日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

コナミ日本シリーズ2011運命の最終決戦!福岡ソフトバンクホークス8年ぶりの日本一ダ~っ!

2011年11月21日 | HAWKS

プロ野球コナミ日本シリーズ2011は、19日から再び福岡ヤフードームに舞台を移して行われ、19日の第6戦では、和田一浩の決勝タイムリー、エース・吉見一起投手の好投で、2-1で中日ドラゴンズが勝利し、3勝3敗の逆王手をかけました。一方の福岡ソフトバンクホークスは、和田毅投手がまたしても勝てず。本拠地・ヤフードームでの胴上げはお預け。両チームともに3勝3敗の五分、20日の第7戦は泣いても笑ってもこれが最終決戦。最後に笑ったのは、ソフトバンクか?中日か?


第7戦のスタメン
 ソフトバンク        中日
1(遊)川宗則      (遊)荒木雅博
2(二)本多雄一      (二)井端弘和
3(左)内川聖一      (三)森野将彦
4(一)小久保裕紀     (一)ブランコ
5(指)松中信彦      (指)和田一浩
6(三)松田宣浩      (左)平田良介
7(右)多村仁志      (右)藤井淳志
8(中)長谷川勇也     (捕)谷繁元信
9(捕)山崎勝己      (中)大島洋平
 (投)杉内俊哉      (投)山井大介
ホークスは松中が2試合連続で先発出場。一方の中日は前日と変わらず。最終戦の先発投手は、ホークスは杉内俊哉が2度目の先発。対する中日は2007年のパーフェクトピッチングが記憶に新しい山井大介が登板。


初回、ホークス先発・杉内は。中日先頭の荒木を3塁ゴロ、井端をストレートで見逃し三振に仕留め、森野投手ゴロに打ち取り、3者凡退と好スタート。その裏のホークスは、1死から本多が山井のストレートを弾き返してセンター前ヒットで出塁し、内川の場面で2塁盗塁を狙いますが、谷繁の強肩に阻まれてアウト。内川も三振に倒れて無得点。
両チーム無得点で迎えた3回、試合が動きます。杉内が中日打線を3者凡退に抑えると、その裏に先頭の多村が詰まりながらも右方向へポトリと落ちる内野安打で出塁すると、続く長谷川が低めの変化球をすくい上げ、右中間への打球は中日中堅手・大島のグラブを弾いて2塁打!無死2,3塁となり、山崎が四球を選んで無死満塁の絶好のチャンス!川崎に打順が回ったところで、中日が早くも動き、先発の山井を降板させて小林正人を2番手で投入。川崎VS小林の対決は、3ボール2ストライクの後、6球目のストレートが外れて四球。押し出しでホークスが1点先制。なおも満塁と突き放したいところでしたが、本多、内川、小久保が相次いで凡退し、この回は1点止まり。
4回、先頭の松中が四球を選ぶと、松田がしっかりと送りバントを決めて1死2塁と再び得点圏に走者を置く展開に。長谷川敬遠で2死1,2塁の後、山崎が中日3番手・ネルソンの6球目のストレートを捉えてライト前ヒット。2塁から松中が本塁を狙い、右翼手・藤井のバックホーム→谷繁のタッチをスライディングでかわしてホームイン!松中激走で2点目!伏兵・山崎のタイムリーヒットで1点を追加し、2-0と中日を突き放します!
2点の援護を貰った杉内は、5回に先頭の平田に内野安打で出塁を許すも、藤井の場面で平田を1,2塁間で挟殺。後続も抑えて5回も0点。6回もスライダーを中心に大島・荒木・井端を退けて3者凡退に抑えました。迎えた7回、1死からブランコにヒットを浴び、和田一浩を三振に仕留めた後、平田四球で2死1,2塁と初めてピンチを招きます。しかし、藤井をチェンジアップで空振り三振!ピンチを凌いだ杉内はマウンド上でガッツポーズ!7回まで無失点の好投で中日の反撃を許しませんでした。
7回裏、中日は浅尾拓也が4番手で登板。ホークスは山崎のところでカブレラが代打で登場も空振り三振。1死となった後、川崎がしっかりと四球を選んで出塁。続く本多がセーフティバントを見せ、ワンバウンドのボールを浅尾が飛びつき、1塁送球アウト。結果的には本多の犠打。好プレーを見せた浅尾だが、着地の際に足を痛めてしまう。2死2塁となり、内川が2球目のストレートをセンター前へ弾き返す!2塁から川崎が生還し、打った内川は2塁進塁!内川のセンター前タイムリーでホークスに大きな3点目!日本一にまた大きく近づいた。
ホークスは8回からファルケンボーグが2番手で登板し、最初の打者・谷繁をフォークで空振り三振を奪うと、続く代打・野本圭を3球全てストレートで空振り三振。そして荒木にはフォークで空振り三振に仕留め、3者連続三振の圧巻リリーフ!
そして9回、この回もファルケンボーグが登板。ところが、先頭の井端への打球が右肘に直撃!強烈な痛みにうずくまり、ベンチに下がるも続投断念。日本一まであと少しの場面でホークスに非常事態発生。森福允彦が3番手で緊急登板。その森福は、森野を遊撃ゴロ、ブランコをライトフライに打ち取り2アウトとします。いよいよあと1アウトとなり、次の相手・和田のところで、秋山監督が動き、森福に代えて攝津正が登板!これは驚いた!攝津は直球で2球連続ストライクと追い込んだ後、3連続ボール。そして3ボール2ストライクの6球目、渾身のストレートで和田を空振り三振で3アウト!最後は攝津が締めて、福岡ソフトバンクホークスが最終戦を勝利し、日本一に輝きました!


日本シリーズ 2011/11/20(日)
ソフトバンク-中 日 7回戦 
(ソフトバンク4勝3敗、ヤフードーム、18:33、34737人)
D 000 000 000  0
H 001 100 10x  3
【投手】
(中)山井、小林正、ネルソン、浅尾、岩瀬-谷繁
(ソ)杉内、ファルケンボーグ、森福、摂津-山崎、細川
【責任投手】
(勝)杉内2試合1勝
(S)摂津3試合1勝1S
(敗)山井2試合1敗


3勝3敗のタイで第7戦までもつれ込んだ「コナミ日本シリーズ2011」は、福岡ソフトバンクホークスが3-0で中日ドラゴンズを下し、4勝3敗で日本シリーズを制しました!ホークスは2003年以来8年ぶり5度目の日本一達成、福岡に移転してからは通算3度目、ソフトバンクになってからは初めての日本一となりました。
シリーズが始まる前は、ホークスがレギュラーシーズンやクライマックスシリーズと同様に圧勝するだろうと思っていましたが、日本一になるのにこんなに苦労するとは思いませんでした。最初の2連戦で連敗すれば、なかなか点が入らず、中日のエース・吉見投手の前に苦しめられました。
先に王手をかけながらも6戦目で逆王手にされ、7戦目が始まる前は、勝てる気がしなかった…。しかし、杉内投手が好投したり、点が入ったときは本当に嬉しかったです。9回の時は今までホークスを応援した中で一番緊張して、テレビの前で手を組んだり合わせたりしてました。最後の大一番で勝って良かった~。
今年は交流戦優勝、ペナントレースで2連覇、11球団勝ち越しの完全優勝、クライマックスシリーズで西武に3連勝して鬼門突破、そして日本シリーズで中日を撃破して日本一。国内で「4冠」を達成。内川選手や細川選手といった新戦力、松田選手の台頭、ベテランと若手が噛み合い、圧倒的強さで完全制覇を成し遂げました。ホークスの勝ち試合でハッピーになった事はたくさんあり、昨年以上に「ホークスファンでよかった!」と誇りに思います。



さて、本日の先発投手・杉内投手は、7回まで打者25人に対して113球を投じ、被安打3・8奪三振・無失点・2与四死球という内容。中日打線を散発の3安打に抑え、毎回のように三振を奪い、谷繁選手から三振を2個奪取。本人も「やっとチームに貢献できた」と話しており、今季は8勝止まり、CSでも10回まで投げて勝ち星なし、この日本シリーズでも前回の登板で1失点。今季ラスト登板で無失点と完璧な内容で日本一に貢献し、優秀選手賞を受賞しました。杉内投手はこのオフにFA権を取得し、行使→移籍の可能性もありますが、できれば残ってもらいたいです。
打線の方はチーム全体で8安打。多村選手と長谷川選手がこの試合2安打のマルチヒットをマーク。スタメンマスクを被った山崎選手は、最初の打席で四球を選ぶと、次の打席では2点目となるライト前タイムリーを放ちました。守備でも杉内投手を上手くリードし、攻守に渡り貢献しました。内川選手は7回に3点目のタイムリーを放ち、2試合連続タイムリーを記録。前半は苦しみましたが、後半になってからヒットが出るようになりましたね。打率の方は.233でしたが、移籍1年目で日本一を経験し、最高のシーズンになったと思います。
そして、今年の日本シリーズのMVPに選ばれたのは、キャプテンの小久保裕紀選手!小久保選手は3戦目から4番に座り、第4戦と第5戦で先制タイムリーを放ちました。打率も7試合で8安打、.320の高打率を残しました。40歳でのMVP受賞は日本シリーズ史上最高齢記録だそうです。MVPは誰がなるのか全くわからなくて、川崎選手、多村選手、森福投手もあるのかなと思っていましたが、まさか小久保選手だとは…。意外でしたね。私だったら今シリーズ5試合無失点、第4戦で無死満塁のピンチを0点で凌ぐ「神リリーフ」を見せてくれた森福投手をMVPに選ぶなあ。無死満塁を0点で抑えたシーンは、このシリーズの最大のターニングポイントだった事は間違いありません。

一方、敗れた中日ドラゴンズは、ホークス投手陣の前に沈黙。特に谷繁選手は7試合で23打数無安打。この試合でも3打席連続三振に倒れました。それに井端選手や森野選手も打率が低迷。チーム全体の打率が.155と歴代ワースト記録を樹立。投手陣では、吉見投手が優秀選手賞を受賞。さすがのホークスも吉見投手には敵いませんでした。中継ぎエースの浅尾投手も素晴らしい投手でした。この試合を最後に落合博満監督退任。落合時代の中日は毎年のようにAクラス入り、2004年から8年間でリーグ優勝4回、日本一1回を経験し、「常勝」のイメージが強かった。これで一つの時代にピリオドが打たれ、来季からは高木守道氏が監督に就任。高木新体制で中日はどう変わるのか?


8年ぶり5度目の日本一を達成した福岡ソフトバンクホークスは、25日から台湾で行われる「アジアシリーズ2011」の出場権を獲得。次はアジア王座獲得で「5冠」を目指します。20日にシリーズ制覇、それから台湾に移動とスケジュール的にも過密かな?とにかく、アジア№1を目指して頑張ってほしいと思います。ホークスの選手の皆さん、日本一おめでとうございます!ホークスは最強で最高!私たちホークスファン一同はすっごい幸せダぁぁ~~っ!来年も日本一になるぞー!!





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1 コメント

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Unknown (kenji)
2011-11-22 22:04:07
優勝おめでとうございます!写真が迫力あります!
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