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暑すぎてつらい。

2016選抜高校野球決勝戦!智弁学園がサヨナラ勝ちで春の王者に輝く!

2016年03月31日 | Sports

今月20日から阪神甲子園球場で行われている第88回選抜高校野球大会は、31日に決勝戦を迎えました。今大会の決勝は、智弁学園(奈良)VS高松商業(香川)という組み合わせ。55年ぶりの決勝進出となる高松商は3度目のセンバツ制覇、智弁学園は春夏通じて初の全国制覇を懸けて戦います。



両チームのスタメン
  智弁学園       高松商業
1(二)納大地      (中)安西翼
2(捕)岡沢智基    (右)荒内俊輔
3(遊)太田英毅    (遊)米麦圭造
4(右)福元悠真    (捕)植田響介
5(一)高橋直暉    (二)美濃晃成
6(投)村上頌樹    (一)植田理久都
7(三)大橋駿平    (左)竹内啓人
8(左)中村晃      (投)浦大輝
9(中)青木雄大    (三)山下樹




1回、高松商は先頭の安西がライト線を破る2塁打を放つと、2番・荒内の犠打→智弁ピッチャー・村上が3塁へ送球するもセーフとなり、フィルダースチョイスで無死1,3塁のチャンスを掴みます。しかし、3番・米麦が3塁ゴロ併殺打に倒れると、4番・植田響は3塁ライナーに倒れて無得点に終わります。
智弁学園は2回、1死から村上が四球を選ぶと、続く大橋のセンター前ヒットで1死1,3塁。一打先制のチャンスで、中村が2塁ゴロ。2塁はアウトとなるが、1塁はセーフ。この間に3塁走者が生還し、智弁学園が先制点を取ります。
3回以降は智弁・村上と高松商・滝の投げ合いが続き、共にランナーを背負いながらも得点を許しません。
高松商は6回、植田響の2塁打、美濃の四球でランナー2人置いたものの、植田響が村上のスライダーの前に空振り三振に倒れて同点ならず。
智弁1点リードのまま迎えた8回、高松商は先頭の安西が内野安打で出塁すると、荒内がキッチリと送りバントを決める。得点圏にランナーを置き、3番・米麦が村上の初球を捉えてセンター前ヒット。2塁走者・安斎が生還!ここまでゼロに抑えられていた智弁・村上を捕らえ、高松商業が1-1と試合を振り出しに戻します。
追いつかれた智弁はその裏、2アウトから岡沢と太田の連続ヒットで2,3塁と勝ち越しのチャンスを得たが、4番・福元が3塁ゴロに打ち取られて勝ち越しならず。試合は1-1のまま延長戦へ。
10回、高松商は先頭の安斎がライト前ヒットで出塁すると、2塁への盗塁、外野フライの間に3塁まで進塁。2死3塁の場面で、植田響がセンターフライに倒れて無得点。智弁もその裏に先頭打者のランナーが出るも、後続が倒れてサヨナラならず。
迎えた11回裏、智弁は2死走者なしで、高橋がセンター前ヒットで出塁。サヨナラのランナーを1塁に置いて、6番・村上が初球ストレートを狙い撃ち!センターへ上がった打球は、高松商の中堅手・安斎の頭上を超える2塁打!1塁走者・高橋が一気にホームイン!最後はエース・村上の一打で勝負を決め、智弁学園が2-1のサヨナラ勝ちで優勝を果たしました!





第88回センバツ高校野球大会 第11日
▼決勝 2016/03/31(木) 高松商業(香川)-智弁学園(奈良)
高松 000 000 010 00   1
智弁 010 000 000 01X  2
(延長十一回)
【投手】
(高)浦-植田響
(智)村上-岡沢


2016年の春の王者は智弁学園!決勝戦は智弁・村上投手、高松商・浦投手の投手戦という展開でしたが、延長11回に村上投手が浦投手からサヨナラのタイムリー2塁打を放ち、智弁学園が春夏通じて初優勝を果たしました。奈良県勢がセンバツで優勝したのは、1997年大会の天理高校以来です。決勝戦で延長戦まで縺れ込んだのは何回かあるけど、サヨナラでの優勝決定は、私が見た中でたぶん初めてだと思います。
この決勝戦でヒーローになった村上投手、投げては11回を1人で投げ抜き、160球の力投。被安打8・6奪三振・2四死球・1失点という内容でした。打撃の方では、最初の打席で四球を選び、併殺崩れの間に先制のホームを踏みました。そしてサヨナラヒットの場面では、初球ストレートを思い切って振り抜きました。村上投手は今大会5試合に登板して669球も投げ、失点は3つしか与えず。安定感もあるけど、強いスタミナを持ってますね。
今大会の智弁学園は開幕戦から登場し、福井工大福井に4-0で勝利。2回戦の鹿児島実業戦では、初回に先制されながらも、7回に4点を奪って逆転勝ち(4-1)。準々決勝の滋賀学園戦では、6-0と快勝。村上投手もわずか2安打に抑えて今大会2度目の完封勝利。準決勝の龍谷大平安(京都)戦は、8回まで0点に抑えられましたが、9回裏に1死からの4連打で逆転サヨナラ勝ち。決勝戦でもサヨナラで高松商業を下したのでした。2試合連続サヨナラ勝ちはまさにミラクルと言えるでしょう。今年のセンバツは智弁学園で始まり、智弁学園で終わりましたな。
この大会で評価を大きく上げた村上投手、この秋のドラフト会議の有力候補に上がりそう。夏の選手権大会で再び見られるといいですね。智弁学園高校の皆さん、優勝おめでとうございます。



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ホークス、ホーム初勝利!柳田に今シーズン第1号ホームラン!

2016年03月30日 | HAWKS

今月25日に開幕したプロ野球の2016年シーズン。3年連続日本一を目指す福岡ソフトバンクホークスは、ここまで4試合を終えて1勝2敗1分け。まだ始まったばかりなのに、波に乗れていません。本拠地・福岡ヤフオクドームでの開幕戦だった29日の埼玉西武ライオンズ戦は、2-6で敗れました。連敗は避けたい30日の西武戦は、ソフトバンク・千賀滉大VS西武・野上亮磨の先発で始まりました。




両チームのスタメン
  ソフトバンク       埼玉西武
1(二)本多雄一     (中)秋山翔吾
2(左)川島慶三     (左)栗山巧
3(中)柳田悠岐     (一)メヒア
4(一)内川聖一     (三)中村剛也
5(指)カニザレス     (二)浅村栄斗
6(三)松田宣浩     (指)森友哉
7(右)中村晃       (捕)炭谷銀仁朗
8(遊)今宮健太     (右)坂田遼
9(捕)谷裕亮     (遊)外崎修汰
 (投)千賀滉大     (投)野上亮磨



1回、ホークスは2死走者無しで3番・柳田が、西武先発・野上の初球をフルスイング!レフトへ飛んだ打球は、スタンド最上列に突き刺さるソロ本塁打!柳田の今季第1号ホームランが生まれ、ホークスが初回に先制点をもぎ取ります。
ホークス先発・千賀は、初回を0点に抑えると、2回と3回も得点を許しません。しかし4回、1死から4番・中村剛と浅村に連続ヒットを浴び、1死1,3塁と一打同点のピンチを招く。なんとか踏ん張りたい場面でしたが、森友哉にセンター前ヒットを打たれる。この回3連打を浴びて1-1の同点とされました。
追いつかれたホークスはその裏、1死から内川とカニザレスが続けてヒットを放ち、1死1,2塁と一打勝ち越しのチャンスで、松田が野上のスライダーを叩き、レフト前へのタイムリーヒット。ホークスも3連打で1点を奪い、2-1と勝ち越しに成功。この後、中村晃が相手のエラーで出塁し、1死満塁とチャンスを拡げ、今宮が四球を選び、押し出しで1点追加。さらに高谷のレフト犠牲フライもあり、この回3点を挙げ、4-1とリードを拡げます。
6回、ホークスは中村晃のレフト前ヒット、今宮のライト前ヒットで1死1,3塁とすると、高谷の2塁ゴロの間に3塁走者が生還し、ホークス5点目。スコアも5-1と4点差に。
しかし7回、ここまで1失点に抑えていた千賀が、森友哉、炭谷、坂田に3連続ヒットを浴びて無死満塁のピンチを作る。代打・上本達之の犠牲フライで1点を失うと、本多のエラーで2点差に詰め寄られる。なおも1死1,3塁で千賀がボークを犯してしまい、これで5-4と1点差まで詰められた。千賀は2死を取り、バッター・メヒアの場面で降板。2死3塁の場面でマウンドに上がった2番手・バリオスは、メヒアを3塁ゴロに打ち取り3アウト。
ホークス1点リードで迎えた9回、守護神・サファテが登板。先頭打者にヒットを許すと、秋山に四球を与え、2死1,3塁と同点または逆転のピンチを背負う。しかし、栗山を空振り三振に仕留めてゲームセット。ホークスが5-4で辛くも勝利しました…。




2016年3月30日 パリーグ ヤフオクドーム
ソフトバンク-西武 2回戦
(1勝1敗 観客数 34,300人)
L 000 100 300  4
H 100 301 00X  5
【勝】千賀 1勝
【負】野上 1敗
【S】サファテ 1S
本塁打 【ソ】柳田 1号


福岡ソフトバンクホークス、今シーズン本拠地初勝利!初回に柳田選手の先制アーチが飛び出し、4回には3点を奪い、6回まで4点もリードしていたので快勝かと思われましたが、終盤に西武の反撃があり、最後は辛勝でしたね~。それでも連敗だけは免れたので良しとしますかね。
今季初先発の千賀投手は、7回途中(6回2/3)まで106球、被安打8・4奪三振・無四球・4失点という内容で勝利投手になりました。序盤の3イニングは無失点に抑えましたが、4回に3連打を浴びて1点を失いました。味方の援護もあり、千賀投手も立ち直ったかに思われましたが、7回に3連打から3失点。おまけにボークまでやらかしました。勝ち投手にはなったけど、反省の多い内容でした。今季は本格的に先発に挑む千賀投手、シーズン通してローテーションを守り抜き、2ケタ勝利を挙げられるように頑張ってほしいです。
チーム全体で10本のヒットを放った打線の方は、内川選手と中村選手が共に2安打のマルチヒットを記録。柳田選手の初回の先制ホームランは、ホークスにとって2016年のシーズン第1号ホームランとなりました。今季5試合目にして待望の一発ですよ。甘く入った変化球を強振し、レフトスタンドまで持って行きました。今年は柳田選手の「エゲつない」ホームランが何本飛び出すことか…。
柳田選手以外では、松田選手が4回に勝ち越しタイムリーヒットを放てば、高谷選手はノーヒットながら2打点を挙げております。山下斐紹を使うと負けるので、高谷選手をずっとスタメンで起用してほしい。そういえば、細川亨捕手はいつ1軍に復帰できるんすかね?

ホークスは5試合を終えて2勝2敗1分けで勝率5割ジャスト。現時点でパリーグ3位タイにつけています。今のところ千葉ロッテと西武が首位に並んでいて、ホークスは0.5ゲーム差で追っている状況です。ホークスは4月1日から北海道日本ハムファイターズと3連戦を戦います。1日は静岡県草薙総合運動場硬式野球場、2日と3日は東京ドームで行われます。今季初のカード勝ち越しを挙げてもらいたいし、貯金が欲しいし、早く「指定席」である首位にならないかなあ。



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香川ビューティフルボレー炸裂!ハリルJAPAN、W杯2次予選を首位通過!

2016年03月29日 | soccer

2018FIFAワールドカップ・アジア2次予選「日本代表VSシリア代表」が29日、埼玉スタジアム2002で行われました。24日のアフガニスタン戦で5-0と快勝したハリルJAPANは、最終戦のシリア戦を前に最終予選進出が決定。今回の試合はグループEの1位通過を懸けた一戦です。日本は引き分けでもOKですが、勝って2次予選を締め括りたいところでした。


日本のスタメンはこちら
[日本代表]
GK 12 西川周作
DF 5 長友佑都
DF 6 森重真人
DF 21 酒井高徳
DF 22 吉田麻也
MF 10 香川真司
MF 16 山口蛍
MF 17 長谷部誠
FW 4 本田圭佑
FW 9 岡崎慎司(Cap)
FW 11 宇佐美貴史

この日は前回のアフガニスタン戦から6人メンバーを入れ替え、本田・香川・宇佐美らがともに先発入り。代表100試合目の岡崎がゲームキャプテンを務めることになりました。メモリアルゴールを奪えるか?


日本は前半8分、右サイドで高徳が粘りを見せると、香川→高徳→長谷部の折り返し→ゴール前で岡崎が右足でシュートを放ったが、わずかに左にそれる。自らの節目の試合でゴールを奪えない…。前半17分、左CKをショートで選択し、宇佐美のパスを受けた
香川のクロスは、シリアGKにパンチングでクリアされたが、跳ね返ったボールがシリアDFアルマッスリの顔に当たり、そのままゴールイン。オウンゴールで日本が先制点を奪います。シリアにとっては痛い失点だ。
日本は追加点を狙おうとさらに攻め続け、21分に右サイドで本田のパスから、高徳→香川が胸トラップからクロス→岡崎がボレーシュートを狙ったが、わずかにクロスバーの上。26分にはDF吉田が前線へロングパスを入れ、岡崎→本田→岡崎→本田の縦パス→ゴール前まで上がっていた高徳が左足シュートを狙ったが、ポスト左へと外れた…。なぜ決められない…。さらに27分、今度は左サイドで宇佐美→長友クロス→香川のシュートはシリアGKに防がれる。
その後も攻める日本、31分に宇佐美が左サイドからミドルを狙うもGKに阻まれ、43分には左サイドで本田のクロス→香川が左足を振り抜いたが、シリアGKアルメが右足で防いだ。決まってもおかしくないようなシュートだった。結局前半は、オウンゴールの1点のみで終わります。


後半こそ追加点がほしい日本は、9分に右サイドの岡崎のクロス→本田が頭で合わせるも枠外。後半14分、日本にアクシデントが起こり、中盤で相手と競り合っていた山口が顔面を負傷。原口元気が急遽ピッチに入る。後半16分、左サイドの森重のクロス→ファーサイドにいた本田がもう一度ヘディングシュート!しかし、これはポスト左に直撃…。
その直後、シリアが逆襲。後半17分にMFアルマワスが強烈なミドルシュート。これはポスト左に当たったが、ボールは左サイドへと流れ、味方選手がクロスを入れたが、シュートまで持ち込めず。ピンチを凌いだ日本は後半21分、ペナルティエアリア内で本田がラストパス→香川が胸トラップからの左足ボレーシュートを決める!日本にようやく追加点が生まれます!
2点差とされたシリアですが、後半38分にMFアルフセインがPA内でボールをキープしてからシュートを見せるも、日本DFに阻まれ、さらにMFアルアジャン、MFサバグと立て続けに狙うも決められず。日本が集中した守りでゴールを割らせない。後半40分には左サイドのクロスにアルフセインが合わせるも、GK西川が好セーブを見せる。
後半41分、日本は相手のCKをクリアし、そのままカウンターを仕掛けます。中盤で香川が相手に競り勝つと、右サイドで途中出場・清武弘嗣がダイレクトパス→逆サイドを突破した香川が右足でクロスを上げ、最後は本田が頭で叩きつけ、日本が大きな3点目を奪う。
その後、後半44分に相手のクリアミスから香川が左足で流し込んで4点目。後半終了間際には、長友のクロス→原口が頭で押し込みダメ押しの5点目。日本が5-0とシリアに圧勝しました。



ハリルJAPANのW杯アジア2次予選最終戦は、アフガン戦と同様のゴールラッシュとなりました。前半はオウンゴールで先制したものの、もう1,2点は取れてたという内容でした。後半は危ないシーンがありましたが、香川選手の美しいボレー弾、本田選手の6試合連続得点となるヘディング弾、さらには途中出場の原口選手にもゴールが生まれました。激しい試合になるかと思われましたが、終わってみれば日本の完勝でした。
ホームでの2連戦に連勝した日本は、この2次予選を7勝1分け・勝ち点22で終え、グループEを首位で突破。初戦のシンガポール戦はスコアレスドローでしたが、2戦目以降は7連勝。8試合で負けなし、それで全試合無失点だったのは素晴らしいですね。また、5失点を喫したシリアも最終予選進出を決めております。
この日は香川選手が4得点に絡みました。まず自らのクロスで相手のオウンゴールを誘い、2点目は胸でトラップしてから、反転しながらの左足ボレーシュートをゴール右隅に決めました。これは日本の2次予選全試合の中でもベストゴールと言っても良いでしょう。さらには本田選手のゴールをアシストすれば、後半アディショナルタイム前に2得点目をゲット。これぞ「日本の背番号10」と言わんばかりの大活躍ぶりでしたね~。
本田選手はヘディングシュートを2度も外し、特に後半16分のシーンは上手く合わせたのに、ポストに嫌われてしまいました…。あの瞬間は「あぁ~、なんで~」と声を上げちゃったよ…。後半41分の3度目のヘディングでようやくゴールネットを揺らしました。この2次予選では6試合連続ゴールを挙げた本田選手、最終予選でもエースの活躍に期待したいところです。

日本代表はこの後、6月3日と7日に「キリンカップ」を戦い、9月からW杯アジア最終予選が始まります。最終予選はイラン、韓国、オーストラリア、ウズベキスタン、イラクといった難敵と戦う可能性もあります。各組2位以内に入ればロシアW杯の出場権を獲得できますが、もし3位になると、3位チーム同士での直接対決、その試合で勝つと、今度は「大陸間プレーオフ」が待ち構えています。4月に最終予選の組み合わせ抽選会があるけど、「死の組」に入るのだけは絶対に嫌です…。




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高松宮記念は超高速決着!あさが来た?いいえ、ビッグアーサーが来た!

2016年03月28日 | 競馬

春のスプリント王者決定戦・第46回高松宮記念(GⅠ・芝1200m 18頭立て)が27日、中京競馬場で行われました。昨年の勝ち馬であるエアロヴェロシティ(香港)が疝痛で回避し、王者不在で混戦模様となった今年の宮記念。阪急杯を勝った⑥ミッキーアイル、オーシャンステークスを快勝した⑬エイシンブルズアイ、昨年の桜花賞馬⑪レッツゴードンキ、昨年2着の⑱ハクサンムーン、2014年のスプリンターズステークス覇者⑤スノードラゴン、⑧アルビアーノ、⑫ウリウリ、④ビッグアーサー、シルクロードステークス2着⑮ローレルベローチェ、⑦サトノルパンなどが参戦しました。



単勝のオッズは、ビッグアーサーとミッキーアイルが3.9倍で並び、アルビアーノが3番人気(5.1倍)。4番人気以降はウリウリ(7.9倍)、エイシンブルズアイ(9.4倍)、スノードラゴン、ハクサンムーン、サトノルパンと続きました。
スタートでミッキーアイルとローレルベローチェが好スタートを切り、ベローチェが先手を奪い取る。ハクサンムーンが2番手につけ、ミッキーアイル3番手追走。4番手ビッグアーサー、③サクラゴスペル・サトノルパン・⑩アクティブミノルの3頭が5番手集団を形成。中団グループは内から①ブラヴィッシモ・スノードラゴン・アルビアーノ・ウリウリとひと塊。⑭アースソニックと⑰ヒルノデイバローが12,13番手で並び、エイシンブルズアイ14番手、レッツゴードンキは15番手。その後ろは⑯スギノエンデバーとティーハーフ、集団から離れた②ウキヨノカゼがポツンと最後方を行く。
3,4コーナー中間点を通過し、前の集団は前半600mを32秒6のハイペースで通過。飛ばしすぎだ!ハクサンとベローチェが並び、アイル3番手、アーサー4番手のまま。アルビ・ウリウリ・ブルズアイは前に追いつけるか?4コーナーを回り、勝負はいよいよ最後の直線。ハクサンムーンとローレルベローチェが競り合い、ミッキーアイルとビッグアーサーが外から接近し、サトノルパンがインコースに入る。ラスト200mを切り、アイルが抜け出したが、アーサーが2番手から並びかけ、ラスト10mでアイルをかわす。後続ではアルビアーノとアクティブミノルが3番手を争うが、ビッグアーサーが先頭でFINISH!新スプリント王者に輝いたのはビッグアーサー!



高松宮記念 全着順&払戻金
1着④ビッグアーサー     1分06秒7
2着⑥ミッキーアイル      3/4馬身
3着⑧アルビアーノ       1馬身3/4
4着⑩アクティブミノル      アタマ
5着⑬エイシンブルズアイ    3/4馬身
6着⑨ティーハーフ
7着⑤スノードラゴン
8着⑪レッツゴードンキ
9着⑫ウリウリ
10着⑭アースソニック
11着⑱ハクサンムーン
12着⑰ヒルノデイバロー
13着②ウキヨノカゼ
14着①ブラヴィッシモ
15着⑯スギノエンデバー
16着⑮ローレルベローチェ
17着③サクラゴスペル
18着⑦サトノルパン


単勝 ④ 390円
複勝 ④ 150円  ⑥150円  ⑧170円
枠連 [2]-[3] 680円
馬連 ④-⑥ 890円
馬単 ④-⑥ 1,730円
ワイド ④-⑥ 370円  ④-⑧ 450円  ⑥-⑧ 520円
3連複 ④-⑥-⑧ 1,740円
3連単 ④-⑥-⑧ 6,690円


春のGⅠシリーズの開幕戦は、前半32秒台の超ハイペースで進み、直線でミッキーアイルとビッグアーサーの人気2頭が抜け出し、最後はビッグアーサーが差し切って優勝しました。優勝タイム・1分6秒7は、中京芝1200mのコースレコード。JRAレコード(1分6秒5)に0.2秒迫る好タイムでした。
ミッキーアイルは一度は先頭に立ったものの、振り切ることができませんでした。ディープインパクト産駒はスプリントGⅠに無縁ですね…。3着争いの方は、3番人気のアルビアーノが制し、アクティブミノルはアタマ差の4着。5番人気エイシンブルズアイは5着、4番人気ウリウリは9着、昨年2着のハクサンムーンは11着に終わりました。
GⅠ初挑戦で初制覇を果たしたビッグアーサーは、父・サクラバクシンオー、母・シヤボナという血統。鞍上の福永祐一騎手は、高松宮記念2勝目。先週は阪神大賞典とフラワーカップで勝ち、今週はGⅠ勝利。ドバイターフを勝ったリアルスティールを降ろされた鬱憤を中京で晴らしましたね。ビッグアーサーを管理する藤岡健一調教師はJRAのGⅠ競走初勝利。ちなみにこの方、藤岡佑介&康太兄弟の父親です。また、サクラバクシンオー産駒は15年連続で重賞制覇を達成。バクシンオー産駒から久しぶりにスプリントGⅠ馬が誕生しましたね。
ビッグアーサーは2014年4月の未勝利戦にデビューしてから無傷の5連勝を飾り、次のスプリント界のスター候補とも言われていました。しかし、6戦目の北九州記念で2着に敗れると、その後は京阪杯2着、阪神カップ3着、シルクロードステークスで5着と、重賞競走で勝ちきれないレースが続きましたが、今回の高松宮記念で待望の重賞初勝利を挙げ、惜敗続きに終止符を打ちました。これからは「新スプリント王者」として、短距離戦線を大いに盛り上げてくれるに違いない。レコードの反動が出ないことを祈る。




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リアルスティールがドバイターフ制覇!ドゥラメンテは落鉄に泣く・・・。

2016年03月27日 | 競馬

日本時間26日夜、ドバイ・メイダン競馬場で「ドバイワールドカップデー2016」が行われました。日本からは10頭が参戦し、「ドバイターフ」にはリアルスティール、「ドバイシーマクラシック」からはドゥラメンテ、ワンアンドオンリー、ラストインパクトの3頭が出走しました。




「ドバイターフ」(芝1800m)は、⑭リアルスティールのほかに、前哨戦の「ジェベルハッタ」を勝った②トリスター(アイルランド)、⑧インティラーク(アメリカ)、①フォリーズワルツ(南アフリカ)、⑪ベリースペシャル(アイルランド)、⑤ファリアー(アメリカ)など15頭が出走。
スタートでリアルスティールはまずまずのタイミングで飛び出しますが、3番手に位置づけます。序盤は④ガームール(アメリカ)がレースを引っ張り、ベリースペシャルは2番手追走。ファリアーとリアルスティールは3,4番手を争い、フォリーズワルツは5番手、インティラークは6番手、トリスターは最後方に控えます。
3コーナーを過ぎたところで、今度はベリースペシャルが先手に立ち、フォリーズワルツも3番手に浮上。リアスティは4,5番手あたりで4コーナーを回る。最後の直線でベリースペシャルが後続を引き離すが、リアルスティールが3番手から追い上げ、ゴールまで残り250mあたりでベリースペシャルを捕らえて先頭に浮上。2番手から⑩ユーロシャーリーン(英国)が追いかけるが、リアルスティールがそのまま押し切りゴール!リアルスティールがドバイで念願のGⅠ初タイトルを手にしました!


「ドバイシーマクラシック」(芝2400m・9頭立て)は、①ラストインパクト・④ドゥラメンテ・⑤ワンアンドオンリーの日本勢3頭に加え、ドゥラメンテと世界ランク1位タイで並ぶ⑦ポストポンド(アイルランド)、香港ヴァース覇者⑧ハイランドリール(アイルランド)などが参戦しました。
馬場入りの際、ドゥラメンテの右前脚が落鉄するアクシデントが発生。一旦蹄鉄を打ち直すも、結局は蹄鉄なしで走ることになりました。
スタートでワンアンドオンリーが好スタートを切ると、積極果敢に前の位置でレースを進める。ドゥラメンテとラストインパクトは中団~後方に控えた。向正面に入り、ハイランドリールが単騎で逃げ、ワンアンドオンリー2番手、3番手に⑥ゲーロショップ(フランス)、4番手②シェイクザイードロード(英国)、ポストポンドは5番手につけ、ラストインパクトは6番手、その後ろにドゥラメンテが7番手を追走する。後方は8番手③ザブルーアイ(カタール)、⑨ダリヤン(フランス)が最後方。
3コーナーを回り、ハイランドが先頭だが、ゲーロがかわす勢い。ポストポンドが3番手に上がり、ワンオンは4番手に下げ、ドゥラメンテはまだ5番手。
4コーナーを回ったところ絵、ポストポンドが外から上がり、ドゥラメンテも追撃開始。残り400mで早くもポストポンドが抜け出し、ドゥラメンテはインコースに入って差を詰めようとする。しかし、ラスト100mでポストポンドが突き放し、そのまま1着ゴール。ドゥラメンテは追い上げ虚しく2着まで…。そして、ラストインパクトが3着、ワンアンドオンリーは5着に終わりました。



ドバイターフでリアルスティールが見事に優勝。昨年2月の共同通信杯以来の勝ち星を挙げました。骨折とクラシック無冠をの悔しさを乗り越え、悲願のGⅠ制覇です。日本馬がこのレースを勝ったのは、「ドバイデューティーフリー」時代の2014年のジャスタウェイ以来、史上3頭目となります。鞍上のライアン・ムーア騎手の右ムチを入れる姿も気合が入ってましたね~。見事に復活を果たしたリアルスティール、左回りでの1800m戦は2戦2勝です。安田記念ではぜひモーリスとの直接対決が見てみたいものです。
ドゥラメンテは、勝った馬が強かったのもあるけど、やっぱり落鉄に泣きました…。ミルコデムーロ騎手も「蹄鉄がないのは厳しい」と話した通り、落鉄の影響は大きかったと思います。直前に落鉄→本番は裸足は、1991年の桜花賞のイソノルーブルと全く同じじゃないですか。勝ったポストポンドは、これで4連勝。凱旋門賞では1番人気に支持されるでしょう。ドゥラメンテには秋のロンシャンでポストポンドにリベンジしてほしいところだが…。


この日は他のレースで日本馬が勝利という快挙もありました。3歳馬によるダート戦「UAEダービー」(GⅡ・ダート1900m、7頭立て)は、日本から武豊騎手が騎乗の③ラニ、ジョアン・モレイラ騎手が乗った④ユウチェンジ、ミルコデムーロの⑥オンザロックスの3頭が参戦。
スタートでラニで躓き、最後方からの追走となる。向正面でオンザロックが先頭に立ち、ユウチェンジが4番手に立つ。しんがりだったラニも集団にようやく追いつき、3コーナー手前で2番手まで上昇する。そして最後の直線での攻防で、先頭を行くユウチェンジが引き離し、2番手からラニが追い上げる。しかし、ゴール残り100mを切ったところで、ラニがユウチェンジをかわしてゴール!ユウチェンジは3着、オンザロックスは5着と健闘しました。

ラニが日本馬で初のUAEダービー制覇!これは歴史的勝利と言っても良いでしょう。ラニは父がタピット、母はヘヴンリーロマンス(2005年秋の天皇賞馬)という血統。松永幹夫調教師は、騎手時代にヘヴンリーロマンスに騎乗し、今はヘヴンリーの子供であるラニを管理しています。戦前に「勝ったらケンタッキーダービー」と明言していたので、満を持してケンタッキーに行けますね。ダート競馬の本場・アメリカのクラシック競走を勝ったら、もっと凄いことになるかもよ…。

日本勢のその他の結果ですが、「アルクオーツスプリント」(芝1000m)に参戦したベルカントは12着、「ドバイワールドカップ」に3年連続出走のホッコータルマエは8着と完敗。長距離重賞の「ドバイゴールドカップ」(GⅡ・芝3200m)に参戦したネオブラックダイヤは8着でした。皆さんお疲れ様でした。






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スマートオーディンGⅠ間に合った!GPホース・ゴールドアクターは5連勝!

2016年03月26日 | 競馬

26日はメイダン競馬場で「ドバイワールドカップデー」が行われますが、日本では阪神競馬場で3歳馬の重賞競走「毎日杯」、中山競馬場は春の天皇賞のステップレース・日経賞がありました。



阪神メイン・第63回毎日杯(GⅢ・芝1800m 10頭立て)は、共同通信杯6着からの巻き返しを狙う⑩スマートオーディン、弥生賞4着⑤タイセイサミット、アーリントンカップ組の①ロワアブソリューと②アーバンキッド、未勝利からの連勝を狙う④ディープエクシードなどが参戦しました。
スタートで①ロワアブソリューがやや遅れ、⑨トーアライジンが最後方に下げる。好スタートを切った③オウケンダイヤが前に出るが、ディープエクシードが馬なりで先手を奪い取る。3番手に⑦アイファープリティ、アーバンキッドが4番手、その外側にタイセイサミットがつける。6番手⑧キャノンストーム、7番手ロワアブソリュー、スマートオーディンはその後ろの8番手を追走する。後方は⑥レインボーフラッグ、トーアライジンと続く。
外回り3,4コーナー中間点を通過し、先頭のエクシードは前半1000mを61秒台で通過。ややスローペース気味。タイサミが3番手に接近し、ロワアブは中団馬群の中。オーディンは外に回った。最後の直線コースに差し掛かり、ディープエクシードが逃げ、アーバンが最内を突こうとする。そして大外からスマートオーディンが前の集団をまとめて抜き去った!アーバンキッドも必死に食い下がるが、オーディンが抜け出して先頭ゴールイン!ここは負けられなかったスマートオーディン、快勝でGⅠへと向かいます!


皐月賞&NHKマイルカップへの「東上最終便」は、1番人気のスマートオーディンが優勝。中団より後ろの位置で追走し、3,4コーナーで外に出すと、直線では大外から脚を伸ばし、最後は1馬身1/4差をつけての快勝。2着には4番人気のアーバンキッド、2番人気のタイセイサミットが3着入線。2番人気だったロワアブソリューは5着に終わりました。
スマートオーディンは昨年11月の東京スポーツ杯2歳ステークス以来の勝利で、重賞2勝目。今年の3歳牡馬世代で重賞2勝目を手にしたのは、恐らくだけどオーディンが初めてだと思います。前走の共同通信杯は初めての57キロの斤量に苦しみましたが、この日は斤量を無事に克服。それに馬体重を12キロ絞ったことが功を奏しました。GⅠに向けての賞金上積みに成功。父のダノンシャンティは、2010年にこのレースを勝った後、NHKマイルカップをレコード勝ちしました。オーディンも父と同じようにマイルカップへと向かうのではないでしょうか。



中山メイン・第64回日経賞(GⅡ・芝2500m)は、少頭数ながら好メンバーが揃いました。昨年の有馬記念を勝った⑨ゴールドアクター、有馬2着の④サウンズオブアース、エリザベス女王杯を勝った②マリアライト、今年1月のAJCCを勝った③ディサイファ、ステイヤーズステークスを勝った⑦アルバート、さらには⑧ホッコーブレーヴも出走しました。
1周目の3コーナーでのスタートで、①フラガラッハが出遅れる。マリアライトとサウンズオブアース、ゴールドアクターが好スタートを決めた。サウンズとゴルアク、さらにはディサイファも先行争いに加わった。1周目のスタンド前に差し掛かり、ディサイファが先頭、2番手にサウンズオブアース、ゴールドアクターは3番手。内側の4番手にマリアライト、5番手にアルバート、6番手⑤アクションスター、7番手フラガラッハ、8番手ホッコーブレーヴ、最後方⑥コスモロビンでスタンド前を通過。
ほぼ一団の状態で1コーナーを回り、先頭のディサイファは最初の1000mを1分5秒1のスローペースで通過。どの馬にも勝つチャンスがありそうな流れだ。向正面に入り、ディサイファがレースを引っ張り、サウンズ2番手、アクターはまだ3番手のまま。4番手集団は、内からマリア、真ん中アクスタ、外にアルバートと固まり、ホコブレが7番手、フラガラッハとロビンがしんがりで並走する。
2周目の3コーナーを回り、まだディサイファが逃げ、サウンズオブアースとゴールドアクターの2頭が並ぶ。外からホッコーブレーヴも浮上してきた。マリアライトとアルバートは馬群に包まれている。4コーナーから最後の直線に入ったところで、サウンズオブアースが先頭に立つが、外からゴールドアクターが接近する。ゴール残り200mで、サウンズとゴルアクの2頭のマッチレース。3ヶ月前の有馬の再現だ!そして、ゴール前でゴールドアクターが抜けてゴールイン!最後はグランプリホースの貫禄を見せ付けた!


日経賞は1番人気・サウンズオブアースと2番人気・ゴールドアクターの叩き合いとなりましたが、最後はゴールドアクターが差し切りました。サウンズオブアースは3/4馬身差の2着に敗れ、有馬のリベンジとはならず。3着にはマリアライトが入り、有馬記念組が上位を独占しました。
今季初戦を勝利したゴールドアクターはこれで5連勝。重賞も3連勝となりました。有馬で勝ったのに2番人気だったのが気に食わなかったのか、終始サウンズオブアースを徹底的にマークし、直線で競り合いに持ち込むと、ゴール前でサウンズを競り落としました。GⅠ馬の執念といったところか。これで満を持して春の天皇賞に参戦。3000mの菊花賞で3着だったので、3200mの距離が持つか正直難しいところ。今回のようなスローな展開になればチャンスはあると思うんだが…。







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ハリルJAPAN 2016年初戦!アフガニスタンに大勝し、W杯最終予選進出に王手!

2016年03月25日 | soccer

「2018 FIFAロシアワールドカップ アジア地区2次予選」日本代表VSアフガニスタン代表が24日、埼玉スタジアム2002で行われました。日本はここまで6試合を終え、5勝1分・勝ち点16でグループE首位。24日と29日のホーム2連戦で、首位通過&最終予選進出となるでしょうか。この日の対戦相手であるアフガニスタンとは、昨年9月8日に対戦し、6-0で日本が大勝しています。前回同様アフガンを相手にゴールラッシュとなるか?




スタメンはこちら
[日本代表]
GK 23 東口順昭
DF 5 長友佑都
DF 6 森重真人
DF 19 酒井宏樹
DF 22 吉田麻也
MF 7 柏木陽介
MF 8 原口元気
MF 13 清武弘嗣
MF 17 長谷部誠(Cap)
FW 9 岡崎慎司
FW 15 金崎夢生

この日は本田圭佑と香川真司らがベンチスタート。GK・東口が代表初スタメンを果たし、右サイドバックには酒井宏樹、中盤には柏木と原口、清武が入りました。


試合序盤からアフガニスタン陣内を攻め込む日本は、10分にペナルティエリア手前で金崎が反転してから右足を振り抜いたが、シュートは枠を捉えられない。12分、左サイドのクロスから岡崎→金崎のシュートは相手DFに当たり、こぼれ球を拾った原口が左足ミドルシュート。しかし、ボールはクロスバーに当たってゴールならず。24分、長谷部のクロス→PA内で相手のクリアミスを拾った金崎がシュートを放ったが、アフガンGKアジジの好守に阻まれる。
先制点が届かない日本は、35分に森重のヘッド、37分には金崎もヘディングで叩きつけるもダメ。そんな中で迎えた前半43分、清武の縦パス→岡崎が相手DF2人をかわし、最後は左足でゴールに流し込む。日本がようやく先制点をゲットしました。

後半4分、日本は左サイドの柏木のクロス→金崎不発→最後はゴール前に上がっていた長友がジャンピングボレーを狙うも失敗。後半6分には右CKから森重が合わせるもGKにキャッチされる。
後半13分、中盤で長谷部が縦パス→金崎が浮き球のパスを入れる。このボールに反応した清武が抜け出し、最後は左足でゴールを決めて、日本に2点目が入ります。さらに後半18分、酒井宏樹が右サイドを突破してから低めのクロス。これが相手DFに当たってコースが変わり、そのままゴールへと吸い込まれる。GKも手を伸ばしたものの、セーブできなかった…。アフガンDFのオウンゴールで日本3点目。
日本は後半19分に柏木に代わって香川真司、後半27分には岡崎→ハーフナー・マイクが投入される。後半29分、清武の左CKから、ニアサイドにいた吉田が頭で叩きつける。ワンバウンドしたボールはゴールラインを超えたため、日本に4点目。32分には左サイドのFKからハーフナーが頭で落とし、ゴール前に詰めていた金崎が押し込みゴールイン。これで5-0となりました。
その後も攻め続けた日本は、後半39分に原口クロス→左サイドを走り込んだ香川が頭で合わせたが、アフガンGKの好セーブに阻まれてしまう。後半40分のCKでは、ゴールまで金崎、吉田がシュートするも決まらず、さらには香川もミドルを打つも枠外。試合は5-0で日本がアフガニスタンに圧勝しました。



ハリルJAPANの2016年最初の試合は、前半は決定的なチャンスを何度も作りながらも得点に結びつかない時間が続きましたが、前半42分に岡崎選手のゴールが生まれました。「ホームでは点が取れないなあ」と思いましたが、後半にゴールラッシュ。後半の45分間で4得点入りました。岡崎選手のゴールをきっかけに、溜まっていたものが一気に噴出した感じでしたね。ホームで勝ち点3を追加した日本は、7試合を終えて6勝1分け・勝ち点19でグループE首位キープ。最終予選進出に王手をかけました。
先制ゴールを挙げた岡崎選手は、代表99試合目で通算48得点目。清武選手のパスを受けると、反転でDFをかわすという美技を見せました。所属先のレスター(イングランド)でレギュラーを務め、今月14日のニューカッスル戦ではオーバーヘッドキックでゴールを決め、世界に衝撃を与えました。クラブでの好調ぶりが代表でも発揮してますね。
清武選手はこの試合4得点に絡む活躍を見せ、先制点と4点目をアシストすれば、自らも2点目のゴールを奪いました。清武選手が代表戦でゴールを挙げたのは、2012年11月のブラジルW杯アジア最終予選のオマーン戦以来、実に3年4ヵ月ぶりです。
金崎選手も1ゴール1アシストを記録。後半13分に絶妙なパスで清武選手のゴールをお膳立て、後半33分のゴールシーンは、ゴール前で詰めて、最後は体で押し込みました。泥臭いゴールだったけど、決めた直後の金崎選手の表情はめちゃくちゃ嬉しそうでしたな。そういえば、金崎選手と清武選手は、かつて大分トリニータで一緒にプレーしてましたね。

最終予選進出にリーチをかけたハリルJAPAN、次戦は3月29日に埼玉スタジアム2002でシリア代表と対戦。アフガニスタン戦で出番の無かった本田圭佑選手、宇佐美貴史選手なども出場予定、2次予選最終戦はベストメンバーで臨むと思われます。2次予選最終戦のシリア戦は、勝った方が1位通過ですが、日本は引き分けでも1位決定です。今度の試合は負けは許されません。





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ついにこの時が来た!藤田菜七子騎手が嬉しい初勝利!しかも1日で2勝だ!

2016年03月24日 | 競馬

JRA女性ジョッキーの藤田菜七子騎手が24日、埼玉・浦和競馬場に参戦。16年ぶりの女性騎手として注目を集めながらも、なかなか初勝利が挙げられない菜七子騎手。3度目の地方遠征で連敗続きにピリオドを打てたのでしょうか?



この日の藤田騎手は7鞍に騎乗。まず1鞍目の第2レースで⑪ケイティーハヤブサに騎乗。スタートから中団を追走しますが、4コーナーで失速して12頭中11着に終わります。
続く第3レース。単勝2番人気の①アスキーコードに騎乗。好スタートを決めると、そのまま先手を奪い取ります。向正面では先頭でレースを引っ張り、3,4コーナー辺りで「持ったまま」後続を引き離しにかかります。そして最後の直線で、②ミカドウェザリアと⑧ゴールドスペラーレの追撃を抑え、そのまま先頭でゴールイン!逃げ切った藤田菜七子騎手、悲願の初勝利です!
3鞍目の第6レースの「ツインエース特別(JRA交流競走)」には、⑧ウインアンビションとのコンビで2勝目を狙います。スタート直後は前の位置につけますが、向正面のところで中団に下げます。そして最後の直線に入り、ウインアンビションが外に出し、3番手まで順位を上げると、ゴール前で①キールアイスを捕らえてゴールイン!今度は差し切り勝ちで2勝目をゲット!
2連勝で勢いに乗る藤田騎手、7レースで①アナログガール(平山真希調教師)に騎乗するも最下位の11着。8レースの「幸手桜のトンネル賞」では⑥トリックショットで9着。9レースの「幸手桜まつり賞」は、⑥イーストスパークルに乗り、後方2番手から一気に追い込んで2着でゴール。メインの第11レース「ティアラカップ」では2番人気②ヒットザトレイルに乗りましたが、11着フィニッシュ。さすがに3勝目は難しかったか…。この日の成績は、1着2回・2着1回という結果でした。



ついにこの時が来ました!藤田菜七子騎手がデビューから22日目、地方・中央合わせて36戦目で待望の初勝利を手にしました。JRA女性騎手の勝利は、2004年6月20日の牧原由貴子さん(現姓・増沢、調教助手)以来約12年ぶり。今月デビューした競馬学校32期生の中でも一番乗りとなります。初勝利のレース後には、「南関東のレジェンド」的場文男騎手とハイタッチする場面も見られました。初勝利を挙げたその次のレースでも勝利し、1日に2勝もマークしました。
藤田騎手の初勝利に祝福の声が相次ぎ、ドバイ滞在中の武豊騎手は「2勝なんてすごい。JRAでもすぐ勝つチャンスがくるだろう」とコメント。競馬ファンでAKB48の小嶋陽菜さんも「私の地元で勝ったならうれしい。応援しているし、いつかGⅠで勝ってほしい」とエールを送りました。
デビュー当初は惜しいレースが続き、最近は下位に終わるレースもありますが、ようやく勝利を手にしてホッとされたんじゃないかなと思います。浦和で挙げた2勝は、今後に自信がつくと思います。勢いそのままに今週末の中央開催でJRA初勝利を手にできるか?藤田菜七子騎手、初勝利おめでとうございます!



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フラワーカップ2016 エンジェルフェイスが逃げ切りV!福永祐一は2日連続で重賞勝ち!

2016年03月21日 | 競馬

春分の日の振替休日だった21日は、中山競馬場で3歳牝馬による重賞競走・第30回フラワーカップ(GⅢ・芝1800m 16頭立て)が行われました。この先の桜花賞またはオークスに向けて賞金を加算したい馬達が集結するこのレースには、⑨エンジェルフェイス、③ゲッカコウ、⑥ヴィブロス、⑦ラルク、⑤ギモーヴ、⑧ルフォール、⑫ペルソナリテ、②フェイズベロシティ、①ラブリーアモン、④アオイサンシャインなどが参戦しました。



スタートでゲッカコウとアオイサンシャインの2頭が好ダッシュを見せたが、エンジェルフェイスがスッと上がって先手を取った。ルフォールとギモーヴも前に位置取り、ラブリーアモンは後方で1コーナーを回る。
2コーナーから向正面のところで、エンジェルフェイスが先頭、2番手に⑪エテルナミノル、アオイサンシャインが3番手、4番手⑬アオイプリンセス、ギモーヴが5番手を追走。6,7番手にルフォールとゲッカコウが並び、中団の8番手に⑩ウインクルサルーテ、9番手に⑩カジノクイーン。その後ろでは、ラブリーアモン、ラルク、ヴィヴロスの3頭が10番手集団を形成。13番手ペルソナリテ、14番手フェイズベロシティ、15番手⑮ゴッドカリビアン、最後方に⑯フジマサアクトレスが追走する。
3コーナーを回り、エンジェルがマイペースで逃げ続け、アオプリが3番手に浮上。ルフォールとゲッカコウはまだ中団待機。4コーナー手前でエンジェル・エテルナ・アオプリの3頭がほぼ並び、ルフォールが外から上がってきてる。直線コースに差し掛かり、エンジェルフェイスがまだ逃げ続け、2番手を争うエテルナミノルとアオイサンシャインの2頭が追い上げる。馬群の中からゲッカコウ、大外からウインクルサルーテも襲い掛かるが、エンジェルフェイスがそのまま先頭でゴールイン!まんまと逃げ切ったエンジェルフェイス、2連勝で重賞初制覇を飾りました!



フラワーカップ 全着順&払戻金
1着⑨エンジェルフェイス   1分49秒3
2着③ゲッカコウ        1馬身1/4
3着⑩ウインクルサルーテ    ハナ
4着⑤ギモーヴ          アタマ
5着⑪エテルナミノル       クビ
6着④アオイサンシャイン
7着①ラブリーアモン
8着⑧ルフォール
9着⑬アオイプリンセス
10着⑦ラルク
11着②フェイズベロシティ
12着⑥ヴィヴロス
13着⑯フジマサアクトレス
14着⑮ゴッドカリビアン
15着⑫ペルソナリテ
16着⑭カジノクイーン


単勝 ⑨ 290円
複勝 ⑨ 150円 ③ 210円 ⑩ 1,190円
枠連 [2]-[5] 820円
馬連 ③-⑨ 1,120円
馬単 ⑨-③ 1,760円
ワイド ③-⑨ 440円  ③-⑩ 5,840円  ⑨-⑩ 4,500円
3連複 ③-⑨-⑩ 24,920円
3連単 ⑨-③-⑩ 82,600円



この先の牝馬クラシックに向けてのステップレース・フラワーカップは、単勝1番人気のエンジェルフェイスが優勝。序盤から先頭の位置につけ、3,4コーナーで一旦並ばれたものの、最後まで脚色が衰えず、そのまま逃げ切ってみせました。2着争いは混戦となりましたが、2番人気のゲッカコウが2着、3着のウインクルサルーテは14番人気でした。4番人気だったギモーヴは4着、3番人気のルフォールは8着に終わりました。
重賞初挑戦で初制覇を飾ったエンジェルフェイスは、前走の未勝利戦に続いての2連勝。通算成績もこれで4戦2勝としました。鞍上の福永祐一騎手は、11年ぶりの同レース勝利。前日は阪神大賞典で落馬負傷から復帰して初めての重賞勝ちを飾り、この日は2日連続の重賞制覇です。
エンジェルフェイスは父がキングカメハメハ、母はワンフォーローズという血統。さらに、中山牝馬ステークスで2連覇を果たしたレディアルバローザ、2014年のクイーンステークスを勝ったキャトルフィーユを姉に持っています。エンジェルもお姉さん達に続きましたね。クラシックを目前に賞金を大きく加算したけど、桜花賞は距離が短いけど、オークスなら上位争いできるかな?


さて、来週は中京競馬場で春のスプリント王決定戦・高松宮記念が行われます。阪急杯を勝ったミッキーアイル、オーシャンステークス覇者・エイシンブルズアイ、シルクロードステークスの勝ち馬・ダンスディレクター、さらにはウリウリ、アルビアーノ、ハクサンムーン、ビッグアーサー、レッツゴードンキ、スノードラゴン、サトノルパンなどが登録。香港からエアロヴェロシティ(前回優勝馬)も出走予定でしたが、21日に疝痛を発症してしまい、出走を回避することになりました…。今年の宮記念は混戦ムードになっちゃいましたねえ。
宮記念前日の26日は、中山競馬場で日経賞が行われ、昨年の有馬記念を制したゴールドアクターが登場します。他にもAJCCを勝ったディサイファ、エリザベス女王杯を勝ったマリアライト、サウンズオブアース、アルバートも出走予定です。

さらに26日深夜は、ドバイ・メイダン競馬場で「ドバイワールドカップデー」があります。ドゥラメンテ・ワンアンドオンリー・ラストインパクトの3頭が「ドバイシーマクラシック」に参戦し、リアルスティールが「ドバイターフ」、ホッコータルマエが3度目の「ワールドカップ」に挑みます。
海外GⅠ初挑戦のドゥラメンテは、最新の「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で1位タイ(121ポンド)の評価を得ました。シーマクラシックには、1位タイのポストポンド(英国)も出走予定です。強敵を一蹴し、名実共に「世界№1ホース」となれるでしょうか?



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マウントロブソンが3連勝で皐月賞へ!阪神大賞典はシュヴァルグランが快勝!

2016年03月20日 | 競馬

春分の日の3月20日は、阪神競馬場で春の天皇賞の前哨戦・阪神大賞典が行われ、中山競馬場では皐月賞トライアル・スプリングステークスが行われました。スプリングSには、ロードクエストとドレッドノータスの重賞勝ち経験馬に加え、新人ジョッキー・藤田菜七子騎手が重賞レースに初めて騎乗しました。




阪神メイン・第64回阪神大賞典(GⅡ・芝3000m 11頭立て)は、2014年の菊花賞馬③トーホウジャッカル、昨年の春天3着⑤カレンミロティック、日経新春杯2着⑪シュヴァルグラン、昨年の菊花賞4着⑥タンタアレグリア、②アドマイヤデウスなどが参戦しました。
スタートは11頭ほぼ揃い、1周目での先行争いで、カレンミロティックが先手を奪い、2番手アドマイヤデウス、⑨タマモベストプレイ3番手、トーホウジャッカルは4番手から。5番手⑤マイネルメダリスト、6番手タンタアレグリア、シュヴァルグラン7番手、8番手⑦カムフィー、後方は④アドマイヤフライト、⑩サイモントルナーレ、⑧ストロベリーキングと続く。
かなり縦長の状態で1周目のスタンド前に差し掛かり、先頭のカレンミロティックは最初の1000mを61秒6で通過。タマモベストプレイとアドマイヤデウスのポジションが入れ替わり、トーホウジャッカルは4番手キープ。タンタアレグリア6番手、シュヴァルグランはアレグリアを見る形でスタンド前を通過した。
2周目に入り、ミロティック先頭、2番手ベストプレイ、その後ろではジャッカルがデウスに並びかけ、アレグリアがメダリストを抜いて5番手に浮上。シュヴァルグランは集団の後ろを追走。まだ持ったままだ。カムフィー8番手は変わらず。前の集団から置いて行かれた後方グループは、9番手アドフラ、10番手トルナーレ、ストロベリーがしんがり。
③,4コーナー中間点のところで、トーホウジャッカルが3番手から前に接近し、シュヴァルグランが外に追い出す。タンタアレグリアも同時に動く。4コーナーのところでジャッカルが後退。最後の直線コースで、シュヴァルグランがカレンミロティックをかわして先頭に立ち、アレグリアが2番手で追い上げる。ゴール残り100mでシュヴァルグランが後続を引き放して先頭ゴールイン!2着にタンタアレグリア、アドマイヤデウスが3着でゴールしました。


阪神大賞典は、単勝1番人気だったシュヴァルグランが優勝。道中は7番手に控え、2周目の3コーナーで外に持ち出すと、最後の直線で先頭に立つと、タンタアレグリアの追撃を振り切り、2着・タンタアレグリアに2馬身半の差をつけての快勝でした。3番人気・アドマイヤデウスが3着、2番人気だったトーホウジャッカルは7着に終わりました。ミルコ・デムーロ騎手との新コンビでこのレースに臨んだんですが、復活とはならず…。
シュヴァルグランは5度目の重賞挑戦で嬉しい重賞初制覇。鞍上の福永祐一騎手は、今年2月に落馬負傷から復帰し、復帰後初の重賞勝ちとなりました。昨年10月の500万下から3連勝したあと、前走の日経新春杯で2着。今回は初めての3000m戦で勝利し、春の天皇賞の優先出走権を獲得。4歳世代からまた新たなスターが誕生の予感がします。この馬のオーナーは「大魔神」佐々木主浩氏ということは、春天で北島三郎氏が所有するキタサンブラックとの「著名人オーナー対決」が実現するかもしれない。



中山メイン・第65回フジテレビ賞スプリングステークス(GⅡ・芝1800m 11頭立て)は、新潟2歳王者⑩ロードクエスト、京都2歳ステークスを制した⑪ドレッドノータス、クリストフ・ルメール騎手が乗る⑦ミッキーロケット、2連勝中の①マウントロブソン、藤田菜七子騎手が騎乗の⑤モウカッテル、④マイネルハニーなどが参戦しました。
スタンド前でのスタートで、ミッキーロケットが出遅れ、ロードクエストとドレッドノータスもまずまずのスタート。好スタートを切った③アドマイヤモラールとマイネルハニーの2頭が前を行き、⑨ケンホファヴァルトが3番手。菜七子のモウカッテルとマウントロブソンは4番手グループ内。ドレッドノータスは中団、ロードクエストは後方2番手、ミッキーロケットは最後方で1コーナーを回った。
2コーナーから向正面に差し掛かり、マイネルハニー先頭、2番手にケンホファヴァルト、アドマイヤモラールが3番手に下がる。4番手マウントロブソン、5番手集団にはモウカッテル・②ハレルヤボーイ・⑧プランスシャルマンの3頭が並び、⑥プレイヤーサムソンが8番手。9番手にドレッドノータス、10番手ロードクエスト、ミッキーロケット依然としてしんがり追走。有力勢はみんな後方の位置だ。
3コーナーに差し掛かり、マイハニがまだ先頭をひた走り、後続ではシャルマンが4番手まで浮上。ロブソンは5番手、ドレッドとロークエも追い出しにかかる。最後の直線に入り、マイネルハニーが内側で粘り、外からプランスシャルマンが迫り、3番手からマウントロブソンが追いかける。そして大外からロードクエストが鋭い末脚を伸ばして来たが、前に届くか難しい。ゴール前、内側マイハニ、真ん中ロブソン、ロークエが3番手まで浮上したが届かず…。最後は真ん中にいたマウントロブソンが先着しました。


皐月賞への最後のトライアル競走は、ゴール前での接戦の末、単勝4番人気のマウントロブソンが、逃げるマイネルハニーを差し切りました。レースを引っ張ったマイネルハニーが2着で粘り、断然の1番人気だったロードクエストは3着。この上位3頭が皐月賞への優先出走権を獲得。2番人気だったミッキーロケットは5着、3番人気・ドレッドノータスは直線伸びず7着、藤田騎手が騎乗のモウカッテルは9着に終わりました。
重賞初挑戦で見事に優勝したマウントロブソンは、3戦目の未勝利戦から3連勝。通算成績5戦3勝、連対率100%です。この馬は父がディープインパクト、母・ミスパスカリという血統。ミスパスカリ産駒はこれが重賞初勝利となります。馬主の金子真人ホールディングスは、弥生賞のマカヒキに続いての皐月TR重賞制覇です。鞍上のアンドレアシュ・シュタルケ騎手は、JRA重賞初勝利。この人は凱旋門賞やバーデン大賞、キングジョージなど海外のビッグレースでの勝利経験があるけど、日本の重賞には無縁だったのには意外でした。


これで皐月賞トライアル競走が全て終わり、「弥生賞組」からはマカヒキ・リオンディーズ・エアスピネル、19日に阪神競馬場で行われた若葉ステークスからはアドマイヤダイオウとナムラシングン、そして「スプリングステークス組」マウントロブソン・マイネルハニー・ロードクエストが皐月賞の切符を手にしました。
皐月賞はトライアル未出走のサトノダイヤモンド、マカヒキ、リオンディーズの「3強」の争いになると言われています。注目のルメール騎手は、サトノダイヤモンドを選択し、マカヒキは川田将雅騎手が騎乗します。ルメール騎手はサトダイについて「全てを兼ね揃えた化物」と称してます。ここまで無傷の3連勝だけど、まだ関東で走ったことがないのが不安なところです。3強以外では、共同通信杯を勝ったディーマジェスティ、京成杯を制したプロフェット、巻き返しを狙うハートレーなどが出走予定。
今年の牡馬3歳世代は重賞で2勝を挙げた馬が1頭もいないという大混戦。皐月賞では3強での決着か、それとも重賞未勝利の伏兵が波乱を起こすのか?4月17日の皐月賞まで、あと4週間…。






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