日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

四位洋文2週続けて札幌重賞を制す!新潟2歳ステークスはロードクエストが4馬身差の圧勝!

2015年08月30日 | 競馬

夏休み最後の日曜日となった8月30日は、札幌競馬場でサマースプリントシリーズ第5戦・キーンランドカップ、新潟競馬場では2歳馬による重賞競走・新潟2歳ステークスが行われました。




札幌メイン・第10回キーンランドカップ(GⅢ・芝1200m 16頭立て)は、函館スプリントステークスを勝った⑩ティーハーフ、昨年の覇者⑪ローブティサージュ、同年2着⑤レッドオーヴァル、UHB賞を勝った⑨エポワス、函館日刊スポーツ杯を勝った⑫オメガヴェンデッタ、函館SS3着⑮レンイングランド、⑦マジンプロスパー・④スギノエンデバー・⑯トーホウアマポーラといったスプリント重賞ではお馴染みの馬、地方・浦和所属の⑥サトノタイガーなどが参戦しました。
スタートでマジンプロスパーと②サクラアドニス、⑬ウキヨノカゼが後方からのスタート。先行争いでエポワスがハナに立つかと思いきや、①タガノアザガル・③クールホタルビ・マジンプロスパーの3頭が先頭集団を形成。4番手にオメガヴェンデッタ、エポワスは5番手に下げ、⑧ネオウィズダム6番手。外の7番手にレンイングランド、ローブティサージュとサクラアドニスが8,9番手で並ぶ。中団の10番手グループには⑭ペイシャオブロー・ティーハーフ・レッドオーヴァルが固まっていて、最内の13番手にスギノエンデバー追走。後方は14番手トーホウアマポーラ、15番手サトノタイガー、最後方ウキヨノカゼという展開。
16頭一団の状態で3,4コーナー中間点を過ぎ、先頭集団はアザガル・ホタルビ・プロスパーの3頭が横一線。エポワスとヴェンデッタは好位に控え、ティーハーフとオーヴァルは中団馬群。しんがりにいたウキヨが大外を回って先頭集団に追いつく。
4コーナーを回り、最後の直線に差し掛かり、ウキヨノカゼがゴールまで残り200mのところで先頭に躍り出る!内でオメガヴェンデッタが迫り、外からティーハーフとトーホウアマポーラ、さらにレッドオーヴァルも追い込んできたが前に届くかどうか?ゴール前でアマポーラが2番手に浮上したが、ウキヨノカゼがそのまま先頭ゴールイン!ティーハーフとレッドオーヴァルは3着争いまで…。


サマースプリント第5戦・キーンランドカップは、単勝8番人気のウキヨノカゼが優勝。序盤はしんがりの位置にいましたが、3コーナーから大外一気にまくって、直線に出たところで早くも抜け出し、後続をシャットアウトしました。2着には9番人気のトーホウアマポーラ。伏兵の牝馬2頭によるワンツー決着となりました。ティーハーフ・オメガヴェンデッタ・レッドオーヴァルの3頭が並んだ3着争いは、1番人気のティーハーフが制し、ヴェンデッタ4着、レッドオーヴァルは5着でした。前年度の覇者・レッドオーヴァルは7着、3番人気のエポワスは9着に終わりました。
勝ったウキヨノカゼは、函館のTVH賞に続いての連勝で通算4勝目。重賞勝利は2013年のクイーンカップ以来、約2年半ぶりです。2年前のクイーンカップを勝った後、その年の牝馬クラシックも期待されましたが、脚部不安で1年9ヶ月間の長期休養。復帰後は2ケタ順位が続きましたが、前走のTVH賞で久々の勝利を挙げ、今回は完全復活を印象付けたのとともに、スプリンターズステークスの優先出走権を獲得しました。鞍上の四位洋文騎手は、先週の札幌記念に続いての重賞制覇となりました。来週の札幌2歳ステークスで、リアルキングとのコンビで重賞3連勝に挑む予定です。




新潟のメイン競走・第35回新潟2歳ステークス(GⅢ・芝1600m)は、来年のクラシックを目指す2歳馬18頭が集結。デビュー2連勝中の⑭ペルソナリテ、「クロフネ×アグネスタキオン」の⑱ヒプノティスト、外国産馬⑮ルグランフリソン、新馬戦で4馬身の圧勝劇を見せた⑪ウインミレーユ、母は2000年オークス馬・シルクプリマドンナ④プリンシパルスター、マツリダゴッホ産駒②ロードクエスト、アンライバルド産駒⑩トウショウドラフタ、①タニセンビクトリー、⑤ファド、⑦マコトルーメンなどが出走しました。
スタートでロードクエスト、マコトルーメン、⑰カミノライデンの3頭がやや出遅れる。⑤ファド、⑥ノーフォロワー、⑨エポックの3頭が好スタートを切ったが、ルグランフリソンが先手を奪う。2番手集団はファド・ノーフォロワー・エポック・ウインミレーユの4頭が並ぶ。その後ろには、プリンシパルスター・キャプテンペリー・⑬ウインファビラスの3頭が6番手集団を作っている。中団グループは、ペルソナリテが外からポジションを上げにかかり、真ん中にトウショウドラフタ、11番手に⑪シトロン、12~14番手の位置にタニセンビクトリーと⑫トモジャクール、外にヒプノティスト、後方は③カネノイロ、カミノライデン、マコトルーメン、ロードクエストと続く。
外回り3コーナーから4コーナーに差し掛かるところで、ルグランがまだレースを引っ張り、2番手からエポックとファド、外からミレーユが追い上げる。ペルソナとヒプノは中団の外目に出し、クエストは最後方から馬群を割って追い上げる。最後の長い直線コースで、18頭が横に大きく拡がった。タニセンが内ラチ沿いを走り、クエストが先頭集団に追いつき、真ん中からペルソナリテとウインファビラスが追い込む。ラスト200mを切り、ロードクエストが抜け出すと、後続を一気に突き放す!ファビラスが2番手に立ち、ルーメンとペルソナが3番手で競り合う。それらを尻目にロードクエスト先頭ゴール!最後はぶっちぎったロードクエスト、圧勝で新潟2歳王者に就きました。


この秋の2歳戦線~来年のクラシックへと繋がる一戦は、単勝1番人気だったロードクエストが制しました。2着には12番人気のウインファビラス、3着には8番人気・マコトルーメンが入りました。無傷の3連勝を狙ったペルソナリテは4着、2番人気ヒプノティストは6着、3番人気ルグランフリソンは8着に終わりました。
勝ったロードクエストは、6月7日の新馬戦(@東京)に続いてのデビュー2連勝。当然ながら重賞初制覇です。この馬は北海道の様似町にある「様似堀牧場」で生まれ、父・マツリダゴッホ、母・マツリダワルツ、母方の曽祖父がリアルシャダイという血統。マツリダゴッホ産駒といえば、ウインマーレライ、クールホタルビ、アルマワイオリが代表格ですが、産駒3年目で大物が現れましたか。
クエストのデビュー戦はスタートで後手を踏みながらも、直線で大外から鋭く脚を伸ばして2馬身差の快勝。この日もスタート出遅れて最後方からの競馬でしたが、直線で一気に就き抜け、最後は4馬身差をつけました。2歳とは思えない派手な勝ち方をしたので、現時点で2歳世代でナンバー1とも言えるでしょう。左回りで2戦2勝しているけど、右回りはまだ未経験。お父さんは現役時代「中山巧者」と言われたから、クエストも右回りで結果を残しそうな気がします。とにかく今後が楽しみですね。



来週で夏競馬も終わります。9月6日は札幌競馬場で「札幌2歳ステークス」、7日は小倉競馬場で「小倉2歳ステークス」、新潟競馬場でサマー2000シリーズの最終戦「新潟記念」が行われます。
札幌2歳Sは、2010年の2歳女王レーヴディソールの第1子・アラバスター、コスモス賞の勝ち馬・ラヴアンドポップ、ヴィクトワールピサ産駒・スパーキングジョイ、アフターダークなどが登録しています。
小倉2歳ステークスは、中京2歳ステークスを制したシュウジ、フェニックス賞組のコウエイテンマとオフクヒメ、レッドカーペット、レッドラウダ、オウケンダイヤなどが出走予定。
そして新潟記念は、春の新潟大賞典を制したダコール、昨年の新潟2歳王者ミュゼスルタン、同レースで2着だったアヴニールマルシェ、もう2着はいらないマジェスティハーツ、4連勝中の上がり馬メドウラーク、アルフレード、パッションダンス、スイートサルサ、ロンギングダンサーなどが登録。
サマー2000シリーズは、グランデッツァやアズマシャトルといった上位陣が新潟記念に登録しなかったため、函館記念と札幌記念の2戦で15ポイントを獲得したダービーフィズの優勝が確定しました。「消化試合」となる新潟記念は誰が制すのか?





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連敗は免れたけど、武田翔太の11勝目を消した森唯斗は反省してもらいたい。

2015年08月29日 | HAWKS

優勝までマジック21の福岡ソフトバンクホークスは、28日からパリーグ2位・北海道日本ハムファイターズとの3連戦を戦っていますが、28日の初戦は1-11で大敗を喫し、マジックを減らすことができませんでした。連敗だけは避けたい29日は、ソフトバンクが武田翔太、日ハムは有原航平の先発で始まりました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク     日本ハム
1(二)本多雄一   (一)西川遥輝
2(遊)今宮健太   (遊)中島卓也
3(中)柳田悠岐   (二)田中賢介
4(左)内川聖一   (中)陽岱鋼
5(指)李大浩    (指)近藤健介
6(三)松田宣浩   (左)矢野謙次
7(一)中村晃    (三)レアード
8(右)上林誠知   (右)佐藤賢治
9(捕)鶴岡慎也   (捕)市川友也
 (投)武田翔太   (投)有原航平



1回、ホークス先発・武田が、先頭の西川にヒットを許すと、盗塁と犠打で3塁まで進められる。そのあと、2死後に陽岱鋼の四球と盗塁で2,3塁のピンチを背負ったが、近藤を見逃し三振に凌いで、無失点に抑えました。ホークスはその裏、1死から今宮がヒットで出塁すると、3番・柳田が日ハム先発・有原の初球を高く打ち上げ、ライトスタンドへと吸い込まれる2ラン本塁打!柳田の久しぶりの一発が飛び出し、ホークスが2点を先制します。
2点の援護を貰った武田は、2回以降も日ハム打線を寄せ付けないピッチングを見せます。3回は1死から内野安打の走者を出したものの、後続を退けて無失点。4回は中軸を3者凡退に抑えます。
好投を続ける武田のためにも追加点がほしいホークスは4回、内川がレフト前ヒットを放つと、2死2塁で松田が有原の5球目の変化球を捉え、レフトスタンドへの2ラン本塁打!これで4-0と日ハムを突き放します。
武田は中盤に入っても相手打線をゼロに抑え続け、7回にはレアードに死球を与えたものの、続く佐藤をカーブで見逃し三振に仕留め、この回も無失点。結局武田は7回無失点でマウンドを降りました。
4点リードで迎えた8回、ホークスは継投で逃げ切りを図ろうとしますが、2番手の森唯斗が連続四球&中島のヒットで満塁の走者を背負うと、田中にセンター前へのタイムリーヒットを浴びて2点を失う。なおもランナーが2人いる場面で、ホークスは守護神のサファテを早々と投入。ハムに傾きかけた流れを止めにかかるが、近藤にショート強襲のタイムリーヒットを許すと、矢野の代打・中田翔にストレートを打ち返され、レフト前タイムリーを打たれてしまう。中継ぎ陣が打たれたホークス。この回だけで4点を失い、「4-0」から「4-4」の同点とされた…。
追いつかれたホークスは8回裏、今宮のヒット、柳田の四球、イデホの内野安打で1死満塁のチャンスを作る。一打勝ち越しの場面で、松田が日ハム5番手・白村明弘のフォークを引っ掛けて遊撃ゴロ。2塁はアウトになるも、1塁はセーフ。この間に3塁走者が生還。これが決勝点となり、ホークスが5-4で競り勝ちました。




◇パ・リーグ  2015年8月29日 (土)
ソフトバンク-日本ハム 17回戦
(ソフトバンク11勝6敗、ヤフオクドーム、38,500人)
F 000 000 040-4 
H 200 200 01×-5 
▽勝 サファテ 52試合4勝33S 
▽敗 谷元 50試合3勝1敗   
▽本塁打 [ソ] 柳田 27号(1回裏2ラン) 、松田 28号(4回裏2ラン)


パリーグの首位攻防戦戦の第2戦は、初回に柳田選手の2ラン本塁打、4回に松田選手の2ラン本塁打で、日ハム先発・有原投手から4点を奪い、先発の武田投手も無失点に抑え、7回まで4-0とリードしていました。ところが、8回に4点を奪われ、同点に追いつかれてしまい、武田投手の11勝目が消滅。それでも、ホークスが8回裏に勝ち越し点を奪いました。快勝ムードだったのが、終わってみれば辛勝。連敗を阻止して、マジックも19に減少。ゲーム差も再び「9.5」に拡げました。試合に勝ったのは良いけれど、8回に無死満塁のピンチを作り、そのあとに4失点を喫して武田投手の白星を消した森投手には反省してもらいたい。
先発の武田投手は、7回まで115球を投げ、被安打3・9奪三振・2四死球・無失点。立ち上がりのピンチを脱した後は、日ハム打線をゼロに抑え続け、完封ペースで進みましたが、7回途中に足がつったという理由で降板。アクシデントさえなければ、8回以降も続投できたし、11勝目も挙げられていたと思います。もったいなかったけど、ナイスピッチングでした。
打線の方はチーム全体で7安打。初回に先制の27号2ラン本塁打を放った柳田選手は、前日まで3試合連続ノーヒットでしたが、4試合ぶりの安打がホームランとなりました。プチ不振から脱却できるといいんですが。松田選手は4回に2ラン本塁打、8回に併殺崩れで打点を挙げ、この試合3打点をマークしております。4番の内川選手は4回にレフト前ヒットを放ち、これで4試合連続ヒット。ようやく調子が上がってきたかな?
1勝1敗で迎える30日の第3戦、予告先発はソフトバンクがスタンリッジ投手、日ハムは中村勝投手が登板します。スタンリッジ投手はここ3試合白星から遠ざかっていて、前回の楽天戦は今季最短の3回3失点で降板。日ハム戦は3試合で0勝2敗と相性がよくありません。スタンリッジが苦手を克服して10勝目を挙げられるかどうか…。




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バンデンハーク来日7連勝!ロッテに連勝してマジック22!貯金40も目の前だ!

2015年08月26日 | HAWKS

パリーグ連覇まで「マジック23」と順調に優勝マジックを減らし続けている福岡ソフトバンクホークス。25日の試合は、プロ2年目の上林誠知選手が満塁ホームランを放ち、ロッテに7-4で勝利し、4連勝を果たしました。26日の先発投手は、ソフトバンクは現在6勝0敗のバンデンハーク、ロッテはホークス戦で2敗の石川歩が登板。無敗の外国人右腕・バンデンハーク、連勝を伸ばせたか?



両チームのスタメン
  ソフトバンク        千葉ロッテ 
1(二)明石健志      (中)荻野貴司
2(遊)田知季      (左)角中勝也
3(中)柳田悠岐      (右)清田育宏
4(左)内川聖一      (指)デスパイネ
5(指)李大浩       (一)福浦和也
6(三)松田宣浩      (二)クルーズ
7(一)中村晃       (遊)鈴木大地
8(捕)鶴岡慎也      (三)中村奨吾
9(右)上林誠知      (捕)田村龍弘
 (投)バンデンハーク   (投)石川歩


ホークス先発のバンデンハークは、1回に角中を低めのストレートで空振り三振にしとめると、3番・清田には3球三振に切って取り、3者凡退の好スタート。2回はロッテの中軸を簡単に退けると、3回は下位打線を寄せ付けず、序盤3イニングをパーフェクトに抑えます。
バンデンのためにも先制点がほしいホークス。1回は上位打線がロッテ先発・石川の前に3連続三振。2回に先頭の内川がレフト前ヒットで出塁すると、続くイデホが石川の3球目のストレートをしっかり捉え、左中間スタンドへの完璧な2ラン本塁打。ホークスが2-0と先取します。
バンデンハークは4回に荻野と角中を連続三振に斬った後、清田の四球で初めて走者を出す。このあと、清田の盗塁で2死2塁と得点圏にランナーを背負ったが、4番・デスパイネを遊撃ゴロに打ち取り無失点で切り抜けます。
追加点がほしいホークスは、4回に1死からイデホと松田の四球、中村晃のヒットで満塁のチャンスを作りましたが、鶴岡が3球三振に倒れると、上林はレフトフライに打ち取られて3者残塁…。5回、1死から高田がレフト前ヒットを打ち、2死1塁で内川が2球目を叩き、レフト線への2塁打。1塁走者・高田が快足を飛ばして生還し、ホークスに追加点が入り、3-0と突き放します!
バンデンハークは5回までロッテ打線を相手にノーヒットの快投。迎えた6回、先頭の中村奨にレフト前ヒット。この試合初めてのヒットを打たれてしまいましたが、1死後に荻野を併殺打に仕留めて無失点に抑える。その後、7回と8回もゼロで退けたバンデンは、8回を投げ切って降板。9回はいつものように守護神・サファテが締めて、ホークスが3-0で逃げ切ったのでありました。



◇パ・リーグ 2015年8月26日 (水)
ソフトバンク-ロッテ 19回戦(ソフトバンク12勝7敗、ヤフオクドーム、36947人) 
M 000 000 000-0 
H 020 010 00×-3 
▽勝 バンデンハーク 10試合7勝
▽S サファテ 51試合3勝33S 
▽敗 石川 21試合8勝11敗   
▽本塁打 [ソ] 李大浩 28号(2回裏2ラン)



いやぁー、バンデンハークは本当に負けませんなあ。これで来日7連勝となりました。初回から安定したピッチングでロッテ打線を寄せ付けず、8回まで3塁を踏ませず無失点の快投を披露。打線もイデホ選手の2ラン、内川選手のタイムリー2塁打で、ロッテ先発・石川投手から3点をもぎ取りました。先発がしっかりと抑え、打つべき人が決めるという理想的な試合運びでロッテに勝利したホークス。2連戦スイープで、今月2度目の5連勝となりました。VSロッテ戦も19試合を終えて12勝7敗、4試合を残して今季の勝ち越し決定です。
今季7勝目のバンデンハーク投手は、8回まで130球を投げ、被安打2・10奪三振・1四死球・無失点。先週は楽天戦に登板する予定が雨天中止となり、前回(14日・西武戦)から約2週間ぶりの登板となった今回、序盤3イニングはパーフェクト、5回まではノーヒットピッチング。欲を言えば9回も続投して完投勝利を狙ってほしかったなあ。でも、それじゃあ投げ過ぎか。来日初勝利から無傷の7連勝は、来日1年目の外国人投手としては新記録の快挙だそうです。ここまで来たらシーズン無敗で終えてほしいですね。
打線の方はチーム全体で6安打。2回に先制の28号2ランを放ったイデホ選手は、今月8本塁打目。夏のイデホはよく打ちます。前の日に松田選手が27号本塁打を打ったけど、イデホ選手が再び「チーム本塁打王争い」でトップに立ちました。イデホが28本、松田27本、柳田選手が26本だから、「30発トリオ」誕生も確実に行けそうだ。

ホークスは5連勝で今季最多の貯金39に増加。「貯金40」まであと1つですね。優勝マジックの方も「22」に減少しております。28日からはパリーグ2位・北海道日本ハムファイターズとの3連戦が始まります。ホークスは現在日ハム戦で4連勝、ヤフオクドームでは6戦全勝です。今度の3連戦でハムを3タテすれば、マジックも一気に6つ減ることができるけど…。2勝1敗or1勝2敗でもいいけど、3連敗だけは避けてくれよ。





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2年目・上林誠知、プロ初本塁打が逆転グランドスラム!

2015年08月25日 | HAWKS

3連勝で優勝マジック24の福岡ソフトバンクホークス。25日から福岡ヤフオクドームで千葉ロッテマリーンズと2連戦を戦います。前回の3連戦で1勝2敗と負け越している相手に、今回は2連勝でお返ししたいところ。25日の初戦は、台風15号の影響で試合開催が危ぶまれましたが、予定通り実施。試合はソフトバンク・寺原隼人VSロッテ・イデウンの先発で始まり、またもやホークスの若手選手が大活躍を見せました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク     千葉ロッテ 
1(二)明石健志   (中)荻野貴司
2(遊)田知季   (左)角中勝也
3(中)柳田悠岐   (右)清田育宏
4(左)内川聖一   (指)デスパイネ
5(指)李大浩    (一)福浦和也
6(三)松田宣浩   (二)クルーズ
7(一)中村晃    (遊)鈴木大地
8(捕)鶴岡慎也   (三)中村奨吾
9(右)上林誠知   (捕)田村龍弘
 (投)寺原隼人   (投)イ・デウン




1回、ホークス先発・寺原が1死から角中に四球を与え、2死2塁で4番・デスパイネにセンター前へのタイムリーヒットを浴び、先制点を与えます。この後、福浦のレフト前ヒットでランナー2人背負いましたが、後続を退けて追加点は許さず。
1点を追うホークスは2回、2死走者無しで松田がロッテの先発イ・デウンの3球目のストレートを捉え、レフトへの鋭い打球は、レフトホームランテラスに突き刺さるソロ本塁打。松田の一発で1-1の同点に追いつく。4回、柳田の四球、内川のヒット、松田の四球で2死満塁となり、一打勝ち越しの場面で、中村がイデウンの初球を弾き返し、ライト線を破るタイムリー2塁打!ランナー2人が還り、3-1とホークスが勝ち越しに成功します。
初回に1点を失った寺原は、2回から5回までロッテ打線をゼロに抑え、立ち直ったかに見えました。ところが6回、1死から清田の2塁打、デスパイネにもヒットを打たれ、2連打で1,3塁のピンチを招く。福浦を空振り三振に斬って2死とした後、クルーズに初球スライダーを打ち抜かれ、レフトホームランテラスへの3ラン本塁打を浴びてしまいます。これでスコアも3-4と逆転された…。
それでもホークスはその裏、2アウトから松田が四球で出塁し、中村と鶴岡も四球を選び、3連続四球で満塁とする。同点または逆転の場面で、9番・上林がイデウンの5球目ストレートを打ち返す!打球はライトへ大きな放物線を描き、そのままスタンドイン!上林誠知のプロ第1号本塁打は、逆転の満塁ホームラン!上林の大仕事で、7-4とホークスが再び逆転に成功しました!
ホークスは7回から中継ぎ陣が続々登場。まず7回に2番手で登板した森唯斗が3者凡退に抑えると、8回の3番手・五十嵐亮太は四球のランナーを出したものの、清田を併殺打に打ち取り2アウト。さらに4番・デスパイネから三振を奪う。そして9回は4番手・サファテが3者凡退でゲームセット。ホークスがロッテに競り勝って4連勝を収めました。



◇パ・リーグ 2015年8月25日 (火)       
ソフトバンク-ロッテ 18回戦
(ソフトバンク11勝7敗、ヤフオクドーム、33,383人) 
M 100 003 000-4 
H 010 204 00×-7 
▽勝 寺原 19試合8勝1敗   
▽S サファテ 50試合3勝32S 
▽敗 イ・デウン 27試合9勝4敗
▽本塁打 [ロ] クルーズ 16号(6回表3ラン)
     [ソ] 松田 27号(2回裏ソロ) 、上林 1号(6回裏満塁)   



日曜日の楽天戦で福田秀平選手が9回に決勝2ラン本塁打を放ちましたが、この日もホークスの若手選手が素晴らしい仕事をやってのけました。プロ2年目の上林選手が、6回2死満塁の場面で満塁ホームランを放ちました。プロ初本塁打と初打点がグランドスラムだなんて凄すぎる!ダイヤモンドを1周しているときには、スタンド全体からスタンディングオベーションが沸き起こっておりました。上林選手の一発がこの試合の決勝点となり、ホークスが7-4でロッテを下しました。これでホークスは4連勝で貯金も38に増え、優勝マジックも23に減りました。
先発の寺原投手は、6回まで97球を投げ、被安打6・5奪三振・2四死球・4失点で今季8勝目。立ち上がりに先制点を奪われた後、2回から4回まで3イニング連続で3者凡退の好投を見せましたが、6回にクルーズ選手に3ラン本塁打を打たれてしまいました。今季初黒星を喫した前回の西武戦でも、6回に崩れたんだよなあ。「寺原魔の6回」だよ。その後に味方が試合をひっくり返し、自身の連敗は免れました。上林選手に助けられた寺原投手、ホークスで初の2ケタ勝利まであと2勝です。
打線の方はチーム全体で5安打。ロッテの6安打より少ないけど…。柳田選手はイデウンの前に無安打に抑えられ、打率も.367にダウンしたけど、パリーグ打率トップの座は守っています。西武・秋山翔吾選手(.366)にわずか1厘差です…。こりゃ翌日にも抜かれそうだな。2回に27号のソロ本塁打を放った松田選手は、「チーム本塁打王争い」でイデホ選手と並びました。自身初の30本塁打まであと3本に迫りましたね。
満塁ホームランを含む2安打4打点の活躍でヒーローとなった上林選手は、3回にレフト前ヒットでプロ初安打を記録。積極果敢に2塁を陥れようとしましたがあえなくタッチアウト。ヤフオクドームで初めてのスタメンで初安打・初本塁打・初打点・初マルチヒットと「初めて尽くし」だった上林選手。数年後にはレギュラーの座を射止めていることでしょう…。





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福田秀平が楽天の抑え・松井裕樹から決勝2ラン本塁打!楽天戦5連勝でマジック24!

2015年08月24日 | HAWKS

パリーグ連覇までマジック25の福岡ソフトバンクホークスは、23日も楽天Koboスタジアム宮城で東北楽天ゴールデンイーグルスと対戦。楽天・川井貴志VSソフトバンク・スタンリッジの先発で始まったこの試合、ホークスが終盤に意地を見せました。





両チームのスタメン
  ソフトバンク       東北楽天
1(二)明石健志     (中)島内宏明
2(左)川島慶三     (指)松井稼頭央
3(中)柳田悠岐     (一)ペーニャ
4(指)内川聖一     (左)ウィーラー
5(一)李大浩      (三)銀次
6(三)松田宣浩     (二)後藤光尊
7(右)中村晃      (右)北川倫太郎
8(捕)鶴岡慎也     (捕)嶋基宏
9(遊)高田知季     (遊)西田哲朗
 (投)スタンリッジ   (投)川井貴志




試合は初回から動きました。1回表にホークスは、1番・明石がレフトへ2塁打を放つと、1死3塁で柳田が川井の直球を引っ掛けて1塁ゴロかと思いきや、柳田が俊足を飛ばして内野安打。相手投手のベースカバーが遅れたということもあるが。幸先よく1点を先制したホークスは、2死後に5番・イデホが川井の3球目のシンカーを捉え、レフトスタンドに吸い込まれる2ラン本塁打。ホークスが初回に3点を奪います。
しかしその裏、ホークス先発・スタンリッジが、1死から松井稼とペーニャにヒットを打たれると、4番・ウィーラーに直球を狙われ、左中間への2塁打。3連打を浴びて1点を失う。
ホークスは2回、1死から高田がヒットで出塁すると、明石が四球を選び、川島がライト前ヒットで繋ぎ、満塁のチャンスを迎えます。しかし、柳田が空振り三振に倒れると、内川は3塁ゴロに倒れ、3者残塁で追加点を奪えません。
3回、スタンリッジがヒットと四球でランナー2人背負うと、ウィーラーのセンター前ヒットで満塁の走者を背負う。何とか踏ん張りたいところだったが、銀次にセンター前ヒットを打たれると、後藤に直球をセンターへ弾き返されたが、柳田がフェンス手前でキャッチ。この間に3塁走者が生還したが、飛び出した2塁ランナーが戻れずアウト。結果的には併殺となったが、スタンリッジはこの回2点を失い、試合も3-3の同点とされた。
ホークスは4回から継投に入り、2番手の飯田優也が連続四球で1死1,2塁のピンチを招いたが、後続を抑えて無失点で切り抜ける。しかし5回、3番手・巽真悟が、先頭のペーニャに甘いカーブを痛打され、レフトスタンドへのソロ本塁打を浴びてしまい、3-4と勝ち越されます。
初回に3点取ったホークス打線ですが、2回から7回まで得点が入らず。チームの雰囲気が重苦しい中で迎えた8回、イデホがヒットを放つと、1死2塁で中村が楽天4番手・クルーズの4球目を弾き返してセンター前へのタイムリーヒット。2塁走者・福田秀平(イデホの代走)が生還し、4-4の同点に追いつきます。
同点の9回、ホークスは楽天5番手・松井裕樹の前に2死まで追い込まれますが、内川が四球を選ぶと、福田が松井裕の初球ストレートを振りぬきます。ライトへ上がった打球は、大きく伸びてスタンドへ突き刺さる!福田の2ラン本塁打で6-4と勝ち越したホークスは、その裏にサファテがランナーを2人出したものの、最後の打者を三振に仕留めてゲームセット。ホークスが楽天に競り勝ちました。



◇パ・リーグ  2015年8月23日 (日)      
楽天-ソフトバンク 15回戦
(ソフトバンク11勝3敗1分、楽天Koboタジアム宮城、17,729人)         
H 300 000 012-6 
E 102 010 000-4 
▽勝 五十嵐 42試合3勝1敗  
▽S サファテ 49試合3勝31S 
▽敗 松井裕 47試合3勝2敗25S
▽本塁打 [ソ] 李大浩 27号(1回表2ラン) 、福田 1号(9回表2ラン)
     [楽] ペーニャ 14号(5回裏ソロ)



初回に3点を挙げて幸先良かったのに、2回に1死満塁で得点できず、先発のスタンリッジ投手が3回まで3点を失い、5回に逆転されるというイヤーな展開で進みました。しかし、終盤に巻き返し、8回に中村選手のヒットで同点、9回2アウトから福田選手の2ラン本塁打が飛び出しました。逆転勝ちを収めたホークスは、土曜日に続いて楽天を下し、今カード勝ち越し。VS楽天戦はこれで5連勝となりました。チームも3連勝で貯金37、優勝マジックも1つ減って「24」です。
この日の先発のスタンリッジ投手は、3回まで被安打7・1四死球・3失点と振るわず。育児休暇明けの登板でしたが、今季最短の3回降板。奥さんや生まれたばかりの第3子の赤ちゃんも、パパの不甲斐なさに怒ってるぞ。7月は3勝を挙げたスタンリッジ投手ですが、8月は3戦未勝利。10勝目が遠い…。
この試合の勝利投手は、8回に5番手で登板した五十嵐亮太投手で、今季3勝目を挙げました。同点の8回裏に登板し、聖澤諒選手に四球を与えましたが、後続を退けました。
打線の方はチーム全体で11安打。9回に決勝2ラン本塁打を放った福田選手は、2011年9月30日の西武戦以来、実に約4年ぶりのホームラン。プロに入ってからはこれが2本目となります。試合後のインタビューで「夢じゃないかと思った。頭が真っ白になった」と驚いておりました。楽天側からすれば悪夢ですが。
ヒーロー・福田選手以外では、初回に2ラン本塁打を放ったイデホ選手は、実に1週間ぶりの一発。8月はこれで7本塁打目です。1番の明石選手は、初回に2塁打を放ち、17試合連続ヒットをマーク。1番に定着してからバッティングは好調です。柳田選手は初回に先制のタイムリー内野安打を打ちましたが、その後はヒットが出ず4打数1安打1打点。ただ、5回に四球で出塁した後に盗塁を成功させています。盗塁数も26個となり、30盗塁まで残り4個です。

4カード連続勝ち越しを決めたホークスは、25日から福岡ヤフオクドームで千葉ロッテマリーンズとの2連戦。25日は寺原隼人投手、26日は中田賢一投手が登板するでしょう。今後もチームの貯金を増やし、優勝のマジックをどんどん減らし続けてください。





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札幌記念はディサイファが接戦を制す!北九州記念はベルカントが重賞2連勝!

2015年08月23日 | 競馬

夏休みも佳境に入った23日は、札幌競馬場では夏競馬唯一のGⅡレース・札幌記念、小倉競馬場はサマースプリントシリーズ第4戦・北九州記念が行われました。札幌記念はトーホウジャッカルとラキシスのGⅠ馬2頭が参戦し、北九州記念は無敗のスプリンター・ビッグアーサーが初めての重賞レースに挑戦です。




小倉のメイン・第50回テレビ西日本賞北九州記念(GⅢ・芝1200m 18頭立て)は、デビュー5戦5勝の⑤キングアーサー、アイビスサマーダッシュとの重賞連勝を狙う③ベルカント、CBC賞3着①サドンストーム、阪神牝馬ステークス2着⑬ベルルミエール、2012年②マイネルエテルネル、2015年⑱オーミアリスの「新旧小倉2歳チャンピオン組」、佐世保ステークス覇者⑦ミッキーラブソング、昨年の北九州記念で2着⑧メイショウイザヨイ、他にも⑩サトノデプロマット、⑮マヤノリュウジン、福島の短距離戦・バーデンバーデンカップを勝った⑪バーバラなどが参戦しました。
スタートでバーバラがやや遅れたのに対し、メイショウイザヨイとオーミアリスが好スタートを切る。先行争いで、内から⑥ニザエモン・⑧サカジロロイヤル・⑨レオパルディナ・メイショウイザヨイの4頭が行ったが、イザヨイとニザエモンが先手を取る。ベルカント・ベルルミエールが5,6番手で並び、7番手集団はサドンストーム・サトノデプロマット・マイネルエテルネル・ビッグアーサー・⑯ヘニーハウンドの5頭が固まっている。12番手ミッキーラブソング、13番手④バクシンテイオー、その後ろの14,15番手に⑫メイショウツガルとオーミアリス、バーバラ16番手。後方は17番手⑰ドレッドノート、マヤノリュウジンが最後方追走。
3,4コーナー中間点を過ぎ、メイショウイザヨイとニザエモンの2頭が果敢に飛ばし、ベルカントが3番手に浮上、サドンとアーサーは中団馬群、ラブソングは外に持ち出した。4コーナーから直線に差し掛かり、内でニザエモンが逃げ粘るが、ベルカントがあっさりと抜いて先頭に立って独走態勢に入る。ビッグアーサーが馬群を割って2番手に上がり、大外から追い込んできたベルルミが3番手に上がり、前のベルカントを追うが、ベルカントがそのまま押し切りゴールイン!ベルカント直線突き抜けて重賞2連勝!ビッグアーサーは追撃及ばず2着まで。



サマースプリントシリーズの第4戦・北九州記念は、単勝2番人気のベルカントが、直線早めに抜け出して2着に1馬身半差の快勝。前走・アイビスサマーダッシュに続いての連勝で重賞4勝目を飾りました。ベルカントの鞍上・武豊騎手は、北九州記念は通算5勝目ですが、スプリント戦になってからは初勝利となります。1番人気だったビッグアーサーは2着に終わり、デビューからの連勝がストップしました。重賞の壁は厚かった…。ちなみに、上位2頭は共にサクラバクシンオー産駒です。3着には4番人気のベルルミエールが入り、4歳勢が上位を独占しました。3番人気のサドンストームは11着大敗。
ミルコ・デムーロ騎手とのコンビで挑んだ前走のアイビスSDでは、外ラチ沿いから先行策を取りましたが、今回は積極的に行かず、控えての競馬を選択。直線で一瞬のうちにメイショウイザヨイとニザエモンをかわし、そのまま後続を引き離しました。待機策が奏功したのもあるし、武豊騎手の好騎乗が冴え渡りましたね。ベルカントは2戦合計で20ポイントを獲得し、サマースプリントシリーズチャンピオンに大きく前進。この後はスプリンターズステークスへと直行すると思われます。重賞連勝の勢いそのままにGⅠタイトル奪取となるか?




札幌のメイン・第51回札幌記念(GⅡ・芝2000m 15頭立て)は、菊花賞馬⑫トーホウジャッカル、エリザベス女王杯を勝った①ラキシスに加え、2年前の覇者⑬トウケイヘイロー、④ダービーフィズ・⑭ハギノハイブリッド・⑧ヤマカツエースの函館記念上位3頭、さらには春の天皇賞で4着の⑦ラストインパクト、⑪ディサイファ、⑤ヒットザターゲットなどが出走しました。
スタートは15頭横一線。ラキシスとダービーフィズ、トウケイヘイローが好スタートを切る中、トウケイヘイローが先手を奪う。ディサイファとトーホウジャッカル、ラキシスが2番手集団につけ、ラストインパクトとダービーフィズは中団に控えてスタンド前を通過していった。
1,2コーナーを回って向正面に出るところで、トウケイヘイローが単独先頭でレースを引っ張り、ラキシスが2番手につけ、ディサイファが3番手、その後ろにトーホウジャッカルが4番手追走。5番手⑨ステラウィンド、6番手にハギノハイブリッド、内側のヤマカツエースが7番手、外の⑮サクラアルディート8番手。9番手グループには、ラストインパクト・⑩ハナズリベンジ・ダービーフィズの3頭が固まってる。12番手にヒットザターゲット、13番手②フレージャパン、14番手⑥サイモントルナーレ、しんがりに③スワンボートという展開。
縦長の状態で3コーナーに差し掛かり、トウケイがまだ逃げていて、ディサイファが2番手に浮上。ラキシスとジャッカルがぴったりと並び、大外からラスインがジワジワとポジションを上げてきた。ダビフィズはまだ中団馬群の中にいる。4コーナーを回り、最後の直線コースに入り、ディサイファがトウケイヘイローを抜いて先頭に立つ。外からヤマカツエースが追い上げ、ラストインパクトも接近。さらに最内を突いてダービーフィズも上がってきた。トーホウジャッカルはちょっと後退し、ラキシスも前が塞がれている。そしてゴール前、逃げるディサイファに内からダビフィズ、外からヒッタゲが襲い掛かり、3頭ほぼ並んでゴールイン!最後は大混戦となりましたが、真ん中のディサイファが先着しました。



真夏のスーパーGⅡ・札幌記念は、単勝5番人気だったディサイファが、ゴール前の接戦を制しました。道中は3番手を追走し、直線で逃げるトウケイヘイローをかわすと、そのまま先頭をキープ。最後はダービーフィズとヒットザターゲットの追撃を抑えました。2着のヒットザターゲットは、大外から末脚を伸ばしてやってきたんですが、アタマ差及ばず。札幌は直線が短いからなあ…。3着のダービーフィズは、イン突き差しを狙ったけど届かず。2番人気のラキシスは、前が詰まって5着。3番人気のラストインパクトも詰まって6着。1番人気のトーホウジャッカルは、一旦は3番手まで上がったものの、直線で伸びず8着に終わりました。
勝ったディサイファは、昨年のエプソムカップ、今年3月の中日新聞杯に続いて重賞3勝目。GⅡ競走は初勝利となります。四位洋文騎手は同レース初勝利で、今年の重賞2勝目。小島太調教師は2003年のサクラプレジデント以来の勝利で、通算2勝目。このレースは2頭出しで臨み、ディサイファが1着、ダービーフィズが3着に入りました。秋のGⅠ戦線に向けて大きな1勝を挙げたディサイファ、秋の天皇賞の前に毎日王冠参戦もありそう。毎日王冠には、エイシンヒカリ、イスラボニータ、アンビシャス、モーリス、サトノクラウンなどが出走を予定していて、ディサイファが出るようなことになったら、面白い一頭になるかもしれません。



さて、来週・8月30日は、札幌競馬場で「キーンランドカップ」、新潟競馬場では「新潟2歳ステークス」が行われます。キーンランドには、函館スプリントステークスを勝ったティーハーフ、昨年の優勝馬・ローブティサージュ、京王杯スプリングカップ3着のオメガヴェンデッタ、エポワス・ルチャドルアスール・レッドオーヴァルのUHB賞組、トーホウアマポーラなどが出走予定。
新潟2歳ステークスは、前哨戦のダリア賞を勝ったペルソナリテ、新馬戦で4馬身差の圧勝を演じたウインミレーユ、新種牡馬・アンライバルド産駒のトウショウドラフタ、ヒプノティスト、ルグランフリソン、キャプテンペリー、カネノイロなどが登録しています。秋以降の2歳戦線~来年のクラシックに繋がるであろう一戦を制すのはどの馬か?



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武田翔太自身初の2ケタ勝利!ホークス今季70勝到達でマジック25!

2015年08月22日 | HAWKS

オリックスとの3連戦を2勝1敗で勝ち越した福岡ソフトバンクホークスは、21日から楽天Koboスタジアム宮城で東北楽天ゴールデンイーグルスとの3連戦に臨むはずでしたが、金曜日は雨天中止となりました。今年のホークスは雨天中止が多いような気がします。「熱男」ならぬ「雨男」ですな。仕切り直しとなった22日は、楽天・レイVSソフトバンク・武田翔太の先発で始まりました。




両チームのスタメン
  ソフトバンク     東北楽天
1(二)明石健志   (中)島内宏明
2(遊)高田知季   (指)松井稼頭央
3(中)柳田悠岐   (一)ペーニャ
4(指)内川聖一   (左)ウィーラー
5(一)李大浩    (三)銀次
6(三)松田宣浩   (二)藤田一也
7(右)中村晃    (右)北川倫太郎
8(左)上林誠知   (捕)嶋基宏
9(捕)鶴岡慎也   (遊)西田哲朗
 (投)武田翔太   (投)レイ


この日は脇腹痛で休養していた内川が4番DHでスタメン復帰。夏の甲子園で準優勝だった仙台育英高校出身の上林が、8番・レフトでプロ入り初スタメン。



両チームとも初回無得点で迎えた2回、ホークスは1死走者無しで松田が楽天先発・レイの2球目のチェンジアップを捉え、左中間スタンドへのソロ本塁打。松田の一発でホークスが先制点を奪います。
先制の援護を貰った武田は、2回に銀次にヒットを打たれるも、後続を抑えて無得点。3回には島内に甘いストレートを右中間へ弾き返されますが、右翼手・中村がダイビングキャッチでヒットを阻止。4回には先頭打者に四球を与えたものの、後続を退けました。
次の1点が欲しいホークスは5回、中村の四球、鶴岡のヒットで1死1,2塁と追加点のチャンスを迎える。この場面で1番・明石がレイの4球目を叩き、1,2塁間を破るライト前へのタイムリーヒット。2塁から中村が生還して1点を追加します。なおも2死ながら走者2人置いて、柳田が低めのチェンジアップをフルスイング。ライトへ大きく飛んだ打球は、そのままスタンドへと吸い込まれた。柳田の3ラン本塁打でさらに3点を追加したホークスは、この回4点を挙げて5-0とリードを拡げます。
武田は5回まで楽天打線を無失点に抑え、6回はヒット2本を浴びて2死1,2塁と得点圏に走者を背負ったが、ここも0点で切り抜けました。
7回、ホークスは鶴岡と明石の連続ヒットで1死1,2塁。2番・高田の場面で、カニザレスが代打で登場するも、併殺打に倒れて無得点。その裏、ここまで無失点の好投を続けていた武田が、2死1,3塁から島内に高めのボールを打ち返され、レフト線へのタイムリー2塁打を浴びて1点を失いました。
ホークスは8回に2死2,3塁の場面で、バッター・中村の場面で楽天2番手・西宮悠介が暴投してしまい、ホークスに6点目が入る。さらに9回、1死走者無しで鶴岡が楽天3番手・福山博之からライトポール直撃のソロ本塁打でダメ押しの1点が入る。9回裏に2番手・二保旭が先頭打者に2塁打を打たれ、内野ゴロの間に1点を失うも、最後の打者をセンターフライに打ち取り試合終了。ホークスが7-2で楽天に快勝しました。



◇パ・リーグ 2015年8月22日 (土)      
楽天-ソフトバンク14回戦
(ソフトバンク10勝3敗1分、楽天Koboスタジアム宮城、23,175人)       
H 010 040 011-7 
E 000 000 101-2 
▽勝 武田 20試合10勝5敗   
▽敗 レイ 18試合5勝5敗   
▽本塁打 [ソ] 松田 26号(2回表ソロ) 、柳田 26号(5回表3ラン) 、鶴岡 1号(9回表ソロ)   


今回の試合は、松田選手の先制弾、柳田選手の3ラン本塁打、鶴岡選手のホークス移籍後初本塁打の一発攻勢で、楽天投手陣を打ち崩し、先発の武田投手が8回1失点の好投で、楽天に勝利しました。ホークスは木曜日のオリックス戦に続いての連勝で貯金36。VS楽天戦は4連勝となりました。この日は2位・日本ハムがオリックスに完敗したため、9ゲーム差に開いたのと同時に、優勝へのマジックナンバーが「25」に減りました。「今後の結果次第ではマジックが消滅するかもしれない」と言われていたけど、順調に減らしつつあります。そして、ホークスはこの1勝で両リーグ最速の70勝に到達、勝率5割以上=勝ち越しが決定しました。あとは残り試合で何勝できるかも大事だけど、リーグ優勝の時がいつ訪れるのかが楽しみですよ。
先発の武田投手は、8回まで116球を投げ、被安打8・7奪三振・4四死球・1失点の内容。今季10勝目を挙げ、プロ4年目で初の2ケタ勝利です。8月1日の西武戦で9勝目を挙げた後、8日のロッテ戦で3回KO、15日の西武戦で6回途中5失点(勝敗付かず)と足踏み状態が続きましたが、「3度目の正直」で2ケタに到達しました。この日は再三ランナーを出し続けましたが、6回まで相手に3塁を踏ませず無失点に抑えていました。しかし7回に初めて3塁に走者を背負い、島内選手にヒットを打たれて1点を失いました。あの場面は変化球が高めに浮いてましたね。自身初の10勝を挙げた武田投手、この先何勝できるかが楽しみです。
打線の方はチーム全体で9安打。2回に先制の26号ソロホームランを放った松田選手は、今季26本目で自己最多の本塁打数をマーク。ここまで来れば30本まで行ってほしいところ。5回に3ランホームランを打った柳田選手は、2試合連続の26号本塁打。柳田選手が空振りするかもしれないような低めの球を上手く捉えましたね。木曜日の試合では、松田選手のバットを借りて3ラン本塁打を放ちましたが、また同じバットで一発を放ちました。この日は4打数2安打・3打点・1本塁打・1盗塁と大活躍の柳田選手。ここまで打率.371・本塁打26本・25盗塁・81打点。これ「トリプルスリー&100打点」の可能性もあるぞ。



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第97回全国高校野球選手権FINAL  東海大相模が夏の甲子園45年ぶりの優勝!

2015年08月20日 | Sports

8月6日から始まった「第97回全国高校野球選手権大会」は、いよいよ決勝戦を迎えました。今年の決勝戦は、東海大相模(神奈川)VS仙台育英(宮城)という組み合わせ。仙台育英は東北勢初優勝、対する東海大相模は45年ぶりの「選手権制覇」がかかっています。100年目の夏の頂上決戦は、乱打戦となりました。




両チームのスタメン
   仙台育英       東海大相模 
1(三)佐藤将太    (二)千野啓二郎
2(中)青木玲磨    (中)宮地恭平
3(遊)平沢大河    (遊)杉崎成輝
4(捕)郡司裕也    (右)豊田寛
5(一)百目木優貴   (一)磯網栄登
6(左)紀伊海秀    (捕)長倉蓮
7(右)佐々木柊野   (左)竹内大貴
8(二)谷津航大    (三)川地星太朗
9(投)佐藤世那    (投)小笠原慎之介




1回、東海大相模は仙台育英先発・佐藤世那の立ち上がりを攻め、1番・千野がレフト前ヒットで出塁すると、1死2塁で3番・杉崎が3球目のスライダーを捉え、右中間フェンス直撃のタイムリー2塁打で1点を先制。なおもランナー2塁に置いて、4番・豊田が直球を叩き、レフト前タイムリーヒットで2点目。3番&4番の連打で相模が初回に2点を取りました。
相模は3回にも、杉崎と豊田の連続ヒットで1死1,2塁のチャンスを作り、5番・磯網がレフト前へのタイムリーヒットで1点を追加。さらに6番・長倉もレフトへの2塁打を放つ。この回は3番~6番までの4連打で2点を挙げ、4-0とリードを拡げます。
4点を追いかける仙台育英は、3回裏に1番・佐藤将太が相手の悪送球で出塁し、1死2塁で2番・青木が相模先発・小笠原の甘いチェンジアップをセンター前に弾き返すタイムリーヒットで1点を返す。続く平沢がセンターへの2塁打を放ち、1死2,3塁で4番・郡司のライト前ヒットで2点目。さらには5番・百目木にもタイムリーヒットが出て、この回4連打で3点を返し、4-3と1点差に詰め寄ります。
しかし、相模は4回に2死2塁の場面で、2番・宮地がレフトの頭上を超える2塁打で1点追加。さらに2死1,2塁で4番・豊田のレフト前ヒット。2塁走者が生還して6点目。6-3と相模が突き放します。
相模先発・小笠原は4回と5回に育英打線をゼロに抑えますが、6回に四球とヒット2本で満塁のランナーを背負う。育英は走者一掃で同点or本塁打で逆転という場面で、1番・佐藤翔が小笠原の6球目のチェンジアップを振り抜き、左中間へのタイムリー3塁打!満塁のランナーが一斉に生還!優勝への執念を見せる仙台育英、6-6の同点に追いつく!
試合は終盤に入り、仙台・佐藤世那は5回から8回まで相模打線を無失点に抑える。対する相模・小笠原は7回と8回をゼロに抑える。
6-6の同点で迎えた9回表、東海大相模は先頭打者の小笠原が、佐藤世那の初球を狙い撃ち!打球はライトへ大きく舞い上がり、勢いそのままにスタンドへ到達!相模のエース・小笠原が、仙台育英のエースからソロ本塁打を放ち、7-6と勝ち越し!これで波に乗った相模は、1死後に宮地がレフトへの2塁打を放つと、3番・杉崎のショートへのタイムリー内野安打で1点を追加。さらに相手の守備が乱れる間に杉崎は2塁に進む。続く4番・豊田もタイムリー2塁打、5番・磯網はライトフライ→2塁走者・豊田がタッチアップして3塁に進むと、相手の隙を見て一気に本塁を陥れる!豊田の神走塁でこの回4点目を挙げた相模は、10-6としました。
そして9回裏、勝ち越し弾を打った小笠原がマウンドに上がり、簡単に2人を打ち取ると、最後の打者をライトフライにしとめてゲームセット!東海大相模が10-6で仙台育英を下し、夏の甲子園を制しました!





第97回全国高校野球選手権大会 決勝 2015/08/20(木)
東海大相模(神奈川)-仙台育英(宮城)
相模 202 200 004 10
仙台 003 003 000 6
【投手】
(相)小笠原-長倉
(仙)佐藤世-郡司
【本塁打】
(相)小笠原1号ソロ(9回、佐藤世)


夏の甲子園の決勝は、仙台育英・佐藤投手と、東海大相模・小笠原投手の両エースによる投手戦になるかと思われましたが、相模打線が佐藤投手から4回まで6点を奪い、仙台育英も負けじと6回に2死満塁から佐藤将太選手の走者一掃の3塁打で同点に追いつき、乱打戦の展開に。迎えた9回、小笠原選手の一発を皮切りに東海大相模が4点を挙げて勝負あり。東海大相模が45年ぶり2度目の優勝を飾りました。東海大相模の甲子園制覇は、春の選抜を合わせて通算4回目(春:2000年、2011年)。神奈川県勢の優勝は1998年の横浜高校以来17年ぶりとなります。
今回の試合は、小笠原投手が投打で勝利に貢献。投げては9回まで161球の力投、被安打9・6奪三振・3四死球・6失点。3回に4連打で3点を失い。6回も3失点を喫しましたが、終盤に持ち直し、8回と9回は3者凡退に抑えて完投勝利を挙げました。打っても9回に決勝点となる値千金のソロ本塁打。佐藤投手の高めに浮いたフォークを捉え、ライトスタンドに持って行きました。
打線の方はチーム全体で15安打。3番の杉崎選手が3安打2打点、4番の豊田選手は5打数4安打3打点の固め打ち。タイムリーヒットを3本も打てば、9回には2塁タッチアップから一気に本塁まで駆け抜けました。あの神走塁はプロでも滅多に見られませんよ。決勝で1安打2打点の磯網選手は、5試合で12安打・7打点・打率.600を記録。特に2回戦の遊学館戦は5打数5安打の大当たり。全試合でヒットと打点を挙げたから、今大会のMVPと言えるでしょう。

東海大相模は、初戦の2回戦で福島・聖光学院に6-1で勝利。その試合で9回に登板した小笠原投手が151キロをマークしました。3回戦の遊学館戦では11-2の快勝。準々決勝の花咲徳栄戦では、一旦は劣勢を強いられましたが、終盤に試合をひっくり返して逆転サヨナラ勝ち。準決勝では、オコエ瑠偉を擁する関東第一と戦い、初回に豊田選手の2ランなど4点を奪い、その後も得点を積み重ねて、終わってみれば13安打10得点の猛攻で完勝しました。
決勝までの5試合のうち、2ケタ得点が3試合。1試合平均で換算すると8.2得点。小笠原投手と吉田凌投手の「Wエース」のイメージがあったけど、打線も強くて総合力の高いチームでした。


「清宮フィーバー」で沸いた今年の夏の全国高校野球選手権大会もこれにて閉幕。8月28日からは「U-18野球ワールドカップ」が開催され、東海大相模の小笠原投手、仙台育英の佐藤世那投手と平沢大河選手、そして甲子園を沸かせた清宮幸太郎選手とオコエ瑠偉選手、「ドラフト候補」の呼び声が高い県立岐阜商業の高橋純平投手などが選出されました。1年生で唯一メンバーに入った清宮選手、世界を相手に勝負強いバッティングと強烈な一発をぶちかましてほしい。



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スタンリッジの代役・千賀滉大、今季初登板初勝利!

2015年08月18日 | HAWKS

2カード連続勝ち越しで、パリーグ連覇まで「マジック29」の福岡ソフトバンクホークス。今週は大阪&仙台でアウェー6連戦に挑みます。18日からは京セラドーム大阪でオリックスバファローズとの3連戦。先週の福岡での3連戦はホークスが2勝1敗。ここまでの対戦成績は13勝6敗とホークスが大きく勝ち越しています。3連戦初戦の先発ピッチャーは、オリックスはエースの金子千尋、ソフトバンクはこの日1軍に登録された千賀滉大が今季初登板初先発です。




両チームのスタメン
   オリックス     ソフトバンク
1(右)小田裕也   (一)明石健志
2(遊)安達了一   (左)川島慶三
3(指)糸井嘉男   (中)柳田悠岐
4(三)中島裕之   (指)李大浩
5(一)ブランコ   (三)松田宣浩
6(二)原拓也    (右)中村晃
7(左)川端崇義   (二)本多雄一
8(捕)伊藤光    (捕)鶴岡慎也
9(中)駿太     (遊)今宮健太
 (投)金子千尋   (投)千賀滉大




1回、ホークスは1,2番が連続三振で2アウトの後、柳田が内野安打で出塁し、イデホがセンター前ヒットを打って1,3塁と先制のチャンスを迎えますが、松田が空振り三振に倒れて2者残塁。オリックス先発・金子から先制点を奪えず。その裏、ホークス先発・千賀が、2死から糸井と中島に続けてヒットを打たれるも、ブランコを2塁ゴロに仕留めて無失点で切り抜けました。
ホークスは2回、先頭の中村がセンター前ヒット、続く本多もセンター前に弾き返し、無死1,3塁と初回に続いて先制のチャンス。1死後、今宮がスクイズを仕掛け、オリックス1塁手・ブランコがボールを取りこぼす間に3塁走者が生還し、ホークスが先制点をもぎ取ります。スクイズを決めた今宮も1塁セーフ。なおも走者が2人いて、チャンスが続いたが、後続が倒れて1点のみ。
ホークス先発の千賀は、2回に先頭の原に四球を与えますが、川端を併殺打に打ち取り2アウト(送りバント失敗)。この後、伊藤に2塁打を浴びるも、得点を与えず。千賀はこの後、3回に初めて3者凡退に抑えると、4回もしっかりと3人を料理します。
千賀のためにも次の1点がほしいホークスは5回、先頭の明石がヒットを放つと、川島犠打の後、柳田のセンター前ヒット&盗塁で1死2,3塁と絶好のチャンスを迎えます。しかし、イデホが内野フライ、松田は外角の変化球の前に空振り三振…。追加点を奪うことができません。
その裏、千賀が2つの四球で2死1,2塁のピンチを背負うものの、安達を遊撃ゴロに打ち取り3アウト。5回まで無失点の千賀、勝ち投手の権利を獲得します。
後半に入り、千賀は6回に先頭打者に四球を与えるも、中島を併殺打に仕留めて無得点。7回は下位打線を3者凡退に退け、7回を投げきったところで降板。8回は2番手・森唯斗が先頭打者にヒットを許し、3塁まで進められるも、中島をカーブで空振り三振に仕留めて無失点。9回は守護神・サファテがブランコとヘルマンを三振に退け、最後の打者も遊撃ゴロに打ち取りゲームセット。ホークスが1-0でオリックスに逃げ切り勝ちを収めました。



◇パ・リーグ 2015年8月18日 (火)
オリックス-ソフトバンク20回戦
(ソフトバンク14勝6敗、京セラドーム大阪、23,981人)           
SH 010 000 000-1 
BS 000 000 000-0 
▽勝 千賀 1試合1勝     
▽S サファテ 48試合3勝30S 
▽敗 金子 13試合6勝5敗  


オリックスとの3連戦初戦は、2回に今宮選手のスクイズで先制しましたが、その後のチャンスで追加点が取れず、オリックス先発・金子投手の前に1点のみ。それでも、先発の千賀→森→サファテの3投手の完封リレーで勝利しました。先発を務めた千賀投手、今季1軍初登板でよく頑張りましたね。3連戦の初戦を制したホークスは、優勝へのマジックナンバーを「28」に減らしました。
今季初登板で初勝利を挙げた千賀投手は、7回まで116球を投げ、被安打4・4奪三振・4四死球・無失点という内容。序盤から再三得点圏に走者を置きながらも、粘りのピッチングでオリックス打線に得点を与えませんでした。千賀投手は2013年には1勝4敗17ホールド、2014年は1勝1敗3ホールドの成績を残しましたが、右肩痛で離脱。今季はファームからスタートし、先発で8勝を挙げています。久しぶりの1軍登板でしたが、しっかりと結果を出して先発初白星。パリーグを代表する右腕・金子投手に投げ勝ったのは大したもんです。現在育児休暇中のスタンリッジ投手が戻るため、千賀投手はまた2軍に戻ると思うけど、9月に再び呼ばれるかもしれません…。その時はホークスが優勝決めた後かな?
9回に登板したサファテ投手は、今季30セーブ目に到達。自らが持つ連続イニング奪三振記録も33イニングに伸ばしました。サファテの記録は途切れそうにありません。自己最多の37セーブ&球団記録の38セーブも軽く更新するだろうし、40セーブも行くかもしれない。
打線の方はチーム全体で8安打でしたが、その一方で13三振と9残塁。ヒットの数より多い…。ホークスらしくない拙攻ですね。この日は柳田選手と中村選手が2安打のマルチ安打、イデホ選手が8試合連続ヒットをマーク。柳田選手は打率も.372に乗せ、この日盗塁を一つ決めて、今季24盗塁。残り39試合でトリプルスリー達成なるか?




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清宮幸太郎&オコエ瑠偉がホームラン!準々決勝で関東勢3校がベスト4進出!

2015年08月17日 | Sports

第97回全国高校野球選手権大会は、大会12日目の17日は準々決勝が行われました。早稲田実業の1年生・清宮幸太郎と、関東第一のリードオフマン・オコエ瑠偉が、またもや甲子園を沸かせてくれました!




第1試合:早稲田実業(西東京)8-1九州国際大付属(福岡)
準々決勝最初のカードは、3回戦で甲子園初ホームランを放った早実・清宮幸太郎と、2試合連続本塁打の九国大付・山本武白志の「2世プレーヤー対決」に注目が集まりました。
まず初回、早実・清宮が最初の打席に入るが、結果は平凡な投手ゴロ。対する九国大付の山本は、2回の最初の打席でセンター前ヒットを放ちました。
0-0で迎えた2回、早実は振り逃げの走者を1塁に置いて、6番・富田直希が九国大付先発・野木海翔の初球を捉え、レフトポール際に飛んだ打球は、ポールに当たってホームラン。富田の2ラン本塁打で早実が2点を先制します。
早実は4回、2回目の打席に立った清宮が、初球ストレートをフルスイング。打球はライトへ鋭く飛んで、弾丸ライナーでスタンドイン!清宮が3回戦に続き、2試合連続のホームランを放ち、早実に3点目が入ります。これで勢いに乗った早実は、1死2塁で先制弾を放った富田がまたも快音炸裂。九国大付2番手・中村光汰のストレートを振り抜き、今度は右中間スタンドへの2ラン本塁打!2打席連続アーチで2点を追加。この後、2死3塁で9番・渡辺大地のタイムリー2塁打で1点を加え、この回4点を挙げて6-0としました。
九国大付は早実先発・松本皓の前に打線沈黙。5回には4番・山本が空振り三振に倒れ、6回は1死1,3塁のチャンスを作るも後続が凡退して得点できず。7回、先頭打者がヒットで出塁し、4番・山本に打席が回るも、山本は3塁ゴロに倒れる。その後2死3塁で6番・宇都颯がセンター前に弾き返すタイムリーヒットで1点を返します。
5点差とされた早実は7回裏、無死1塁で清宮が九国大付のエース・富山凌雅の直球を捉え、左中間フェンス直撃の2塁打。あと少しで本塁打かという素晴らしい当たりだった。1死2,3塁で5番・金子銀佑のライト前ヒットで7点目を挙げると、2死後に7番・宮崎廉太にもタイムリーが生まれて8点目。先発の松本は、8回以降も続投して完投勝利。投打が噛み合った早実、全国制覇を果たした2006年大会以来のベスト4進出です。


第2試合:東海大相模(神奈川)4-3花咲徳栄(埼玉)
関東勢同士の対決となった第2試合は、2回に東海大相模が2死から6番・長倉蓮が2塁打を打った後、7番・竹内大貴のレフト前タイムリーヒット。2連続ヒットで1点を先取します。
しかし、花咲徳栄が反撃し、3回に2死3塁で3番・岡崎大輔のセンター前ヒットで1-1の同点に追いつくと、岡崎の盗塁で2死2塁と勝ち越しのチャンスを作り、4番・大滝愛斗がライト前に弾き返すタイムリーヒットで2-1と逆転。さらに4回、8番ピッチャー・鎌倉知也が2塁打を放ち、2死3塁で相手ピッチャーの暴投で1点を追加し、3-1とリードを拡げます。この後、徳栄が連続ヒットでランナー2人を置いたところで、相模はエース・小笠原慎之介がマウンドに上がり、徳栄2番・太田幸成を1球で打ち取りました。
2点を追う相模は4回裏、1死2塁で5番・磯網栄登が徳栄先発・鎌倉の直球を打ち返し、センターオーバーのタイムリー2塁打で1点を返す。5回には2死満塁と同点または勝ち越しのチャンスを作ったが、3者残塁に終わります。
試合はこの後、相模2番手・小笠原、徳栄2番手・高橋昂也の好投が続く。8回、花咲徳栄が岡崎と大滝の連続ヒットなどで2死満塁のチャンスを迎えるも、8番・高橋が投手ゴロに倒れて追加点ならず。その裏、相模は4番・豊田寛がヒットで出塁し、1死2塁で徳栄・高橋がボークを犯し、豊田は3塁に進む。そして、長倉の犠牲フライで3-3の同点。
9回裏、東海大相模は2死2塁と一打サヨナラの場面で、3番・杉崎成輝が高橋の初球を弾き返し、レフトへのタイムリー2塁打!東海大相模がサヨナラで花咲徳栄を下しました。



第3試合:仙台育英(宮城)6-3秋田商業(秋田)
3回戦で花巻東を破った仙台育英は、この日の準々決勝も東北のチームと戦うことに。
試合序盤は仙台育英・佐藤世那と、秋田商・成田翔の両先発ピッチャーが3回まで無失点に抑え続けます。迎えた4回、仙台育英は2死走者無しで3番・平沢大河が成田翔の3球目のストレートを捉え、ライトスタンドへのソロ本塁打で1点を先制。5回には2本のヒットと四球で無死満塁のチャンスを作り、谷津航大のセンター前2点タイムリーヒット、9番・佐藤世那のライト前ヒットで3点を加え、4-0とします。
秋田商は4回裏に2死1,2塁の場面で、1番・会田海都が反撃のタイムリーヒットで1点を返す。しかし、6回表に育英2死3塁で1番・百目木優貴のセンター前ヒットで5-1と突き放す。
9回に育英が佐藤世那の犠牲フライで6点目を挙げ、秋田商業はその裏に2死1,2塁から9番・工藤慶のタイムリー2塁打、さらに相手の悪送球も重なって2点を返して意地を見せたが反撃はここまで。仙台育英が6-3で秋田商業に快勝です。



第4試合:関東第一(西東京)5-4興南(沖縄)
3回戦で長嶋亮磨のサヨナラホームランで中京大中京を下した関東第一と、春夏連覇を果たした2010年以来のベスト8の興南の一戦は、9回にドラマが起きました。
1回、興南先発・比屋根雅也が関東第一の1番・オコエ瑠偉から空振り三振を奪うと、2番打者と3番打者も続けて三振を取り、3者連続三振を奪う快投を見せます。
2回、関東一は5番・長嶋が比屋根の直球を叩き、レフトスタンドへのソロ本塁打で1点を先制。しかしその裏、興南は2連続ヒットと相手のエラーで満塁のチャンスを迎え、1番・比嘉龍寿のセンター犠牲フライで同点とすると、2番・仲響生がセンターへ弾き返し、関東第一中堅手・オコエが前進してダイビングキャッチをしようとするも捕れず。タイムリー2塁打で2-1と勝ち越します。
1点を追う関東一は、3回に2死1塁で3番・伊藤雅人がセンター前にヒット→興南のセンターがボールを逸らす→1塁走者・井橋俊貴が3塁を蹴って一気にホームイン。井橋の快走で2-2と振り出しに戻す。さらに4回、長嶋の2塁打と犠打で1死3塁と一打勝ち越しの場面を迎え、鈴木大智の遊撃ゴロの間に3塁走者が生還して3-2と逆転。
1点を追いかける興南は、先発の比屋根がオコエを相手に4打数ノーヒットに抑え、毎回奪三振の力投。エースのピッチングに応えたい打線は、7回に2本のヒットで2死1,3塁と一打同点のチャンスを迎え、5番・城間楽人がセンター前ヒットを放ち3-3の同点に追いつく。
同点で迎えた9回、関東一は2死2塁で、ここまでノーヒットの1番・オコエ瑠偉が、比屋根の4球目のストレートを狙い撃ち!打球はレフトへ大きく舞い上がり、そのままスタンドへ飛び込んだ!9回2アウトからオコエの2ラン本塁打が生まれ、関東一が5-3と勝ち越します!
後が無くなった興南は、9回裏に1番・比嘉がレフトフェンス直撃の2塁打を放ち、1死後に3番・具志堅大輝がライト前へのタイムリーヒットを打ち、5-4と1点差に追い上げる。しかし、関東一2番手・金子尚生が後続を抑えてゲームセット!関東第一が接戦を制しました。




17日の準々決勝は、4試合とも見応えのある試合でした。早実・清宮選手が2試合連続ホームランをかっ飛ばせば、関東第一のオコエ選手が9回に決勝2ラン本塁打を放ちました。ベスト4には関東勢3校、東北の仙台育英が進出。4強は全て東日本勢ですね~。ちなみに、東西の東京代表が同時に4強入りしたのは、1987年大会以来だそうです。
この日の清宮選手は、4打数2安打1打点。最初の打席で右手親指を痛めたそうですが、その次の打席で痛みを堪えながらも2ラン本塁打を打ち、さらにはフェンス直撃の2塁打も打ちました。清宮選手はここまで8安打・2本塁打・8打点、打率も.500をキープしています。
その清宮選手を上回る活躍を見せたのが、2打席連続ホームランを放った富田選手。1本目にレフトポールに直撃すると、2本目はライトスタンドへの完璧な一発。この2打席で4打点を挙げております。清宮だけでなく、加藤選手や富田選手など早実には強打者が存在します。
オコエ選手は興南のエース・比屋根投手の前に2つの三振を喫するなど4打席ノーヒットに抑えられ、守備でもダイビングキャッチに失敗したりといい所がありませんでしたが、最後の打席で豪快なホームランを放って比屋根投手を攻略。ストレートを打った直後に雄叫びを上げ、ダイヤモンドを一周しながら喜びを爆発させていました。比屋根投手も9回まで関東第一打線を相手に13個の三振を奪ったけど、一球に泣いてしまいました。
清宮選手といい、オコエ選手といい、「いろいろ持ってる」選手は高校野球ファンの期待にちゃんと応えてくれる。まさに千両役者ですなあ。
19日の準決勝の組み合わせは、第1試合に早稲田実業VS仙台育英、第2試合は関東第一VS東海大相模の関東勢対決。早実・清宮幸太郎、仙台育英・佐藤世那、関東第一・オコエ瑠偉、東海大相模・小笠原慎之介&磯網栄登。さあ、役者は全て揃った。決勝戦にどこが勝ち上がってもおかしくないですね。個人的希望としては、「早実VS関東一」の東京ダービーが見てみたい。





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