日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

「1-6」から奇跡の大逆転!ホークス、サヨナラ勝ちで連敗を免れる!

2016年06月30日 | HAWKS

千葉ロッテとの首位攻防戦を戦っている福岡ソフトバンクホークスですが、27日に東京ドームで行われた緒戦は6-9で敗れ、初戦を落としました。2連敗でさらにゲーム差を縮めるわけにはいかない29日は、ソフトバンク・千賀滉大VSロッテ・関谷亮太の先発で始まり、ホークスが終盤に脅威の追い上げを見せました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク      千葉ロッテ
1(遊)今宮健太    (一)細谷圭
2(右)上林誠知    (三)髙濱卓也
3(中)柳田悠岐    (左)角中勝也
4(一)内川聖一    (指)デスパイネ
5(指)長谷川勇也   (二)ナバーロ
6(三)松田宣浩    (遊)鈴木大地
7(左)中村晃      (中)加藤翔平
8(捕)鶴岡慎也    (捕)田村龍弘
9(二)本多雄一    (右)清田育宏
 (投)千賀滉大    (投)関谷亮太



中10日での先発登板となるホークス先発・千賀は、初回に2死後に角中に内野安打を許すも0点に抑え、2回と3回もロッテ打線に得点を与えず。
対するホークス打線は、2回に内川と中村晃のヒットで2死1,2塁のチャンスを作るも、鶴岡が凡退して無得点。3回には今宮がヒットと盗塁で2塁に進むも無得点に終わりました。
0-0で迎えた4回、千賀が先頭の角中にヒットを許すと、1死1塁でナバーロにど真ん中のスライダーを狙われ、バックスクリーンへの先制2ラン本塁打を浴びる。さらに5回、四球の走者を背負い、デスパイネにレフトスタンドへの2ラン本塁打を浴び、さらに2点を失います。
0-4と4点を追うホークスは、5回までロッテ先発・関谷の前に無得点に抑えられますが、6回に先頭の今宮が2塁打を放つと、1死3塁で柳田の3塁へのタイムリー内野安打でようやく1点を返す。さらに内川がヒットで繋いだが、長谷川遊撃ライナー→2塁走者・柳田戻れずダブルプレー。ホークスの反撃も1点止まり。
7回、ホークス2番手・飯田優也が1死2塁からナバーロにレフトスタンドへの2ラン本塁打を浴び、6-1と5点差まで拡げられる。
ところが、8回裏にホークスが猛反撃。1死から今宮四球、上林の代打・吉村裕基の死球で1死1,2塁とし、柳田がロッテ3番手・松永昂大からレフト前へのタイムリーヒットを放って1点を返す。なおもランナー2人置いて、内川がロッテ4番手・益田直也からセンター前ヒット。さらにロッテ中堅手・岡田幸文が後逸する間に、2人の走者が生還。これで4-6と2点差。流れに乗ったホークスは、長谷川のレフト前タイムリーで1点差に詰め寄ると、1死1塁で松田がライト線へ2塁打を放つ。1塁走者・牧原大成(長谷川の代走)がホームイン!4連続タイムリーでホークスが6-6の同点に追いつきます!
9回裏、ホークスは今宮ヒット、吉村犠打、柳田敬遠のあと、内川のレフトフライ→左翼手が落球。1死満塁とサヨナラのチャンスを掴む。しかし、牧原と松田が内野ゴロに倒れてサヨナラならず…。勝負は延長戦へ。
延長10回、4番手・森唯斗が2死1,3塁のピンチを切り抜けると、その裏にホークスは2死から本多がヒットを放ち、サヨナラのランナーが生まれる。長打が出ればサヨナラの場面で、今宮がロッテ5番手・西野勇士の初球を狙い打ち。打球は左中間へ深々と破り、1塁走者・本多が一気に生還!今宮のサヨナラタイムリー2塁打で、ホークスが7-6の大逆転勝利を挙げました!



2016年06月29日 パリーグ ヤフオクドーム
ソフトバンク対ロッテ 13回戦
<ソフトバンク8勝4敗1分け 観衆:38,043人>
ロ|000 220 200 0 |6
ソ|000 001 050 1x|7
[勝] 森(4勝2敗1セーブ)
[負] 西野(3勝5敗18セーブ)
[本] ナバーロ(ロッテ/8号、9号)、デスパイネ(ロッテ/14号)


いやぁもう、信じられないというか、凄いというか、ヤバいな…。ナバーロ選手に2本もホームランを打たれ、7回終了時点で「1-6」と、普通の試合ならここで勝負ありだったけど、ホークスが8回裏に柳田選手から松田選手までの4連続タイムリーで5点を返して6-6の同点とし、延長10回に今宮選手のタイムリー2塁打でサヨナラ勝ち。5点のビハインドをひっくり返す劇的な大逆転勝ち。これが首位の意地と底力いうものでしょうか…。奇跡の勝利を挙げたことで、ホークスの勢いがまた加速しちゃうかもしれませんな…。
この日のホークス打線はチーム全体で14安打。サヨナラヒットを打ってヒーローとなった今宮選手は、5打数4安打。ロッテ先発・関谷投手から2安打を放つと、ロッテの守護神・西野投手からヒット2本を放ちました。4番の内川選手も4打席連続ヒットと大当たり。8回にセンター前タイムリーヒットを放つと、相手の守備が乱れる間に3塁まで進みました。内川選手の1試合4安打は今季2度目です。
他にも、柳田選手が2打席連続タイムリーで2打点を挙げ、長谷川選手は6回にゲッツーに倒れた、その次の打席で汚名返上のレフト前タイムリーヒットを放ちました。
投手陣ですが、先発の千賀投手が6回まで投げて被安打9・6奪三振・2四球・4失点。序盤の3イニングは無失点意抑えていたけど、4回と5回に2イニング続けて2ラン本塁打を浴びてしまいました。勝ち投手となった森投手は、2死から下位打線に連打を浴び、1,3塁と勝ち越しのピンチを作りながらも無失点に抑え、その裏に味方がサヨナラ勝ちを決めたので、森投手に今季4個目の白星がつきました。
1勝1敗で迎える首位攻防第3戦は、予告先発がソフトバンク・岩嵜翔VSロッテ・唐川侑己となっています。今季初先発の岩嵜投手は、中継ぎで15試合に登板して防御率0.82。ロングリリーフで結果を残し続けている事で、先発登板の機会が巡ってきました。岩嵜投手が試合を作って、先発の役目を果たせるといいんですが…。木曜日の試合も勝って、交流戦明け初の連勝&カード勝ち越しを決めてくれい?



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まだまだ時代は終わらない!コパノリッキー帝王賞初制覇!

2016年06月29日 | 競馬

上半期の最強ダート馬決定戦・第39回 帝王賞(GⅠ・ダート2000m 12頭立て)が29日、大井競馬場で行われました。かしわ記念でGⅠ6勝目を挙げた③コパノリッキー、ドバイワールドカップ以来の実戦となる⑩ホッコータルマエ、悲願の古馬ダートGⅠ初制覇を目指す②ノンコノユメ、昨年末の東京大賞典を勝った⑦サウンドトゥルーの他にも、平安ステークスを勝った①アスカノロマン、⑫クリソライト、④アムールブリエ、この春に北海道競馬に移籍した⑪ナムラビクター、地元大井所属の⑨ユーロビートなどが参戦しました。



単勝の人気は、ノンコノユメが1番人気(3.1倍)、2番人気サウンドトゥルー(4.1倍)、アスカノロマン3番人気(4.5倍)、4番人気ホッコータルマエ(4.9倍)、5番人気のコパノリッキー(6.6倍)までが単勝一ケタ台でした。
スタートでナムラビクターが出遅れた以外は、11頭綺麗なスタートを見せる。スタンド前での先行争いは、内からアスカノロマン、コパノリッキー、ホッコータルマエ、クリソライトの4頭が前を行き、クリソが先頭に躍り出る。リッキーは3番手、タルマエ4番手に下げ、ノンコノユメは6番手、サウンドトゥルーは8番手で1コーナーを回った。
2コーナーから向正面に差し掛かり、クリソライトが先頭、2番手にアスカノロマン、3番手にコパノリッキー。4,5番手の位置にホッコータルマエとアムールブリエが並走。中団の6番手にサウンドトゥルー、その外側の7番手にノンコノユメ。8番手ナムラビクター、9番手⑥ジャルディーノ(大井)、10番手ユーロビート、後方は離れて11番手⑧リワードレブロン(兵庫)、しんがり⑤ナリチュウドラゴン(大井)という展開。
外回り3コーナーに差し掛かり、逃げるクリソにアスロマとリッキーが接近し、3,4コーナー中間点のあたりでリッキーが先頭に浮上。タルマエも2番手に上がり、ノンコが大外から追い上げる。クリソとアスロマは後退。
4コーナーから最後の直線に入り、コパノリッキーが独走態勢。2番手争いではノンコノユメがホッコータルマエをかわし、ホッコータルマエ3番手。サウンドトゥルーはまだ4番手。ゴール残り100mを切って、ノンコが必死に追うが、リッキーとの差が縮まらず。サウトゥルは3番手に上がるもこれが精一杯。コパノリッキーが堂々と先頭でゴール!かしわ記念に続きダートGⅠ連勝を果たしました!


帝王賞 全着順&払戻金
1着③コパノリッキー
2着②ノンコノユメ
3着⑦サウンドトゥルー
4着⑩ホッコータルマエ
5着⑨ユーロビート
6着①アスカノロマン
7着⑪ナムラビクター
8着⑫クリソライト
9着⑤ナリチュウドラゴン
10着⑥ジャルディーノ
11着④アムールブリエ
12着⑧リワードレブロン

単勝 ③ 660円
複勝 ③ 190円 ② 120円 ⑦ 130円
枠複 [2]-[3] 1,160円
枠単 [3]-[2] 2,870円
馬複 ②-③ 1,120円
馬単 ③-② 2,280円
ワイド ②-③ 410円  ③-⑦ 490円  ②-⑦ 220円
3連複 ②-③-⑦ 1,190円
3連単 ③-②-⑦ 6,900円



GⅠウィナー5頭が参戦した今年の帝王賞は、5番人気のコパノリッキーが優勝。2着には1番人気のノンコノユメ、3着には2番人気のサウンドトゥルーが入りました。ドバイ以来のレースとなったホッコータルマエは4着、ユーロビートが地方勢最高の5着に入りました。3番人気のアスカノロマンは6着でした。
コパノリッキーは前走のかしわ記念に続いての連勝で、通算7度目のダートGⅠ制覇。帝王賞は2度目の挑戦で初制覇です。2年前に参戦したときはワンダーアキュートの2着でしたね~。鞍上の武豊騎手は、同レース通算5勝目を挙げております。
今回のコパノリッキーは非常に強かった!3コーナーでクリソライトとアスカノロマンに迫ると、持ったままの状態でスッと抜け出し、直線で後続に差をつけ、終わってみれば3馬身半差の圧勝でした。この日の馬体重が540Kgで、前走から+15キロと大幅に増えましたが、その分走りに力強さを感じました。まるで重戦車みたいです。一時期低迷していたけれど、これで完全復活ですね。
コパノリッキー陣営の話によると、この秋には「ブリーダーズカップ」に挑戦するプランがあるそうです。はじめに前哨戦の「オーサムアゲインステークス」(ダート2000m)を使い、その次に「ブリーダーズカップ・ダートマイル」に挑む予定。ダート王国のアメリカでGⅠを勝つのは非常に難しいですが、ぜひとも健闘を祈るばかりです。



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ホークス、交流戦明けの3連戦を2勝1敗で終える。

2016年06月27日 | HAWKS

楽天Koboスタジアム宮城での東北楽天ゴールデンイーグルスVS福岡ソフトバンクホークスは、ここまで1勝1敗の五分。土曜日は6回までホークスが2点をリードしながらも、7回に東浜巨投手がホームランを2本も浴びてしまい逆転負け…。勝てた試合を落としたのは本当に悔しい。今カード最終戦の26日は、楽天・戸村建次VSソフトバンク・中田賢一の先発でスタートしました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク       東北楽天
1(遊)今宮健太    (左)島内宏明
2(右)城所龍磨    (二)藤田一也
3(中)柳田悠岐    (遊)茂木栄五郎
4(一)内川聖一    (指)ウィーラー
5(指)長谷川勇也   (右)岡島豪郎
6(三)松田宣浩    (一)銀次
7(左)中村晃      (三)後藤光尊
8(捕)鶴岡慎也    (捕)足立祐一
9(二)本多雄一    (中)オコエ瑠偉
 (投)中田賢一    (投)戸村健次




1回、ホークスは先頭の今宮がヒットで出塁すると、1死後に柳田がライト前ヒットで繋ぎ、1死1,3塁のチャンスを掴む。先制点が欲しい場面で、4番・内川が2球目を打ち上げてライトへの犠牲フライ。3塁走者が生還し、まずは1点先取。さらに柳田の盗塁で2死2塁とし、長谷川が4球目の変化球を弾き返し、センター前へのタイムリーヒットで2点目を挙げました。ホークスは2回にも1死1,3塁のチャンスを作ったが、今宮が併殺打に倒れて追加点とはならず。
ホークス先発の中田は、立ち上がりに四球のランナーを出したものの無失点。3回には足立とオコエに連打を許し、無死1,2塁のピンチを背負ったが、島内を併殺打に仕留めて2アウトを取り、後続も退けてピンチ脱出。しかし4回、茂木とウィーラーに続けて四球を与えた後、岡島にライト前タイムリーを打たれて1点を返される。なおも2人の走者を背負い、同点または逆転のピンチだったが、後藤と足立を三振に切って取り、1点のみに抑えました。
ホークス1点リードの5回、ホークスは先頭の本多のヒット&盗塁、今宮もヒットを放ち、無死1,3塁とする。追加点が欲しい場面で、城所が2塁ゴロに倒れたが、3塁走者が生還して1点追加。さらにこの後、2つの四球で2死満塁としたが、松田が投手ゴロに倒れて3者残塁。1点のみに終わった。
中田が5回まで投げ切って勝ち投手の権利を得た後、6回から岩嵜翔が2番手で登板。最初のイニングで楽天のクリーンナップを3者連続三振に仕留めると、7回も簡単に3者凡退の好投。
8回、ホークスは長谷川が四球を選ぶと、続く松田が楽天5番手・青山浩二の2球目のスライダーを捉え、レフトスタンド中段への2ラン本塁打!ホークスが5-1と突き放す。
その後、8回裏に3番手・スアレス、9回に4番手・森唯斗が無失点に抑えて試合終了。ホークスが5-1で楽天を下しました。


2016年6月26日 パリーグ Koboスタ宮城
<ソフトバンク8勝2敗1分け 観衆:23,291人>
H|200 010 020|5
E|000 100 000|1
[勝] 中田(3勝1敗)
[負] 戸村(1勝5敗)
[本] 松田(ソフトバンク/16号)



今回の試合は、初回に幸先よく2得点、終盤に松田選手の2ラン本塁打が飛び出し、楽天投手陣を相手に5得点。投げては中田投手が5回まで投げた後、岩嵜投手、スアレス投手、森投手の中継ぎトリオが揃って無失点ピッチング。見事な逃げ切り勝ちを収め、今カードの勝ち越しを決めました。これでホークスは5カード連続の勝ち越しです。
先発の中田投手は、5回まで78球を投げ、被安打3・4奪三振・3四球・1失点の内容で今季3勝目。序盤の3イニングは打たせて取る形で相手打線を寄せ付けず。4回に連続四球から1点を失いましたが、その後の楽天の反撃を封じました。これで自身3連勝となったけど、「次回は長いイニングを投げられるように頑張る」と誓った中田投手。ここ数試合は5回か6回で降板することが多いので、せめて7回か8回まで投げ切れればなぁと思います。
打線の方はチーム全体で12安打。3安打だった楽天の4倍もですやん。今宮選手と中村選手、本多選手の3人が2安打のマルチヒットを記録しております。中村選手はこの日の試合で8試合連続ヒット。一時期は打撃不振に陥ったけど、復調しております。8回に2ラン本塁打を打った松田選手、不振が続いていたけど、久しぶりにバッティングでチームに貢献できましたね。

楽天に勝ち越したホークスは、27日からパリーグ2位・千葉ロッテマリーンズとの直接対決。27日は東京ドームで行われ、予告先発はソフトバンク・武田翔太VSロッテ・涌井秀章となっています。ロッテは西武との3連戦で合計26得点と打線が好調です。武田投手にはロッテ打線の勢いを止めるような快投を見せてもらいたいが、今季は突如乱れる場面が多いので正直心配です。
現在ホークスはロッテに「7.5ゲーム差」をつけていますが、もし27日と29日の直接対決で連勝したら、優勝マジックが点灯します。6月中にマジック点灯すれば、プロ野球史上初となりますが…。もし点灯したら、8月下旬か9月上旬には優勝が決まっちゃうかもね…。





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マリアライトが4歳2強を破ってGⅠ2勝目!ドゥラメンテはゴール後に故障発生・・・。

2016年06月26日 | 競馬

2016年の上半期の競馬界の総決算・第57回宝塚記念(GⅠ・芝2200m 17頭立て)が26日、阪神競馬場で行われました。春の天皇賞馬でファン投票1位の③キタサンブラック、この秋の凱旋門賞をめざす⑨ドゥラメンテの「4歳2強」に加え、大阪杯を勝った②アンビシャス、昨年の宝塚記念を制した⑦ラブリーデイ、昨年のエリザベス女王杯を制した⑯マリアライト、ドゥラメンテと共にドバイシーマクラシックに参戦した④ワンアンドオンリーと⑥ラストインパクト、他にも春天2着⑩カレンミロティック、阪神コースが得意な⑤シュヴァルグラン、⑫サトノノブレス・⑧ステファノス・⑰ヤマカツエースの「鳴尾記念組」、その他にも⑪トーホウジャッカル、⑮サトノクラウンなどが参戦しました。



単勝の人気は、1番人気がドゥラメンテ(1.9倍)、2番人気キタサンブラック(5.0倍)、アンビシャスが3番人気(9.1倍)。4番人気以降はラブリーデイ、シュヴァルグラン、トーホウジャッカル、ステファノス、マリアライト、サトノクラウンと続きました。
注目のスタートは、キタサンブラックが好スタートを決めたのに対し、ドゥラメンテは後方から。正面スタンド前での先行争いで、キタサンブラック、ワンアンドオンリー、ラブリーデイ、カレンミロティック、トーホウジャッカル、サトノノブレスの6頭が前を行ったが、キタブラがハナに立った。シュヴァルグランは7番手、アンビシャスは内ラチ沿いを通り、ステファノスは中団、マリアライト12番手、ドゥラメンテは14番手でゴール板を通過した。
1,2コーナーを回って、向正面に差し掛かったところで、キタブラが先頭、ワンオン2番手、アンビシャスとジャッカルが3,4番手で並ぶ。その後ろの5番手集団には、ノブレス・シュヴァル・ミロティックの3頭が固まっている。中団グループは、ラブリー8番手、9番手ラストインパクト、内側10番手①フェイムゲーム、外の11番手マリアライト、12番手ステファノス、そしてドゥラメンテは13番手を追走する。サトクラ14番手、15番手⑭ヒットザターゲット、16番手ヤマカツエース、⑬タッチングスピーチがポツンと最後方を進む。
内回り3コーナーを回り、キタサンブラック先頭、サトノノブレスが2番手、ラブリーデイも3番手に進出。大外からマリアライトが先頭集団に加わる勢いだ。アンビシャスは少し後退気味、ドゥラメンテはまだ中団馬群の中。直線でどうやって抜け出すのか?
4コーナーを通過し、勝負はいよいよ最後の直線へ。逃げるキタサンブラックが後続を引き離そうとする、2番手からラブリーデイ、ステファノスが間を割って入ろうとする。大外からはマリアライト、さらにドゥラメンテがグイグイと追い上げてきた!そしてゴール前、マリアが粘るキタブラを捕らえ、外からドゥラが襲い掛かったが、マリアライトが先頭でゴールイン!牝馬・マリアライトが、ドゥラメンテとキタサンブラックを抑えて宝塚記念を制しました!


宝塚記念 全着順&払戻金
1着⑯マリアライト    2分12秒8
2着⑨ドゥラメンテ      クビ
3着③キタサンブラック   ハナ
4着⑦ラブリーデイ    1馬身1/4
5着⑧ステファノス    2馬身1/2
6着⑮サトノクラウン
7着⑥ラストインパクト
8着⑫サトノノブレス
9着⑤シュヴァルグラン
10着⑭ヒットザターゲット
11着⑩カレンミロティック
12着⑬タッチングスピーチ
13着⑰ヤマカツエース
14着④ワンアンドオンリー
15着⑪トーホウジャッカル
16着②アンビシャス
17着①フェイムゲーム

単勝 ⑯ 2510円        
複勝 ⑯ 350円  ⑨ 110円  ③ 150円
枠連 [5]-[8] 1050円        
馬連 ⑨-⑯ 2440円  
馬単 ⑯-⑨ 8460円      
ワイド ⑨-⑯ 770円 ③-⑯ 1150円 ③-⑨ 250円      
3連複 ③-⑨-⑯ 2800円        
3連単 ⑯-⑨-③ 26250円



今年の上半期を締め括るグランプリレースは、単勝8番人気のマリアライトが優勝しました。牝馬がこのレースを勝利したのは、2005年のスイープトウショウ以来、11年ぶり史上3頭目です。断然の1番人気だったドゥラメンテはクビ差の2着、序盤から逃げ続けたキタサンブラックは3着。昨年の覇者・ラブリーデイは4着、3番人気のアンビシャスは直線ズルズル下がってブービーの16着に沈みました。
勝ったマリアライトは、昨年のエリザベス女王杯以来となる勝利を挙げ、GⅠも通算2勝目。鞍上の蛯名正義騎手と久保田貴士調教師は、宝塚記念初勝利。また、ディープインパクト産駒も同レース初Vで、父子制覇達成となりました。
この日のマリアライトは、スタートから中団に控え続け、3コーナーのところでグイグイ押しながら外から4番手まで浮上。最後の直線では、蛯名騎手の激しいムチに応えるように脚を伸ばし、ゴール前で逃げるキタサンブラックをかわすと、ドゥラメンテの追い上げを凌いでゴールしました。道悪の馬場で強い牡馬を倒したのは大きいし、蛯名騎手の気迫ある騎乗ぶりも素晴らしかったです。それにしても蛯名騎手はGⅠの大舞台で穴を開けるし、外枠の馬に乗って勝つよなぁ…。皐月賞のディーマジェスティの時もそうだったし…。

ところで2着に敗れたドゥラメンテですが、ゴールした直後に故障を発生。ゴール後のVTRを見て、脚がガクンとなってました。恐らくボコボコの馬場に脚を取られたのでしょう。ミルコ・デムーロ騎手が下馬し、馬運車で運ばれたので、「骨折したんじゃないか」と心配になりましたが、「左前肢跛行」と診断されました。軽症で済んでよかったけれど、目標としていた凱旋門賞の挑戦は断念することになりました。強い内容で勝って、凱旋門へ弾みをつけてほしかっただけに、このようなケガに見舞われたのは残念としか言えません。
昨年はダービーを勝った後に両脚を骨折、今年も宝塚記念で左前脚を跛行…。とても強い馬なのに、どうしてケガばかり続くのでしょうか…。今のところ全治は不明、年内も白紙だから、このまま引退の可能性もあると思います。ドゥラメンテには一日でも早くケガを治してほしいです。




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2016 J1リーグ第1ステージ最終節 鹿島アントラーズが6連勝でステージ制覇!

2016年06月26日 | soccer

「2016明治安田生命J1リーグ」は25日、第1ステージの第17節が行われました。16節終了時点で、第1ステージの優勝争いは、鹿島アントラーズと川崎フロンターレの2チームに絞られました。この日の試合で首位・鹿島が勝てば文句なしの優勝決定だが、鹿島が引き分け以下&川崎勝利なら、川崎の逆転優勝。鹿島が逃げ切るか、それとも川崎が悲願のJ1初タイトル獲得なるか?




川崎フロンターレ(勝ち点38/2位) 2-0 大宮アルディージャ(勝ち点24/5位)@等々力陸上競技場
前節のアビスパ福岡戦で痛い引き分けを喫し、優勝王手から一転して首位から陥落した川崎。奇跡の逆転Vを懸けて、ホームで大宮を迎えての一戦です。
前半22分、川崎はMF中村憲剛が敵陣で相手のボールを奪って絶妙なスルーパスを送る。右サイドでパスを受けたMF大塚翔平が、右足でゴールへ流し込み、先制点を奪います。さらに26分、右サイドのMFエドゥアルド・ネット→憲剛縦パス→大久保嘉人がオーバーヘッドシュートを放つも、枠を捉えられず。
後半11分、右サイドのスローインから、憲剛がドリブルで持ち込み、最後は左足でゴールネットを突き刺して2点目。憲剛のスーパーゴールで大宮を突き放します。後半13分にピンチを迎えますが、GKチョン・ソンリョンが大宮MF沼田圭悟のシュートを防ぎます。試合はこのまま2-0で終了。中村憲剛の1ゴール1アシストの活躍で、川崎が大宮を下しました。


鹿島アントラーズ(勝ち点39/1位) 2-0 アビスパ福岡(勝ち点11/18位)@カシマサッカースタジアム
前節で首位に浮上した鹿島は、ホームで福岡と対戦。満員のサポーターの前で優勝を決められるか?
試合序盤は福岡が主導権を握りますが、前半27分に鹿島は右CKから、ゴール前で飛び込んだDF山本脩斗が頭で叩き付けてゴール!セットプレーで先制点を奪います。さらに前半37分、右サイドでDF西大伍の縦パス→FW金崎夢生がドリブルで相手DFをかわしてラストパス→最後はFW土居聖真が右足で押し込んで追加点。前半で2点を挙げ、優勝へ大きく近づきます。
鹿島は後半も福岡ゴールに襲い掛かります。後半21分にMF遠藤康のパスを受けたMF杉本太郎が、ペナルティエリア左の位置からシュートを放つも、相手DFに当たる。後半44分、MF柴崎岳が左サイドでクロスを上げ、ニアサイドから金崎が頭で合わせたが、枠を捉えられず。後半終了間際、途中出場のFWジネイのヘディングシュートがゴール右隅に吸い込まれたが、オフサイドによりノーゴール。後半もペースを握った鹿島が2-0で逃げ切り、第1ステージ優勝を果たしました。


その他の試合
浦和レッズ(勝ち点33/3位) 3-1 ヴィッセル神戸(勝ち点20/12位)
ヴァンフォーレ甲府(勝ち点15/17位) 0-2 サンフレッチェ広島(勝ち点29/4位)
ガンバ大阪(勝ち点24/6位) 3-3 名古屋グランパス(勝ち点17/14位)
横浜Fマリノス(勝ち点22/11位) 0-1 FC東京(勝ち点23/9位)
アルビレックス新潟(勝ち点18/13位) 1-0 サガン鳥栖(勝ち点17/15位)
ジュビロ磐田(勝ち点23/8位) 3-0 ベガルタ仙台(勝ち点23/)
柏レイソル(勝ち点24/7位) 1-1 湘南ベルマーレ(勝ち点16/16位)


第1ステージの最終節は、首位・鹿島と2位・川崎が揃って勝利しましたが、鹿島アントラーズが第1ステージを制しました。川崎は勝ち点1差を逆転できず、J1での初タイトルはまたもお預けに…。前節の引き分けが大きく響きました。昨年の第1ステージ覇者・浦和レッズは終盤での失速が響いて3位。昨季年間王者の広島は4位、ガンバ大阪は6位で第2ステージを迎えます。
昇格組では、大宮が5位と健闘。苦手の夏場を乗り切れば、J1残留どころか上位進出も期待できるが…。ジュビロ磐田も8位と頑張っております。一方の福岡は、第1ステージで2勝しか挙げられず、勝ち点11の最下位で終了しました。
残留・降格争いは、13位・新潟から17位・甲府まで「勝ち点3差」。第2ステージの成績次第では、リーグ優勝経験のある名古屋がJ2に落ちる事もあるかもしれない…。12位の神戸も危ないが…。(J1順位表はこちらから


12勝3分け2敗・勝ち点39で第1ステージを制した鹿島アントラーズ。開幕2連勝と好スタートを切った後、第6節では王者・広島を4発粉砕。第12節の横浜Fマリノス戦から連勝を伸ばし、前節の神戸戦で単独首位に浮上。この日の試合も、カイオ選手と昌子源選手が出場停止で欠きながらも完勝。破竹の6連勝も凄いんですが、第9節の大宮戦からリーグ戦9試合無敗です。
鹿島がリーグ戦でのタイトルを獲得したのは、2009年の年間王者(当時は1ステージ制)以来、実に7年ぶりとなります。このステージ優勝により、11月に行われる「明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ」への出場権も獲得。第2ステージでも勝ち点を積み重ねて「年間勝ち点1位」を達成できるでしょうか?

「J1リーグ」は前半戦の17試合を折り返し、7月2日から第2ステージが始まります。第1ステージ王者・鹿島アントラーズは、ホームでガンバ大阪と対戦。2位・川崎フロンターレはベガルタ仙台、3位の浦和レッズはアビスパ福岡と対戦します。鹿島から浦和までの勝ち点差は現時点で「6」。3強を追う4位・広島は、鹿島との「勝ち点10差」をどこまで詰められるか?






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交流戦明けの試合で快勝!ホークスはVS楽天戦7連勝!

2016年06月25日 | HAWKS

プロ野球は交流戦が終わり、24日からペナントレースが再開。パリーグ首位独走中の福岡ソフトバンクホークスは、楽天Koboスタジアム宮城に乗り込んで、東北楽天ゴールデンイーグルスとの3連戦を戦います。交流戦明けの3連戦をしっかりと勝ち越したいところです。雨の中で行われた24日の初戦は、楽天・則本昂大とソフトバンク・和田毅の先発で始まりました。




両チームのスタメン
  ソフトバンク       東北楽天
1(遊)今宮健太    (中)オコエ瑠偉
2(右)城所龍磨    (二)藤田一也
3(中)柳田悠岐    (遊)茂木栄五郎
4(一)内川聖一    (指)ウィーラー
5(指)長谷川勇也   (右)岡島豪郎
6(三)松田宣浩    (一)銀次
7(左)中村晃      (左)島内宏明
8(捕)鶴岡慎也    (三)内田靖人
9(二)本多雄一    (捕)足立祐一
 (投)和田毅      (投)則本昂大





1回、ホークスは上位打線が楽天先発・則本の前に3者凡退。一方の和田も楽天の上位打線3人を8球で料理しました。
2回、ホークスは2死から松田が楽天遊撃手・茂木の悪送球で出塁すると、中村がセンター前ヒット。1塁走者・松田が3塁に進むと、売った中村も2塁に進む。2死2,3塁で鶴岡が則本の初球を弾き返し、レフト前タイムリーヒット。2人の走者が生還し、ホークスが2点を先取。さらに本多にもヒットが出て、2死1,2塁で今宮がレフト線へのタイムリーヒットを放ちもう1点を追加。中村から今宮までの4連打で、則本から3点を奪いました。
ホークスは3回に柳田が内野安打で出塁すると、則本の牽制悪送球で2塁に進む。無死2塁で内川がストレートを叩き、センター前に運ぶタイムリーヒットで4点目。さらに4回、鶴岡の2塁打、本多のレフト前ヒットで無死1,3塁とし、今宮のセンター前タイムリーヒットで1点追加。なおも1死1,3塁で柳田のタイムリー内野安打も生まれ、この回2点を挙げて、6-0と突き放しました。
先発の和田は、2回以降も快調なピッチングを続け、2回に2つの三振を奪うと、3回には足立に四球を与えた後、楽天1番・オコエを空振り三振に切って取る。5回には3つのアウトを全て三振で取り、6回も3者凡退に抑え、6回まで楽天打線を相手にノーヒットピッチング。
和田のノーヒットノーランの期待が徐々に高まる中で迎えた7回、先頭のウィーラーにセンター前ヒットを打たれ、ノーヒットノーランの道が断たれる。1死後、銀次にもヒットを浴びると、島内に初球スライダーを狙われ、右中間スタンドへの3ラン本塁打を浴びてしまう…。7回に3点を失った和田は、この回でマウンドを降りました。
その後は8回に2番手・スアレス、9回は抑えのサファテが無失点に抑えてゲームセット。ホークスが6-3で逃げ切りました。



2016年06月24日 パリーグ Koboスタ宮城
楽天VSソフトバンク 9回戦
<ソフトバンク7勝1敗1分 観衆:19,122人>
H|031 200 000|6
E|000 000 300|3
[勝] 和田(9勝2敗)
[負] 則本(7勝4敗)
[S] サファテ(0勝4敗25セーブ)
[本] 島内(楽天/2号)



交流戦後の最初の試合は、ホークス打線が4回までに則本投手から6得点。2回には悪送球からの4連打で3点奪い、3回は牽制悪送球から内川選手のタイムリーヒットと、相手のミスから得点を挙げるケースが2度もありました。投げては和田投手が6回まで無安打ピッチングの快投を披露。投打が噛み合ったホークスが、3連戦の初戦を勝利しました。18日の阪神戦から3連勝のホークスは、VS楽天戦で7連勝です。3タテもありそうだな…。
先発の和田投手は、7回まで103球を投げて、被安打3・10奪三振・3死球・3失点。雨でぬかるんだマウンドも苦にせず、楽天打線から三振の山を築きました。6回まで無安打に抑えていたけど、7回に先頭打者にヒットを浴びた後、3ラン本塁打を打たれてしまいました。ノーヒットノーランを期待していたんだけどなぁ…。楽天エース・則本投手に投げ勝ち、リーグ単独トップの9勝目。自身にとって5年ぶりの2ケタ勝利まであと1勝に迫りました。
打線の方はチーム全体で12安打。則本投手から6回まで11本のヒットを浴びせました。この日は下位打線が良く当たり、8番・鶴岡選手が3安打2打点の猛打賞、7番・中村選手と9番・本多選手が2安打のマルチヒットを記録しました。「打のヒーロー」の鶴岡選手は、2回の最初の打席でレフトへの2点タイムリーヒットを放つと、次の打席では2塁打、3打席目にはライトへクリーンヒットを打ちました。タイムリーを打った後も当たりましたね~。
下位打線の他にも、今宮選手が2打席連続タイムリーをマークすると、柳田選手は2打席連続内野安打を放って勝利に貢献。なお、交流戦MVPを獲得して「ブレイク中」の城所選手は5打数無安打。則本投手に対して3三振を喫しております。どんまい。
25日はデーゲームで行われ、予告先発は楽天・美馬学VSソフトバンク・東浜巨となっています。ここまで5勝0敗の東浜投手は、楽天戦は2度目の登板。前回楽天と対戦したときは、5回2失点で勝利投手となりました。いまやホークス先発投手陣の中で信頼度№1の東浜投手が、楽天打線をしっかりと抑えて、自身の連勝を伸ばすことができるのか?



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宝塚記念2016 ドゥラメンテVSキタサンブラック、4歳世代のナンバー1はどっちだ!?

2016年06月24日 | 競馬
今月26日に阪神競馬場で行われる第57回宝塚記念(GⅠ・芝2200m 17頭立ての枠順が23日に発表されました。2016年上半期のグランプリレースには、今年3月にドバイ遠征を行ったドゥラメンテ、春の天皇賞を勝ったキタサンブラック、大阪杯を制したアンビシャス、さらには昨年の勝ち馬ラブリーデイ、サトノクラウン、シュヴァルグラン、マリアライト、ラストインパクト、ワンアンドオンリー、サトノノブレス、カレンミロティックらが出走します。気になる枠順はどうなったのでしょうか?



宝塚記念 枠順
①フェイムゲーム(柴山雄一)
②アンビシャス(横山典弘)
③キタサンブラック(武豊)
④ワンアンドオンリー(田辺裕信)
⑤シュヴァルグラン(福永祐一)
⑥ラストインパクト(川田将雅)
⑦ラブリーデイ(C.ルメール)
⑧ステファノス(戸崎圭太)
⑨ドゥラメンテ(M.デムーロ)
⑩カレンミロティック(T.ベリー)
⑪トーホウジャッカル(酒井学)
⑫サトノノブレス(和田竜二)
⑬タッチングスピーチ(浜中俊)
⑭ヒットザターゲット(小牧太)
⑮サトノクラウン(岩田康誠)
⑯マリアライト(蛯名正義)
⑰ヤマカツエース(池添謙一)



アンビシャスが1枠2番、キタサンブラックがその隣の2枠3番、ラブリーデイは4枠7番、ドゥラメンテは5枠9番、サトノクラウンは8枠15番に入りました。
GⅠ馬が6頭も参戦する今年の宝塚記念、昨年のクラシック2冠馬ドゥラメンテと、菊花賞&春天覇者のキタサンブラックの「2強」の一騎打ちになると思われます。キタブラは「ユタカ&サブちゃん効果」でファン投票1位を獲得、一方のドゥラメンテはファン投票で6位止まり。もっと沢山の票が入ってもおかしくないのに、この順位というのは個人的に納得いきません。「昨年のダービー馬なのにどんだけ人気がないんだよ」という感じです。
両者は皐月賞とダービーで2度対戦し、ドゥラメンテの2勝0敗。実績ではドゥラメンテの方が上だけど、ドゥラメンテが休んでいた間、キタサンブラックが力をつけてきているからねぇ…。ドゥラメンテの不安要素を挙げるなら、①海外遠征後の実戦、②初めての関西でのレース、③道悪の馬場(天候次第)の3点。キタブラが勝つには、春天のように先行して自分のペースに持ち込むしかないでしょう。

ここまでドゥラメンテとキタサンブラックのことを挙げていますが、4歳勢は他にも有力候補が揃っています。アンビシャスは中山記念でドゥラの2着、大阪杯ではキタブラに勝っているんです。シュヴァルグランは阪神大賞典を勝つなど、阪神コースで3勝と相性抜群です。
不気味なのが「鳴尾記念組」の存在。昨年はラブリーデイが鳴尾を勝った後、宝塚を制覇。一昨年はカレンミロティックが鳴尾4着→宝塚2着と好走しています。今年はサトノノブレス、ステファノス、ヤマカツエースの3頭が出走し、この中から馬券圏内に来そうな気がします。

キタサンブラックがファン投票1位の期待に応えてGⅠ連勝となるか?あるいはドゥラメンテが力の違いを見せ付けるか?私的には、キタブラは正直好きじゃないので、ドゥラメンテを応援したいです。凱旋門賞へ弾みをつける意味を込めて圧勝してほしいし、強い内容でファン投票6位の低評価を覆してもらいたい。それに今回は蹄鉄をしっかり固定してほしいですな。



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「待機」じゃなくて「大器晩成」。城所龍磨が交流戦MVP獲得!

2016年06月23日 | HAWKS

福岡ソフトバンクの「2年連続最高勝率」で幕を閉じた今年の「日本生命セパ交流戦」。22日は最優秀選手賞(MVP)と「日本生命賞」の受賞者が発表され、城所龍磨選手がMVPを獲得しました!


城所選手は交流戦で15試合に出場し、55打数で22安打、5本塁打、12打点、6盗塁。打率は12球団トップの.415をマーク。走攻守で大活躍し、ホークスの交流戦1位に大きく貢献しました。
この日の記者会見で、城所選手はMVP受賞について「うれしく思いますし、驚いています。交流戦では本当に出来すぎだった」とコメント。交流戦期間中は「常に次の試合でチームに貢献するか考えて臨んでいたので必死だった」と振り返っていました。その必死さが好成績に繋がりましたね~。
MVPの賞金200万円の使い道については、「もうすぐ父の誕生日なので、両親にプレゼントを贈りたい」と話した後、「サプリメントにも使いたい」と話していました。

また、セパ両リーグから1名ずつ選出される「日本生命賞」(賞金100万円)は、セリーグは広島の鈴木誠也選手、パリーグは日本ハムのエース・大谷翔平投手が選出されました。鈴木選手はオリックスとの3連戦で3試合連続で決勝ホームラン。特に初戦と2戦目の2試合連続でサヨナラ本塁打を放ちました。大谷投手は3試合で3勝を挙げ、巨人戦で日本最速の163キロを叩き出しました。



今季大ブレイク中の城所選手、交流戦での活躍ぶりは凄まじかったです。3日の広島戦では、広島のエース・黒田博樹投手から先制ソロ本塁打を放つと、12日の巨人戦では自身初の2打席連続ホームラン。さらに19日の阪神戦では、チームの交流戦1位を引き寄せる満塁本塁打を放ちました。
昨季までホームラン1本だったのに、今季は既に6本塁打。打率も.359の高打率。まだ規定打席には到達していませんが、パリーグ打率トップの角中勝也選手(ロッテ)の.344を上回っております。プロ13年目で打撃が開眼、代走&守備固めから、レギュラーへと定着。もう「キドコロ待機中」なんて言わせません。
24日から再開されるパリーグのペナントレースでも、意外性のある打撃と自慢の俊足でチームに貢献し続けてほしいですし、7月の「オールスターゲーム」に選出されるといいなぁと思っています。ファン投票では厳しいけど、監督推薦ならチャンスあるかも。城所選手、MVP獲得おめでとうございます。今後も更なる大暴れを期待しております。


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「ヤマザキナビスコカップ」は「YBCルヴァンカップ」へ。

2016年06月22日 | soccer

1992年の第1回大会からJリーグのカップ戦の冠スポンサーを務めてきた「ヤマザキナビスコ」が、8月末でナビスコ(元々はアメリカ)とのブランドライセンス契約が終了することにより。「ヤマザキビスケット」に社名変更。これに伴い、「Jリーグヤマザキナビスコカップ」の大会名称が、「Jリーグ YBC ルヴァンカップ」に変更されることになりました。


これは21日に開かれた「Jリーグカップ新大会名称発表会見」で発表されたもので、当初は決勝戦(10月15日)まで「ヤマザキナビスコカップ」として使用する予定でしたが、Jリーグ側から「決勝トーナメントから新大会名を使用したらどうか」を提案され、ヤマザキ側も快諾。8月31日の決勝トーナメント1回戦(準々決勝)から「YBCルヴァンカップ」として実施されます。
「YBCルヴァンカップ」とは「YAMAZAKI BISCUITS COMPANY」の頭文字と、9月5日に発売されるクラッカーの商品名から取ったもの。「ルヴァン」は四角い形をしており、「リッツ」と「プレミアムクラッカー」を合わせたような感じですかね?


今年2月に「ヤマザキナビスコ」が消滅するというニュースが流れたとき、「ナビスコ杯はどうなるんだろう」と正直心配になり、大会名も「ヤマザキビスケットカップ」or「ヤマザキパンカップ」、「デイリーヤマザキカップ」に変わるんじゃないかと思いました。ただ、優勝カップの代わりに「白いお皿」(春のパン祭り恒例)が渡されるってという考えは全くなかったです。
ヤマザキ側も「ルヴァン」を新会社の基幹商品として力を入れており、「YBCルヴァンカップ」にしたことで、新社名と商品を周知させる狙いもありますね。「ナビスコ杯」がかなり定着していたので、「ルヴァン杯」の名前が知れ渡るのには時間がかかるかもしれません。

「YBCルヴァンカップ」の決勝トーナメントは、予選のグループステージを勝ち抜いたヴィッセル神戸、大宮アルディージャ、横浜Fマリノス、アビスパ福岡の4チーム、ACLに出場したサンフレッチェ広島、ガンバ大阪、浦和レッズ、FC東京の合計8チームで争われます。
準々決勝は8月31日に第1戦、9月4日に第2戦が行われ、10月5日と9日の準決勝を経て、10月15日に埼玉スタジアム2002での決勝戦で「初代ルヴァンカップ王者」が決定します。決勝戦で浦和VS大宮のさいたまダービーが実現したら面白そうだが…。

ヤマザキナビスコが無くなるため、「リッツやオレオが買えなくなる!」という人もいますが、ご安心ください。今年9月からモンデリーズ・ジャパンがナビスコブランドの商品を販売します。モンデリーズは「クロレッツ」、「ストライド」、「ホールズ」、「キシリクリスタル」を販売しております。一方で「チップスター」は、今後もヤマザキが製造販売するとのことです。ヤマザキ製のリッツとオレオを買うなら今しかないぞ!



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「只今売り出し中」の城所が自身初のグランドスラム!ホークスが2年連続で交流戦勝率1位を果たす!

2016年06月20日 | HAWKS

プロ野球セパ交流戦も19日に最終戦を迎えました。交流戦首位の福岡ソフトバンクホークスが、この日の阪神戦に勝利するか、2位の千葉ロッテが巨人に敗れれば、2年連続の「交流戦最高勝率」が決まります。ホークスの連覇が懸かった一戦は、阪神・岩貞祐太VSソフトバンク・武田翔太の先発で始まりました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク      阪神
1(遊)今宮健太   (遊)鳥谷敬
2(右)城所龍磨   (二)西岡剛
3(中)柳田悠岐   (左)狩野恵輔
4(一)内川聖一   (右)福留孝介
5(三)松田宣浩   (捕)原口文仁
6(左)中村晃     (中)伊藤隼太
7(捕)鶴岡慎也   (一)今成亮太
8(二)髙田知季   (三)北條史也
9(投)武田翔太   (投)岩貞祐太



1回、ホークスは城所が四球を選んだ後、2塁への盗塁を決める。2死2塁と先制のチャンスで内川が阪神先発・岩貞の2球目をセンターへ弾き返すも、センターフライに打ち取られて無得点。その裏、ホークス先発・武田が2死から狩野と福留に続けてヒットを浴びたが、原口を2塁ゴロに抑えてピンチを切り抜けました。
ホークスは3回に先頭の高田が四球を選ぶも、武田が送りバントを失敗してダブルプレー。4回には城所がヒットで出塁するも、柳田見逃し三振、内川も併殺打に倒れて無得点に終わります。一方の武田は、3回に上位打線を3者凡退に抑えると、4回も阪神打線に得点を与えず。
0-0のまま迎えた5回、ホークスは先頭の松田が四球、1死後に鶴岡がレフト前ヒット、さらに高田が内野安打でつなぎ、満塁のチャンスを掴みます。武田三振で2死の後、今宮が四球を選ぶ。押し出しでホークスが1点を先行します。なおも2死満塁とチャンスが続き、城所が岩貞の5球目のストレートをジャストミート!ライトへ高く上がった打球は、甲子園の浜風に乗ってスタンドイン!城所の満塁本塁打が飛び出して4点を追加し、この回5点を奪いました。
援護を貰った武田は、6回まで阪神打線を無失点に抑える好投を続けます。しかし、7回に先頭の原口に2塁打を浴びると、1死3塁で途中出場・中谷将大にストレートを狙われ、センターフェンス直撃のタイムリー2塁打を打たれて1点を失う。さらに北條にレフト前タイムリーを打たれ、この回2点を失います。
3点差とされたホークスは8回、2死走者無しで4番・内川が阪神3番手・榎田大樹の3球目のカットボールを捉え、レフトスタンドに飛び込むソロ本塁打で1点を追加。
9回、ホークスは中村の2塁打、鶴岡の死球、高田四球で無死満塁とする。そして代打・長谷川勇也が阪神4番手・青柳晃洋からレフト前タイムリーヒットを放ち2点を追加。阪神は9回裏に2点を返すも時既に遅し。8-4でホークスが勝利しました。



2016年6月19日 NPB交流戦 甲子園
阪神VSソフトバンク 3回戦
<ソフトバンク2勝1敗 観衆:46,552人>
H|000 050 012|8
T|000 000 202|4
[勝] 武田(8勝1敗)
[負] 岩貞(4勝4敗)
[本] 城所(ソフトバンク/6号)、内川(ソフトバンク/12号)


ホークスの交流戦最高勝率を懸けた一戦は、5回に2死満塁から5点を奪い、8回には内川選手のソロ本塁打、9回には長谷川選手のダメ押しタイムリーで突き放しました。4回まで無失点に抑えられ、またロースコアになるのかなと思いましたよ。阪神に連勝したホークスは、このカードを2勝1敗で勝ち越しました。
これで交流戦も全ての日程が終了し、ホークスは13勝4敗1引き分け、勝率.765という見事な成績で、昨年に続いて勝率1位を果たしました。ホークスの「交流戦優勝」は今回で6度目です。横浜DeNAと巨人に3連勝、昨年のセリーグ覇者・ヤクルトにも2勝1敗と勝ち越し。昨年唯一負け越した広島には負け越さなかったけど、1勝1敗1分けに終わりました。セリーグ6球団から勝ち越しての1位を期待していたんだけどね~。
2年連続で「最高勝率球団」となったホークスは、「最高勝率」の賞金500万円+「1位球団」の賞金1000万円の合計1500万円を獲得。19日終了時点でパリーグの59勝46敗1引き分け。交流戦ではパリーグが強いのは変わらないですねぇ。

さて、この日の先発の武田投手は、7回まで116球を投げて、被安打7・8奪三振・1四球・2失点という内容で今季8勝目。立ち上がりに連打を許して2死1,3塁のピンチを招きながらも0点に抑え、その後も粘りのピッチングで6回まで無失点でしたが、7回に連続タイムリーを浴びて2失点。前回の巨人戦も終盤に崩れたけど、この日も7回に乱れましたね~。パリーグトップタイの8勝と勝ち運に恵まれてるけど、エースとして物足りない気がする…。まだ東浜投手の方が安定感があるかな…。
7安打8得点を挙げた打線の方は、「只今売出中」の城所選手がまたやってくれました。4回の打席でチーム初安打となるセンター前ヒットを打つと、5回の第3打席でライトへの満塁ホームランを放ちました。城所選手が本塁へ戻ってきた瞬間、鶴岡選手や高田選手などが城所氏に敬意を払ってお辞儀しておりました。城所選手はこの交流戦で5本のホームランを放っているから、MVPに一番近いかもしれません。

交流戦で1位となったホークスは、2位・ロッテに7.5ゲームの大差をつけて、24日からのパリーグ後半戦を迎えます。リーグ再開の24日からは楽天Koboスタジアム宮城で東北楽天ゴールデンイーグルスと3連戦を戦います。、現在のホークスの先発のローテーションは、東浜、中田賢一、武田、和田毅の4人が残っていて、山田大樹と千賀滉大が抹消中。千賀投手は29日のロッテ戦で1軍に戻ると思うけど、もう1枠は誰が投げるんでしょうか?
あと、優勝マジックがいつになったら点灯するかも気になるところ。早ければ今月下旬にも点く可能性もありますが…。まぁ、マジックなんて何時でもいいけどね。パリーグ再開後も貯金を積み重ねて、さらに独走態勢を築いてほしいものです。急激な失速さえしなければ大丈夫だよね?




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