「これは決まったな」と思っていましたがねぇ。連覇を目指したゴールドアクターは、キタブラに並びかけるも抜き切れず、サトダイに差されて3着に終わりました。4番人気のサウンズオブアースは8着、牝馬初のグランプリ春秋連覇に挑んだマリアライトは10着でした。
優勝したサトノダイヤモンドは、前走の菊花賞に続いてのGⅠ連勝を飾りました。3歳馬の勝利は、2012年のゴールドシップ以来4年ぶりです。
鞍上のクリストフ・ルメール騎手は、2005年のハーツクライ以来11年ぶりの有馬制覇で、同レース2勝目。2005年は当時無敗だったディープインパクトを破っての優勝。それから11年後にディープ産駒の馬で優勝です。ゴールの瞬間にガッツポーズを見せると、優勝インタビューでは感極まる場面も見られました。ルメール騎手はその前の「ホープフルステークス(中山9R・2歳重賞)」で、レイデオロとのコンビで勝利し、1日で重賞2勝を挙げております。
サトダイを管理する池江泰寿調教師は、このレース史上最多の4勝目をマーク。里見治オーナーは、3週連続でGⅠ勝利。この秋だけでGⅠ競走を4勝を挙げ、「神ってる」というか「大フィーバー」を起こしております!「サトノの呪い」は完全に過去のものです。

サトノダイヤモンドはスタート当初は中団に控えていましたが、1コーナーで3番手に浮上し、キタサンブラックのすぐ後ろを追う形に。あの場面を見て、まだスパートするのには早いし、掛かってるのかなと疑ってましたが、ルメール騎手の「作戦」によるものでした。キタブラへの徹底マークが、ゴール前での逆転劇に繋がりました。キタブラ&武豊騎手も強い競馬をしたんだけど、サトダイがそれ以上に力強かったし、ルメール騎手の作戦勝ちとも言えます。今年のクリスマスは、ブラックより、ゴールドより、ダイヤモンドがキラキラと輝きを放ちました。
菊花賞とグランプリを制したので「最優秀3歳牡馬」のタイトルは手中に収めましたが、年度代表馬の可能性も出てきました。池江調教師のコメントによると、来年は凱旋門賞を目指すそうで、ルメール騎手も前向きとのこと。それに、同世代のライバル・マカヒキとの再戦がいつ実現するかも楽しみの一つです。ダービーで8cm差で負けた相手にリベンジできるか見てみたいですね~。


というわけで、2016年の中央競馬は全日程が終了。戸崎圭太騎手とルメール騎手のリーディングジョッキー(最多勝)争いは、戸崎騎手が187勝をあげてJRAリーディングの座に輝きました。これで3年連続の最多勝獲得です。ルメール騎手は186勝で戸崎騎手に1勝及びませんでしたが、「最高勝率騎手」&「最多賞金獲得騎手」の2冠に輝きました。
12月29日には、大井競馬場でダート競馬の総決算・東京大賞典が行われます。既に枠順も決まっており、チャンピオンズカップを勝ったサウンドトゥルーが大外枠の8枠14番、JBCクラシック覇者のアウォーディーは5枠8番、今年GⅠ3勝のコパノリッキーは2枠2番、ノンコノユメは4枠5番に入っています。東京大賞典もまた見逃せません!






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阪神カップは3歳馬・シュウジが勝利!藤田菜七子がクリスマスイブにJRA6勝目!

2016年12月24日 | 競馬

クリスマスイヴの24日は、阪神競馬場で今年最後の関西重賞・阪神カップが行われました。そして、中山競馬場では藤田菜七子騎手がJRA6勝目を挙げました!


阪神メイン・第11回阪神カップ(GⅡ・芝1400m)は、16頭立てのはずが、⑦ラインハートがスタート前に他馬に蹴られて負傷したため競走除外となりました。スプリンターとマイラーが集結するこのレース、⑧ミッキーアイル&⑥イスラボニータのマイルチャンピオンシップ1,2着馬が共に参戦。さらには、昨年の優勝馬③ロサギガンティア、2着だった⑤ダンスディレクター、タンザ内とステークスを勝った①サンライズメジャー、⑯グランシルク、⑮フィエロ、②シュウジ、④エイシンスパルタン、⑨スノードラゴンなどが参戦しました。
スタートでシュウジが若干出遅れたのに対し、ミッキーアイルが好スタートを決めたその勢いで先手を奪う。イスラボニータが2番手、⑭レッドアリオンとエイシンスパルタンが3,4番手で並ぶ。5番手集団はサンライズメジャー・ダンスディレクター・シュウジ、外側にフィエロがいる。中団の9番手にスノードラゴン、ロサギガンティアは10番手追走。11番手⑬ゴールデンナンバー、12番手グランシルク。後方は⑪トウショウドラフタ・⑫サクラゴスペル・⑩ヒルノデイバローと続く。
内回り3コーナーのところで、アイルがマイペースで逃げ、ボニータがピタリと追走。アリオンが3番手、ディレクターが5番手に控える。シュウジ・フィエロ・ギガンティア・スノドラ・グラシルなどが中団待機。
4コーナーから最後の直線コースに入り、イスラボニータがミッキーアイルをかわし、外からダンスディレクターが追いかける。さらにはエイシンスパルタン、大外からフィエロが伸びてきた。ゴール残り100mを切り、ボニータが押し切るかと思ったら、シュウジが馬群の間から襲い掛かり、ゴール前でボニータをとらえてゴールイン!3歳馬シュウジが古馬を撃破!来年に繋がる快心の勝利です!

豪華メンバーが集結した冬のスーパーGⅡは、7番人気の伏兵・シュウジが差し切り勝ちを収めました。2着のイスラボニータは、直線でミッキーアイルをかわしたけど、最後まで粘りきれず。ルメール騎手とのコンビになってからは3戦連続の2着です…。3着には5番人気のフィエロが入り、3連単「②-⑥-⑮」で80,280円という結果に。連覇を目指したロサギガンティアは5着、1番人気のミッキーアイルは直線沈んで6着に終わりました。
勝ったシュウジは、昨年9月の小倉2歳ステークス以来の勝利を挙げ、重賞も2勝目をマーク。川田将雅騎手&須貝尚介調教師は同レース初勝利。また、このレースは関東馬が7連覇中でしたが、8年ぶりに関西馬が勝利を挙げました。
シュウジはスタートで少し後手を踏みましたが、道中は中団より前の位置につけ、ラストの直線でグイッと脚を伸ばしました。本当に出遅れをよく挽回できましたよ。今年は橋口弘次郎厩舎から須貝尚介厩舎に転厩し、スプリント戦で惜敗続きでしたが、年末に大きな1勝を手にしました。さらなる飛躍が期待される来年は、GⅠタイトル獲得を目指します。



中山競馬場では、今年16年ぶりに誕生した女性ジョッキー・藤田菜七子騎手が、第4競走のサラ系2歳未勝利(ダート1800m・16頭立て)で⑩シルヴァーメテオに騎乗して、見事に1着を手にしました。
シルヴァーメテオはこのレース単勝オッズで4番人気。好スタートを見せた後、3番手で正面スタンドを通過。向正面で一旦は中団、3コーナーのところで中団より後ろの位置までポジションを下げます。しかし、4コーナーのところで菜七子騎手が見せます。内側から外に進路を変えると、菜七子騎手のムチに応えるように大外から一気に追い込みをかけ、ゴール前で先頭の④ショウナンカルミナをかわして1着でゴールしました。
藤田菜七子騎手が今年の中央競馬最終週、というよりクリスマスイブの日に見事に勝利。10月9日の東京6R(ラミアカーサ)以来、JRA通算6勝目を手にしました。久しぶりの1着に菜七子騎手は「馬が頑張ってくれて、いいクリスマスプレゼントをもらいました」と大喜び。後方に下がったときは厳しいかと思ったけど、凄く伸びたね~。いいクリスマスの思い出になったと思います。
今年2月に競馬学校を卒業し、3月にデビュー。浦和競馬場で地方初勝利を挙げると、4月には福島でJRA初勝利。さらには海外遠征も経験しました。競馬以外でも、雑誌のグラビアに挑戦したり、カレンダーまで発売。今月には「大いに話題を提供してくれた」として、JRAから特別表彰されました。来年1月には武豊騎手とともに「マカオ国際男女混合ジョッキーズチャレンジ」に参加することが決定。海外でも勝利を挙げられるかな?
今年はJRAで6勝、地方でも8勝を挙げ、合計で14勝。来年はもっと勝利数を増やして、「菜七子スマイル」をたくさん見せてほしいです。







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中山大障害2016 春の王者・オジュウチョウサンが9馬身差の大勝!

2016年12月23日 | 競馬

「有馬記念ウィーク」の中央競馬は、金・土・日の3日連続開催。天皇誕生日の23日は、中山競馬場で秋の最強ジャンパー決定戦・第139回中山大障害(J・GI 芝4100m)が行われました。当初は12頭が出走予定でしたが、⑤マキオボーラーが出走取消で11頭立てで争われました。昨年の覇者⑫アップトゥデイト、春の中山グランドジャンプを制した⑨オジュウチョウサンのGⅠ馬2頭のほかに、GⅠ3着2回の③サンレイデューク、京都ジャンプステークスを制した①ドリームセーリング、秋陽ジャンプステークス2着⑪ルペールノエルなどが参戦しました。


スタートでアップトゥデイトとオジュウチョウサンが好ダッシュを見せたが、ドリームセーリングが先手を奪い、最初の5号(生垣)障害を先頭で飛越。正面スタンド前で、アップトゥデイトは2番手につけ、オジュウチョウサン3番手追走。4番手に②トーセンハナミズキ、5番手⑧クリノダイコクテン、ルペールノエルは6番手。7番手⑥ティリアンパープル、8番手⑦カウウェラ、9番手サンレイデューク、10番手④ルートヴィヒコード、最後方に⑩ウインイルソーレと続く。
1コーナーを回ったところで縦長の展開となり、ドリームセーリングが先頭をキープ。アップトゥデイト2番手、オジュウチョウサン3番手のまま大障害コースへ。最初の難関・大竹柵障害をセーリングが無事に飛越すると、後続の馬達も無事にクリア。今回は落馬なし!
逆回りとなり、3番手のオジュチョウが前との差を縮め、ルペールが4番手、ティリアンが5番手に浮上。12頭は3コーナーのバンケット→2度目の大障害コースへ。今度は中山名物の大生垣(赤レンガ)障害が待ち構える。まず先頭のドリームセーリングが飛越すると、アップトゥデイト、オジュウチョウサンもクリア。後続も続々と飛越し、ここでも落馬はなかった。
順回りに戻り、1,2コーナー中間の3号(生垣)障害で、アップトゥデイトとドリームセーリングの2頭が並ぶと、2コーナーを回ったところでアップトゥが一旦前に出るが、セーリングも食い下がるが、4号障害(竹柵)を飛越後にアップトゥが先頭に躍り出る。さらに3番手で控えていたオジュチョウが、3コーナーのバンケットで2番手に上がると、坂の上りでアップトゥに迫る。最終障害の前でアップトゥデイトとオジュウチョウサンの2頭が並び、ほとんど同時に飛越した。3番手争いでは、ルペールノエルがドリームセーリングと並ぶ。
全ての障害を飛び終え、残すは平場の追い比べ。ダートコースを横切ってる最中にオジュウチョウサンが先頭に立つと、芝コースで一気にラストスパートをかけ、アップトゥデイトを突き放す。最後は大差をつけて堂々FINISH。アップトゥデイトが2着でゴールし、ルペールノエルが3着に入りました。



中山大障害 全着順&払戻金
1着⑨オジュウチョウサン 4分45秒6
2着⑫アップトゥデイト    9馬身
3着⑪ルペールノエル    5馬身
4着③サンレイデューク    大差
5着⑥ティリアンパープル  7馬身
6着①ドリームセーリング
7着⑦カウウェラ
8着④ルートヴィヒコード
9着⑧クリノダイコクテン
10着②トーセンハナミズキ
11着⑩ウインイルソーレ
取消⑤マキオボーラー

単勝 ⑨ 140円
複勝 ⑨ 100円 ⑫ 100円 ⑪ 140円
枠連 [7]-[8] 160円
馬連 ⑨-⑫ 190円
馬単 ⑨-⑫ 280円
ワイド ⑨-⑫ 130円  ⑨-⑪ 230円  ⑪-⑫ 320円
3連複 ⑨-⑪-⑫ 450円
3連単 ⑨-⑪-⑫ 890円


下半期のジャンプ王に輝いたのは、単勝1番人気のオジュウチョウサンでした。序盤から前を行くドリームセーリングとアップトゥデイトの2頭を見続け、終盤にアップトゥデイトとの一騎打ちに持ち込むと、最後の直線で一気に突き放し、9馬身差の圧勝を果たしました。2番人気のアップトゥデイトは2着、3番人気のルペールノエルが3着ということで、3連単で890円と「超固すぎる」決着となりました。今年の大障害は出走メンバー11頭全馬完走。落馬無く終えるのはいいですね。
オジュウチョウサンは、春のグランドジャンプに続き、J・GⅠ2連勝。障害グレード導入後、史上2頭目のJ・GⅠ春秋連覇を達成です。GJで重賞初勝利を挙げて以降、東京ジャンプステークス、東京ハイジャンプを制し、この中山大障害で重賞4連勝。今年の最優秀障害馬は文句なしで決まりですね。
GⅠ2勝目を挙げた石神深一騎手は今年、障害戦で15勝を挙げ、自身初の「障害リーディング」を獲得。15勝のうち重賞競走で5勝をマーク。これはもう、オジュウチョウサンのおかげとしか言えないでしょう。今年の障害界はまさしく、石神騎手とオジュウチョウサンの年。2017年もオジュチョウの時代が続くと思います。




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有馬記念2016枠順発表!キタサンブラックがまたも1枠1番!

2016年12月21日 | 競馬
2016年の中央競馬も「有馬記念ウィーク」の3日連続開催のみとなりました。クリスマスの25日は、中山競馬場で第61回有馬記念(GⅠ・芝2500m)が行われますが、その枠順を決める公開抽選会が21日、東京都内のホテルで行われました。今年の有馬は、GⅠ2勝のキタサンブラック、菊花賞馬のサトノダイヤモンド、昨年の優勝馬・ゴールドアクター、牝馬初のグランプリ春秋連覇を狙うマリアライトなど、16頭が参戦します。競馬ファンの誰もが注目する枠順はこうなりました。




①キタサンブラック(武豊)
②ゴールドアクター(吉田隼人)
③ムスカテール(中谷雄太)
④ヤマカツエース(池添謙一)
⑤サムソンズプライド(横山典弘)
⑥サウンズオブアース(M.デムーロ)
⑦マルターズアポジー(武士沢友治)
⑧ミッキークイーン(浜中俊)
⑨ヒットザターゲット(田辺裕信)
⑩アドマイヤデウス(岩田康誠)
⑪サトノダイヤモンド(C.ルメール)
⑫サトノノブレス(V.シュミノー)
⑬デニムアンドルビー(M.バルザローナ)
⑭シュヴァルグラン(福永祐一)
⑮アルバート(戸崎圭太)
⑯マリアライト(蛯名正義)



ファン投票第1位のキタサンブラックは、最内枠の1枠1番。ゴールドアクターがその隣の1枠2番。サトノダイヤモンドは6枠11番、これがラストランとなるマリアライトは大外枠の8枠16番。他にも、ミッキークイーンが8枠7番、「大魔神の馬」シュヴァルグランが7枠14番、昨年の2着馬サウンズオブアースは3枠6番に入りました。

キタサンブラックは春の天皇賞、ジャパンカップに続いて最内枠をゲット。武豊騎手が1枠1番を引き当てたときは、「またか!?ここでも1番枠じゃん」と驚いてしまいました。キタブラが1枠1番に入ったときは、4戦4勝と勝率100%。なんかもう「勝って下さい」という感じですかね~。
ちなみに、2000年以降有馬記念で1番枠の馬が勝利したのは、2002年のシンボリクリスエス、2004年のゼンノロブロイ、2010年のヴィクトワールピサの3頭です。勝てば年度代表馬最有力のキタブラはどうなるのか?

ディフェンディングチャンピオンとして有馬に帰ってきたゴールドアクター。2番枠は、祖父のグラスワンダーが1998年の有馬で勝った時と同じ番号です。コンビを組む吉田隼人騎手は、ここ最近ケガばかり。今月10日にはゴール後に落馬して頭部打撲、脳震盪、頚椎捻挫。18日は右胸鎖関節捻挫を発症しました。満身創痍の状態ですが、ゴルアクを連覇に導けるでしょうか?

メンバー唯一の3歳馬・サトノダイヤモンドは古馬と初対戦。ダービー馬・マカヒキが凱旋門賞で大敗し、皐月賞馬・ディーマジェスティもジャパンカップで2ケタ着順に沈みました。サトダイは「最強3歳世代」の意地を見せられるか期待がかかります。クリスマスの日にダイヤモンドが最高の輝きを放つところを見てみたい気もする…。
「サトノ軍団」は2週連続でGⅠ制覇中。香港ヴァーズでサトノクラウンが優勝、朝日杯FSでもサトノアレスが2歳王者に輝きました。菊花賞で「サトノの呪い」が解けた後は、一気に勝ちまくってますねぇ。もし有馬記念でサトノの馬(ダイヤモンド&ノブレス)が優勝したら、この秋のGⅠ4勝目&3週連続制覇となりますが…。

「クリスマス決戦」の有馬記念は、12月25日の15時25分ごろに発走予定。当日は第10競走で行われるので、馬券の買い間違いにはご注意ください。






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クラブW杯決勝 レアル・マドリードが延長戦を制してクラブ世界一!鹿島アントラーズも大健闘!

2016年12月18日 | soccer

12月8日に開幕した「Alibaba YunOS Auto プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016」も、ついにフィナーレ。大会最終日の18日は、横浜国際総合競技場でレアル・マドリード(スペイン)VS鹿島アントラーズ(日本)の決勝戦が行われました。Jリーグ王者・鹿島は、準決勝で南米王者のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)を下し、アジア勢で初めての決勝進出。快進撃の勢いそのままに、レアルとの決戦に挑みます。迎え撃つレアルマドリードは、初戦でクラブアメリカ(メキシコ)に勝利。Jリーグ王者の鹿島に欧州王者の貫禄を見せ付けるか?



両チームのスタメン
[レアル・マドリード]
GK 1 ケイラー・ナバス
DF 2 ダニエル・カルバハル
DF 4 セルヒオ・ラモス
DF 5 ラファエル・バラン
DF 12 マルセロ
MF 8 トニ・クロース
MF 14 カゼミーロ
MF 17 ルーカス・バスケス
MF 19 ルカ・モドリッチ
FW 7 クリスティアーノ・ロナウド
FW 9 カリム・ベンゼマ

[鹿島アントラーズ]
GK 21 曽ヶ端準
DF 3 昌子源
DF 16 山本脩斗
DF 22 西大伍
DF 23 植田直通
MF 6 永木亮太
MF 10 柴崎岳
MF 25 遠藤康
MF 40 小笠原満男
FW 8 土居聖真
FW 33 金崎夢生

決勝戦は両チームともベストの布陣。レアルは初戦欠場のDFセルヒオラモスが先発入り。鹿島はエースの金崎がスタメン出場。


立ち上がりからレアルがボールを支配し、前半8分に右サイドのバスケスのクロスを、鹿島DFがクリアするも、こぼれ球をモドリッチがPA手前から右足ミドルシュート。鹿島GK曽ヶ端がボールを弾くと、ゴール前に詰めていたベンゼマが右足で押し込んでゴール。レアルが早い時間帯に先制点を奪います。
鹿島も9分に小笠原が右足を振り抜いてシュート。わずかにクロスバーの上だったが、レアルゴールを脅かす一本だった。12分には右サイドで西が味方とのワンツーから抜け出してクロスを上げたが、GKにキャッチされる。24分、柴崎のパス→遠藤がPA右からシュートを放つも枠外。
レアルは27分、右サイドでベンゼマがドリブルを仕掛け、左足でシュートを放ったが、鹿島GK曽ヶ端に防がれる。31分には右サイドでFKを獲得し、ロナウドが右足で狙うも壁に直撃。跳ね返りをロナウドが再びシュートするも決まらず。37分にはモドリッチがミドルを狙うもGKの正面。
レアル1点リードで迎えた前半44分、鹿島にチャンスが訪れます。左サイドで土居が相手DFをフェイントでかわしてから左足クロス→ニアサイドで柴崎がワントラップ入れてから、左足シュート!これがゴール右隅に決まった!前半終了間際に鹿島が1-1の同点に追いつきます!


後半、鹿島は7分に相手のクリアボールを拾った柴崎が、ドリブルで相手DFをかわすしてから左足ミドルシュートを決めた!柴崎の連続ゴールで、鹿島が2-1と勝ち越し!欧州王者からリードを奪うまさかの展開に。
しかし後半13分、レアルはPA内でバスケスが山本に倒されてPKを獲得。決まれば同点のPKをロナウドがゴール左隅に決める。スコアも2-2と再び振り出しに。勢いに乗るレアルはその直後、ロナウドが植田からボールを奪い、ドリブルから右足シュートまで持って行ったが、GK曽ヶ端にセーブされる。続くクロースの左CKを、ラモスがフリーの位置から左足シュートを放ったが、大きく外れる。
鹿島は後半22分、小笠原を下げてファブリシオを投入。後半27分には遠藤が右サイドからシュートを狙うも決まらず。レアルは後半28分、左サイドでマルセロがクロス→ファーサイドでロナウドが頭で折り返し、ゴール前でベンゼマが反転してから左足シュートを放つが、GK曽ヶ端のファインセーブに阻まれる。こぼれ球をロナウドが押し込もうとしたが、オフサイドを取られた。
後半35分、レアルは右サイドのクロースのクロス→ロナウドのヘディングシュートは不発。後半36分にはベンゼマのスルーパスにロナウドが抜け出したが、曽ヶ端がロナウドのシュートを片足で止めた。
鹿島は後半42分、ファブリシオが左足の強烈なミドルシュート。ボールは枠内に飛んだが、レアルGKナバスの横っ飛びセーブに阻まれる。後半43分には金崎がスルーパスに反応してシュートを放つも、GKにブロックされる。後半アディショナルタイム、左サイドで途中出場・鈴木優磨がクロスを上げ、ファーサイドで遠藤が飛び込むも、シュートは右に逸れる。結局、2-2のまま90分が終了し、優勝の行方は延長戦へ。


延長前半5分、鹿島はファブリシオがクロースからボールを奪うと、ドリブル突破からシュートを打つも、DFに当たる。レアルは7分、ベンゼマの縦パスがロナウドに渡り、ロナウドが左足で流し込んでゴール。レアルが3-2と勝ち越しに成功します。
またもリードされた鹿島でしたが、11分に左サイドでFKを獲得。柴崎のセンタリング→ゴール前飛び込んだ鈴木がヘディングシュートを放ったが、クロスバーに嫌われた…。レアルは前半14分、右サイドのカルバハルのクロス→クロース→ロナウドが左足シュートを決めてハットトリック達成。延長で鹿島を突き放したレアル・マドリードが、4-2で勝利しました。



「クラブ世界一」の称号を懸けた決勝戦は、とても見応えがありました。レアル・マドリードの一方的な試合展開になるだろうと思われましたが、鹿島アントラーズが健闘を見せました。前半終了間際に芝崎選手の同点ゴールが生まれると、後半にも柴崎選手が左足ミドルで2点目のゴールを奪いました。レアルから1点を取るだけでも凄いけど、勝ち越したときは「こりゃ優勝あるんじゃないか?」と思いましたよ。最後は延長戦で力尽いたけど、レアルと本気の勝負をやっての準優勝。素晴らしい戦いぶりを見せてくれた鹿島の選手の皆さんに「ありがとう。お疲れ様でした」の言葉を送りたいです。
優勝したレアル・マドリードは、クラブW杯は2年ぶり2度目の優勝で、前身のトヨタカップ、インターコンチネンタルカップを含めると、5度目のクラブ世界一に輝きました。決勝戦でハットトリックを決めたロナウド選手は、2試合で4ゴールを挙げ、大会得点王&MVPを獲得。延長戦での2得点は、「これが世界だ」と言わしめるかのようなプレーでした。先制点を挙げたベンゼマ選手も、この試合1ゴール1アシストを記録。チームの公式戦無敗記録も37試合に伸ばしております。レアルが強いのは当然だけど、プレーの質が非常に高かったです。
FIFAクラブワールドカップは今後、2017年と2018年にアラブ首長国連邦(UAE)で開催されることが決まっています。将来的は中国での開催も検討しており、日本開催はこれが見納めになる可能性も。クラブW杯に日本のクラブが出場するのは、しばらく難しいかもしれません。



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クラブW杯2016 欧州王者レアル・マドリード登場!決勝はレアルVS鹿島だ!

2016年12月15日 | soccer

熱戦が続いている「Alibaba YunOS Auto プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016」。14日の準決勝第1試合は、Jリーグ王者の鹿島アントラーズが、南米王者のアトレティコ・ナシオナルに3-0と快勝。日本勢どころかアジア勢で初めてのクラブW杯決勝進出の快挙を果たしました。15日は横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で、準決勝第2試合「レアル・マドリードVSクラブアメリカ」が行われました。
欧州王者のレアル・マドリードは、クラブW杯は2年ぶり2度目の出場。クリスティアーノ・ロナウドを中心に2度目のクラブW杯優勝を目指します。10年ぶりのベスト4入りを果たしたクラブアメリカは、レアルを相手に意地を見せられるか?



両チームのスタメン
[レアル・マドリード]
GK 1 ケイラー・ナバス
DF 2 ダニエル・カルバハル
DF 5 ラファエル・バラン
DF 6 ナチョ・フェルナンデス
DF 12 マルセロ
MF 8 トニ・クロース
MF 14 カゼミーロ
MF 17 ルーカス・バスケス
MF 19 ルカ・モドリッチ
FW 7 クリスティアーノ・ロナウド
FW 9 カリム・ベンゼマ

[クラブ・アメリカ]
GK 23 モイセス・ムニョス
DF 2 パオロ・ゴルツ
DF 6 ミゲル・サムディオ
DF 12 パブロ・アギラール
DF 17 ベントゥーラ・アルバラド
DF 18 ブルーノ・バルデス
MF 7 ウィリアム・ダ・シウバ
MF 14 ルベンス・サンブエサ
MF 30 アレックス・イバーラ
FW 9 シルビオ・ロメロ
FW 24 オリベ・ペラルタ



まず前半7分、レアルは右CKの流れから、バスケスが右足ボレーシュートを放つが、右に外れてゴールならず。クラブアメリカは11分、右サイドでイバラがドリブルで持ち込むと、グラウンダーの折り返しにロメロがシュートを狙うも枠を捉えられず。レアルは15分、左サイドのマルセロ→バスケスの縦パス→ロナウドが抜け出してシュートを放ったが、オフサイドを取られる。21分、クラブアメリカはイバーラがドリブルを仕掛けてからシュートを打ったが、GKにキャッチされる。
レアルは25分に右サイドでロナウドが縦パス→バスケスが右足でクロスを上げ、ゴール前飛び込んたロナウドがヘディングで叩きつけたが、シュートはポストに直撃。跳ね返りをベンゼマが押し込もうとしたが、DFにブロックされた。33分、右サイドのFKをロナウドが右足で狙うも壁に当たる、こぼれ球をロナウドが拾い、今度は左足一閃!しかし、クラブアメリカGKムニョスの好セーブに阻まれる。そしてベンゼマがこぼれ球を押し込んだが、オフサイドでノーゴール…。ロナウドは35分にもバスケスとのワンツーからシュートを放ったが、左に流れてしまった。
0-0のままハーフタイム突入かと思われた前半アディショナルタイム、レアルはクロースが絶妙なスルーパス→抜け出したベンゼマが右足でゴールネットを突き刺し、ようやく先制点を奪いました。

後半に入り、レアルは6分に右サイドのFKにベンゼマが頭で合わせたが、ゴール右に外れる。後半15分にはカウンターを仕掛け、ロナウドが右サイドのバスケスにパスを送ると、バスケスが抜け出してからグラウンダーのクロス→ロナウドが右足を振り抜いたが、強烈なシュートは相手DFの胸に直撃…。後半20分、右サイドのクロス→ファーサイドのロナウドのヘディングシュートはコントロールミス。こぼれ球をモドリッチが反転してからジャンピングボレーを放ったが、右に外れてしまった…。
レアルは後半27分にクロースを下げて、ハメス・ロドリゲスが登場。さらに後半35分にはベンゼマに代わり、FWアルバロ・モラタを投入。後半43分、左サイドでバスケスが浮き球のパスを入れると、マルセロが素早い動きでボールを受け取ってからグラウンダーで折り返し、モラタが右足シュートを放ったが枠外。
そして迎えた後半アディショナルタイム、右サイドでハメスがスルーパス→抜け出したロナウドが右足で流し込んでゴールをゲット!最後の最後にクリスティアーノ・ロナウドのダメ押しゴールが生まれ、レアルが2-0でクラブアメリカを破りました。


クラブW杯の準決勝第2試合は、レアル・マドリードが前半と後半のアディショナルタイムに得点を奪い、クラブアメリカを下して順当に決勝進出を決めました。レアルのド派手なゴールラッシュを期待していたんですが、なんか物足りない内容というか、「しょっぱい試合」だったなと思いました。いや、レアルはまだ本気を出していないという事もある…。レアルはこれで公式戦の無敗記録を36に伸ばしました。
注目のクリスティアーノ・ロナウド選手は、決定的なヘディングシュートをポストに当てたり、左足のミドルがGKに防がれたりと、今回は無得点かと思いました。しかし、後半終了間際になってようやくゴールを決めてくれました。私はそのころ裏番組を見ていたので、リアルタイムでクリロナのゴールを見逃してしまいました…。
前半にベンゼマ選手が決めた先制点のシーンは、ベンゼマ選手の抜け出し方も上手かったけど、クロース選手の針の穴を通すような縦パスは絶品でした。

準決勝2試合が終了し、18日の決勝戦と3位決定戦のカードが決定。準決勝の敗者チーム同士が戦う3位決定戦は、アトレティコ・ナシオナル(コロンビア)VSクラブアメリカ(メキシコ)が対戦。決勝戦はレアルマドリードVS鹿島アントラーズという組み合わせになりました。日本のクラブチームが、世界のスター選手が集まるビッグクラブとクラブ世界一の座を争うなんて凄いですよ…。レアルが圧倒的に有利だけど、鹿島にも開催国代表としてのプライドを見せてほしい。もし、鹿島がレアルに勝ってしまったら、とっても大変なことになりそうだ…。






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準決勝の壁を越えた!鹿島アントラーズが南米王者を破り、日本勢初のクラブW杯決勝進出!

2016年12月14日 | soccer

クラブチームの世界一決定戦「Alibaba YunOS Auto プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016」は、いよいよ準決勝に突入。準決勝から欧州王者と南米王者が登場。14日は市立吹田サッカースタジアムで準決勝第1試合「鹿島アントラーズ(日本)VSアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)」が行われました。アトレティコ・ナシオナルは、飛行機墜落事故で多数の犠牲者を出したシャコペエンセ(ブラジル)の分までクラブ世界一を目指します。対する鹿島は、これが今大会3試合目。日本勢初の決勝進出となるか?


両チームのスタメン
[アトレティコ・ナシオナル]
GK 34 アルマーニ
DF 2 ボカネグラ
DF 3 アギラール
DF 12 エンリケス
DF 19 ディアス
MF 6 ウリベ
MF 8 アリアス
MF 10 トーレス
FW 9 ボルハ
FW 21 モスケーラ
FW 28 ベリオ

[鹿島アントラーズ]
GK 21 曽ヶ端準
DF 3 昌子源
DF 16 山本脩斗
DF 22 西大伍
DF 23 植田直通
MF 10 柴崎岳
MF 13 中村充孝
MF 25 遠藤康
MF 40 小笠原満男
FW 8 土居聖真
FW 18 赤崎秀平



まず前半11分、アトレティコは左サイドでボルハが横パス→中央から走り込んできたウリベが右足ミドルシュートを放つが、鹿島GK・曽ヶ端がセーブします。12分には右CKからウリベが頭で合わせたが、曽ヶ端にキャッチされる。対する鹿島は13分に中村のスルーパス→右サイドの遠藤がフリーの位置からシュートを放つも、ゴール左に外れる。18分には柴崎がドリブルでペナルティエリア内に進入したが、シュートはGKに防がれた。
アトレティコは20分過ぎに決定機を連発。22分にベリオのクロス→ボルハのボレーシュートはGKの正面。23分には中盤の浮き球パス→ウリベが抜け出して右足を合わせたが、左に外れる。さらに24分、PA左からモスケーラがシュートを狙うもクロスバーに当たり、こぼれ球をベリオが右足でシュートを打ったが、ゴール前で鹿島DF昌子が間一髪クリア!
前半28分、鹿島のFKの場面で、DF西がPA内で相手選手に倒されたが。主審はファウルを取らず。しかしその数分後に、ビデオ判定で相手のファウルが認められたため、鹿島がPK獲得。この判定にナシオナル側は抗議するが、PKはPKだ。先制のチャンスを迎えた鹿島は、キッカー・土居がゴール左隅に決めて、1点を先制します。
34分、鹿島は左CKをDF植田がヘディングシュート。完璧なヘッドだったが、アトレティコGKアルマーニの好セーブに阻まれて追加点ならず。
アトレティコは43分、PA内でベリオがシュート→GK曽ヶ端が防ぐと、こぼれ球をボルハが拾うも鹿島DF陣がシュートを打たせない。44分にはウリベがミドルを狙うもクロスバーの上。前半アディショナルタイムの45分、右サイドの折り返し→ゴール前に詰めていたボルハがヒールで合わせたが、GKにキャッチされる。前半終了間際には、左サイドのクロスにモスケーラが頭で合わせるも、クロスバー直撃。さらに、こぼれ球をトーレスがシュートするもDFにクリアされた。アトレティコの猛攻を凌いだ鹿島、前半を1点リードで折り返します。


後半開始早々に鹿島は、赤碕がドリブルで左サイドを駆け上がり、シュートまで持って行ったが、GKにキャッチされる。後半9分、鹿島は赤崎を下げて金崎夢生が登場。2試合連続ゴール中のエース投入で追加点を狙います。
1点を追うアトレティコは、後半に入っても鹿島ゴールに襲い掛かります。後半14分にボルハが強引な形で突破してシュートを放つが、曽ヶ端がヒザでセーブする。後半15分にMFゲラ、さらに22分にはMFダホメを投入。すると23分、代わったばかりのダホメが味方のパスを受けてシュートを打つも、大きく外してしまいます。
試合時間が残り少なくなる中、攻め続けるアトレティコは焦りが見え、守り続ける鹿島は連戦の疲れが出るように。1点リードのまま迎えた後半38分、鹿島は左サイドで柴崎が右足でクロスを上げると、ゴール前飛び込んだ遠藤がGKと交錯した後、ヒールでゴールに押し込んだ!鹿島に大きな追加点が入り、2-0とリードを拡げます!これで勢いづいた鹿島は後半40分、右サイドで金崎が抜け出した後にグラウンダークロス→途中出場・鈴木優磨が合わせて3点目のゴールを奪った!終盤に突き放した鹿島アントラーズが、3-0でアトレティコナシオナルに快勝しました!




多くのJリーグ勢が跳ね返されてきた「クラブW杯準決勝の壁」が、ついに打ち破るときが来ました!鹿島アントラーズが、南米王者のアトレティコ・ナシオナルを撃破!日本勢どころかアジア勢で史上初の決勝進出を果たしました。さすがに南米王者に勝つのは無理だろうと思っていたけど、3-0で勝利を挙げるなんてビックリです。
アトレティコに24本のシュートを浴び、危ないシーンが沢山ありましたが、最後までゴールを許さず。本当にヒヤヒヤしたけど、よく守り抜いたと思います。GKの曽ヶ端選手は、前回の試合に続いて「神セーブ」を連発し、この試合の「マン・オブ・ザ・マッチ」に選出。ディフェンスリーダーの昌子選手も、気迫の守備がありました。この2人が先発出場していなかったら、恐らくは大量失点になっていた思います。
後半38分に2点目のゴールを奪った遠藤選手は、準々決勝に続き2試合連続得点。相手の守備陣を嘲笑うかのような、素晴らしいヒールシュートを決めました。あのゴールでアトレティコの選手の気持ちが折れましたね。ダメ押しの3点目を決めた鈴木選手は、後半39分にピッチに入り、ファーストタッチで得点を挙げました。ゴール直後には、クリスティアーノ・ロナウド選手のゴールパフォーマンスまで披露。鈴木選手は吹田スタジアムとの相性が非常に強く、ガンバ大阪戦で決勝ゴールを奪うと、マメロディ戦で1アシスト、今回も1ゴールを記録しました。
伝統の勝負強さに加え、我慢と粘り強さで快進撃を続けている鹿島アントラーズ、決勝戦では悔いのない戦いに期待したいと思います。
15日は横浜国際総合競技場で準決勝第2試合「レアル・マドリード(スペイン)VSクラブアメリカ(メキシコ)」戦が行われます。クリスティアーノ・ロナウドを中心に、ハメス・ロドリゲス、カリム・ベンゼマなどのスター選手が日本で見られます!初戦となるクラブアメリカ戦で、日本のファンを大いに魅了してくれることは間違いありません。そんなレアルは、現在公式戦で35戦負けなし。この大会で無敗記録をさらに伸ばすはず。鹿島アントラーズがレアルを止めるのは、はっきり言って無理です(笑)。








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2016年の今年の漢字は「金」 なぜ五輪イヤーの時は「金」が選ばれるのか?

2016年12月13日 | Weblog

漢字の日である12月12日は、この1年の世相を漢字一文字で表す「2016年 今年の漢字」が、京都の清水寺で発表されました。15万3562通の応募が寄せられた今回、最も投票が多かった「金」が2016年の漢字に選ばれました。


ベスト10は次の通り
1位「金」6,655票(4.33%)
2位「選」4,723票(3.08%)
3位「変」4,619票(3.01%)
4位「震」4,606票(3.00%)
5位「驚」3,746票(2.44%)
6位「米」3,616票(2.35%)
7位「輪」3,327票(2.17%)
8位「不」3,171票(2.06%)
9位「倫」2,769票(1.80%)
10位「乱」2,542票(1.66%)


6,655票を集めた「金」を選んだ理由には、
・リオデジャネイロ五輪での「金メダル」ラッシュに日本中が沸いたこと。
・ドナルド・トランプ米国次期大統領の髪の毛の色が「金髪」である。
・イチロー選手のメジャー通算4000本安打と女子レスリング・伊調馨選手の五輪4連覇といったスポーツ界の「金字塔」。
・舛添要一前東京都知事の政治資金問題、甘利明氏の金銭授受問題、2020年東京五輪の巨額の経費と「政治とカネ」にまつわる出来事が続出。
さらには「PPAP」でブレイクしたピコ太郎さんの「金ピカ衣装」も理由のひとつに挙げられました。


2位の「選」、5位の「驚」、10位の「乱」…イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票で離脱派が勝利、アメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利。事前の予想を覆す波乱の結果に世界中が驚いた。
3位の「変」…世界情勢が変化する恐れ、東京都知事が舛添氏から小池百合子氏に変わった。変動し続ける株価と円相場。
4位の「震」…4月の熊本地震、9月の鳥取地震、11月には福島県沖でM7.4の地震が発生するなど、大きな地震が多かった。それに日本中に激震が走った「SMAP解散騒動」もありました。
8位「不」&9位「倫」…流行語にもなった「ゲス不倫」。今年はベッキー&「ゲスの極み乙女」の川谷絵音、六代目三遊亭円楽師匠、とにかく明るい安村さんなど、芸能界の不倫の話題が多かったです。最近になっては、テレビ朝日の田中萌アナウンサーが加藤泰平アナウンサーと不倫関係にあったと報じられました。


今年の漢字で「金」が選ばれたのは、2000年、2012年に続き3度目。夏季五輪の年に「金」が選出されるのは、正直なんでだろうって思います。もしかすると4年後の2020年の漢字も「金」になりそうな予感がしますな。
個人的には「女」(女性政治家の台頭、リオ五輪で女性選手のメダリストが続出)か、「離」(英国EU離脱、SMAP解散でメンバー離れ離れ、不倫や薬物問題による有名人の離婚)が選ばれるんじゃないかと思われましたが、2つともベスト10どころか、20位すら入っていませんでした…。ヒラリー氏がアメリカ大統領選に勝利していたら、今年の漢字が「金」ではなく「女」になっていたと思います…。






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2016クラブW杯準々決勝  鹿島アントラーズがアフリカ王者を倒して4強入り!

2016年12月12日 | soccer

「Alibaba YunOS Auto プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016」は、11日に大阪の市立吹田サッカースタジアムで準々決勝2試合が行われました。欧州王者と南米王者への挑戦権を獲得したのはどこだ?



第1試合:クラブ・アメリカ(北中米カリブ海代表・メキシコ)VS全北現代モータース(アジア代表・韓国)
勝った方が準決勝でレアル・マドリード(スペイン)と対戦する第1試合。クラブアメリカと全北は、2006年大会に一度対戦し、クラブアメリカが1-0で勝利しました。10年ぶりに対戦となる今回、全北のリベンジか?それともクラブアメリカの連勝か?
立ち上がりからクラブアメリカが攻め続けるが、全北が集中した守りでゴールを許さず。迎えた前半22分、全北は左サイドでFWキム・シンウクがボールをキープすると、オーバーラップしたDFパク・ウォンジェがグラウンダークロス→ゴール前でFWキム・ボギョンが左足シュートを決め、全北が1点を先制します。
クラブアメリカは前半31分にFWロメロが強烈な右足ミドルシュートを放つが、クロスバーに当たって同点ならず。全北は38分にキムボギョンがFWエドゥーとのワンツーからドリブルで仕掛けてシュートしたが、ゴール右に逸れて追加点ならず。
1点を追うクラブアメリカは、後半からMFゲレーロ、FWアロージョを投入。すると後半13分、左サイドでアロージョがクロス→ロメロがヘディングで叩き付けてゴール!クラブアメリカが1-1の同点とします。
波に乗るクラブアメリカは後半28分、ロメロがドリブル突破→途中出場・アルバラドの折り返し→ゴール前にいたFWキンテロのシュートは、全北GKホン・ジョンナムに防がれる。その直後の29分、左CKからロメロが右足ボレーシュート。ボールはキムシンウクの足に当たってコースが変わり、ゴール右隅に吸い込まれた。ロメロのこの日2点目のゴールで、クラブアメリカが2-1と逆転。
その後、全北はFWイ・ドングクとMFコ・ムヨルを立て続けに投入するも、追いつくことができず試合終了。クラブアメリカが逆転勝ちで準決勝に進出しました。


第2試合:鹿島アントラーズ(開催国代表)VSマメロディ・サンダウンズ(アフリカ代表・南アフリカ)
開幕戦でオセアニア王者のオークランドシティに逆転勝ちを果たした鹿島アントラーズ。中2日で迎える準々決勝は、アフリカ王者のマメロディと対戦しました。
前半はマメロディの一方的な展開。前半14分にMFモレナが右サイドと突破してシュートを放つが、鹿島GK曽ヶ端準に防がれる。前半29分には自陣からのロングパスからMFタウがDFラインを抜け出したが、GK曽ヶ端がシュートをセーブ。30分には左サイドのクロス→ファーサイドのFWビリアトがシュートするも大きく外れる。35分にはMFマブンダがペナルティエリア手前から右足ミドルを打って行ったが、またもGK曽ヶ端がファインセーブを見せる。マメロディは前半にシュート11本、対する鹿島はシュート無し。
後半は鹿島が攻め込み、後半8分に右サイドからMF遠藤康が左足でシュートを放ったが、クロスバーを越える。後半15分、左サイドでDF山本脩斗がクロスを上げると、右サイドで前線まで上がってきたDF西大伍がダイレクトで右足を合わせたが、シュートはマメロディGKオニャンゴに防がれると、ゴール前にいたDFにクリアされ、ゴールを奪えません。
後半16分、鹿島はここでFW金崎夢生を投入。するとその2分後の後半18分、右サイドでFW赤崎秀平がクロスを上げると、FW土居聖真が頭で落とし、最後は遠藤が左足シュート。GKオニャンゴの手に当たった後、ゴールに吸い込まれた!鹿島が苦しい時間を乗り越えて待望の先取点!
追加点が欲しい鹿島は、後半39分にFW鈴木優磨を投入。後半43分、右サイドで遠藤のスルーパスを受けた鈴木がグラウンダーでクロスを入れ、ゴール前の金崎が左足で流し込み1点追加。金崎は開幕戦に続き、2試合連続ゴール。鹿島が2-0でマメロディに勝利しました。



準々決勝は開催国王者・鹿島アントラーズと、北中米王者・クラブアメリカが勝利し、ベスト4に駒を進めました。日本勢のベスト4進出は、昨年のサンフレッチェ広島に続き5度目となります。
鹿島は前半から我慢の時間が長く続きました。何度もピンチを迎えながらも、GKの曽ヶ端選手がファインセーブを連発。いつ失点されてもおかしくなかったけど、無失点で凌ぎました。後半に金崎選手が入ってから流れが変わり、遠藤選手の均衡を破る先制ゴールが生まれました。後半AT前の追加点は、鈴木選手&金崎選手の途中出場組が結果を出しました。前回の試合に続き、石井監督の交代策がズバリ的中。JリーグCSから「石井マジック」が冴え渡っていますね。
準々決勝を終えて、準決勝2試合の組み合わせが決定。吹田で行われる14日の準決勝第1試合は、鹿島アントラーズVSアトレティコ・ナシオナル(南米代表・コロンビア)、15日の準決勝第2試合はレアルマドリードVSクラブアメリカとなっています。準々決勝で敗退した全北現代とマメロディは、14日に5位決定戦で対戦します。準決勝で南米王者に挑む鹿島、「準決勝の壁」を乗り越え、日本勢で初めてのクラブW杯決勝進出となるか?





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