日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

さすが2冠馬!ドゥラメンテが復帰戦の中山記念を快勝!

2016年02月28日 | 競馬

競馬は今週から舞台を中山競馬場と阪神競馬場に移動。2月最後の日曜日の28日は、阪神競馬場で高松宮記念の前哨戦・阪急杯が、そして中山競馬場では中山記念が行われました。昨年のクラシック2冠馬・ドゥラメンテが、骨折からついに復帰。9ヶ月ぶりの実戦で勝利なるか?



中山記念の前に、阪神メイン・阪急杯(GⅢ・芝1400m 18頭立て)から。スプリンターとマイラーが激突するこのレース、2014年のNHKマイルカップ覇者⑬ミッキーアイル、昨年の桜花賞馬⑨レッツゴードンキ、2014年マイルCS覇者⑩ダノンシャーク、昨年の勝ち馬①ダイワマッジョーレ、重賞初Vを目指す③ブラヴィッシモと⑪オメガヴェンデッタ、橋口弘次郎厩舎所属の⑤ミッキーラブソング、④ヒルノデイバロー、⑱ケントオー、⑥ティーハーフなどが参戦しました。
スタートでダイワマッジョーレと⑰タガノブルグが出遅れる。好スタートを切ったミッキーアイルが早々とハナに立ち、レッツゴードンキが2番手を確保。ブラヴィッシモが3番手、⑫サカジロロイヤルが外側で並ぶ。5番手に⑧マイネルアウラート、6番手グループには内側②ルルーシュ、真ん中ミッキーラブソング、オメガヴェンデッタが外につける。中団では⑦サドンストーム・⑭ゼロス・⑯マイネルエテルネルが9番手集団を形成する。⑮エールブリーズ12番手、13番手④ヒルノデイバロー、出遅れたダイワマッジョーレは14番手、15番手ダノンシャーク、ケントオーが16番手からポジションを上げる。後方はティーハーフ、タガノブルグが追いかける。
内回り3,4コーナー中間点を過ぎ、アイルががっちりと先頭をキープし、ドンキが2番手追走。ブラヴィッシモとヴェンデッタは3番手グループ、ラブソングは中団馬群の中。4コーナーから最後の直線コースに入り、ミッキーアイルが逃げ粘り、レッツゴードンキまだ2番手、ブラヴィッシモとオメガヴェンデッタが共にやってくる。さらに外からミッキーラブソングとダノンシャークも上がってきたが、ミッキーアイルがそのまま先頭でゴールイン!影を踏ませぬ快走で、久しぶりの重賞制覇です!


高松宮記念を占う阪急杯は、単勝1番人気のミッキーアイルが逃げ切り勝ち。スタートで上手く飛び出すと、直線での後続の追撃を抑え、最後まで先頭の座を守りきりました。2着争いは接戦となりましたが、オメガヴェンデッタが2着を確保、ブラヴィッシモが3着に入りました。橋口厩舎所属のミッキーラブソングは4着同着、レッツゴードンキは6着、ダノンシャークは7着。昨年の勝ち馬・ダイワマッジョーレは14着に終わりました。
勝ったミッキーアイルは、一昨年のスワンステークス以来約1年4ヶ月ぶりの勝利で、重賞5勝目。昨年はこのレースで2着の後、高松宮記念で3着。その後はスプリンターズステークス4着、香港スプリント7着と奮いませんでした。2016年の初戦となった今回、主戦の浜中俊騎手が落馬負傷のため、松山弘平騎手に乗り替わりましたが、代打の松山騎手がアイルを復活に導いてくれました。この勝利で高松宮記念の優先出走権も獲得。宮記念では香港のエアロヴェロシティに雪辱を目指します。



中山メイン・第90回中山記念(GⅡ・芝1800m 11頭立て)は、⑨ドゥラメンテ(2015年)、⑥イスラボニータ(2014年)、③ロゴタイプ(2013年)の過去3年の皐月賞馬が揃い踏み。さらには②リアルスティール、⑩アンビシャス、ジャパンカップ2着⑦ラストインパクト、⑤フルーキーなども参戦。
注目のスタートはややバラつきがあり、イスラボニータが少し立ち遅れ、アンビシャスも後方から。ドゥラメンテもまずまず。スタンド前での先行争いで、④マイネルラクリマと⑪カオスモスの2頭が前を行く。ロゴタイプとドゥラメンテは4,5番手から、リアルスティールは中団、アンビシャスは後方で1コーナーを回った。
1・2コーナーから向正面に入り、カオスモスが先頭、ラストインパクトが2番手を奪い、マイネルラクリマ3番手、ロゴタイプ4番手。5番手の位置にドゥラメンテ、そのすぐ後ろの6番手にリアルスティールが追走する。リアスティの外側の7番手にイスラボニータがいて、8番手フルーキー。後方グループは、9番手⑧レッドレイヴン、10番手アンビシャス、①サトノギャラントがしんがり。
3コーナーを回り、カオスモスが先頭、ラスイン2番手、ロゴが3番手、そして5番手にいたドゥラメンテが馬なりの状態で先頭集団に加わり、先頭に躍り出る勢いだ。最後の直線コースのところで、ラストインパクトが前に出るが、ゴール残り200mのところでドゥラメンテが抜け出した!後続からリアルスティールとアンビシャスが追い込んできたが、ドゥラメンテが押し切ってゴールイン!これが2冠馬の実力だ!ドゥラメンテが復帰戦をを勝利で飾りました!


やっぱりドゥラメンテは強い!日本ダービー以来、9ヶ月ぶりのレースとなった中山記念を見事に快勝しました。道中は5番手を追走し、4コーナー辺りで外に膨れかけそうになりましたが、ミルコ・デムーロ騎手が何とか抑え、力強い末脚で集団から抜け出しました。休み明けも何のそのといった快勝劇でしたね~。2着のアンビシャスは大外から飛んできたけど、クビ差届かず。2番人気のリアルスティールは3着。中山記念は4歳勢3頭が上位を独占しました。2013年の皐月賞馬・ロゴタイプは7着、3番人気だったイスラボニータは9着。ボニータの大敗は意外でしたね。
ドゥラメンテはこれで重賞3連勝、通算成績も7戦5勝としました。鞍上のミルコ・デムーロ騎手は、前日のアーリントンカップに続いての重賞勝ち。2週間前の京都記念から重賞競走5連勝と絶好調です。来週の皐月賞トライアル・弥生賞では、リオンディーズに騎乗予定。ミルコの勢いは止まりそうにありません。また、このレースに勝ったことでJRA通算500勝を達成しております。
骨折での休養明けでも快勝したドゥラメンテは、3月にドバイ遠征のプランを立てており、関係者の話では「ドバイシーマクラシックを使う」というコメントがありました。ただ、出走するかどうかは今週中に決めるとのことです。今年は国内だけでなく、海外GⅠ制覇を期待したいですね。



来週からは桜花賞と皐月賞のトライアル競走がスタートします。3月5日は阪神競馬場で桜花賞トライアルのチューリップ賞があり、阪神ジュベナイルフィリーズ2着のウインファビラス、3着のブランボヌール、エルフィンステークスを勝ったレッドアヴァンセ、2戦2勝のシンハライト、シンザン記念2着のジュエラー、デンコウアンジュなどが登録。
6日は中山競馬場で弥生賞が行われます。昨年の朝日杯FSを勝ったリオンディーズ、2着だったエアスピネルが共に参戦し、若駒ステークスを勝ったマカヒキ、札幌2歳ステークスを制したアドマイヤエイカンなどが出走を予定しています。桜花賞・皐月賞の切符を手にするのはどの馬か?





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Jリーグ2016シーズン開幕!王者・広島は黒星発進、浦和&大宮は白星スタート。

2016年02月27日 | soccer

サッカー・Jリーグの2016年シーズン開幕!「明治安田生命J1リーグ」は27日、第1ステージ・第1節の8試合が行われました。昨季の年間王者・サンフレッチェ広島、昨年の第1ステージ覇者・浦和レッズ、昇格組は白星発進なるか?




サンフレッチェ広島0-1川崎フロンターレ@エディオンスタジアム広島
開幕前の富士ゼロックススーパー杯でガンバ大阪に快勝した広島は、ホームで川崎を迎えての対戦。J1最多タイの通算157得点の佐藤寿人と、通算156得点で4年連続得点王を目指す大久保嘉人の「ストライカー対決」に注目が集まりましたが…。
立ち上がりは川崎ペースで進み、前半2分に大久保がミドルシュートを狙うも枠外、11分にも大久保がシュートを放つが、ゴールならず。広島は前半19分、右CKからDF佐々木翔がヘディングで合わせが、川崎GKチョン・ソンリョンに防がれる。43分、広島MF森崎和幸が左サイドからミドルシュート。しかし、川崎GKチョン・ソンリョンがファインセーブを見せる。前半終了間際、左CKから佐藤寿人がグラウンダーのボールに反応し、左足でシュートしたが、川崎DFにブロックされる。
前半は両チーム無得点に終わり、広島は後半23分に佐藤寿人に代えてFW浅野拓磨を投入。浅野は後半27分にヘディングシュートを見せるも枠を捉えられず。両チーム決め手が無いまま迎えた後半39分、川崎は左サイド・中野嘉大の折り返し→FW小林悠が左足でシュートを決め、川崎が1点を先制!この1点が決勝点となり、川崎が王者・広島を下して勝ち点3を手にしました。


柏レイソル1-2浦和レッズ@日立柏サッカー場
24日のACL初戦のシドニーFC戦に勝利した浦和レッズは、中2日でJリーグ開幕戦に臨みました。
前半29分、左サイドのFKにDF槙野智章が頭で叩きつけるも、わずかにゴール右に逸れる。30分には右サイド・MF関根貴大のクロス→FW武藤雄樹のシュートは、柏GK・中村航輔に防がれと得点ならず。
0-0で迎えた後半4分、左サイド・宇賀神友弥の折り返し→FW李忠成が押し込んで先制ゴールかと思われましたが、ハンドのためゴールと認められず。後半7分、李の左足シュートはGKに弾かれたが、こぼれ球を武藤が押し込み、今度こそ浦和が先制点をもぎ取ります。
しかし後半19分、柏はディエゴ・オリヴェイラがドリブルで浦和DFをかわしてクロス→ゴール前での混戦から、最後はMF大谷秀和が左足で叩き込み、1-1の同点に追いつく。これで勢いづいた柏は、後半24分にMF山中亮輔のヘディングシュートはクロスバー直撃、さらに跳ね返りをMF秋野央樹が飛び込んだが、決められず。
後半39分、浦和は右CKから途中出場のズラタンのヘディングシュートが決まり勝ち越し。浦和が2-1で柏に競り勝ちました。


サガン鳥栖2-1アビスパ福岡@ベストアメニティスタジアム
昨年までFC東京で指揮を執ったフィッカデンティ氏を新監督に迎えたサガン鳥栖と、5年ぶりのJ1復帰となるアビスパ福岡の「九州ダービー」は、前半8分に鳥栖左サイドのスローインから、DF吉田豊のクロス→ニアサイドでFW豊田陽平のヘディングシュートが決まり、鳥栖が1点を先取。鳥栖は後半6分、カウンターを仕掛け、MFキム・ミヌの絶妙スルーパス→FW岡田翔平が抜け出し、そのまま右足でゴールに流し込み1点を追加します。
1点返したい福岡は、後半26分に右CKをFWウェリントンがヘディングシュートを決めて1点を返す。後半アディショナルタイム、高い位置でボールを繋ぎ、ウェリントンがDFラインの裏へ抜け出したが、シュートは枠を捉えられず。試合は2-1でサガン鳥栖が逃げ切り、J1初の九州対決を制しました。


ジュビロ磐田0-1名古屋グランパス@ヤマハスタジアム
3年ぶりにJ1に帰ってきたジュビロ磐田と、小倉隆史氏が新監督に就任した名古屋グランパス。復活を目指すチーム同士の対戦は、立ち上がりから磐田が再三決定機を作るもゴールを奪えず。迎えた前半29分、名古屋は右サイドのDF
矢野貴章のクロス→FWシモビッチが頭で合わせ、名古屋が先制します。後半は名古屋が何度も決定機を連発するも追加点生まれず、磐田はは攻撃陣が波に乗れず…。「小倉新体制」の名古屋がシモビッチの1点を守り切りました。


FC東京0-1大宮アルディージャ@味の素スタジアム
昨季のJ2王者・大宮アルディージャは、昨季4位のFC東京に挑みました。
前半はFC東京が攻め込み、13分にFW阿部拓馬がミドルを狙うも、大宮GK塩田仁史にキャッチされる。27分には左サイドでのパス回しから阿部がシュートするも決まらず。阿部は38分にもシュートを打ったが、ゴールネットを揺らせず。
FC東京に推されっぱなしだった大宮でしたが、後半24分にチャンスを迎えます。FWムルジャが右サイドを突破してからグラウンダークロス→FW家長昭博のシュートは相手DFにブロックされるも、こぼれ球をMF岩上祐三が左足で押し込み先制点を奪う。その後はFC東京が猛攻を見せたが、同点に追いつけずタイムアップ。大宮が辛くも逃げ切りました。


ヴィッセル神戸0-2ヴァンフォーレ甲府@ノエビアスタジアム神戸
甲府は前半42分、柏から復帰したFWクリスティアーノが味方とのワンツーから抜け出し、ペナルティエリア左から左足シュートをゴール右隅に決める。後半33分、カウンターを仕掛け、クリスティアーノが右足ミドルシュートを直接決めて2点目。クリスティアーノの2得点の活躍で、甲府が快勝しました。


横浜Fマリノス0-1ベガルタ仙台@日産スタジアム
前半からアウェーの仙台が主導権を握り、前半18分にFW三田啓貴が右足を振り抜き、ボールはゴール左隅に吸い込まれます。マリノスは後半8分にFW伊藤翔がシュートを放つもGKに阻まれ、後半終了間際にCKからDF中澤佑二がヘディングシュートを見せるも、仙台GK六反勇治にパンチングされた。仙台の守備を崩しきれなかったマリノス、完封負けです。


湘南ベルマーレ1-2アルビレックス新潟@BMWスタジアム平塚
新潟は前半28分に小塚和季が左へパスを出し、レオシルバ→コルテースがクロスを入れ、最後はラファエル・シルバが合わせて先制点を奪う。後半31分、途中出場の加藤大が前線にボールを送り、これまた途中出場の伊藤優汰が左足ミドルを決めて2点目。湘南は終了間際に高山薫がPKを決めましたが、時既に遅しでした。



開幕戦は、前回王者・サンフレッチェ広島が黒星発進、佐藤寿人選手の通算158点目は次節以降に持ち越しとなりました。広島はACL初戦に続き、公式戦2連敗です。昇格組は福岡と磐田が黒星を喫したのに対し、大宮がアウェーでFC東京を下しました。FC東京の前に終始押されっぱなしでしたが、少ないチャンスをモノにしました。そして、神戸に快勝したヴァンフォーレ甲府が暫定首位。1点差での試合が多く、甲府は2点差で勝ちました。偶々だけど、広島、FC東京、浦和レッズといった優勝候補を抑えての単独首位。いやぁ~、波乱の幕開けですね…。
28日は残りの1試合・ガンバ大阪VS鹿島アントラーズが行われます。ガンバは、新本拠地・吹田市立サッカースタジアムでの初めての公式戦を白星で飾れるでしょうか?



(2月28日追記)

ガンバ大阪0-1鹿島アントラーズ@市立吹田サッカースタジアム
優勝候補同士が開幕戦でいきなり激突したこの試合、開始5分に鹿島がカウンターでチャンスを作り、右サイドでFW金崎夢生がクロスを入れると、FW赤崎秀平が右足で流し込んでゴールネットを揺らしたが、オフサイドで先制点ならず。ガンバは前半40分、MFアデミウソンのパスを受けたMF藤本淳吾がゴール正面の位置から左足を振りぬくが、シュートはバー直撃。
後半に入り、ガンバは後半21分にベンチスタートの宇佐美貴史を投入し、鹿島も後半24分にカイオと鈴木優磨を2枚同時投入。すると後半27分、鹿島は右サイドのカイオのクロス→ゴール前飛び込んだ鈴木が頭で押し込みゴール!交代組の2人が存在感を見せ、鹿島が試合の均衡を破ります。試合はそのまま1-0で鹿島が勝利。ガンバは新スタジアムの初戦を勝利で飾れず、公式戦3試合未勝利です…。



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ダート界に新たな時代到来!モーニンがキャリア7戦目でGⅠ制覇!

2016年02月21日 | 競馬

2016年最初のJRAのGⅠ競走・第33回フェブラリーステークス(GⅠ・ダート1600m 16頭立て)が21日、東京競馬場で行われました。連覇中の③コパノリッキーがJRA史上初の同一GⅠ3連覇の偉業に挑み、⑦ノンコノユメ・⑭モーニン・②ホワイトフーガ・⑪スーサンジョイの4歳勢が「世代交代」をかけて参戦。他にも、3年前の覇者⑩グレープブランデー、左回りには安定感がある⑤ベストウォーリア、東海ステークスを制した④アスカノロマン、JBCスプリントを制した⑧コーリンベリー、古豪⑯ローマンレジェンドなどダート界のトップホースが集結しました。



単勝の人気は、1番人気ノンコノユメ(2.4倍)、2番人気モーニン(5.1倍)、ベストウォーリアが3番人気(7.2倍)。4番人気以降はコパノリッキー(7.9倍)、ホワイトフーガ(9.0倍)、ロワジャルダン、④アスカノロマン、スーサンジョイ、⑬タガノトネールと続きました。
芝コースでのスタートは、16頭出遅れはなし。先行争いでコーリンベリーが前に出て、モンドクラッセが追走。コパノリッキーは先行争いから遅れたか?ダートコースに入り、コーリンベリー先頭、スーサンジョイが2番手を奪い、モンドクラッセ3番手、タガノトネールが外側4番手。5番手に⑥ロワジャルダン、6番手の位置にモーニンがいる、その後ろの7番手グループには、内側コパノリッキー、真ん中ベストウォーリア、外にグレープブランデーと3頭が横に拡がる。10番手グループは、①パッションダンス・ホワイトフーガ・アスカノロマンの3頭が横並び。少し離れた13番手にノンコノユメが追走。14番手ローマンレジェンド、⑮サノイチ15番手、⑫マルカフリートがしんがりという展開。
3,4コーナー中間点を過ぎ、コリベリ・スーサン・トネールの3頭が先頭集団を形成し、モーニンが5番手浮上。リッキーとウォーリアはまだ中団待機、ノンコは大外に持ち出して、直線での末脚に全てを賭ける!
最後の直線コースに差し掛かり、先頭争いはスーサンジョイとタガノトネールの2頭が並び、4番手からモーニン、さらにはロワジャルダンが追いかける。コパノリッキーは前が開かず苦しい。ノンコノユメはまだ後方でもがいている。ゴールまで残り200mを切ったところで、モーニンが集団から抜け出して先頭に躍り出る!2番手争いではロワジャルダンが出るが、ノンコとウォーリアが襲い掛かる。それらを尻目にモーニンが先頭でゴールイン!そして大外強襲のノンコノユメが2着を確保し、4歳勢が上位独占!


フェブラリーステークス 全着順&払戻金
1着⑭モーニン       1分34秒0
2着⑦ノンコノユメ     1馬身1/4
3着④アスカノロマン     アタマ
4着⑤ベストウォーリア    アタマ
5着⑥ロワジャルダン     クビ
6着⑬タガノトネール    1馬身1/2
7着③コパノリッキー     クビ
8着⑨モンドクラッセ     3/4馬身
9着⑯ローマンレジェンド  1/2馬身
10着②ホワイトフーガ    1/2馬身
11着⑩グレープブランデー  アタマ
12着⑪スーサンジョイ     アタマ
13着⑮サノイチ        4馬身
14着⑫マルカフリート    3馬身1/2
15着⑧コーリンベリー    3馬身1/2
16着①パッションダンス    大差

単勝 ⑭ 510円
複勝 ⑭ 180円 ⑦ 120円 ④ 420円
枠連 [4]-[7] 530円
馬連 ⑦-⑭ 680円
馬単 ⑭-⑦ 1,510円
ワイド ⑦-⑭ 320円  ④-⑭ 1,690円  ④-⑦ 1,070円
3連複 ④-⑦-⑭ 3,820円
3連単 ⑭-⑦-④ 16,010円



ダート界にニュースターの誕生です!単勝2番人気のモーニンがフェブラリーステークスを制覇。勝ちタイム1分34秒0は、府中ダート1600mのコースレコードです。1番人気だったノンコノユメは、終盤に末脚を伸ばしたものの、モーニンに1馬身1/4差をつけられて2着。3着にはアスカノロマンが入りました。3番人気のベストウォーリアは4着、3連覇を狙ったコパノリッキーは7着に終わりました。先行争いに加われず、直線でも全く伸びませんでした。やはり同一GⅠ3連覇は難しいですね。4歳馬の2頭がワンツーを独占し、リッキーが着外に沈んだことで、ダート界も世代交代の時が来ましたな。
勝ったモーニンは、前走の根岸ステークスに続いての重賞2連勝。キャリア7戦目、デビューから282日目のGⅠ初制覇は、JRAダートGⅠ競走で史上最短記録となります。鞍上のミルコ・デムーロ騎手は、フェブラリーステークス初勝利。モーニンを管理する石坂正調教師は、同レース2勝目です。石坂厩舎といえば、「ダート絶対王者」と言われたヴァーミリアンがいましたなぁ。
デビュー7戦目でGⅠ馬となったモーニンは、デビュー戦の昨年5月の未勝利戦から、秋嶺ステークスまで無傷の4連勝。重賞初挑戦となった武蔵野ステークスでは1番人気に支持されながらも3着。重賞のプレッシャーに負けて初黒星を喫しました。根岸ステークスを勝ったとき、「1400mがベスト距離で、マイルは長いんじゃないか」と思いましたが、レコードタイムを叩き出しての快勝。ミルコだから勝てたのもあるけど、モーニン自体が強かったです。これで7戦6勝、マイル戦に限っては4戦3勝です。
強い勝ち方をしたので、ドバイ国際競走の一つである「ゴドルフィンマイル」にも挑戦して欲しいなと思いますが、予備登録をしていない…。今のところは国内に専念、海外挑戦は来年に持ち越しか?ともかく、「砂の新怪物」モーニンには一時代を築いてほしいものです。



来週からは舞台を中山競馬場と阪神競馬場に舞台を移します。28日は中山競馬場で「中山記念」、阪神競馬場で「阪急杯」があります。中山記念には、昨年のクラシックで2冠を制したドゥラメンテが参戦。ダービー後に骨折し、8ヶ月間の休養を経て、遂にターフに戻ってきます。ドゥラメンテのほかにも、リアルスティール、アンビシャス、イスラボニータ、ロゴタイプ、ラストインパクトが登録。これはもう「スーパーGⅡ」だ。
高松宮記念の前哨戦「阪急杯」は、昨年の桜花賞馬・レッツゴードンキ、ダノンシャーク、ミッキーアイルのGⅠ馬をはじめ、ティーハーフ、ダイワマッジョーレ、ミッキーラブソング、ケントオー、ブラヴィッシモなどが出走を予定しています。



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富士ゼロックススーパーカップ2016  サンフレッチェ広島がガンバに快勝!連覇へ視界良好だ!

2016年02月20日 | soccer

「明治安田生命Jリーグ」の2016年シーズン開幕まで1週間に迫った20日、Jリーグ王者と天皇杯王者が激突する「FUJI XEROX SUPER CUP 2016」が横浜・日産スタジアムで行われました。23回目を迎える今年は、J1王者・サンフレッチェ広島と、天皇杯王者・ガンバ大阪が対戦。昨季は公式戦で5度対戦し、2勝2敗1分の五分。今季最初のタイトルを獲得し、開幕へ弾みをつけるのは一体どちらだ。



両チームのスタメン
[サンフレッチェ広島]
GK 1 林卓人
DF 33 塩谷司
DF 5 千葉和彦
DF 19 佐々木翔
MF 14 ミキッチ
MF 8 森崎和幸
MF 6 青山敏弘
MF 18 柏好文
MF 30 柴崎晃誠
MF 25 茶島雄介
FW 11 佐藤寿人


[ガンバ大阪]
GK 1 東口順昭
DF 22 オ・ジェソク
DF 5 丹羽大輝
DF 15 今野泰幸
DF 4 藤春廣輝
MF 21 井手口陽介
MF 7 遠藤保仁
MF 13 阿部浩之
MF 39 宇佐美貴史
MF 9 アデミウソン
FW 29 パトリック



前半は立ち上がりから膠着状態で進みますが、前半16分にガンバが先にチャンスを作ります。右サイドでボールを繋ぎ、宇佐美がDFをかわしてシュートまで持って行ったが、枠を捉えることができず。19分には中盤で宇佐美がボールを奪ってからドリブルで持ち込み、宇佐美のパスを受けたパトリックのシュートはDFに直撃。さらにその直後、右サイドの阿部がグラウンダークロスを入れるも、アデミウソンには通らず。跳ね返りを阿部がシュートするもGKにキャッチされます。
対する広島は、27分に森崎和がミドルを狙うも大きく外れ、前半終了間際の44分、左サイドの柏のクロス→ニアサイドで柴崎がワンタッチで合わせるもダメ。前半は両チームとも決め手が無いままスコアレスで終わりました。

後半5分、広島は塩谷のスルーパス→ペナルティエリア左で柏がダイレクトクロス→佐藤寿人が飛び込もうとしたが、そのまえにガンバ今野がクリア。セカンドボールを佐々木が拾うと、右サイドで青山→塩谷とつなぎ、塩谷がミキッチにパスを出すと見せかけて右足クロスを上げ、ゴール前飛び込んだ寿人が左足で合わせてゴール!エース・佐藤寿人のワンタッチシュートで広島が1点を先制!ゴールを決めた寿人だったが、足に違和感を訴え、浅野拓磨と交代。
広島は後半10分、左サイドで柴崎がドリブルで持ち込むと、オーバーラップした柏にパスを送る。柏のクロスにガンバDF丹羽がスライディングでクリアしたが、「ハンド」を取られて広島にPKが与えられる。追加点のチャンスを得た広島は、浅野がPKをしっかりと決めて1点を追加します。
2点を追うガンバは、後半15分にパトリックとアデミウソンを下げ、長沢駿と倉田秋を同時投入。後半20分、井手口がゴール正面の位置からミドルシュートを狙ったが、広島GK林にキャッチされる。後半23分、カウンターを仕掛け、右サイドの阿部のクロス→宇佐美がヘディングシュートを叩き込み、2-1と1点差に詰め寄ります。
広島は24分にピーター・ウタカが投入。そのウタカは26分に左足でトラップしてから右足ミドルを放つが、ガンバGK東口に防がれる。後半28分、右CKからウタカが右足を振り抜き、ボレーシュートはゴール右隅に突き刺さった!広島が3-1とガンバを突き放す!
一矢を報いたいガンバは、後半41分に宇佐美が反転シュートを見せるもGK正面。後半44分にはオジェソク→井手口のシュートはサイドネット右に当たる。結局、試合は3-1で広島が勝利しました。



雨の中で行われた今年のFUJI XEROX SUPER CUPは、J1王者・サンフレッチェ広島がガンバ大阪に快勝し、2014年大会以来2年ぶり4度目の優勝を飾りました。エース・佐藤寿人選手が試合の均衡を破る先制点を奪うと、浅野拓磨選手とピーター・ウタカの「交代組」にもゴールが生まれました。守ってはガンバの攻撃陣をシャットアウト。FW陣がしっかりと結果を出し、広島の代名詞でもある堅守も発揮。今年最初のタイトルを獲得し、23日から始まるAFCチャンピオンズリーグ、そしてJ1連覇へ好スタートを切りました。
先制点を挙げた佐藤寿人選手ですが、ゴールを決めた直後に左足に違和感を訴えて自ら交代要求。試合後に「もう少しで肉離れになっていた」とコメント。21日に広島市内の病院で検査を受ける予定。検査結果次第だけど、23日のACLのグループステージ初戦・山東魯能戦(中国)出場は難しいか?
寿人選手に代わって出場した浅野選手は、後半10分にPKを決め、AFC U-23選手権で見せた「ジャガーポーズ」を横浜でも披露。後半13分にはあと一歩でゴールかというシュートも放ちました。今季から背番号10を着ける浅野選手、「スーパーサブ返上」&レギュラー獲得なるか?
後半28分に豪快な右足ボレーシュートを決めたウタカ選手は、昨年は清水エスパルスに在籍し、今季は「期限付き移籍」で広島に加入。広島デビュー戦でいきなり挨拶代わりの一撃を放ち、スタンドを大いにどよめかせました。中東へ移籍したドウグラスの抜けた穴が心配されましたが、ナイジェリア人のFWが埋めたので問題なさそうだ。

ところで、今回の試合は誤審疑惑の判定がありました。後半10分にガンバの丹羽選手が柏選手のクロスをクリアしましたが、主審が「ハンド」と判定して広島にPKを与えました。丹羽選手が抗議するも、判定はそのまま。この判定が試合を左右する形となりました。VTRを見ても手ではなく顔に当たっていたように見え、解説者も「手に当たってない」と断言していました。もし審判委員会で「誤審」が認められたら、主審を務めた飯田淳平氏に厳しい処分が下されると思います。


来週末は「J1リーグ」開幕戦が行われ、連覇を狙うサンフレッチェ広島は、エディオンスタジアム広島で川崎フロンターレと対戦。王座奪還を目指すガンバ大阪は、新本拠地・吹田市立サッカースタジアムで鹿島アントラーズと戦います。昨年のJ2王者・大宮アルディージャはFC東京と、10年ぶりのリーグ優勝を狙う浦和レッズは柏レイソルと対戦します。第1ステージ開幕戦から注目カード目白押し、どんな結果になるのか楽しみです。



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サトノクラウン約1年ぶりの勝利!共同通信杯は2強共倒れ・・・。

2016年02月14日 | 競馬

バレンタインデーの14日は、東京競馬場で3歳馬の重賞競走「共同通信杯」、京都競馬場は古馬の中距離重賞「京都記念」が行われました。



京都メイン・第109回京都記念(GⅡ・芝2200m 15頭立て)は、京都記念を勝った⑨レーヴミストラル、中山金杯覇者①ヤマカツエース、エリザベス女王杯3着⑥タッチングスピーチ、不振脱出を目指す元ダービー馬⑩ワンアンドオンリー、昨年のダービー3着馬⑦サトノクラウン、他にも②アドマイヤデウス、④ショウナンバッハ、③トーセンレーヴ、⑭スズカデヴィアスなどが参戦しました。
正面スタンド前でのスタートで、レーヴミストラルがやや出遅れる。先行争いでスズカデヴィアスがハナを奪い、サトノクラウンとワンアンドオンリーも先行策。タッチングスピーチは7番手辺り、ヤマカツエースは中団よりやや後ろ、レーヴミストラルは最後方でスタンド前を過ぎていった。
1・2コーナーを回り、向正面に入ったところで、先頭はスズカデヴィアス、2番手にサトノクラウン、ワンアンドオンリーは3番手。外側の4番手に⑬ミュゼゴースト、5番手トーセンレーヴ。6番手集団には、内側アドマイヤデウス、真ん中にヤマカツエース、外側⑮コスモロビン。さらに⑤トウシンモンステラと④ショウナンバッハも集団に加わる。タッチングスピーチは11番手。その後ろには、⑧マイネルディーン、⑫ヒストリカル、⑪トラストワンの3頭が横並び。レーヴミストラルはポツンと最後方を追走。集団から離れてるけど大丈夫か?
外回り3コーナーに差し掛かり、モンステラがデヴィアスを抜いて先頭に躍り出る。デヴィアスも前を譲らない構えだ。サトクラは3番手に控え、ワンオン4番手。デウスとトーセンレーヴも好位待機。ヤマカツは中団8番手、タッチングは外に出し、ミストラルはまだ最後方。日経新春杯で見せた豪脚は炸裂するのか?
勝負は最後の直線。今度はサトノクラウンが先頭に立つと、リードを拡げに掛かる。2番手争いは、内でスズカデヴィアスが粘るが、ヤマカツエース、タッチングスピーチ、アドマイヤデウス、ヒストリカルが上がってきた。レーヴミストラルは全く伸びない。ゴールまで残り100mを切り、サトクラが完全に抜け出し、タッチングが2番手に上がるも、サトクラが押し切ってゴールイン!休み明けのサトノクラウン、重馬場の京都記念を制しました!


伝統の古馬重賞・京都記念は、単勝6番人気のサトノクラウンが優勝。スタートから前の位置につけ、直線に入ったところで前に出ると、タッチングスピーチらの追撃を振り切り、2着に3馬身差をつけての快勝。2着争いの方は、3番人気のタッチングスピーチが2着に入り、3着にはアドマイヤデウス。2番人気のヤマカツエースは5着、1番人気のレーヴミストラルは直線見せ場無く12着に終わりました。今月で引退する松田博資調教師に勝利をプレゼントできませんでしたね…。橋口弘次郎厩舎のワンアンドオンリーも6着でした。
サトノクラウンは昨年3月の弥生賞以来、およそ1年ぶりの勝ち星を挙げ、重賞もこれが3勝目。デビュー3連勝の後、弥生賞で1番人気に推されながらも6着、日本ダービーでは3着、秋の天皇賞では17着と大敗。今回は前走から約3ヶ月ぶりのレースでしたが、見事に復活を果たしました。それにしてもサトクラは重馬場の適性が高いですね。この先は大阪杯→香港or宝塚記念へと向かうかも。2歳時から期待されている一頭なので、今年こそはGⅠタイトルを獲れるといいですね。



東京メイン・第50回共同通信杯(GⅢ・芝1800m)には、3歳馬10頭が出走。このレースはゴールドシップ、ディープブリランテ、イスラボニータ、ドゥラメンテと、最近はクラシックホースを多数輩出しています。今年はというと、ホープフルステークスを勝った⑩ハートレー、東京スポーツ杯2歳ステークスを勝った①スマートオーディン、京成杯3着⑥メートルダール、京都2歳ステークス2着②リスペクトアース、⑨イモータル、④ディーマジェスティなどが参戦しました。
スタートでポンと飛び出したリスペクトアースが先手を奪い、⑤ダンディーアローが2番手を追走。3番手にイモータル、4番手のスマートオーディンは折り合いを欠いている。5番手に③ピックミータッチ、6番手⑦ファイアクリスタル、7番手にディーマジェスティ、ハートレーは8番手を進む。その後は⑧キングオブアームズ、メートルダールと続く。
ゆったりとした流れで3コーナーを回り、先頭を行くリスペクトは1000mを60.0秒で通過。3,4コーナー中間~4コーナー手前でダンディーが接近。イモータルは3番手キープ、オーディンはまだ4番手。そしてハートレーが6番手まで進出。絶好の位置だ。
最後の直線に入り、リスペクトアースが内で粘るが、外からイモータルが迫る。スマートオーディンは3番手から前を追いかける。ハートレーは伸び脚を欠き、後方に下がってしまった。もはや万事休すとしかいえない。オーディンも苦しんでいる。そんな中、先頭争いの方は、イモータルが先頭に立ったと思いきや、残り100mでディーマジェスティが外から抜き去ってFINISH!ディーマジェスティ&蛯名正義してやったり!そして、スマートオーディンとハートレーは着外に沈みました。


クラシックの登竜門・共同通信杯は、ハートレーVSスマートオーディンの2強対決になるかと思われましたが、勝ったのは6番人気の伏兵・ディーマジェスティでした。2着には5番人気のイモータル、直線追い込んだメートルダールが3着。ダールは前走の京成杯に続いての3着。ブロンズコレクター臭が漂う。スマートオーディンは序盤で掛かってしまい6着、単勝1.3倍の1番人気だったハートレーは9着惨敗。勝てば無傷の3連勝、クラシックへ弾みがついたはずでしたが、大きく躓いてしまいました。レースの内容を見て思ったことは、メジャーエンブレムが共同通信杯に出ても勝てたと思う。
勝ったディーマジェスティは、美浦の二ノ宮敬宇厩舎に所属し、父・ディープインパクト、母・エルメスティアラという血統。デビュー2戦は2着続きでしたが、3戦目の未勝利戦でようやく初勝利。ハートレーが勝った昨年12月のホープフルステークスに出走予定でしたが、フレグモーネで出走取消。仕切り直しとなった今回、未勝利戦からの連勝で重賞初制覇を挙げました。素質馬揃いのレースに勝ったことで、大きな自信がついたかと思います。


この週末は府中で春のクラシックを占う一戦が2日連続で行われ、クイーンステークスではメジャーエンブレムが2歳女王の貫禄を見せ、共同通信杯は「関東の星」と言われたハートレーが惨敗。クラシックでの活躍が期待される関東馬2頭の明暗がクッキリと分かれました。ハートレーは今後、トライアルで巻き返しなるか?


来週は東京競馬場で、冬のダートマイル王決定戦・フェブラリーステークスが行われます。3連覇を狙うコパノリッキー、根岸ステークスを勝ったモーニン、東海ステークスを制したアスカノロマン、ダートGⅠ10勝のホッコータルマエ、3年前の勝ち馬グレープブランデー、昨年の3歳ダート王者ノンコノユメ、ダート女王・ホワイトフーガ、コーリンベリー、ベストウォーリア、4連勝中のスーサンジョイ、ゴールデンバローズなどダート界のトップホースが集結。豪華メンバー揃い踏みだから、白熱したレースになるかもしれません。リッキーの3連覇も見たいし、ノンコノユメ・モーニンの4歳勢が世代交代を起こすところも見てみたいですねぇ。



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春の牝馬クラシックへ向けいざ始動!2歳女王メジャーエンブレムがクイーンカップ圧勝!

2016年02月13日 | 競馬

全国的に春の陽気となった13日は、東京競馬場で3歳牝馬の重賞競走・第51回デイリー杯クイーンカップ(GⅢ・芝1600m 16頭立て)が行われました。数多くのGⅠ馬を輩出したこのレース、今年は2015年の阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったメジャーエンブレムが参戦。2016年の牝馬クラシック戦線の主役候補が早くも始動です。
2歳女王・メジャーエンブレムのほかにも、フェアリーステークスを勝った⑪ビービーバーレル、白菊賞3着⑬サプルマインド、⑧ペルソナリテ、⑯ルフォール、③ロッテンマイヤーなどが出走しました。



スタートで、メジャーエンブレムがポンと飛び出すと、早々と先頭に立つ。ビービーバーレルと⑩コパノマリーンが2,3番手で並び、4番手に①ストライクショット、ペルソナリテ5番手。6番手グループには、⑤ナックビーナス・⑫エクラミレネール・ロッテンマイヤー、中団の9番手に②フロンテアクイーン、外側10番手にサプルマインドが追走。11番手に⑦ダイワドレッサー、12番手④マシェリガール、13番手ラブリーアモン、14番手⑨シトロン、15番手⑮ソロフライト、ルフォールが最後方を追走する。
3コーナーを回り、メジャエンがペースを握り、マリーンが単独2番手に浮上し、バーレルは3番手を進む。ペルソナは5番手をキープし、サプルは中団、ルフォールはまだしんがり。逃げるメジャーエンブレムは、先頭で最後の直線コースへ。ルメール騎手はまだムチを入れていない。2番手争いでは、内からストライクショット、ナックビーナス、ビービーバーレル、真ん中ロッテンマイヤー、外からフロンテアクイーンなど横一線に拡がっている。ゴール残り200mを切り、メジャエンが後続を引き離す。これはもう独走だ!持ったまんまで悠々と先頭ゴールイン!メジャーエンブレム逃げ切って圧勝!ここでは力が違いすぎた…。



クイーンカップ 全着順&払戻金
1着⑥メジャーエンブレム  1分32秒5
2着②フロンテアクイーン    5馬身
3着③ロッテンマイヤー    1/2馬身
4着⑦ダイワドレッサー    1馬身1/2
4着⑭ラブリーアモン      同着
6着⑤ナックビーナス     3/4馬身
7着⑫エクラミレネール     クビ
8着⑯ルフォール         クビ
9着⑪ビービーバーレル   1馬身1/4
10着⑧ペルソナリテ       ハナ
11着④マシェリガール     3馬身1/2
12着⑮ソロフライト       2馬身
13着①ストライクショット   1馬身1/4
14着⑨シトロン        1馬身1/4
15着⑬サプルマインド     1/2馬身
16着⑩コパノマリーン     2馬身1/2

単勝 ⑥ 130円
複勝 ⑥ 110円  ② 360円  ③ 380円
枠連 [1]-[3] 1,040円
馬連 ②-⑥ 1,350円
馬単 ⑥-② 1,550円
ワイド ②-⑥ 500円 ③-⑥ 540円 ②-③ 4,300円
3連複 ②-③-⑥ 6,160円
3連単 ⑥-②-③ 16,740円


2歳女王・メジャーエンブレム、2016年の初戦を快勝!単勝1.3倍の圧倒的人気にしっかり応えました。スタートダッシュを完璧に決めると、そのまま先頭をひた走るのみ。ラスト200mでギアを1段階上げ、最後は2着に5馬身をつけての圧勝。まさに2歳女王の独壇場と言えるレースでした。勝ちタイム1分32秒5は、昨年キャットコインが記録した「1分34秒0」を大幅に更新する、クイーンカップのレースレコードです。「ここは勝って当たり前」のメジャエンが強すぎるのもあるけど、他の馬が弱いとしかいえない。
2着以降ですが、フロンテアクイーンが2着、3着にロッテンマイヤーが入りました。3番人気のルフォールは8着、フェアリーステークス覇者ビービーバーレルは9着、2番人気のサプルマインドはブービーの15着に沈みました。
メジャーエンブレムは前走の阪神JFに続き、重賞競走2連勝。鞍上のクリストフ・ルメール騎手は、2006年にコイウタ(演歌歌手・前川清さんの所有馬)で勝ったとき以来、10年ぶりのクイーンC制覇。先週のきさらぎ賞に続いての重賞勝ちです。レース後のインタビューで「強かった。休み明けだったけど乗りやすかった」とコメント。ルメール騎手も手綱押さえたままでしたね。さらには「桜花賞も勝負できるけど、2000、2400mでも競馬ができる」と桜花賞&オークスの2冠獲りに意欲を見せました。この後は桜花賞に直行、順調なら1冠制覇はほぼ確実かもしれません。


14日の日曜日は、東京競馬場で「共同通信杯」が行われます。2戦2勝の⑩ハートレーが、前日オッズで2.0倍の1番人気に支持され、その後に①スマートオーディン、⑥メートルダールと続いています。先週のきさらぎ賞でサトノダイヤモンドが無傷の3連勝を飾りましたが、ハートレーもデビュー3連勝となるでしょうか?
共同通信杯の前には、京都競馬場で「京都記念」もあります。松田博資厩舎所属の⑨レーヴミストラルと、橋口弘次郎厩舎所属⑩ワンアンドオンリーが参戦。松田博調教師と橋口調教師は共に今月末付けで調教師を引退。育ててくれた恩師ためにも負けるわけにはいかないでしょう。



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競馬界にも薬物の魔の手が・・・。短期免許で来日中の騎手が、禁止薬物使用で騎乗停止。

2016年02月11日 | 競馬
2月2日に元プロ野球選手の清原和博容疑者が覚醒剤所持で逮捕され、1週間以上が経った今でも、ワイドショーが清原容疑者の報道を続けています。そんな中、競馬界でも薬物問題が発覚。短期免許で来日中のルイス・コントレラス騎手が、禁止薬物を使用の疑いで、騎乗停止処分を受けましたました。


JRAの発表によると、今月6日に実施したドーピング検査で、コントレラス騎手より採取した検体から、禁止薬物のオキシコドンが検出されました。このため、今月11日から裁定委員会の議定があるまでの間、コントレラス騎手を騎乗停止処分としました。JRAでは騎手に対するドーピング検査を2003年から導入していますが、禁止薬物の陽性反応が出たのは初めてだそうです。
ルイス・コントレラス騎手は、メキシコ出身で、普段はカナダを拠点としているジョッキーで、今年1月5日から短期免許で騎乗し、ここまで2勝を挙げていました。短期免許の期間は今月29日までありますが、そのまま帰国する可能性も出てきました。

今回検出されたオキシコドンは、アヘンの成分であるテバインから合成されたオピオイド系の鎮痛作用のある医療用麻薬で、末期ガンの痛み止めとして処方されていますが、依存性・中毒性があります。昨年6月にはトヨタ自動車の常務だったジュリー・ハンプ氏が、アメリカからオキシコドンを密輸した疑いで逮捕されました。(後に不起訴)JRAも今回の件を受け、「麻薬取締法違反」に抵触するかもしれないため、警察に届け出たとの事です。


火曜日に競馬学校を卒業したばかりの藤田菜七子さんが、騎手免許試験に合格し、久しぶりにJRA所属の女性騎手が生まれましたが、そのおめでたい話題を打ち消すかのような残念なニュースが飛び込んできました。コントレラス騎手のオキシコドン使用が事実なら、警察に逮捕されることも考えられるし、今後二度と日本で騎乗できなるなるのではないでしょうか?競馬で稼ぐために来たのに、ドーピングで騎乗停止。マジで「YOUは何しに日本へ?」と言いたくなりますよ。
前代未聞の不祥事と言わざるを得ない今回の薬物問題。他の現役騎手もドーピング違反、もしくは違法薬物に手を染めていないか心配です。競馬界から「第2の田原成貴」が出ないことを祈ります。



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16年ぶりのJRA女性ジョッキー誕生へ!藤田菜七子が模擬レース初勝利&競馬学校を卒業。

2016年02月09日 | 競馬

JRAジョッキーの養成施設「JRA競馬学校」の騎手課程32期生の卒業式が9日に行われ、16年ぶりの女性騎手をめざす藤田菜七子さんなど6人の騎手候補生が競馬学校を卒業しました。



卒業式前に行われた「卒業模擬レース」で、藤田さん鞍上の馬(タマモライト)が逃げ切り勝ち。藤田さんにとって、これが模擬レース初勝利となりました。レースを振り返って「馬が頑張ってくれた。直線では『後ろから来ないで』という気持ちだった」と笑顔でコメント。藤田さんの師匠である根本康広調教師も「一番おいしいところを持っていったね」と愛弟子の活躍に大喜びでした。
藤田さんはテレビで見た競馬中継をきっかけに騎手を志し、小学校6年から美浦トレーニングセンターの乗馬苑で技術を磨き、中学卒業後に競馬学校に入学。厳しい訓練やトレーニング、厩舎実習、模擬レースなどがありましたが、笑顔で乗り切りました。卒業式後の記者会見で、「いつも明るく笑顔で、一人前のジョッキーになれるよう頑張る。たくさんの方に信頼され、愛される騎手になりたい」と抱負を述べた藤田さん。競馬界のアイドルとして、人気を集めることは間違い無しです。

日本の女性騎手は、現役時代に626勝を挙げた宮下瞳さんをはじめ、高知競馬の別府真衣騎手、木之前葵騎手(名古屋所属)など、地方競馬で活躍するジョッキーがほとんど。JRAでは、牧原(現姓・増沢)由貴子さん、細江純子さん、西原玲奈さんなど6人誕生しましたが、全員現役を引退。もし藤田さんが騎手試験に合格すれば、西原さん以来のJRA女性騎手となります。藤田さんが1日でも早くプロ初勝利を挙げ、GⅠレースに騎乗したり、JRA重賞を制覇するところが見てみたいです。それに、JRAジョッキーを目指す女子がもっと増えて欲しいなあ。

競馬学校32期生は、藤田さんのほかにも、木幡初広騎手の次男・木幡巧也さん、菊沢隆徳調教師の息子・菊沢一樹さんも卒業。木幡さんは最も優秀な生徒に贈られる「アイルランド大使特別賞」を受賞。ちなみに、兄の初也騎手も2年前に受賞しております。三男の育也さんも競馬学校に通っていて、将来的には父と三兄弟が同じレースで対決する事もあり得るかもしれません。菊沢一樹さんは、父の厩舎に所属することが決定的。親子鷹ですね。卒業生6名は、11日の騎手免許試験の合格発表を経て、早くても3月にデビューします。卒業生の皆さん、日本を代表するトップジョッキーを目指して頑張ってください!



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サトノダイヤモンド3連勝で重賞初勝利!東京新聞杯は波乱続出。

2016年02月07日 | 競馬

2月最初の日曜日だった7日は、京都競馬場で3歳馬の重賞競走「きさらぎ賞」、東京競馬場ではマイル重賞の「東京新聞杯」が行われました。「きさらぎ賞」には、セレクトセールで2億5200万円の最高値で落札されたロイカバードと、2億4150万円の値が付けられたサトノダイヤモンドの2頭が参戦。両者は昨年11月の新馬戦で初めて顔を合わせ、サトノダイヤモンドが勝利しました。「5億円対決第2ラウンド」となる今回、勝つのはどっちだ?



京都メイン・きさらぎ賞(GⅢ 芝1800m・9頭立て)は、⑨サトノダイヤモンド、③ロイカバードのほかにも、デビュー2戦目で重賞初挑戦の④ロワアブソリュー、②レプランシュ、⑧ノガロ、紅一点①オウケンダイヤなどが出走しました。
スタートで、サトノダイヤモンドとロイカバードの人気2頭は、共に好スタートを切る。先行争いで⑤オンザロックスとロワアブソリュー、⑥ウルトラバロック、ノガロの4頭が前に出るが、オンザロックスが先手を奪った。ロワアブソリューは2番手に下げたが掛かり気味。ノガロ3番手、4番手にウルトラバロック。5番手オウケンダイヤ、その後ろにサトノダイヤモンドが6番手を追走する。そして7番手と8番手の位置には、②レプランシュとロイカバードの2頭が並走状態。⑦モウカッテルが最後方で外回り3コーナーへと差し掛かる。
3,4コーナーの下り坂のところで、先頭のオンザロックスが後続に少し差を広げ、アブソリュー2番手、ノガロ3番手は変わらず。サトダイが4コーナーのところで4番手に上がり、さらにロイカも外から進出開始。
最後の直線コースに入り、先頭争いはオンザロックス・ロワアブソリュー・ノガロの3頭が横一線で並ぶが、その外からサトノダイヤモンドが3頭まとめてかわし去る。ロイカバードも前を追うが、サトダイが引き離し、最後は3馬身半差をつけて圧勝フィニッシュ!ロイカバードはゴール前でレプランシュにかわされて3着に終わりました…。


「5億円対決」の第2ラウンドも、サトノダイヤモンドが勝利!序盤は中団の位置につけると、最後の直線で「持ったまま」先頭に浮上。そしてルメール騎手がムチを一発入れたところで再び加速。飛ぶような走りで他馬を圧倒、単勝1.2倍の1番人気に応えてみせました。4番人気のレプランシュが2着に入り、2番人気のロイカバードは3着。終わってみれば、ディープインパクト産駒が上位を独占しました。
重賞初勝利を飾ったサトノダイヤモンドは、新馬戦、500万円以下に続き、デビュー無傷の3連勝を達成。新馬戦でロイカバードを一蹴し、2戦目と3戦目も格の違いを見せ付けての完勝。3戦全て突き抜けるような走りを見せております。この馬の実力は正しく本物、2016年のクラシックの主役の1頭であることは間違いなし。無敗の三冠馬も期待したくなるし、朝日杯王者・リオンディーズとの直接対決が早く見たいですね。



東京メイン・第66回東京新聞杯(GⅢ・芝1600m 14頭立て)は、実力のある馬たちが多数参戦。3連勝中の⑪ダッシングブレイズ(元イエスタカス)、2014年の2歳王者②ダノンプラチナ、京都金杯で惨敗した⑫トーセンスターダム、京都金杯2着⑭テイエムタイホー、④ダイワリベラルと①グランシルクの「ニューイヤーステークス組」、⑥スマートレイアー、③エキストラエンド、⑨アルマワイオリなどが出走しました。
スタートでトーセンスターダムが出遅れ、ダノンプラチナもあまり良いスタートではなかった。好スタートを見せたスマートレイアーが先頭を奪い、⑩マイネルアウラート2番手、3番手にテイエムタイホー、テイエムタイホーとダイワリベラルが4,5番手で並ぶ。6番手⑤タガノブルグの直ぐ後ろにダッシングブレイズ、その外側に⑦ルルーシュ。9番手⑨アルマワイオリ、⑧マーティンボロ10番手。ダノンプラチナは11番手を追走し、12番手トーセンスターダム、13番手グランシルク、サトノギャラントがしんがりという展開。
3,4コーナー中間点を過ぎ、レイアーがレースを引っ張り、アウラート2番手、リベラル4番手、ダッシングはまだ中団追走、ダノプラも馬群の中、グラシルは後方の内側を走っている。
4コーナーを回り、直線コースに差し掛かり、スマートレイアーがまだ逃げ粘り、、マイネルアウラートとエキストラエンドが好位につけ、さらにダッシングブレイズが最内を突く。しかし、ゴール残り300mあたりでダッシングブレイズが内柵に激突し、浜中俊騎手が投げ出されて落馬!突然のアクシデントを尻目に、スマートレイアーは先頭を維持、エキストラが2番手、ダノンプラチナが大外から追い上げるも届かず。結局、スマートレイアーがそのまま先頭でゴールし、逃げ切り勝ちで東京新聞杯を制しました。


出遅れ、落馬と波乱が相次いだ今年の東京新聞杯は、単勝5番人気でメンバー唯一の牝馬・スマートレイアーが逃げ切って優勝。2着には5番人気・エキストラエンド、11番人気のマイネルアウラートが3着。上位人気が馬券圏内に絡まない結果となりました。2番人気だったダノンプラチナは、スタートの出遅れが響き4着。3番人気のグランシルクは10着。
1番人気だったダッシングブレイズは、最後の直線コースで内柵にぶつかり落馬競走中止。馬は異常ありませんでしたが、浜中騎手は府中市内の病院に搬送され、命に別状はありませんでしたが、脳しんとう、左手橈(とう)骨遠位端、左第2指中手骨骨幹部近位、左第4指基節骨基部、左第4指中手骨頸(けい)部の4ヶ所を骨折する重傷を負いました。落ち方がひどくて、ピクリともしなかったので、正直死んだんじゃないかと思いました…。ただ、この事故は浜中騎手が最内に強引に入ったことが大きな要因ともいえます。レース後には浜中騎手に過怠金50,000円の制裁が課されました。浜中騎手の早期回復と復帰を願っています。
このレースを勝ったスマートレイアーは、2014年の阪神牝馬ステークス以来、2度目の重賞制覇。この馬は差し&追い込みのイメージがありましたが、今回はなんと逃げを打って、そのまま先頭を譲らぬまま勝ってしまいました。これは吉田隼人騎手のファインプレーですね。牡馬に勝ったから、ヴィクトリアマイルに弾みがついたかもしれないな。



来週2月14日は、京都競馬場で「京都記念」、東京競馬場で「共同通信杯」が行われます。京都記念は、中山金杯を勝ったヤマカツエース、日経新春杯を快勝したレーヴミストラル、エリザベス女王杯3着のタッチングスピーチ、サトノクラウン、トーセンレーヴ、ワンアンドオンリーなどが参戦。共同通信杯は、ホープフルステークスを勝ったハートレー、東スポ杯2歳ステークスを勝ったスマートオーディン、イモータル、ディーマジェスティ、リスペクトアース、メートルダールなどが出走を予定してます。




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球界の番長・清原和博が覚醒剤所持で逮捕される。

2016年02月03日 | Sports

西武・巨人・オリックスで活躍した元プロ野球選手の清原和博容疑者が、2日夜に覚醒剤所持の容疑で現行犯逮捕されました。日本プロ野球界を代表する名選手の逮捕は、日本中に衝撃を与えました。


警視庁によると、2日午後8時48分ごろに清原容疑者の住む自宅マンションで覚醒剤0.1gを所持していた疑いが持たれています。家宅捜索したところ、部屋の中から覚せい剤が入っていたと見られる袋、注射器3本、ストローとパイプ、携帯電話4台などを押収。清原容疑者も「覚せい剤は私のものに間違いありません」と容疑を認めていました。
清原容疑者は自宅で逮捕された後、東京都内の病院で診療を受け、3日深夜に警視庁本部に移送されました。取り調べに対しては「覚醒剤を使用するときは腕に注射するか、ガラスパイプであぶっていた」と、覚醒剤の使用を認める供述をしていたとのこと。警視庁は尿検査などを行い、覚醒剤使用の容疑でも捜査する方針。


清原容疑者はPL学園で1年生から4番に座り、5季連続で甲子園に出場。1985年に西武ライオンズでドラフト1位に入団。1年目の86年に高卒新人選手としては最多の31本塁打を放ち、パリーグ新人王獲得。以降はチームの主砲として、80~90年代の西武黄金時代を支えました。96年オフにFAで読売ジャイアンツに移籍し、2004年に通算2000本安打、2005年には通算500号本塁打を達成しましたが、2005年に戦力外通告。翌年にはオリックスバファローズに移籍しましたが、度重なるケガに苦しみ、2008年に現役を引退。23年間の現役生活で、通算2122安打、通算525本塁打は歴代5位の数字です。
引退後はタレントに転身し、数多くのバラエティ番組に出演。私生活では2000年にモデルの亜希さんと結婚し、2人の息子を設けましたが、2014年9月に離婚しております。


2日の夜11時~12時ごろに「清原逮捕」のニュースが出たときは、ただただ驚きました。小さい時からテレビで見ていたので、こういう形で逮捕されるのは本当に残念としかいえません。ニュースやワイドショーも清原容疑者の逮捕で持ち切りでした。SMAP解散騒動、ベッキー不倫報道を吹き飛ばすくらいの衝撃度ですよ。
2014年に「薬物疑惑」の報道が出てからは、仕事も激減、奥さんにも愛想を尽かされ、そして逮捕…。昨年「ダウンタウンなう」の「本音でハシゴ酒」に出演したとき、ダウンタウンの浜田雅功さんの「クスリやってるの?」の質問に対し、「風邪薬はやってるけど、薬物はやってない」と覚醒剤を完全に否定していたのですが…。
清原容疑者は「高校野球の監督になるのが夢」だと話していましたが、ピアスとタトゥーを入れていて、薬物までやっているから、指導者の道は完全に断たれました。大体、野球選手がタトゥーするなんて有り得ないですよ。渡辺久信さん、秋山幸二さん、工藤公康さん、伊東勤さんといった西武の黄金期メンバーが監督として実績を残しているのに、清原だけは…。
覚醒剤所持だけでなく、使用も認めているから、再逮捕されると思われます。それに、プロ野球名球会に入っているけど、除名or追放は避けられないでしょう。野球ファンの記憶に残るスーパースターが、薬物に手を染めるまでに落ちてしまいましたね…。



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