日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

麺かたコッテリ!FINAL  2009.3.26 PART1

2009年03月31日 | マキシマムザホルモン
ナヲちゃん:「うっ…」、ダイスケはん:「くせえ~」
ナヲ:「今日はヤバい」、ダイ:「早くやろう」
ナヲ:「これは来てますよ!今日のは本当にキツいわ!なんで毎週通ってたんだろうね」
ダイ:「バカじゃないのこの番組。マジバカだから」
最終回のタイトルコールが始まる直前、ダイちゃんたちが異臭に反応しております。それは前回の収録でのセンブリ茶、或いはナベさんの鼻のニオイなのか?ついにこの番組もファイナルを迎えました。このタイトルコールももう聞き納めです…。

3度の飯より飯が好き! マキシマムザホルモンの麺かたコッテリ~!(ブーッ!)
完璧に出来ているのになぜ!?記念すべき放送1回目のモノと聞き比べると、「麺かた」の部分が一緒に言っていることがわかりました。それに声も違いますねぇ。放送1回目の頃を思い出して、もう一度行きましょう!
3度の飯より飯が好き!
マキシマムザホルモンの麺かたコッテリ!

ダイちゃんが「今夜は第182回目ってことですね」この3年半で182回もやっていたのかぁ…。あと18週続けば200回まで行けたのに。「強いて言うなら割り切れる数字ですね。出来る事なら奇数で行きたかった」偶数だから不満なのか?妄想Mステが欠番と言うことで今回は「181回目」、でも本当は182回目なんですけど。「なんとも中途半端な回数で無様に散っていく様子をBayFMの電波に乗せてお送りしていきましょう!」
この番組はロッキンポ殺しで始まったんですよね。あの曲は相当はまりました。麺かたも「解散!」、「次会う時までたくましく生きていくように!それでは解散っ!」ってホームレス中学生じゃん!ナヲちゃんが「ついに最終回が来てしまいました」本当に来ちゃいましたねぇ。もうこの番組もお別れですか…。つらいわぁ。ダイちゃんは「何の寂しさもない」復活が来ることを信じているのね。復活すれば打ち合わせでクラさんのどうでもいいけど面白い話が聞けるそうで。クラさんの近所の学生寮で「ヘクションフゥ~!」とクシャミしていた日体大生も卒業したし…。そういえば、日体大陸上部で大麻&偽札事件がありましたけど、近所の寮で起きたんかな?
今回もスタジオブースの外にはたくさんのホルモン関係者も来ており、高見盛さんは何かを食べています。ダイちゃんによると「VAPの社員は食べ物の近くに座る」らしい。食料だけは確保したいんだ。リーサルウェポンも続々と登場し、敏ちゃんこと山口さんが虎視眈々と狙っている。敏ちゃんはというと、ガンちゃんに興味を持っているようですね。奥さんいるんでしょ?誘惑に負けちゃダメダメ!
前回もたくさんメールを読みましたが、まだまだ読み足りないので、最終回の今回も時間の許す限りコッテラーからのメールを紹介していきます!

①ラジオネーム・千葉県16歳・フレッド・ブラッシー
「まだ麺かたコッテリ聴いたばかりなのに終わってしまうなんてあまりにもショックです。何とか続けられないんですか!?初めて聴いた時、『うわぁ~、始まった』と思いつつ聴いて行き、番組の時間の短さにとんでもなく驚きましたが、その短い時間の中にナヲさんとダイスケはんの会話が詰まっていてとても楽しかったです。あと、FMラジオはチャラチャラしたミュージシャンがおしゃれな番組をしているという勝手なイメージがありましたが、麺かたコッテリを聴いてFMのイメージが変わりました。ありがとうございました」
16歳の高校生がブラッシーという名前を選んだというのは、もしかしてプロレスが好きなんでしょうかね。この番組はFMなのにAMラジオテイストな感覚なんですよ。俺も幼い頃、FMのラジオってDJがひたすら英語を喋りまくっていたという印象がありました。ダイちゃんが「ホルモンはAMの乗りでしょ?」そうだよね~。AMタイプだもん。番組名もなんかAMっぽかったけどなぁ。「チンコの形を作って観賞しよう」ってダイちゃん最後の最後で放送禁止用語言っちゃダメ!収録でも不適切発言はまずいっしょ!「2009年、日本のFMが変わります。日本のタイヤも変わります。ただしこの番組は終わります」うわぁ~ん。「番組を続けるためには、企画書とスポンサーが必要だ」とナヲちゃんが語っていて、スポンサーがいないと番組は成り立たないんですよね。麺かたってずっとCMを一度も流していないし、スポンサーも無かったんです。

②テンパの翔
「今回、麺かたが終わるということで本当に残念です。自分が住んでいるところでは放送されないので、毎週木曜日はPerfumeのラジオを聴き、次の日の金曜日に麺かたをストリーミングで聴くのが定番になっていました。その一つが欠けるのは非常に寂しいです。特に麺かたは1年以上にもなるので、お2人は覚えていないかもしれませんが、逆電をいただき、韓トロに挑戦させてもらい、お2人と喋ることができたので、勝手に親近感を湧かせていただけに残念です。あの時貰った韓国みやげの靴下は、いつの間にか親が履いていてビックリしました!そしてその時一緒に貰ったサインは、自分の部屋の壁に飾ってあります。3年半お疲れ様でした」
あぁ~っ!1年前にしみゆうの韓国みやげが貰えるという「韓トロドン」に挑戦していた翔君が久しぶりに登場してきた!それ覚えてますよ~。たしかテンパっていたけど、最終的に正解したんですよね。いま翔君は高校生になったんかな?

③「どうも!かなり前にニュージーランドの大学に通いながらラジオ聴いていますってなメールを送ったMEGU≒です。読まれた瞬間、ニュージーランド全土が私の悲鳴で揺れました。てへっ。ラジオが終了ですと!?マジですか、マジなんですか!?あぁ気分は最悪絶望ビリーです。このことを聴いたら、テリーだって悲しみますよ!冗談じゃないですよ。この先2人が私のラジオネームを読めずに番組が終わってしまうと困るので、今更ですが教えます。イコールにチョンチョンについたやつは(≒)ニアイコールと読みます。私は今はもう大学を無事に卒業し、日本に帰国して、4月からは新社会人です。ってかもう1か月切ってる!ホルモンのラジオと同じく3月で学生生活も終了です。社会の荒波に巻かれて、でっかくなってきます。ホルモンの2人もさらにでっかくなって(お腹周りは控えて)頑張ってください。以上。
P.S.いつまでも私はあなた達のコッテラーです
MEGU≒さんは「めぐニアイコール」と読むことになるんですね。MEGUさん大学卒業&お帰りなさい!ニュージーランドでの生活はどうでしたか?4月からは社会人と言うことで、一人前のOLを目指して頑張ってください。メールが読まれた時はニュージーランド全土が揺れたって大げさでしょ。
この番組は全世界に配信されていて、イギリスで聴いている人もいました。イギリスやニュージーランドで聴いてますというメールを聴いた時は、世界のどこかにもコッテラーはいるんだなと思いました。

④「ナヲさん、ダイスケはん、スタッフの皆さん、そしてしみゆうこんにちは。初投稿ラジオネーム・マッキンです。たぶん読まれないと思いますが送ってみました。僕は今イギリスにいて、この番組はストリーミングで毎週欠かさず聴いていました。今回の番組終了は本当にショックな出来事で、3月6日の放送を2回も聴いてしまいました。ユーロツアーにはチケットが取れなくて行けず、爪爪爪裏FINALにも行けず、ラジオまで放送終了となってしまいホンマ絶望ビリーです。メールがぎょうさん届いたら続投ないですかね?留学もあと半年ほどなんですが、ダイスケはんのカミカミ+ガラガラ声、ナヲ姉の人妻ボイス無しで乗り切れるか不安です。とにもかくにも3年半、ラジオパーソナリティお疲れ様でした」
こちらはイギリスで聴いていた方ですね。イギリスでも麺かた終了でショックを覚えているみたいで、6日の放送分は2度も聴いてたそうです。昔は日本語のラジオやテレビなんて無理だったけど、インターネットの発達で日本語の番組が見られる、世界はここまで進化しました。「ホルモンも一役を買っていた」ナヲちゃんの言う通り、世界中にコッテラーが生まれました。

⑤ラジオネーム・ミニ四駆
「3月いっぱいで終了なんて、そんなこと言ってタイトル代えて戻ってくるんですよね?だって何もかも中途半端じゃないですか!だからサヨナラは言いません。」
ダイちゃんが「メガ四駆」と言ったことで、ミニ四駆さんは26日を以って「メガ四駆」に改名することになりました。メガ四駆さんはどうも終了に腑が落ちないみたいですね。中途半端って言われてもしょうがないじゃないですか。麺かたは中途半端なスタイルが売りだったんですから。ダイちゃんが「中途半端なままにサヨナラしてやるよ!」、ナヲちゃんは「最初から中途半端なんだよ。ふざけんじゃねえ」とキレた。

⑥「こんばんわ。私は意気消沈と申します。とうとうラジオが終わっちゃうんですね。若干予想してたんですが、寂しいですねえ。失って初めて気がつくってやつですね。私事ですが、4月から半年ほど留学するので、LIVEには当分参戦できませんが、ZEPP大阪や9月以降のライブにはたくさん参戦していきたいので、これからも頑張ってください。
P.S.もしまたラジオが始まってくれたら嬉しいです」
意気消沈さんは4月から留学されるそうで、どこへ行くのかな?海外で成長して帰ってきてね。

ナベさんから「この次が麺かたコッテリのラストメール」という原稿が書かれました。最後のメールは、ダイちゃんとナヲちゃんが待ち続けていたあの人からの投稿です。
⑦「お久しぶりです。プリオです。麺かたコッテリは浪人時代の数少ないというか唯一の楽しみでした。それが終わるというのは何とも感慨深いです。今僕は大学3年生も終わりに近づき、就職活動真っ只中です。履歴書の書き過ぎで、めっちゃ大きいペンダコができました。毎晩それを枕にして寝ています。ですが、今のところ全くうまくいっていません。このままじゃただのあまじゃくれたニートになってしまいます。何かアドバイスください。 P.S.宮崎ステッカーまだですか?」
プリオさんからのメールが来た瞬間、ダイちゃんが興奮すれば、ナヲちゃんは感激のあまり涙が出ました。番組初期は浪人生で、2006年からは大学生になり、今はもうすぐ大学4年生になるんですか。大学に行っている間もこの番組を聴いていたよね?ダイちゃんが「あともう1年番組が続いていたら、今度はまたプリオが社会人になる」そうだよね~。最終回が1年後だったら、プリオと同時に卒業できたのに…。最後にメールを送ってくれたというのが「麺かた」に対する愛情だったんでしょう。彼は番組初期を代表するコッテラーでしたから。
宮崎ステッカーのことを気にされていたそうですが、結局作ることはありませんでした。ステッカーがダメなら宮崎さんを送ろうとナヲちゃんが提案。宮崎さんとの共同生活はダメ?ダイちゃんが「プリオの心に宮崎ステッカーが貼られている」とクールに語り、ステッカーは既に作られていたんだけどねえ。「何かあったら赤いのろしをあげろ」ってボヤ騒ぎになるからやめとけ。


番組を支え続けてきたコッテラーとハガキ職人からの「ありがとうメール」がたくさん送られたんだから、みんな「麺かたコッテリ!」が好きだったんですね。僕も番組開始から3年半ずっと聴いていたので、この番組が終わるのが残念で仕方ありません…。メール紹介はこれにて終了、エンディングとストリーミング延長戦はまた後半にレポートします。




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史上初の父子制覇!ローレルゲレイロが高松宮記念で悲願のGI初制覇

2009年03月30日 | 競馬

春のスプリント王決定戦・第39回高松宮記念(GI)が29日、中京競馬場で行われました。昨年の同レース優勝馬・⑩ファイングレイン、スプリンターズステークス優勝の④スリープレスナイトといった2008年の短距離王者がともに参戦、⑯ビービーガルダン、⑮アーバニティ、⑦アーバンストリートといったステップレースの勝ち馬や、昨年2着の⑨キンシャサノキセキ、⑭ドラゴンファングや⑧ファリダット、⑬ローレルゲレイロといった有力馬も出走し、春の短距離王をかけてフルゲート18頭が中京1200mを駆け抜けました。


レース直前の単勝オッズでは、スリープレスナイトが1番人気(3.5倍)、2番人気にファリダット(6.2倍)、3番人気ローレルゲレイロ(7.6倍)、以下ビービーガルダン(7.9倍)、キンシャサノキセキ(9.0倍)と10倍以下の馬が5頭もいました。
ややばらついたスタートで始まったこのレース、⑱ジョイフルハートが好スタートを見せますが、ローレルゲレイロが徐々に先頭に立ち、3番手集団にはスリープレスナイト、ドラゴンファング、キンシャサノキセキが固まり、8~10番手の位置にはファイングレイン、その後ろにアーバニティがつけます。後方集団では、アーバンストリートが14番手、ファリダットが16番手、最後方には③アポロドルチェ。
前半の600mを33秒台とややスローペースで進む中、ローレルゲレイロがまだ逃げ粘り、外側からドラゴンファング、キンシャサが真ん中からと絶好の位置で4コーナーから最後の直線へ。内側で塞がれていたスリープレスがゲレイロをかわしにかかるが、並ばれたゲレイロがもう一度伸び返す!2頭のマッチレースからゲレイロが残り100mを切ってやや抜け出して先頭でゴール!そして3番手争いは、ファリダットが大外から猛追するが、②ソルジャーズソングと⑤トウショウカレッジがゴール前で①コスモベルを捉えて並んだ態勢で入線しましたが、ソルジャーズソングが僅かに先着して3着になりました。


最終成績&払戻金
1⑬ローレルゲレイロ   1:08.0
2④スリープレスナイト  1/2
3②ソルジャーズソング  1.1/4
4⑤トウショウカレッジ   ハナ
5①コスモベル       1/2
6⑧ファリダット      クビ
7③アポロドルチェ    1.3/4
8⑦アーバンストリート   アタマ
9⑰スプリングソング    アタマ
10⑨キンシャサノキセキ  クビ
11⑭ドラゴンファング   クビ
12⑥ウエスタンダンサー  1/2
13⑪アイルラヴァゲイン  ハナ
14⑮アーバニティ     クビ
15⑫ヘイローフジ     クビ
16⑯ビービーガルダン  1.1/2
17⑩ファイングレイン   1
18⑱ジョイフルハート   大差
単勝 13 760円
複勝 13 230円 4 180円 2 910円
枠連 2-7 730円
馬連 4-13 1,750円
馬単 13-4 4,410円
ワイド 4-13 740円 2-13 5,690円 2-4 3,220円
3連複 2-4-13 35,840円
3連単 13-4-2 191,140円


ローレルゲレイロが逃げ切り勝ちで悲願のGI初勝利を飾り、2009年の春のスプリント王に輝きました。秋春連覇を狙ったスリープレスナイトは直線でかわしにかかりましたが、ゲレイロの粘りに屈して2着惜敗。2番人気のファリダットが6着、ビービーガルダンは16着、昨年の優勝馬・ファイングレインは17着に惨敗、キンシャサノキセキも10着に敗れ、昨年の1,2着馬がともに2ケタ順位という結果に終わりました。
優勝したローレルゲレイロは、父がキングヘイローで、2000年の高松宮記念で優勝したということで、親子でこのレースを制したことになります。高松宮記念で父子制覇を果たしたのはこれが初めてだそうです。ちなみにキングヘイローはこのレースを制した時、息子と同じく7枠13番に入っていました。これは偶然の一致なのか?鞍上の藤田伸二騎手はGI11勝目、このレースでは3勝目を飾り、GIに移行してからは最多勝利数です。まさに「宮記念男」と言えそうだ。
ローレルゲレイロは3歳時にクラシックに挑んだんですが、皐月賞6着、NHKマイルカップで2着、ダービーでは13着に敗れた後に短距離路線に転向しました。短距離でも結果が出ない状況が続いたものの、2008年の東京新聞杯と阪急杯で重賞2連勝を飾ります。宮記念では2番人気に支持されながら4着に敗れ、その後骨折で半年以上休養。復帰後も惜しいレースが続きましたが、ようやくこのレースでGI制覇。実に1年ぶりの勝利となりました。キングヘイローもクラシックで勝てなかった後、短中距離路線で活躍したということで、父と同じ道を歩んでいますね。今後は安田記念に挑戦すると思われます。今回と同様積極的な逃げを見せ、父が成し得なかったマイルGIを制することができるかどうか?安田で勝てば父を超えるかもしれません。
1番人気のスリープレスナイトは、半年の休み明けもあって2着に敗れました。でも左後脚外傷の影響もなく、内容的には悪くなかったので「負けてなお強し」という印象でした。連勝こそは止まりましたが、次戦以降も活躍することは間違いなし。今年もこの馬がスプリント路線の中心になりそうです。昨年の優勝馬・ファイングレインは17着と惨敗。前走の阪急杯に続いての2ケタ順位と不調気味、この馬自体の体力も限界に達しているのか?

来週は阪神競馬場で産経大阪杯が行われます。マツリダゴッホとディープスカイのGI馬が阪神で激突します。マツリダゴッホの2009年初戦は久々の関西でのレース、対するディープスカイは安田記念と宝塚記念に挑戦予定。天皇賞前哨戦でお馴染みのレースなんですが、今年は早くも宝塚記念の前哨戦となりそうです。



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日本VSバーレーン 岡田JAPANホームで貴重な勝ち点3獲得で南アフリカ行きに王手!

2009年03月29日 | soccer

2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会のアジア最終予選を4試合終了時点で、2勝2分け・勝ち点8の2位となっているサッカー日本代表。ここまで無敗なんですが、ホームでは2試合ドローとまだ白星がありません。第4戦となる28日、ホーム・埼玉スタジアム2002でバーレーン代表と対戦しました。バーレーンとは岡田JAPANになってからは2勝2敗の五分、今回の試合で5度目の対決となります。この試合で勝てば南アフリカ行きに大きく前進、負ければ2位以内が厳しくなるかもしれない重要な一戦です。


日本代表のスタメンはこちら
GK 1 楢崎正剛
DF 15 長友佑都
DF 4 田中マルクス闘莉王
DF 2 中沢佑二
DF 6 内田篤人
MF 7 遠藤保仁
MF 17 長谷部誠
MF 10 中村俊輔
MF 16 大久保嘉人
MF 9 田中達也
FW 11 玉田圭司
怪我から戻ってきた楢崎が5か月ぶりの先発、中盤は俊輔・大久保・長谷部の海外組が先発し、FWは玉田の1トップとなりました。

日本は試合開始から攻め立てます。開始1分に大久保のパスを受けた田中達也が突破を図りますが、相手DFに阻まれると、3分には右サイドを抜け出してシュートを放つも、ゴール右に外れました。9分、大久保が倒されてFKを獲得。右寄りの位置からのFKを俊輔が蹴りこみ、中澤と闘莉王が飛び込んでいきますが、バーレーンDFがクリアします。
バーレーンは14分、カウンターからチャンスを作ると、クリアボールのこぼれ球を拾った後にファタディがミドルを放ちますが、左に外れてゴールならず。16分、日本はFKを遠藤が狙うもバーを大きく越える。22分に左サイドの深い位置、ペナルティエリア付近でのFKを遠藤が低いボールを入れるも壁に激突。25分には左CKを中澤が頭で合わせ、ゴール枠内を捉えたんですが、相手DFがゴールラインのところでクリア。バーレーンDFに阻まれて惜しくもゴールならず。28分、達也が俊輔のパスを受けた達也が狙うも相手にブロックされる。
その後も日本が試合の主導権を握りますが、バーレーンの堅い守備の前にシュートも簡単に打てず、得点も奪えません。32分に闘莉王がペナルティエリア内に進入し、パスを受けた大久保がドリブルを見せるが相手に倒されます。おまけにホイッスルは無し。大久保は36分にシュートを放つもダメ。前半終了間際の42分、俊輔のスルーパスから玉田が抜け出すも、バーレーンの守備を破れません。結局前半は0-0で終了。積極的に動くもゴールに結びつくことができず。

エンドが変わった後半、開始直後に玉田が中央で倒されてFKを獲得。ペナルティエリア手前でのFKを遠藤が止めた後に俊輔が左足で狙う。ボールはマルズーキの頭に直撃した後、ボールはゴールへ吸い込まれ、バーレーンGKサイド・ジャファルの頭上を越えてゴールイン。日本がようやく先制点を挙げます!勢いに乗る日本は7分、俊輔スルーパス→内田→長谷部とつないだ後、達也が右足で狙うが、シュートは全然ダメでした。対するバーレーンは反撃を試み、4分にアブドゥルラハマンがミドルを狙うも楢崎にキャッチされ、8分にはファタディのミドルを中澤がクリア。9分にFKのチャンスを獲得しますが、こぼれ球を楢崎がキャッチ。
日本は10分、カウンターからフリーの内田へロングパス、内田がエリア内で受けるもシュートに持ち込めず、相手GKがキャッチします。13分、俊輔が達也にパスを出し、達也がドリブル突破からシュートを放ちますが、GKの好セーブに阻まれる。18分、バーレーンはフバイルのクロスを闘莉王がクリア、こぼれ球を繋いだ後にフバイルがシュートを狙うも日本守備陣が同点を阻止。直後に日本がカウンター攻撃を発動し、玉田のドリブル→右サイドの内田へパス→受けた内田はシュートを狙うが、バーに弾かれてしまう…。これは惜しすぎる!
バーレーンは30分に最初の選手交代、オマルを下げてアブドゥラ・アブディを投入。対する日本は31分に長谷部に代えて橋本英郎、34分には玉田→松井大輔と相次いで投入します。34分に日本は大久保がシュートするもGKにキャッチされます。40分に松井がドリブルで相手をかわしてパスを出すも、味方にはつながらず。バーレーンはロスタイムにサルマン・イサがシュートを撃つが、日本にとっては危ないシーンには至らず。最後はボールキープして試合終了。日本がバーレーンに1-0で勝利をおさめました。


岡田JAPANがホーム3戦目でようやく白星を挙げました。前半はバーレーンの守備の前にゴールが生まれず、それにシュートに持ち込めないというのが続きました。後半早々に俊輔選手のFKでようやく1点を先制、その後は決定的シーンがあったものの追加点が奪えず。1点を守りきっての勝利でしたが、本音で言えばもう少し得点が欲しかったですね。前半の中澤のボンバーヘッドは相手がいなかったらゴールになっていたし、後半19分の内田のシュートがバーに弾かれたのは本当に惜しかった。あと2点は取れていたんだけどなぁ~。
攻撃陣はいまいちだったんですが、守備陣はバーレーンを完封。アフリカ人帰化トリオに何も仕事をさせなかったというのは評価したいところです。闘莉王選手は頭部の負傷の影響もなく、前半には攻撃に参加したりしていました。ちなみにこの試合、青色のテーピングをしていたそうです。日本代表を意識していることは確かです。浦和レッズだと赤いテーピングなのか…?久々に先発した楢崎選手は安定した守備でバーレーンのゴールを阻止しました。やはり楢崎さんがいると安心しますね。

これで日本は5試合を終えて3勝2分け・勝ち点11となり、勝ち点10の豪州を上回って暫定首位に立ちました。ホームでの重要な一戦を白星で飾り、勝ち点3を獲得したのは大きいんじゃないかな。次の試合に勝てば、W杯出場が決定となるそうです。もしかしたらドイツW杯と同様、一番乗りで決まっちゃったりして…。今後の試合を考えたら、最終戦のオーストラリア戦を前に南アフリカ行きを決めたいですねえ。その後、豪州戦に勝って1位通過決定という理想的な展開を望みたい。
日本戦以外のアジア予選も各地で行われ、グループ1のもう1試合、タシケントでのウズベキスタンVSカタール戦は、ホームのウズベキスタンが4-0でカタールに快勝。韓国がお休みのグループ2では、北朝鮮がホームでUAEに2-0で勝利。勝ち点10で首位に立ちました。でも残り3試合で韓国・イラン・サウジアラビアと難敵が続くので、北朝鮮が南アフリカの切符を手にできるかはまだわかりません。
グループ1では、日本が首位、2位・豪州と続き、勝ち点4でウズベキスタンとカタール・バーレーンが並んでいますが、得失点差で3位にウズベキスタン、カタールが最下位となっています。日本がお休みとなる4月1日は、バーレーンVSカタール、豪州VSウズベクという組み合わせ。日本は次戦、6月6日にアウェー(タシケント)でウズベキスタンと対戦。勝てばW杯出場が決まる大一番です。ウズベク戦も勝利して、みんなでW杯出場の喜びを分かち合いたい!WBCで連覇した侍JAPANに続け岡田JAPAN!



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松田が2試合連続のサヨナラ打!なんか神懸かってるぅ~。

2009年03月28日 | HAWKS

オープン戦5連勝とペナントレース開幕前なのに波に乗っている福岡ソフトバンクホークス。27日から広島東洋カープとの3連戦がスタートしました。最後の3日間も勝ち越して開幕に臨みたいところです。初戦となった27日は、開幕投手の和田毅が先発しました。

初回、和田は先頭打者に3塁打を浴びていきなりピンチを迎えると、続く東出にレフト前タイムリーで1点を失います。この後、WBC代表・栗原健太を2塁併殺打に打ち取って何とか1点に留めました。その裏のソフトバンクの攻撃は、先頭の本多が内野安打で出塁し、森本学の犠打で1死2塁としますが、松田と松中がともにライトフライに倒れて同点ならず。2回、小久保がセンター前ヒットで出塁すると、続くアギーラが広島先発・ルイスから左中間への特大2ランを放って逆転に成功します。
逆転の援護を貰った和田ですが、3回に連打で無死1,2塁のピンチを招き、東出の犠打で1死2,3塁となり、梵英心に左中間への2塁打を許して逆転されてしまいます。なおも追加点のピンチとなりますが、栗原の場面で2塁走者・梵を牽制タッチアウトさせました。4回に広島打線を3者凡退に抑えると、5回には3者連続三振でリズムを取り戻しました。
和田の3連続三振で流れが変わったのか、ホークスはその裏、先頭の田上がバックスクリーンへのソロ本塁打で同点に追いつくと、1死後に本多がセンター前ヒットと盗塁を決めて、途中出場の長谷川勇也が四球を選んで1,2塁と再逆転のチャンス。この場面で松田がライトスタンドへの3ランで逆転!この回ルイスから2本のホームランを放って4点を奪い、再びホークスがリードします。
しかし、ソフトバンク中継ぎ陣がこのリードを守りきれません。7回に3番手で登板したファルケンボーグが1死からシーボルに3塁打を打たれると、天谷の3塁ゴロの間に1点を失います。8回には4番手の久米勇紀が1死から3連続四球で満塁の大ピンチを迎え、5番手・篠原が嶋重宣にセンター前の2点タイムリーを浴びててしまい、6-6の同点となりました。この悪い流れを断ち切ったのは、9回に7番手で登板した摂津正でした。先頭打者にヒットを許しますが、相手の犠打を小久保が2塁封殺、赤松の遊撃フライ→ダブルプレーと広島の相次ぐ走塁ミスで勝ち越しを阻止しました。
ソフトバンク最後の攻撃となる9回裏、先頭の高谷がライト前ヒットを放つと、本多がキッチリと送りバントを決めて1死2塁とサヨナラのチャンス。ここで中西健太の場面で、広島4番手・ドーマンがボークを取られ、高谷の代走・城所龍磨が3塁まで進みます。中西凡退で2死となり、松田が倒れれば負けに等しいドローで試合終了の場面でしたが、松田はドーマンの初球をセンター前に弾き返すサヨナラタイムリー!ソフトバンクがシーソーゲームを制して2試合連続のサヨナラ勝ち!オープン戦6連勝です!


ソフトバンク-広 島 (ヤフードーム、18:00、26414人)
C 102 000 120  6
H 020 040 001x  7
【投手】
(広)ルイス、林、梅津、ドーマン-石原
(ソ)和田、三瀬、ファルケンボーグ、久米、篠原、藤岡、摂津-高谷
【責任投手】
(勝)摂津9試合3勝3S
(敗)ドーマン6試合1敗
【本塁打】
(ソ)アギーラ2号2ラン(2回、ルイス)、田上2号ソロ(5回、ルイス)、松田4号3ラン(5回、ルイス)


ソフトバンクホークス、この勢いは止まりません!松田選手が2試合連続のサヨナラ打を放ち、チームも6連勝!広島とのオープン戦首位攻防戦第1ラウンドを白星で飾りました。この試合は広島先発・ルイスから3本のホームランを叩き出し、2回にアギーラ、3回には田上と松田が放ちました。この試合のヒーローの松田は、5打数2安打4打点と活躍しました。自身も2試合連続本塁打と絶好調ということで、最高の形で開幕戦を迎えそうです。2回に本塁打を放ったアギーラは、5試合連続安打と好調。ようやくというべきか、日本の野球に慣れてきた感じです。レギュラーシーズンも期待してます。
この日の先発・和田は、5回まで打者18人に対して81球、被安打5・6奪三振・1四死球・3失点という内容でした。3回まで走者を出すという苦しい状態でしたが、4回に調子を取り戻し、最後のイニングとなった5回には3者連続三振の好投を見せました。オープン戦では4試合投げて白星なし、不安を残す面もある一方で、広島戦で復調の兆しを見せたという明るい面も見えました。開幕戦はどんなピッチングを見せられるのか?
和田の後を受けた中継ぎ陣は、明暗がはっきりと分かれた形となりました。2番手の三瀬投手は、6回に広島打線を3者凡退に仕留めれば、9回に登板した摂津投手も無得点に抑え、その裏のサヨナラ勝ちで白星を挙げました。オープン戦では9試合で3勝3セーブ、しかも無失点の好投。馬原投手がアメリカに行っている間に代理クローザーも務めたりと中継ぎ&抑えで奮闘、無失点のピッチングが続いているから、開幕1軍はほぼ決まりでしょう。残念だったのが、8回に登板した久米と篠原の2名。久米は3連続四球、篠原は嶋に同点タイムリーを打たれました。2人とも摂津さんを見習ってくださいよ…。
土曜日は広島との第2ラウンド、新垣渚投手が登板予定となっています。右ひじの手術から復活を目指していますが、先週の中日戦では制球難で3回6失点と悲惨なものでした。2度目の先発となる28日は、完全復活をアピールするような投球を見せてもらいたいものだが…。



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ホルモンがテレビ埼玉と決別!?

2009年03月27日 | マキシマムザホルモン
マキシマムザホルモンが26日、テレビ埼玉の音楽番組「HOT WAVE」にVTR出演。「HOT WAVE」が26日に最終回を迎えたということで、ダイスケはんとナヲちゃんが番組にお別れと感謝のコメントが語られていました。

ナヲ:「HOT WAVEをご覧の皆さんこんばんわ!」
ホルモン:「3度の飯より、飯が好き!マキシマムザホルモンです!」
ダイ:「ホルモンでーい!飴玉出しまーす」(汚いわ!麺かたでもよくあったわそんなの)
ナヲ:「最初から出してから挑んでくださいね」(そうですよ~。ダイちゃん飴ちゃん舐めきれぇ)
ナヲ:「はい、というわけでですね、そんな気持ちでねHOT WAVEが終了ということで」
ダイ:「えっ!?マジでですか?」 ナヲ:「終了です」
ダイ:「もう癒着してくれないんですか?」
ナヲ:「癒着も終了ということで」(たぶんそうだと思いますが…)
ダイ:「てかもう癒着したくなくなったから終わったっていう体でホルモンに伝えとけみたいないなことではなく」
ナヲ:「それも若干ね、若干感じるところではありますが…」(そんなことはないでしょう)
ダイ:「HOT WAVEの、番組の屋台骨的存在であったような満腹ガールがいなくなったことが一番の問題じゃないかな」
(結婚で寿退社でしたから)
ナヲ:「お子もリリースされたそうで」(無事赤ちゃんも出産されたようで。おめでとうございます)
ダイ:「あの辺からやっぱねえ、要するにその…土台がいなくなったもんで、たぶんスタッフ間がギクシャクしたんだろうね」
ナヲ:「そうだよね。HOT WAVEといえば温泉に行ってもらったりとか」 ダイ:「そうですよ~」
(あ~、恋のメガラバ発売記念で癒着ルート鬼怒川温泉スペシャルというのをやってましたね)
ダイ:「楽しかったですねアレね」 ナヲ:「面白かったですよ」
(お菓子の城や日光江戸村とかにも行ってましたよね)
ダイ:「泊まりでカラオケボックスで、普通にみんなで楽しんだもん。あんなにだってシャカラビッツ歌ってたもん」(シャカラビ歌ってたんだ)
ナヲ:「ありましたけども。そんな思い出のある番組が遂に終わってしまうということで」
ダイ:「う~ん、どうなんすかね。まあ僕の家テレ玉映れへんからねえ。どーだってええねん正直」(テレ玉さんに失礼ですよ!地デジ買ってもダメ?)
ナヲ:「ハハハ!こらこらこら。いつも埼玉で見てたじゃない」
ダイ:「あ~そうですか…」(そう言って頭抱える)
ナヲ:「いけねえ、いけねえ。本当のこと言わないと。でも皆さん安心してください。4月からマキシマムモザホルモンが」(噛むなよ~)
ダイ:「ハハハ。おまえ10年間やってるんだからそこ噛むなよ!」(ナヲちゃんは「パァ~」でおどけてみせた。反省してんのかい?)
ナヲ:「まあ何らかしらの形でまた、テレ玉と」
ダイ:「4月からはちょっとWAVEという番組を」 ナヲ:「やらせていただければな」(そんな番組はありません!)
ナヲ:「また癒着も続けて行ければいいかなと思っておりますので、ぜひとも頑張っていって」
ダイ:「4月になりましてもぜひ、テレ玉をよろしくお願いします!」
ナヲ:「2分程度にまとまらなかったんですけど、すいませんよろしくお願いします!」
ダイ:「いい感じに使ってください」
ナヲ:「HOT WAVE今までありがとうございました!」 ダイ:「ありがとうございました」

ホルモンとHOT WAVEの関係は非常に深く、ゲストで登場すれば、不定期で「癒着ルート」というコーナーを持っていましたね。鬼怒川ロケの他にも「ホルモン雑」という焼肉屋でドッキリ企画をやり、昨年の大みそかには2008年から2009年への「年またぎ」を担当することもありました。
HOT WAVEが終わったから、ホルモンもテレ玉を卒業するのかという考えを持っている人もいると思いますが、4月以降もホルモンはテレ玉にたまに出ますので、埼玉在住の皆さんご安心ください。来週の4月2日に『MUSI☆MANIA』という新番組にダイちゃんが登場し、メタルをテーマにしたトークを繰り広げるみたいですよ。できればこの番組もレポするのでお楽しみに。
そして4月17日には、ダイちゃんとナヲちゃんが「タモリ倶楽部」に3たび出演することになりました!「叩けるものを全て叩く」というテーマで、ナヲちゃんたちがあらゆる物を叩きまくります。男勝りのドラムプレイを見せているナヲちゃんもドラマーとしての血が騒ぎそうだ。ナヲちゃんのパフォーマンスにも期待しよう。


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大隣が復活マウンド!松田サヨナラ弾で阪神に3タテですっ!

2009年03月27日 | HAWKS

今回は久々に福岡ソフトバンクホークスのネタです!ここ最近WBCのことばっかりで、オープン戦の情報なんて考えてませんでしたよ。でも、パソコンでちょくちょく試合動向をチェックしていたけどね。WBCも終わったことで、ようやくホークスネタに取り組めます。ここ最近のソフトバンクはオープン戦4連勝中で、24日からヤフードームで阪神タイガースとの3連戦がやっていますが、2試合を終えて2連勝と勝ち越しを決めました。最終戦となる26日は、左ひじ痛の手術から復帰した大隣憲司投手が先発しました。

大隣は初回、阪神の上位打線を3者凡退に抑えると、2回も簡単に3人で仕留める上々の立ち上がりを見せます。3回に2死から平野恵一にセンター前ヒットを許しますが、赤星憲広を1塁ゴロに打ち取りました。その後も阪神打線を相手に無失点の好投が続きますが、6回に1死から葛城育郎のヒットの後、関本健太郎に右中間への2塁打を浴びて1点を失ってしまいます。大隣は鳥谷敬に四球、金本知憲のライト前ヒットを許したところで降板しました。
さて試合の方ですが、2回に1死から小久保裕紀がレフトへの2塁打を放つと、2死後に中西健太が阪神先発・能見篤史からセンターオーバーのタイムリー3塁打を放って1点を先制します。3回以降は能見の前に追加点が奪えず、6回まで9個の三振を喫してしまいました。投手陣では、2番手の柳瀬明宏が阪神の流れを断ち切ると、7回に藤岡好明、8回に神内靖、9回にジャマーノの投手リレーで阪神に勝ち越し点を与えず。9回裏、1死後に松田宣浩がレフトスタンドへのサヨナラ本塁打で試合終了。ソフトバンクが阪神に3タテ、オープン戦5連勝と絶好調です!


ソフトバンク-阪 神 (ヤフードーム、18:00、24219人)
T 000 001 000   1
H 010 000 001x   2
【投手】
(神)能見、藤田、江草、阿部-岡崎、狩野
(ソ)大隣、柳瀬、藤岡、神内、ジャマーノ-高谷、山崎
【責任投手】
(勝)ジャマーノ5試合1勝
(敗)阿部6試合1敗
【本塁打】
(ソ)松田3号ソロ(9回、阿部)


というわけで、福岡ソフトバンクホークスが松田選手の一撃で阪神にサヨナラ勝ち、交流戦前哨戦を全勝で飾りました。オープン戦の通算成績は21試合を終えて13勝7敗1分け、勝率.650で貯金6。勝利数では12球団トップですが、勝率では現在2位です。オープン戦で5連勝とチームも上昇気流に乗っていて、秋山イズムが浸透しつつあります。
今回先発した大隣投手は、6回途中まで81球・5安打・4奪三振・1失点という内容。ひじの不安については問題なく、開幕も問題ないと語っていたので、今回の内容からすれば開幕ローテーション入りは決定的だと思います。大隣投手が開幕に間に合うということで、チームにとって明るい材料といえそうです。中継ぎ陣では、柳瀬→藤岡→神内→ジャマーノの投手リレーで阪神打線を封じました。特に4番手で登板した神内投手は、2つの三振を奪うピッチングを見せました。
福岡ソフトバンクのこの後の予定は、27日から広島東洋カープでの3連戦が行われます。ホークスのオープン戦も残り3試合、広島も3タテして最高の形で4月3日を迎えたいところです。

P.S.Yahooさん、オープン戦の動画配信をどうしてやらないんですか?


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感動は醒めやらず・・・。29人の侍が堂々と凱旋

2009年03月26日 | Sports

侍JAPANがWBC連覇を果たしてから一夜が明けました。決勝戦はみなさん興奮したり、心臓が悪くなりそうになったり、感動した方も多かったでしょう。一夜明けた25日に日本代表の選手たちが成田空港に凱旋帰国、記者会見では村田修一選手も駆けつけてきました。

帰国前にロサンゼルス市内のホテルで行われた記者会見で、原辰徳監督は「日本中で応援してくれたファン、ロサンゼルスの大地、空気すべてに感謝の気持ちでいっぱい」と語れば、延長10回に優勝を決めるタイムリーを放ったイチロー選手は、「最後においしいところだけをいただいて、本当にごちそうさまでした」で会場内を笑わせました。前回大会同様チームを引っ張り続ける存在なのに、足を引っ張ってしまうという日が続きましたが、最後の最後で最高の仕事を果たしてくれましたよね~。川崎宗則選手は「イチローさんがユンケルを飲むのは、試合の1時間前だということがわかったこと」。イチローがユンケルを飲んでいるところをチラッと見てたのか?
2大会連続MVPの松坂大輔投手は、「1カ月間、こんなに楽しくなるとは思わなかった。試合を重ねるにつれ、チームはまとまってきた」とWBCを振り返り、田中将大投手の「背番号18をくれ」に関しては「ずっと前から渡さない」と断固拒否。今大会3勝でMVPを飾ったんだから、やはり日本の18番は松坂投手ですよ。中継ぎエースとしての活躍を見せた杉内俊哉投手は、「慣れないポジションだったので出番が回ってこないようにと思っていた」と本音を口にしていましたが、試合では常に好リリーフを見せ、5試合で失点0の内容で優勝に貢献しました。特にキューバとの敗者復活戦で3イニングをパーフェクトに抑えたというのは素晴らしかったです。
チャーター機に乗り込んだ後、午後9時近くに成田空港に到着。ロビーに入ると出迎えに来たファンの大歓声を受けていました。帰国後の会見では、決勝で好投した岩隈久志投手が「決勝は楽しんで投げられたけど、今はたっぷり疲れを感じている」、ダルビッシュ有投手は「最後の瞬間は無我夢中だった。三振をとり、試合が終わったな、これで優勝したんだな、と思った」と優勝したことを改めて実感していました。岩隈投手は久々の日本代表で、本番ではキューバと韓国の強打者を打たせて取る投球を見せました。もし決勝で勝利投手になっていたら間違いなくMVPになっていたでしょう。また、4度目の日韓戦で右太ももの肉離れを発症して離脱した村田修一選手も会見に参加。原監督から金メダルを首にかけられると「重たいです」と笑顔で語りました。

侍JAPANのWBC優勝記念セールも各地で行われ、イトーヨーカドーは27日までの3日間、最大で20%キャッシュバックという返金セールを実施。セブンイレブンは29日まで揚げ物10%、パンは20円値引きします。マクドナルドは「世界をつかんだ!キャンペーン」と題して、ハンバーガー系のメニューが20円~120円引き。通常100円のハンバーガーは80円、ビッグマックとベーコンレタスバーガーは200円で食べられます。なお、えびフィレオとチキンフィレオは値引きしません。
決勝戦の視聴率は、関東地区で36.4%と昼間の時間帯で高視聴率をマーク。最高瞬間視聴率では、ダルビッシュ投手が同点打を打たれたシーンの45.6%でした。夜9時からのダイジェスト版では25%台と高記録。全試合を通じての最高視聴率は、20日の2次ラウンド順位決定戦・日本VS韓国戦の40.1%。20日は祝日だから40%台、決勝は40%台とはいきませんでしたが、平日でもこれだけの数字を叩き出したのは凄いですね。
侍JAPANはこれにて解散。次からは所属先のチームに戻って、4月3日の開幕戦に向けて調整を進めていきます。選手の皆さんお疲れ様でした。そしておめでとうございました。



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侍JAPAN韓国との激闘を制し、WBC2連覇達成!

2009年03月25日 | Sports

遂にWBCも決勝戦!連覇に王手をかけたWBC日本代表は、決勝で韓国と今大会5度目の対決。この試合の勝者が野球世界一の座に輝くという頂上決戦、日本にとっては絶対に負けられない戦いです。両チームの先発は、予想通り日本が岩隈久志、韓国はボン・チュングンという組み合わせになりました。2勝2敗のイーブンで迎えた日韓最後の対戦は、延長戦までもつれ込む激闘となりました。


決勝戦のスタメンはこちら。
  日本            韓国 
1(右)イチロー        (中)イ・ヨンギュ
2(遊)中島裕之       (指)イ・ジンヨン  
3(中)青木宣親       (左)キム・ヒョンス
4(捕)城島健司       (一)キム・テギュン
5(一)小笠原道大      (右)チェ・シンス  
6(左)内川聖一       (三)イ・ボムホ
7(指)栗原健太       (二)コ・ヨンミン
8(二)岩村明憲       (捕)パク・キョンワン
9(三)片岡易之       (遊)パク・キヒョク
 (投)岩隈久志       (投)ボン・チュングン
日本は決勝で打順とメンバーを入れ替えてきました。城島がWBC2度目の4番に入り、福留孝介をスタメンから外して、青木が3番・センター、内川が6番・レフトに入りました。追加招集・栗原が7番DHでスタメン出場、片岡が9番・三塁手で先発です。


日本は初回、先頭のイチローがセンター前ヒットで出塁すると、中島の犠打で2塁に進みます。青木が凡退した後、城島が四球を選んで2死1,2塁となりますが、小笠原が2塁ゴロに倒れて2者残塁で無得点スタート。その裏に岩隈がマウンドに上がり、韓国打線をわずか10球で3者凡退に打ち取る上々の立ち上がりを見せました。
2回、日本は2死から岩村の死球と片岡のヒットで1,2塁と再びチャンスとなるも、イチローが1塁ゴロに凡退しまたもチャンスを逸します。3回、中島が内野安打の後、青木の2塁手正面の当たりが2塁手のグラブを弾いてライトへ。記録は2る手のエラーで無死1,2塁と3たび先制のチャンス。城島遊撃ゴロ→青木封殺で1死後、小笠原がチュングンの3球目のチェンジアップを上手くライト前に運ぶタイムリーヒットで日本が先制します。この後、内川のライト前ヒットで1死満塁と追加点のチャンスでしたが、栗原が三塁併殺打に倒れて追加点ならず。しかし、日本が決勝戦で先制点を奪いました。
岩隈は2回と3回も韓国打線を3者凡退に抑え、3回まで30球投げてパーフェクトピッチング。4回も韓国の上位打線を簡単に2死を取りますが、ヒョンスのセンター前ヒットで初めて走者を許します。しかし、テギュンをレフトフライに打ち取ってこの回も0点。岩隈が韓国を沈黙し続けます。
5回、先頭の中島が四球で出塁、続く青木がライト前ヒット、1塁走者・中島は3塁まで進み、ヒットエンドラン成功で無死1,3塁。この一撃でボン・チュングンをKO。追加点の絶好の場面を迎えた日本ですが、城島と小笠原が韓国2番手チョン・ヒョンウクの前に連続三振。小笠原のところで青木が盗塁するも、2塁でタッチアウトとなり三振ゲッツー。追加点のチャンスを逸した日本はその直後、岩隈が先頭のチョ・シンスにバックスクリーンへの一発を浴びて同点に追いつかれてしまいます。三振ゲッツーと本塁打で流れが韓国に傾き、1死後にコ・ヨンミンがレフト前ヒットで2塁を狙うが、左翼手・内川が好返球を見せてヨンミンを2塁憤死。内川のファインプレーで悪い流れを断ち切りました。
6回に韓国がジンヨンが三振に倒れると、1塁走者・ヨンギュが2塁を狙うも城島が強肩で盗塁を阻止して三振ゲッツー。やられたらやり返す!日本は7回、先頭の片岡がレフト前ヒットを放つと、イチローの場面で盗塁を決めて無死2塁とします。イチローはバントを見せると、3塁線へ上手く転がして内野安打。無死1,3塁の場面で、中島がレフト前タイムリー!日本が3連打で勝ち越しに成功します。8回には1死から内川のヒットと稲葉の2塁打で2,3塁とすると、岩村のレフト犠牲フライで1点を追加。8回表を終えて3-1と日本が2点リードします。
岩隈は7回に4度目の3者凡退に抑えますが、8回に先頭のボムホにライトへの2塁打を浴びると、1死3塁の場面で韓国代打・イデホの犠牲フライで1点を返されます。続くキヒョクに四球を与えたところで降板。それでも韓国打線を抑え続ける好投を見せてくれました。日本は2番手に杉内俊哉が登板。長打が出れば同点とされる場面で登場した杉内は、ヨンギュに対してカウント1-3としますが、5球目をレフトフライに打ち取って同点のピンチを阻止しました。
日本が1点リードで迎えた9回、8回2死から登板した杉内が続投しようとするが、韓国の右の代打が出たところで交代。3番手に前日の米国戦の9回に登板したダルビッシュ有が登場。ダルビッシュは先頭のチョン・グンウを三振に仕留めて1死としますが、ヒョンスとテギュンに連続四球を与えてピンチを招きます。重圧に苦しむ場面でチョ・シンスを空振り三振で2死、優勝まであと1人!しかし、イ・ボムホにスライダーをレフト前に弾き返され、2塁走者が生還して同点に…。試合は3-3の同点、優勝の行方は延長戦にもつれ込みました。
延長10回、日本は先頭打者・内川がライト前ヒット、稲葉犠打の後、岩村のヒットで1死1,3塁と勝ち越しのチャンス。ここで日本は片岡に代えて川崎宗則が代打で登場しますが、遊撃フライに倒れて2死。2死1,3塁となり迎えるバッターはイチロー。侍JAPANを引っ張り続けてきた男が、この一番でやってくれました!韓国4番手イム・チャンヨンの8球目をセンター前に弾き返すタイムリーヒット!内川と岩村が生還して2点を奪います!日本に大きな2点が入ったその裏、ダルビッシュが続投。先頭打者を四球で歩かせますが、チェ・ジョンを三振、ヨンギュをレフトフライに打ち取って2死とし、最後はグンウをスライダーで空振り三振に仕留めてゲームセット!日本が5-3で韓国を降し、WBC2連覇達成です!


2009/03/23(月) 韓国-日本 (ドジャースタジアム、18:38 日本時間:24日 10:38)
JPN 001 000 110 2  5
KOR 000 010 011 0  3
【投手】
(日)岩隈、杉内、ダルビッシュ-城島
(韓)奉重根、鄭現旭、柳賢振、林昌勇-朴勍完、姜ミン鎬
【責任投手】
(勝)ダルビッシュ1勝
(敗)林昌勇1敗


侍JAPANがロサンゼルスで向かう港であるチャンピオンに辿り着きました!決勝戦で宿敵・韓国に延長の末5-3で競り勝ち、2大会連続でWBC日本代表が野球世界一に輝きました!先発の岩隈投手が8回途中まで韓国打線を2点に抑えれば、ここまで調子が良くなかったイチロー選手が4安打の活躍を見せました。
岩隈投手は7回2/3を投げ、韓国の打者27人に対して97球、被安打4・6奪三振・1四死球・失点2・自責点2・被本塁打1という内容。序盤の3イニングは韓国打線を完璧に抑え、中盤以降は走者を出しながらも打たせて取る投球を見せ、3者凡退に抑えたイニングも4度もありました。9回に同点に追いつかなければ岩隈が勝利投手、MVP候補に挙げられていたんですが…。ダルビッシュは9回に2死1,2塁の場面で同点タイムリーを許しましたが、10回には韓国の反撃を阻止。2回を投げて5つの三振を奪って勝利投手になりました。
打線の方はチーム全体で15安打を放ち、イチローが6打数4安打2打点と大活躍。7回の第4打席で見せたバントヒットを見せると、最後の打席ではセンター前への決勝タイムリーを放ちました。準決勝までは苦しい打撃が続いていましたが、決勝で完全復活し、最後はここ一番で仕事を果たしました。やはりイチローは本当にやってくれる男です。イチロー以外にも内川が3安打、中島と片岡がともに2安打放って優勝に貢献しました。
大会MVPには松坂大輔投手が2大会連続で選ばれました。松坂投手はこの大会に3試合登板し3戦全勝、防御率2.45、13奪三振という成績を挙げました。本人は「今回は僕だとは思わなかった」と語りましたが、3勝という成績は立派ですよ。岩隈投手もMVPクラスの投球を見せたんですが、韓国戦で黒星を喫したこと、決勝戦で勝利投手になれなかったことでMVPにはなれず。決勝でもいいピッチングをしたんですから、岩隈投手にもMVPをあげてほしかった…。
私も決勝戦をライブで見まして、岩隈が好投している時は安心して見ることができ、タイムリーが出た時は拍手、打てなかったときはため息とツッコミを入れてました。試合が徐々に進み、韓国の反撃ムードになった時は心臓がドキドキするようになり、ダルビッシュが苦しんでいる時はあまりにも怖くて見れなかったので、ミヤネ屋の陣内さんの離婚会見に切り替えていました。だって心臓に悪そうな場面だったし、陣内さんがどんな事を語るのか気になってたんですよ。WBCに戻すと、イチローが決勝タイムリーを打った時は本当に嬉しくなり、侍JAPANの連覇の瞬間を見たときはもう最高で、嬉し涙は出ないけど大いに感動しました。

日本代表は今回のWBCで9試合戦って7勝2敗という成績でした。連覇までの道のりを振り返ると、
第1戦:日本4-0中国
コールド勝ちが予想された試合で4得点、貧打が解消されず不安なスタート。
第2戦:日本14-2韓国
キム・グァンヒョンから2回まで7得点を奪い、村田修一と城島の本塁打もあって7回コールド勝ち。 
第3戦:日本0-1韓国
東京ラウンド順位決定戦でボン・チュングンの前に1点も奪えず。東京ラウンド2位通過。
第4戦:日本6-0キューバ
松坂が8奪三振の好投を見せれば、3回に3点を奪ってキューバに完封。
第5戦:日本1-4韓国
ダルビッシュが初回に3失点、打線はまたもボン・チュングンに阻まれる。
第6戦:日本5-0キューバ
負ければ終わりの一戦で、岩隈が6回無失点、2番手の杉内はパーフェクトピッチングでキューバ打線を沈黙。打っては青木が4安打の活躍。
第7戦:日本6-2韓国
サンディエゴラウンドの順位決定戦。2回に内川がホームランを放つと、8回に小笠原と岩村のタイムリーで3点を奪って韓国戦の連敗をストップして1位通過を決めた。
準決勝:日本9-4アメリカ
先発の松坂が苦しみながらも2失点。4回に一気に5得点を奪うと、8回には3点を奪ってアメリカに快勝。
決勝:日本5-3韓国
延長10回にイチローが決勝タイムリーを放って勝負あり。
韓国とは5度対戦して3勝2敗と勝ち越し。韓国に負けるのは本当に嫌だったので、韓国に勝って連覇を決めたのは本当に嬉しかったし正直ホッとしました。キューバには2試合連続完封勝ち。強打のキューバ打線を沈黙させたというのは本当にすごいし、日本の投手力が証明された形でした。準決勝のアメリカ戦は、3年前のリベンジに成功すれば、日本の野球がアメリカのベースボールを越えたという歴史的な日となりました。
難しいだろうと思われたWBCの連覇を成し遂げた日本代表、侍JAPANの選手の皆さんは日本の誇りであり、最高の野球人です!連覇達成おめでとうございます。それにありがとうございましたっ!




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連覇へあと1勝!侍JAPANがアメリカを降して決勝進出!いよいよ韓国と最終決戦へ

2009年03月24日 | Sports

WBC(ワールドベースボールクラシック)もいよいよ決勝トーナメントを迎えました。準決勝第1試合・韓国VSベネズエラは、韓国が初回に5得点を挙げると、チームも2本塁打放って10-2と快勝して決勝進出を果たしました。現地時間22日、日本代表は準決勝第2試合でアメリカ代表と対戦。勝てば決勝で韓国と5度目の対決、負ければ敗退が決まる一戦です。日本VSアメリカは、3年前のWBCでサヨナラ負けを喫した因縁の対決。3年前の雪辱を果たして、決勝進出を決めたいところです。この日の試合は、日本のエース・松坂大輔が先発しました。


スタメンはこちら。
 日本           アメリカ
1(右)イチロー      (二)ロバーツ
2(遊)中島裕之     (遊)ジーター
3(左)青木宣親     (指)ロリンズ
4(指)稲葉篤紀     (三)ライト
5(一)小笠原道大    (右)ダン  
6(中)福留孝介     (左)ブラウン
7(捕)城島健司     (捕)マキャン
8(二)岩村明憲     (一)デローサ
9(三)川崎宗則     (中)グランダーソン
 (投)松坂大輔     (投)オズワルト
村田修一が2次ラウンド順位決定戦で右太ももの肉離れで離脱したことで、4番には稲葉が入り、川崎が9番・サードでWBC初スタメン。緊急招集された栗原健太はベンチからのスタートとなりました。対するアメリカは、デレク・ジーターが2番・遊撃手で先発、4番にはライトが起用され、オズワルトが先発登板しました。


決勝進出をかけた日米決戦はいきなり試合が動きます。1回、松坂は先頭のロバーツに2球目のど真ん中のストレートを狙い撃ちされると、バックスクリーンへの先頭打者本塁打を浴びてしまいます。1死後、ロリンズのセンターへ高く上がった当たりを、中島と福留がお見合いしてセンター前ヒット。追加点のピンチを迎えましたが、後続をなんとか抑えて追加点を阻止しました。
1点を追いかける日本は、初回は3者凡退で終わりますが、2回に先頭の稲葉が四球で出塁すると、小笠原のセンター前ヒットで無死1,3塁と同点のチャンス。福留が倒れた後、城島がライトへの犠牲フライを放って同点に追いつきます。
一発を浴びた松坂は、その後も苦しい投球が続きます。2回にマッキャンに四球を許せば、同点に追いついた直後の3回には、ロリンズに2打席連続安打を浴びた後、盗塁も決められて1死2塁とピンチを招きます。ここでライトに右中間を破る2塁打を打たれて勝ち越し点を奪われます。4回にようやくアメリカ打線を3者凡退に打ち取り、味方の攻撃を待ちます。
直後の4回裏、稲葉と小笠原の連打で無死1,2塁と同点のチャンス。福留は2塁手のグラブを弾く強烈な当たりを見せ、ボールがライトに転がる間に稲葉が生還して再び同点!記録は2塁手のタイムリーエラーでした。このプレーで流れが変わり、続く城島が2打席連続のライト犠牲フライで日本が逆転。なおも1死1塁で岩村がオズワルトの初球をライトへ弾き返し、右翼手の頭上を越える3塁打で1点を追加。初スタメン・川崎もライト前タイムリーで続いて5点目。イチロー凡退で2死後、中島がセンター前に落ちる2塁打でもう1点追加。この回打者一巡の猛攻で一挙5得点、アメリカ先発・オズワルトをKOしました。
大量援護を貰った松坂は、5回1死後、ジーターのヒットとロリンズの四球で1,2塁のピンチとなりますが、ライトを直球で見逃し三振に仕留めたところで、規定投球数の100球に近づいたところで降板。2番手の杉内俊哉はダンを空振り三振に仕留めて松坂が作ったピンチをしのぎました。杉内は6回もアメリカ打線を0点に抑える見事なリリーフ。この試合も無失点のピッチングを見せました。
打線は5回以降、アメリカ中継ぎ陣の前に追加点が奪えず。6回には2本のヒットで1死1,2塁のチャンスを潰せば、7回には米国4番手・ソーントンの前に3者連続三振に倒れました。
日本が4点リードで迎えた8回、4番手・馬原孝浩が登板。馬原は先頭打者を遊撃フライに打ち取りますが、ブラウンに2塁打、マッキャンにはファウルで粘られた後に四球を与えて1,2塁のピンチ。そしてデローサに3塁線を破る2塁打を浴びてしまい2点を失います。打ったデローサは、青木の処理がもたつく間に3塁まで進塁。なおも1死3塁、一発が出れば同点の場面でしたが、代打・ロンゴリアを空振り三振、ロバーツには投手ゴロに打ち取り、アメリカの反撃を阻止しました。
2点差にされた直後の攻撃では、福留が四球で出塁すると、城島の犠打と岩村の2塁ゴロの間に3塁まで進みます。2死3塁の場面で川崎が遊撃ゴロ、しかしジーターが悪送球してしまい1塁セーフ。福留が生還して日本に久々の追加点が入ります。この後、川崎が盗塁を決めると、イチローのライト前タイムリーで1点を追加。更に中島が右中間を破る2塁打、外野陣の緩慢な守備でイチローが1塁から生還して9点目。この回は大きな3点を挙げ、アメリカとの差を5点に拡げました。
9回、本来なら藤川球児がマウンドに上がるところですが、ダルビッシュ有が5番手として登板しました。そのダルビッシュは、ジーターを遊撃ゴロに打ち取って1死。ロリンズにはヒットを浴びますが、ライトを空振り三振。ロリンズが3塁まで進んで2死3塁となりますが、ダンをストレートで見逃し三振!最後はダルビッシュが絶叫&ガッツポーズを見せて試合終了!侍JAPANがアメリカに快勝、2大会連続の決勝進出を果たしました!


2009/03/22(日) 日本-アメリカ
(ドジャースタジアム、17:00 日本時間:23日 9:00)
USA 101 000 020  4
JPN 010 500 03X  9
【投手】
(ア)オズワルト、グラボウ、ハウエル、ソーントン、
  ハンラハン、シールズ-マキャン
(日)松坂、杉内、田中、馬原、ダルビッシュ-城島
【責任投手】
(勝)松坂1勝
(敗)オズワルト1敗
【本塁打】
(ア)ロバーツ1号ソロ(1回、松坂)


ついに連覇まであと1勝!侍JAPANがベースボールの母国・アメリカを相手に9-4で勝利して決勝に駒を進めました。先発の松坂投手は終始苦しい投球で、初回に先頭打者にホームランを浴びると、3回にはタイムリーを浴び、5回はヒットと四球で1,2塁のピンチを迎えるも、次の打者を三振に仕留めました。この試合は4回1/3まで打者22人に対して98球投げ込み、被安打5・4奪三振・2四死球・2失点という内容。それでも味方打線が4回に5得点を奪ったことで勝利投手になり、今大会3勝目を挙げました。
松坂の後を受けた杉内投手は無失点の好投、ここまで4試合投げて自責点ゼロと侍JAPANの中継ぎエースとしての活躍を見せています。9回に登板したダルビッシュは、今大会2度目の中継ぎ登板となりましたが、米国打線から2つの三振を奪いました。ともに30球に満たしていないので、決勝戦でも登板する可能性があります。杉内が韓国打線を封じて、最後はダルビッシュが締めるというパターンになったらいいですね。でも、最後はやっぱり藤川投手が胴上げ投手になりそう…。
打線の方は、チーム全体で10安打9得点。4回には5本のヒットで5得点を奪う猛攻がありました。城島は2打席連続の犠牲フライを放てば、小笠原は2打席連続ヒットでチャンスメイク、中島は5打数2安打2打点、イチローは5打数1安打でしたが、9回にライト前タイムリーを放ちました。初スタメンの川崎は4打数2安打1打点の活躍でスタメン起用に応えました。2打席目にライト前タイムリー、9回の第4打席では自慢の俊足で追加点をもたらしました。決勝でもスタメンが濃厚かもしれないので、バットと足で侍JAPANを盛り上げてほしいと思っています。
さあいよいよ決勝戦!決勝は日本VS韓国の組み合わせです。これまでの対戦成績は2勝2敗のイーブン、5度目の日韓戦は完全決着戦となります。予告先発では日本が岩隈久志、韓国はボン・チュングンという東京ラウンド順位決定戦と同じ顔合わせ。前回は岩隈が4回にキム・テギュンにヒットを打たれたのに対し、チュングンは日本打線を完封しました。日本は2次ラウンドでも打ち崩せず、チュングンに2連敗を喫しました。3度目の対戦となる決勝では、何としてでも1点を奪いたいところです。チュングンをKOすれば、日本に風が吹いてくることでしょう。運命の最終決戦は日本時間24日・午前10時30分にプレーボール。侍JAPANよ、韓国を倒して連覇を掴み取れ!



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ロジユニヴァースよ待ってろ!アンライバルドが皐月賞出走権ゲット!

2009年03月23日 | 競馬

22日は皐月賞と春の天皇賞の2つの前哨戦が行われ、中山競馬場では皐月賞トライアル・スプリングステークス、阪神競馬場では阪神大賞典がありました。


中山のこの日のメイン競走・スプリングステークスは、3着以内に入れば皐月賞の優先出走権が与えられます。過去にはナリタブライアン、シンザンの歴代3冠馬が優勝し、ネオユニヴァース、ミホノブルボン、メイショウサムソンもこのレースを制した後に皐月&ダービーの2冠になりました。今年は3戦2勝の⑫アンライバルド、武豊騎手との初コンビとなる②フィフスペトル、中央入りの⑥イグゼキュティヴ、きさらぎ賞2着の①リクエストソングが出走しました。
レースはスタート後に⑦レッドスパーダ、1コーナーを回る時に⑤リスペクトキャットが先頭に立つ展開。リクエストソングが5番手付近、アンライバルドは10番手の位置、隣にはイグゼキュティヴ、12番手集団には⑭サンカルロとフィフスペトルがつける展開。前半1000m通過時に62秒台とスローペース、一団の状態の中でアンライバルドが追い上げて外に持ち出して最後の直線へ。直線に入ると、アンライバルドが先頭の馬をかわしてトップに立ち、フィフスペトルが大外から追い上げてくるも3番手まで。アンライバルドが1着でゴール、2着・レッドスパーダ、3着・フィフスペトルまでの3頭が皐月賞の優先出走権を獲得です。
アンライバルドがスプリングステークスを制して重賞初勝利を飾りました。これで通算成績が4戦3勝、うち3勝は岩田康誠騎手とのコンビということになります。岩田騎手との息はピッタリだから、皐月賞でも期待できる一頭といえるでしょう。アンライバルドのお父さんはネオユニヴァースということは、ロジユニヴァースとのネオユニ産駒同士の直接対決となりますね!よくよく考えてみれば面白そうな組み合わせだ。
これで皐月賞のトライアルレースは全て終わりました。弥生賞のロジユニヴァース、ミッキーペトラ、モエレエキスパート、若葉ステークスのベストメンバー、トライアンフマーチ、スプリングステークスのアンライバルド、レッドスパーダ、フィフスペトルの合計8頭が皐月賞に参戦することがほぼ決まりました。中でもロジはここまで4戦無敗と皐月賞馬に一番近い存在ですが、本番ではアンライバルドとリーチザクラウンとの3強争いになりそうな予感。3強対決での決着になるかもしれないから、番狂わせなんて絶対あり得ないでしょう。ロジが5連勝で皐月賞をかっさらうのか?それとも無敗馬に土をつける馬が現れるのか?牡馬クラシック第1戦から目が離せません。


阪神では、春の天皇賞に向けた重要な一戦・第57回阪神大賞典が行われました。今年は昨年の菊花賞馬・⑫オウケンブルースリ、ジャパンカップ優勝馬・⑩スクリーンヒーローの他にも、⑦アサクサキングス、⑤デルタブルースの歴代菊花賞馬、④テイエムプリキュアのGI馬5頭が出走。雨で重馬場の阪神3000mを12頭で争われました。
スタートで⑥ゴーウィズウィンドが立ち遅れ、先行争いではテイエムプリキュアが飛び出して先頭をキープ。デルタブルースが2番手、スクリーンヒーローが3番手、アサクサキングスが5番手争いを形成。オウケンブルースリは7番手で1周目のゴール板を過ぎていきます。ゴール板を過ぎると、テイエムプリキュアが2番手以降をどんどん離して行き、15馬身以上まで拡げて一人旅をする展開に。大きく離された2番手以降は、⑧ヒカルカザブエが3番手に浮上、オウケンブルースリは6番手、アサクサキングスが7番手。その後ろには⑪ナムラクレセントがいるような感じ。
3コーナーに入ってもテイエムプリキュアと2番手以降との差が変わらないことで、場内がどっと沸いて日経新春杯でのサプライズが再現されるかと思いましたが、残り600mを切ったところで差がみるみると縮まっていき、最後の直線でアサクサとカザブエがプリキュアをかわしたのでした。その先頭争いは、6枠の2頭によるマッチレース、スクリーンヒーローとオウケンブルースリは手が動いて先頭に届きそうにない。大外からナムラクレセントがスクリーンをかわして3番手に浮上。先頭争いでは、アサクサとカザブエが並ぶような態勢でゴールしましたが、わずかにアサクサキングスが先着。ヒカルカザブエは2着惜敗。スクリーンヒーローは4着、1番人気・オウケンブルースリは7着に敗れました。

アサクサキングスが重賞2連勝で阪神大賞典を制し、春の天皇賞の有力候補に名乗りを挙げました。昨年はGI競走に多く参戦しましたが、古馬の壁に跳ね返されるレースが続き、有馬記念では最下位で終わりました。今年に入ってからは京都記念で久々の勝利を挙げると、今回の阪神大賞典で2連勝。3000mクラスのレースでは3戦2勝と結果を出しているので、天皇賞もチャンスといえそうです。
2着に入ったヒカルカザブエは、初めての3000mで2着と健闘。ナムラクレセントは直線で伸びて3着。オウケンブルースリは重馬場と雨に泣いて7着に終わりましたが、本番のコンディションが良好なら上位争いしてくるかもしれません。もしかしたら、5歳世代より4歳世代の方が強そうだ…。

来週は中京競馬場で短距離GIレース・高松宮記念。昨年のスプリンターズステークスを制したスリープレスナイトは短距離GI秋春連覇の期待がかかれば、ファイングレインは同レース連覇を目指して参戦。ビービーガルダン、アーバニティ、アーバンストリートといった重賞勝ち馬、キンシャサノキセキ、サープラスシンガー、コスモベル、ローレルゲレイロといった馬も登録されています。昨年はフジキセキ産駒のワンツーフィニッシュでしたが、今年はスリープレスナイトが強さを見せつけることができるのか?



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