日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

スミ1で4連勝!松本裕樹はヤフオクドームで初勝利!

2017年06月29日 | HAWKS

福岡ヤフオクドームの福岡ソフトバンクホークスVS北海道日本ハムファイターズ戦は、ホークスが2連勝を挙げ、29日の3戦目を前に3連戦勝ち越しを決めました。ホークスの同一カード3連勝を懸けたこの日の先発ピッチャーは、ソフトバンク・松本裕樹VS日ハム・メンドーサ。30日からの楽天との直接対決に向けて、絶対に負けられません。



両チームのスタメン
  ソフトバンク      日本ハム
1(二)川﨑宗則    (中)西川遥輝
2(遊)今宮健太    (右)松本剛
3(中)柳田悠岐    (一)中田翔
4(一)内川聖一    (三)レアード
5(指)デスパイネ   (指)田中賢介
6(左)中村晃     (左)大田泰示
7(三)松田宣浩    (二)石井一成
8(右)上林誠知    (捕)清水優心
9(捕)甲斐拓也    (遊)中島卓也
 (投)松本裕樹    (投)加藤貴之



1回、ホークス先発の松本裕は、日ハム先頭の西川を遊撃フライ、続く松本剛をセンターフライに打ち取った後、中田を三振に切って取り、上々の立ち上がり。その裏、ホークスは川崎が四球を選び、2死2塁で4番・内川が日ハム先発・メンドーサのストレートを1塁線へ。打球は1塁ベースに直撃すると、ライト前に転がる。この間に2塁走者・川崎が生還。内川のタイムリーヒットでホークスが1点を先制します。
初回を3者凡退に抑えた松本裕は、2回と3回に四球の走者を出しながらも後続を退け、4回は田中賢にヒットを許すも得点を与えません。5回には先頭の石井に2塁打を浴び、続く中島の犠打をキャッチャー・甲斐が3塁に投げて、2塁走者を封殺。その後、日ハムの1,2番を打ち取り、この回も無失点。
追加点が欲しいホークスは、4回に中村と松田の連続ヒットで1死1,2塁のチャンスを作ったが、上林と甲斐が凡退。5回には2つの四死球でランナー2人を置き、内川の外野フライの間に2塁走者・川崎が3塁に進み、2死1,3塁としたが、デスパイネが2塁ゴロに終わり2者残塁。メンドーサの前に2点目が奪えません。
ホークス1点リードの6回、ここまで無失点の松本裕が、中田に2塁打を浴びた後、2死後に四球と内野安打の走者を出し、2死満塁のピンチを招く。一打同点&逆転の場面で、ホークスは松本裕から嘉弥真新也にスイッチ。対する日ハムは石井→矢野謙次が代打で登場。嘉弥真VS矢野の対決は、嘉弥真がスライダーで矢野を空振り三振に仕留めた!嘉弥真の好投で日ハムの反撃を阻止しました。
ホークスは7回に今宮の2塁打、柳田の四球で2死1,2塁とするが、内川がセンターフライに倒れて無得点。8回には1死1,3塁のチャンスを迎えたが、代打・川島慶三と甲斐が続けて三振を喫してまたも2者残塁。
1点差のまま9回を迎え、守護神・サファテが3者連続奪三振を挙げて試合終了。ホークスが初回の1点を守り切り、日ハムを3タテしました。


パリーグ 2017年6月29日(木)
ソフトバンク 対 日本ハム 12回戦
<ソフトバンク8勝4敗、観衆:35,386人>
日|000 000 000|0
ソ|100 000 00X|1
[勝] 松本裕(2勝2敗)
[負] メンドーサ(2勝6敗)
[S] サファテ(1勝22セーブ)


日ハムとの3連戦の最終日は、打線は初回の内川選手の1塁ベース直撃タイムリーの1点のみ、投げては松本裕→嘉弥真→森唯斗→岩嵜翔→サファテの投手リレーで日ハム打線をシャットアウト。1-0で逃げ切ったホークスが、同一カード3連勝を達成。チームも4連勝で貯金21に伸ばし、試合の無かった首位・楽天に0.5ゲーム差に縮めました。ホームで2カード連続で勝ち越したホークス、仙台での首位攻防戦に挑みます。
先発の松本裕樹投手は、6回途中(5回2/3)まで94球を投げ、被安打4・4奪三振・3四球・無失点の内容。6月3日の横浜DeNA戦以来となる今季2勝目で、本拠地・ヤフオクドームで初白星を挙げました。24日の西武戦から中4日での先発登板だった今回、立ち上がりを3者凡退で終えた後、2回から5回まで無失点の好投。6回に走者を3人出したところで降板となりましたが、2番手の嘉弥真投手が松本投手のピンチを抑えました。
嘉弥真投手は前日も満塁の場面で登板し、相手の反撃を防ぎました。2日続けての火消し成功で、試合後のお立ち台に呼ばれました。この3連戦でチームに一番貢献したのは嘉弥真投手じゃないかと思います。
打線のほうはチーム全体で6安打。この日唯一の得点を挙げた内川選手のタイムリーヒットは、1塁ベースに当たった後、ライト前に転がるというラッキーな一打。内川選手にとっても1軍復帰後初めてのタイムリーでした。インタビューで「ベースの神様に感謝したい」と話していました。ホークスは運も味方についてるよなぁ。

30日からはKoboパーク宮城に乗り込んで、東北楽天ゴールデンイーグルスとの首位攻防3連戦。30日の第1ラウンドの予告先発は、楽天・安楽智大VSソフトバンク・東浜巨。東浜投手は先週の西武戦で自身2度目の完封勝利を挙げました。楽天戦は今季初登板ですが、好打者揃いの打線をどう抑えるのか?仙台での3連戦は全て総力戦になるかもしれませんが、楽天に勝ち越して首位奪取できることを信じています。




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ハムに競り勝ち3連勝!武田翔太は復帰戦を勝利で飾れず。

2017年06月29日 | HAWKS

現在2連勝中の福岡ソフトバンクホークスは、28日もヤフオクドームで北海道日本ハムファイターズと対戦。この日の先発投手は、ソフトバンク・武田翔太VS日ハム・加藤貴之。4月12日以来の1軍登板となる武田投手、2か月ぶりの白星を手にして復活をアピールしたいところでしたが…。



両チームのスタメン
  ソフトバンク      日本ハム
1(左)中村晃     (中)西川遥輝
2(遊)今宮健太    (右)松本剛
3(中)柳田悠岐    (一)中田翔
4(一)内川聖一    (三)レアード
5(指)デスパイネ   (指)田中賢介
6(三)松田宣浩    (左)大田泰示
7(二)川島慶三    (二)石井一成
8(捕)甲斐拓也    (捕)清水優心
9(右)上林誠知    (遊)中島卓也
 (投)武田翔太    (投)加藤貴之

この日のホークスは、前日の試合で200号本塁打を達成した松田選手が6番に入り、VS左対策として川島選手が7番セカンドで起用。最近調子を落としている上林選手は9番に降格。


ホークス先発の武田は、1回に日ハムの1,2番を打ち取った後、中田に四球を与えますが、4番・レアードをカーブで空振り三振に仕留めて0点に抑える。2回は先頭の田中にヒットを許すも、甲斐が田中の盗塁を阻止。1死後に大田に四球を与えたが、次の打者を併殺打に退けます。
武田に先制点をプレゼントしたいホークスは、2回裏に2死走者なしから川島が日ハム先発・加藤の4球目のストレートを打ち返し、センターへ飛んだ打球はフェンス上部に当たってホームラン。川島の先制アーチが生まれた直後、甲斐が2球目を振り抜き、レフトスタンドに飛び込むソロ本塁打!下位打線の2者連続本塁打で、ホークスが2点を挙げました。
ところが3回、1死1,2塁から松本の3塁ゴロ→三塁手・松田がエラーを犯す。1死満塁のピンチを背負った武田は、中田にレフト前への2点タイムリーヒットを打たれ、2-2の同点とされる。さらにレアードに四球を与え、再び満塁とされ、田中賢の内野安打で2-3と勝ち越された。
1点ビハインドのホークスは、3回裏に1番・中村が3塁打を放つと、1死3塁で柳田がレフトへ犠牲フライを放ち3-3の同点。4回には2死2塁から、甲斐がライトへのタイムリー2塁打を打ち、4-3と勝ち越します。
しかし5回、武田が2死1,2塁のピンチから代打・大谷翔平にレフト前へのタイムリーヒットを打たれ、4-4の同点に。続く打者に四球を与えて満塁となったところで工藤監督が動き、武田に代えて嘉弥真新也がマウンドに上がる。その嘉弥真は中島を空振り三振に仕留め、日ハムの勝ち越しを許しません。
同点とされたホークスはその裏、1死走者なしで今宮が加藤のスライダーを捉え、レフトスタンドへのソロ本塁打!5-4とまたまたホークスがリードを奪います。
ホークスは7回に今宮の2塁打、柳田の四球で2死1,2塁のチャンスを作るも、内川が倒れて2者残塁。
8回、5番手・岩嵜翔が2死2塁で中田にフォークを打ち返され、センターオーバーのタイムリー2塁打を浴び、5-5とまたもや振り出しに。それでもホークスはその裏にデスパイネが日ハム4番手・マーティンの4球目を叩き、左中間ホームランテラスに飛び込むソロ本塁打!この一発が決勝点となり、ホークスが6-5で競り勝ちました。


パリーグ 2017年6月28日(水)
ソフトバンクVS日本ハム 11回戦
<ソフトバンク7勝4敗、観衆:34,708人>
日|003 010 010|5
ソ|021 110 01X|6
[勝] 岩嵜(4勝2敗1セーブ)
[負] マーティン(2敗1セーブ)
[S] サファテ(1勝21セーブ)
[本] 川島(ソ/3号)、甲斐(ソ/3号)、
   今宮(ソ/4号)、デスパイネ(ソ/19号)


この日は点の取り合いとなり、ホークスが先行しては日ハムが追いつくという場面が続きましたが、8回裏にデスパイネ選手の一発でホークスが勝利を挙げました。2か月ぶりの先発登板の武田投手は5回途中で降板。今季2勝目は次週以降に持ち越しです。3連勝のホークスは3カード連続の勝ち越し、VS日ハム戦も4連勝。チームの貯金も今季最多の20となりました。
先発の武田投手は、5回途中(4回2/3)までジャスト100球、被安打8・3奪三振・6四球・4失点。毎回ランナーを出し、3回に味方のエラーから3失点、5回は2死までこぎつけながらも大谷選手に同点タイムリーを浴びました。あと1人抑えれば勝ち投手の権利を得たんだけど…。制球に大きな課題を残した武田投手、次こそは最高のピッチングを見せてほしい。
8安打で6得点のホークス打線は、前日に続いて一発攻勢。この日は2回に川島選手と甲斐選手の2者連発、5回に今宮選手のソロ、8回にデスパイネ選手の決勝弾の計4発。全部ソロホームランです。初めての2試合連続ホームランを打った甲斐選手は、高めの直球を思いっきり叩いてレフトスタンドへ。過去2本はテラス席でしたが、初めてスタンドまで飛ばしました。その次の打席では、ライトオーバーのタイムリー2塁打を放ち、この日2安打2打点をマークしました。
8回に決勝アーチを放ったデスパイネ選手は、柳田選手に並ぶ19号本塁打。マーティン投手の155キロのストレートをフルスイングすると、打球は左中間テラスに突き刺さりました。自身のホームランは、6月9日のヤクルト戦以来約3週間ぶり。キューバの大砲、ここに復活です。
29日の3戦目は、ソフトバンク・松本裕樹VS日ハム・メンドーサの予告先発で行われます。松本投手は24日の西武戦から中4日での登板となります。日ハム戦には1度登板して5回途中6失点。今度こそヤフオクドームで白星を手にできるといいですね。金曜日からの楽天との首位攻防戦に弾みをつけるためにも、日ハムを3タテしてほしいぞ!




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帝王賞2017 ケイティブレイブがドバイ組を破りGⅠ初勝利!

2017年06月28日 | 競馬

2017年上半期のダート王決定戦・第40回帝王賞(GⅠ・ダート2000m 16頭立て)が28日、東京・大井競馬場で行われました。JRA勢からは、今年3月のドバイワールドカップに参戦した②アウォーディー,⑥アポロケンタッキー,⑪ゴールドドリームの3頭、3年連続出走の⑩クリソライト、昨年の最優秀ダートホース⑮サウンドトゥルー、川崎記念馬⑦オールブラッシュ、③ケイティブレイブの7頭が参戦。地方勢からは⑧ウマノジョー(大井)、⑫タマモネイヴィー(浦和)、⑯プレティオラス(大井)、⑤グレイスフルデイズ(高知)などが出走しました。



単勝上位人気は、1番人気がアウォーディー(2.6倍)、2番人気アポロケンタッキー(4.7倍)、3番人気サウンドトゥルー(5.6倍)。4番人気以降は、ゴールドドリーム(8.0倍)、クリソライト(8.1倍)、ケイティブレイブ(8.2倍)、7番人気のオールブラッシュまで中央勢が独占しました。

スタートでケイティブレイブが少し躓き、後方からの競馬。スタンド前での先行争いで、オールブラッシュが先手を取り、クリソライト2番手、アウォーディーが3番手につける。ゴールドドリームは4番手集団の一角、サウンドトゥルー9番手あたり、アポロケンタッキー10番手、ケイティブレイブは12番手、プレティオラスが最後方でスタンド前を通過した。
1,2コーナー中間を過ぎたところで縦長の展開になり、向正面に入って、先頭オールブラッシュ、2番手クリソライト、3番手アウォーディー。ゴールドドリームが4番手、5番手ウマノジョー、内側6番手④ミッキーヘネシー(高知)、サウンドトゥルー7番手、⑨メイショウソレイユ(高知)8番手、アポロケンタッキーが中団の9番手追走。少し離れた10番手グループにグレイスフルデイズとタマモネイヴィー、ケイティブレイブ12番手。後方は①メジャーアスリート(浦和)、⑬サンドプラチナ(大井)、プレティオラス、⑭ヴァーゲンザイル(浦和)と続く。
3,4コーナー中間で、今度はクリソが先頭。アウォーディーがブラッシュをかわして2番手に進出。ゴルドリとアポケンも4,5番手から前を追う。サウトゥル6番手、ケイブレ7番手に浮上。
4コーナーから最後の直線コースに差し掛かり、クリソライトが先頭をひた走り、アウォーディーが2番手から追い込む。外からケイティブレイブが脚を伸ばし、ゴール残り200mでアウォーディーを抜いて2番手に上がると、ラスト100mでクリソライトをかわして先頭に立ち、そのまま1着ゴールイン!直線突き抜けたケイティブレイブがGⅠ初制覇を果たしました!


帝王賞 全着順&払戻金
1着③ケイティブレイブ   2分04秒4
2着⑩クリソライト     1馬身3/4
3着②アウォーディー     3馬身
4着⑮サウンドトゥルー   1/2馬身
5着⑥アポロケンタッキー   2馬身
6着⑦オールブラッシュ
7着⑪ゴールドドリーム
8着⑫タマモネイヴィー
9着④ミッキーヘネシー
10着⑧ウマノジョー
11着⑬サンドプラチナ
12着⑯プレティオラス
13着⑤グレイスフルデイズ
14着⑭ヴァーゲンザイル
15着①メジャーアスリート
16着⑨メイショウソレイユ


単勝 ③ 820円
複勝 ③ 200円 ⑩ 190円 ② 120円
枠連複 2⃣ー5⃣ 2,950円
枠連単 2⃣ー5⃣ 5,350円
馬連複 ③-⑩ 2,330円
馬連単 ③-⑩ 5,280円
ワイド ③-⑩ 700円  ②-③ 420円  ②-⑩ 390円
三連複 ②-③-⑩ 2,200円
三連単 ③-⑩-② 20,400円



ダートGⅠ馬が6頭も参戦した今年の帝王賞は、単勝6番人気のケイティブレイブが直線一気の差し切りを決めて優勝。2着には5番人気のクリソライト、1番人気のアウォーディーが3着。2番人気のアポロケンタッキーは5着、3番人気ゴールドドリームは7着。平安ステークス組が1,2着に入り、ドバイ組は苦しい結果に終わりましたねえ。地方勢はタマモネイヴィーの8着が最高でした。
ケイティブレイブは通算5度目の重賞勝ちで、初めてのGⅠ勝利。これまでは昨年のジャパンダートダービーで2着、川崎記念とフェブラリーステークスで5着でした。鞍上の福永祐一騎手は帝王賞初勝利。管理する目野哲也調教師は、1999年のマイルチャンピオンシップ南部杯(ニホンピロジュピタ)以来のダートGⅠ制覇。来年で定年する前に、管理馬がGⅠ勝ちができてよかったですね。
ケイブレは当初、「除外対象」扱いでしたが、出走予定だったコパノリッキーがケガで回避したため、繰り上がりで出走決定。レースでは、スタートで少し出遅れ、道中は中団より後ろの位置を追走。しかし、最後の直線で外から末脚を伸ばし、アウォーディーやクリソライトを一瞬で抜き去り、最後は1馬身以上の快勝。JRA勢で唯一GⅠを勝っていなかった馬が、出遅れからの逆転勝ちです。
上半期のダート戦線は、川崎記念でのオールブラッシュ、フェブラリーステークスでのゴールドドリーム、帝王賞でのケイティブレイブと、ダートGⅠ馬が相次いで誕生しました。これだけ多くのGⅠ馬が生まれると、秋以降もますます盛り上がりますね。今後も2017年の最優秀ダートホース争いから目が離せません。





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松田やっと通算200本塁打!柳田はパリーグトップの19号弾!

2017年06月27日 | HAWKS

パリーグ首位・楽天を1.5ゲーム差で追いかける福岡ソフトバンクホークスは、27日から北海道日本ハムファイターズとの3連戦。金曜日からの首位攻防戦に向けて、このカードは勝ち越したいところです。カード初戦の27日は、ソフトバンク・石川柊太VS日ハム・高梨裕稔の先発で始まりました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク      日本ハム
1(左)中村晃     (指)大田泰示
2(遊)今宮健太    (右)松本剛
3(中)柳田悠岐    (中)西川遥輝
4(一)内川聖一    (一)中田翔
5(指)デスパイネ   (三)レアード
6(右)上林誠知    (左)淺間大基
7(三)松田宣浩    (捕)大野奨太
8(捕)甲斐拓也    (二)石井一成
9(二)髙田知季    (遊)中島卓也
 (投)石川柊太    (投)高梨裕稔

首を痛めて離脱していた内川選手がこの日1軍に合流し、4番ファーストでスタメン入り。デスパイネ選手も5番DHで先発出場。中村を1番で起用し、2試合連続タイムリーの高田が9番に入りました。



1回、ホークス先発・石川が1死からヒットと四球の走者を許す。このピンチの場面で、4番・中田をカーブで見逃し三振に切って取ると、続くレアードもカーブで内野ゴロに打ち取り、立ち上がりを0点で切り抜けました。
その裏のホークスの攻撃は、1番・中村が日ハム先発・高梨からレフト前ヒット。1死2塁で柳田が2球目のストレートを捉え、ライトスタンドに突き刺さる2ラン本塁打!柳田の一発で2点を先取します。この後、内川が右中間フェンス直撃の2塁打を放ちますが、デスパイネと上林が三振に倒れて追加点を奪えず…。
2点を貰った石川は、2回に2つの三振を奪って3者凡退。3回は先頭の中島に四球を与えるも、キャッチャー・甲斐が中島を2塁刺殺。後続も退けてこの回も0点。4回は西川と中田から三振を奪い、四球の後に淺間を外野フライに退けました。
石川の快投に応えたいホークスは、4回裏にデスパイネの四球、上林の内野安打で無死1,2塁と攻め立てる。一打追加点のチャンスに、松田が高梨の6球目のフォークを振り抜き、レフトポール際へ大きな打球を放ったが、わずかに切れてファウル…。それでも松田の集中力は途切れませんでした。続く7球目のフォークを叩き、左中間のホームランテラス席に飛び込んだ!大ファウからの直後に快心の3ラン本塁打!松田の一発で3点を追加すると、甲斐も続きました。2球目の直球を捉え、高く舞い上がった打球はレフトのテラス席へ!2者連続アーチで6-0としました。
松田と甲斐の援護射撃で気持ちが楽になった石川は、5回以降も日ハム打線を捻じ伏せます。5回は下位打線を3者凡退、6回は上位3人を簡単に抑える。7回には先頭の中田を低めのスライダーで空振り三振、レアードと淺間には見逃し三振。日ハムの中軸から3連続三振を奪った石川は、7回まで無失点の好投を見せました。
試合はその後、8回は2番手・岡本健が、肉離れから復帰した大谷翔平から三振を奪うなど3者凡退。9回は3番手・モイネロが締めて試合終了。ホークスが6-0で日ハムに快勝です。



パリーグ 2017年6月27日(火)
ソフトバンクVS日本ハム 10回戦
< ソフトバンク6勝4敗 観衆:34,004人>
日|000 000 000|0
ソ|200 400 00X|6
[勝] 石川(3勝2敗)
[負] 高梨(3勝6敗)
[本] 柳田(ソ/19号)、松田(ソ/12号)、甲斐(ソ/2号)


日ハムとの3連戦初戦は、柳田選手の先制2ラン、松田選手と甲斐選手の2者連続ホームランで、日ハム先発・高梨投手から6得点。投手陣は石川→岡本→モイネロのリレーで日ハム打線を完封しました。石川投手の無失点ピッチングは見事でしたし、来日初登板のキューバ人左腕・モイネロ投手も堂々の無失点デビューでした。ホークスは日曜日の西武戦に続いての連勝。試合のなかった首位・楽天に1ゲーム差に詰めました。
先発の石川投手は、7回まで114球を投げ、被安打1・12奪三振・3四球・無失点の快投で今季3勝目。初回に松本選手にヒットを許しましたが、2回以降はノーヒットピッチング。5回から7回までは3イニング連続3者凡退。初回にいきなりピンチを作ったけど、その後は危なげなかったです。12個の三振のうち、中田選手から3打席連続で三振を奪いました。先発4試合で3勝を挙げ、奪三振の数も33個。今後も勝ち星を積み上げれば、新人王も期待できるかも。
打線は全体で7安打。日ハムは1安打に終わってるけど、ホークスも5回以降はヒットが出なかったよ。初回に先制の2ラン本塁打を打った柳田選手、高梨投手の高めのストレートをぶっ叩き、ライトスタンドへの完璧な一発。これで柳田選手はパリーグ単独トップの19本塁打。今月だけでホームラン11本と打ちまくりです。交流戦2度目のMVPに続き、オールスターのファン投票でも両リーグ最多得票(50万9359票)を獲得。柳田選手の勢いは止まりません。
4回に3ラン本塁打を放った松田選手は、プロ通算200号本塁打を達成。6月8日のヤクルト戦で通算200号にリーチをかけたけど、それからホームランがなかなか出ずに苦しみました。高梨投手の6球目のフォークを引っ張り、レフトポール際への大飛球を放ちながらも、わずかにファウルの判定。「幻の一発」の直後の打ち直しで、左中間テラス席へ正真正銘のホームランが出ました。約3週間の一発に松田選手も喜び爆発でした。

28日の予告先発は、ソフトバンク・武田翔太VS日ハム・加藤貴之となっています。右肩の炎症で離脱していた武田投手がついに復帰。約2か月半ぶりの1軍登板で復活勝利を挙げられるでしょうか?




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まさかの福田秀平!9回2死で奇跡の逆転サヨナラ2ラン本塁打!

2017年06月26日 | HAWKS

福岡ヤフオクドームで行われている福岡ソフトバンクホークスVS埼玉西武ライオンズの3連戦は、2試合を終えて1勝1敗。土曜日の試合は先制しながらも、4回に松本裕樹投手が2本のホームランを浴びて3点を失い逆転負けを喫しました。ソフトバンク・バンデンハークVS西武・ウルフの外国人同士の投げ合いで始まった25日の3戦目、9回に劇的なドラマが待っていました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク       埼玉西武
1(二)川﨑宗則     (中)秋山翔吾
2(遊)今宮健太     (遊)源田壮亮
3(中)柳田悠岐     (二)浅村栄斗
4(指)長谷川勇也    (三)中村剛也
5(左)中村晃      (指)栗山巧
6(三)松田宣浩     (一)メヒア
7(右)上林誠知     (左)外崎修汰
8(捕)甲斐拓也     (捕)炭谷銀仁朗
9(一)髙田知季     (右)金子侑司
 (投)バンデンハーク  (投)ウルフ

この日のホークスは、4番に長谷川が入り、松田が6番に下がりました。甲斐が8番、高田が9番ファースト。


1回、ホークスは先頭の川崎が西武先発・ウルフからレフト前ヒットで出塁すると、2死3塁で4番・長谷川がウルフの2球目を捉え、ライト前タイムリーヒット。ホークスが初回に1点を先取します。
しかし3回、ホークス先発・バンデンハークが2死1,2塁から源田にレフト前タイムリーを打たれて1-1の同点とされる。さらに4回、2死1塁から外崎に高めのストレートを狙われ、右中間へのタイムリー2塁打を浴び、1-2と勝ち越し点を献上。続く炭谷にはライト前へのタイムリーヒットで1点を追加されると、2死1,2塁で秋山にライトへの2点タイムリー2塁打を打たれ、この回4失点…。スコアも1-5とされた。
4点を追うホークスは、2回以降ウルフの前に無得点に抑えられますが、6回に今宮がフェンス直撃の2塁打を放つと、1死2塁で長谷川がウルフの初球シュートを捉え、ライトスタンド中段に飛び込む2ラン本塁打を放って2点を返し、3-5と2点差に迫る。
7回、ホークスは先頭の上林がヒットを放つと、甲斐の犠打、相手のパスボールの間に3塁まで進む。1死3塁で高田が西武2番手・牧田和久からライト前タイムリーを放ち、4-5と1点差に詰める。2死後、今宮のヒット、柳田の四球で満塁。同点または逆転の場面で4番・長谷川に打席が回るが、牧田のストレートの前に空振り三振に倒れ、3者残塁に終わります。
8回、ホークス4番手・森唯斗が1死1,2塁のピンチから、外崎に左中間へのタイムリー2塁打を浴びて4-6。それでもホークスは、その裏に2死1塁から代打・デスパイネがレフト前ヒット。2死1,3塁で高田が西武3番手・シュリッターからライト前へのタイムリーヒット。5-6と再び1点差に。
9回、ホークスは1点ビハインドの場面で守護神・サファテを投入。最初の打者・秋山を空振り三振に仕留めると、源田と浅村からも三振を奪い、3者連続奪三振の快投を見せる。
9回裏のホークスの攻撃は、1死から柳田が出塁。続く長谷川がレフトフライに倒れて2死となり、敗戦まであと1死。しかし、途中出場・福田秀平が、西武4番手・増田達至の4球目をジャストミート!ライトへ舞い上がった打球は、ぐんぐん伸びてスタンドへ!福田が値千金の逆転サヨナラ2ラン本塁打!劇的な幕切れで、ホークスが7-6で西武に競り勝ちました!



パリーグ 2017年6月25日(日)
ソフトバンクVS西武 12回戦
< ソフトバンク7勝5敗 観衆:37,745人>
西|001 400 010 |6
ソ|100 002 112x|7
[勝] サファテ(1勝20セーブ)
[負] 増田(1勝3敗15セーブ)
[本] 長谷川勇(ソ/2号)、福田(ソ/2号)


8回終了時点で5-6と1点をリードされ、9回も2アウトまで追い込まれ、もはや万事休すかと思われましたが、伏兵・福田選手が西武の抑え・増田投手から逆転サヨナラ2ラン本塁打を放ち、劣勢をひっくり返す大逆転勝利を挙げました。99.9%試合を諦めていただけに、この勝利は奇跡としか思えません。ホークスは今季4度目のサヨナラ勝ちで、交流戦明けの3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えました。このサヨナラ勝ちをきっかけに、ホークスの勢いが加速するといいですね。
この日の投手陣ですが、先発のバンデンハーク投手が6回まで100球を投げ、被安打8・6奪三振・1四球・5失点。序盤の2イニングはしっかりと抑えていましたが、3回に同点タイムリーを浴びると、4回には2アウトから4連打を浴びて4失点。ただ、5回と6回は3者凡退。「4回の乱調は何だったんだ?」と言いたくなるような立ち直りっぷりでした。
勝ち投手となったサファテ投手は、リードされている場面で登板。調整登板の意味合いもありましたが、圧巻の奪三振ショーを披露しました。最初の秋山選手にはストレートで三振に仕留めると、源田選手にはフォークを振らせ、浅村選手には153キロのストレートで空振り三振に切って取りました。その裏に味方が逆転したため、白星が転がりました。サファテ投手が勝利投手になったのは、2015年9月13日の楽天戦以来です。

打線はチーム全体で13安打。プロ入り初のサヨナラホームランを放った福田選手は、8回に中村晃選手の代走で登場すると、高田選手のタイムリーヒットで5点目のホームを踏み、9回に打席に立つと、ど真ん中のスライダーをしっかり捉えてサヨナラホームランを放ちました。足と打撃で逆転勝利に大きく貢献した福田選手ですが、試合後のインタビューで「サイン入りバットを差し上げるから、ホームランボールを返してください」と訴えていました。記念のボールはいつ帰って来るんだろう。
福田選手以外では、初めて4番に起用された長谷川選手が、西武先発・ウルフ投手から2安打3打点。1打席目に先制タイムリーを放つと、6回にはライトへの2ラン本塁打。長谷川選手本人も打った瞬間にホームランを確信していましたね。初めての4番でしたが、仕事は果たせたと思います。
この日もスタメンに入った高田選手は、2打席連続タイムリーを含む3安打2打点の猛打賞。前日の試合でもタイムリーを打っており、2試合連続で打点を挙げております。亜細亜大学の同期・東浜巨投手の活躍に触発されてますね。いつの日か、東浜投手と高田選手が一緒にお立ち台に上がる日が来るといいですね。


ホークスの来週のスケジュールは、27~29日までヤフオクドームで北海道日本ハムファイターズとの3連戦、30日~7月2日までKoboパーク宮城で東北楽天ゴールデンイーグルスとの首位攻防3連戦に臨みます。今度の6連戦では、右肩の炎症で長期離脱していた武田翔太投手と、背中の違和感で抹消されていた千賀滉大投手が復帰。さらに首を痛めていいた内川聖一選手も、27日から1軍に合流予定。役者は揃った、首位奪取の瞬間も近い。





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道悪巧者サトノクラウンが国内GⅠ初制覇!キタサンブラックは9着惨敗。

2017年06月25日 | 競馬

2017年上半期の総決算・第58回宝塚記念(GⅠ・芝2200m 11頭立て)が25日、阪神競馬場で行われました。GⅠ2連勝中でファン投票第1位の⑩キタサンブラックが、史上初の春GⅠ3連勝に挑戦。秋の凱旋門賞に向けて、ここは通過点としたいところだが…。キタブラの他にも、春天2着⑤シュヴァルグラン、香港GⅠ馬⑪サトノクラウン、GⅠ初Vを狙う⑥シャケトラ、阪神得意の⑧ミッキークイーン、2015年有馬記念馬②ゴールドアクター、⑦レインボーライン、①ミッキーロケットなどが参戦しました。


単勝のオッズは、キタサンブラックが単勝1.4倍の圧倒的1番人気。シャケトラ2番人気(8.5倍)、3番人気がサトノクラウン(9.0倍)。4番人気以降はミッキークイーン、ゴールドアクター、シュヴァルグラン、レインボーライン、ミッキーロケットと続きました。
スタートは11頭綺麗に揃い、キタサンブラックも好スタートを見せる。正面スタンド前での先行争いで、④クラリティシチー、シュヴァルグラン、シャケトラ、キタサンブラックの4頭が前を伺うが、シュヴァルグランがスッと前に出る。シャケトラが2番手追走、キタブラは3番手に控えた。ゴールドアクターとサトノクラウンは中団につけ、ミッキークイーンは9番手でスタンド前を通過した。
1コーナーを回り、向正面に入るところで、シュヴァルグラン先頭、2番手シャケトラ、キタサンブラック3番手、その外側からサトノクラウンが並びかけようとする。5,6番手の位置にミッキーロケットとクラリティシチー、7番手ゴールドアクター、8番手③スピリッツミノル、9番手ミッキークイーン。後方10番手レインボーライン、最後方に⑨ヒットザターゲットが追走する。
内回り3コーナーを過ぎ、シュヴァルが先頭、シャケトラ2番手、キタブラは3番手から接近。クラシチが内側を突いて先頭を狙う。ミキロケ6番手、サトクラは中団に下げ、レインボーが外から捲るように上昇。ゴルアクは9番手、ミキクイ10番手待機。
4コーナーを回ったところで、先頭争いはシャケトラとキタサンブラックの2頭が競り合い、最期の直線コースでシャケトラがわずかに先頭だが、キタブラが外から捕らえようとする。しかし、ゴール残り200mを切ってサトノクラウンが先頭に立ち、内からゴールドアクターが伸びてきた。3番手からはミッキークイーンも上がり、キタブラはズルズル後退。サトクラはゴール前で突き放し、そのまま先頭ゴールイン!上半期のグランプリを制したのサトノクラウンだ!


宝塚記念 全着順&払戻金
1着⑪サトノクラウン   2分11秒4
2着②ゴールドアクター   3/4馬身
3着⑧ミッキークイーン   1馬身1/2
4着⑥シャケトラ      1馬身3/4
5着⑦レインボーライン   1馬身3/4
6着①ミッキーロケット
7着③スピリッツミノル
8着⑤シュヴァルグラン
9着⑩キタサンブラック
10着④クラリティシチー
11着⑨ヒットザターゲット

単勝 ⑪ 900円
複勝 ⑪ 480円 ② 550円 ⑧ 450円
枠連 2⃣-8⃣  710円
馬連 ②-⑪ 5,250円
馬単 ⑪-② 10,330円
ワイド ②-⑪ 1,500円  ⑧-⑪ 1,170円  ②-⑧ 1,060円
3連複 ②-⑧-⑪ 10,670円
3連単 ⑪-②-⑧ 70,420円


今年の宝塚記念は、戦前から「キタサンブラック1強」と言われていましたが、蓋を開けてみれば予想外の結果となりました。単勝3番人気のサトノクラウンが優勝し、2着には5番人気・ゴールドアクター、3着には紅一点のミッキーロケットが入りました。ここ数年は牝馬が馬券に絡んでいますが、今年も牝馬が上位に来ましたな~。2番人気のシャケトラは4着、断然の1番人気に支持されたキタサンブラックは9着と大敗しました…。
サトノクラウンは昨年の香港ヴァーズに次いで、2度目のGⅠ制覇。国内のGⅠを勝ったのは初めてです。鞍上のミルコ・デムーロ騎手と、管理する堀宣行調教師は、宝塚記念初勝利。昨年はドゥラメンテがゴール直後に故障。ミルコ騎手が下馬した時に落ち込んでいたのが印象に残りました。それから1年経って、雪辱を果たしたことになります。オーナーの里見治さんは、安田記念(サトノアラジン)に続いてのGⅠ連勝。昨年秋は日本と香港でGⅠ4勝、この上半期もGⅠで2勝を挙げました。
前走の大阪杯では見せ場なく6着に敗れましたサトノクラウン、この日は向正面でキタサンブラックにマークした後、一旦は中団までポジションを下げました。直線で外からキタブラを一瞬で抜き去り、ゴールドアクターとの競り合いを制しました。前走からの距離延長に加え、稍重の馬場で持ち前の力を発揮。さすがに道悪の京都記念で連覇してるだけあります。

1番人気で9着に終わったキタサンブラックは、普段の力強い走りが鳴りを潜めて惨敗に終わりました。4コーナーのところでシャケトラと並びましたが、その後が全く伸びずに失速。この結果を受け、オーナーの北島三郎さんは「秋は天皇賞から有馬を使いたい」とコメントし、凱旋門賞への挑戦を断念することを表明しました。
キタブラの敗因を挙げるならば、道悪の馬場が合わなかった、外枠を引き当てたこと、春の天皇賞の激走の反動だと思います。春天2着のシュヴァルグランも8着に沈んだのだから、サトノダイヤモンドは宝塚を回避して正解だったと思う。
最近の宝塚記念は「何か」が起きており、2015年はゴールドシップがゲート内で2度も立ち上がり、スタートも大きく出遅れて15着と大敗。昨年はドゥラメンテがゴール後に左前脚を故障し、その後に競走能力喪失で引退決定。今年はキタサンブラックが惨敗…。なんでこんなに事件が続くんですかね…。





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さすが交流戦MVP!柳田が自身初の3打席連続アーチ&通算100HR!

2017年06月23日 | HAWKS

プロ野球のセパ交流戦が終了し、23日からリーグ戦が再開。史上初の「交流戦3連覇」を果たした福岡ソフトバンクホークスは、本拠地・福岡ヤフオクドームで埼玉西武ライオンズを迎えての3連戦。パリーグ首位・楽天を1.5ゲーム差で追いかけるホークス、太ももの肉離れで戦列から離れていたデスパイネ選手が、この日1軍に合流。交流戦明け初戦の試合は、ホークス打線が序盤から猛攻を見せました。




両チームのスタメン
  ソフトバンク      埼玉西武
1(二)川﨑宗則    (中)秋山翔吾
2(遊)今宮健太    (遊)源田壮亮
3(中)柳田悠岐    (二)浅村栄斗
4(三)松田宣浩    (三)中村剛也
5(左)中村晃     (一)メヒア
6(指)江川智晃    (指)栗山巧
7(右)上林誠知    (左)外崎修汰
8(一)川島慶三    (捕)炭谷銀仁朗
9(捕)甲斐拓也    (右)金子侑司
 (投)東浜巨     (投)菊池雄星



ソフトバンク・東浜VS西武・菊池の投げ合いで始まったこの試合、1回にホークス先頭の川崎が内野安打で出塁すると、1死後に柳田が四球を選び、1死1,2塁で4番・松田が西武先発・菊池のカーブを合わせてレフト前タイムリーヒット。ホークスが初回に1点を先取します。
続く2回、川島のヒット、甲斐の四球、川崎の死球で1死満塁のチャンスを作ると、今宮が3球目を叩き、ライトへのタイムリーヒットで2点を追加。なおもランナー2人置いて、柳田が初球を振り抜き、左中間ホームランテラスに叩き込む3ラン本塁打を放ち、さらに3点を追加!1死満塁から5点を挙げ、6-0とします。
ホークス打線はさらに攻め続けます。3回、上林の2塁打の後、川島のライト前タイムリーで7点目を奪い、西武先発・菊池をノックアウト。4回、1死1塁の場面で柳田が西武2番手・平井克典の2球目のスライダーを捉え、ライトスタンドに飛び込む2ラン本塁打。柳田のこの日2本目の本塁打が生まれ、4回までに9-0と一方的な展開に。
大量点に恵まれたホークス先発・東浜は、4回まで西武打線を0点に抑え、5回には2死1,2塁のピンチを背負ったが、金子を内野ゴロに打ち取り、ここも得点を与えません。
6回、東浜が西武の上位打線を3者凡退に抑えると、その裏のホークスの攻撃で、1死走者なしの場面で柳田に打席が回る。柳田は西武3番手・ガルセスの3球目のチェンジアップを狙い撃ち。右中間へ飛んだ打球は、スタンド最前列に入った!柳田が3打席連続ホームラン!スコアも10-0となりました。
6回まで無失点の好投を続ける東浜は、7回に四球と安打の走者を背負ったが、炭谷を遊撃ゴロに打ち取りまたも0点。8回は秋山と源田に連打を浴び、1死1,2塁で西武の3,4番と相対す。まず3番・浅村をライトフライに退けて2死を取ると、4番・中村剛には2塁フライに打ち取り、ピンチを切り抜けました。東浜は9回も続投し、四球の走者を出した後、最後の打者を遊撃ゴロに仕留めて見事完封勝利。投打で圧倒したホークス、西武に10-0で大勝です。



パリーグ 2017年6月23日(金)
ソフトバンク 対 西武 10回戦
<ソフトバンク6勝4敗、観衆:36,637人>
西|000 000 000|0
ソ|151 201 00X|10
[勝] 東浜(7勝2敗)
[負] 菊池(7勝3敗)
[本] 柳田(ソ/16号、17号、18号)



この日の試合は、ホークスが得意としている菊池投手から7点を奪い、西武の左のエースを3回途中でマウンドから引き摺り下ろしました。交流戦MVPを獲得した柳田選手が、自身初の3打席連続ホームランの大活躍。先発の東浜投手は9回を投げ切り、今季2度目の完投勝利を完封で飾りました。ホークスは日曜日の広島戦に続いての連勝。交流戦V3の勢いが大いに出ましたねー。
今季7勝目の東浜投手は、9回まで123球の力投。被安打7・6奪三振・3四球・無失点の内容でした。自身の完封勝利は、2013年10月の日本ハム戦以来2度目です。初回と2回にランナーを出しながらも併殺打で切り抜け、ランナー1,2塁のピンチが3度ありましたが、得点を与えず。3塁を踏ませない好投で、2試合ぶりの白星を手にしました。今季の東浜投手は安定感があって、とても頼もしいですね。本拠地・ヤフオクドームでは今季負け知らずですよ。
11安打を記録した打線は、柳田選手と川島選手が3安打の猛打賞。川島選手は3回にライト前タイムリーを打っております。柳田選手は広島との3連戦では目立った活躍がありませんでしたが、この日は3本塁打6打点。1本目に初球ストレートを叩いて右中間テラスへの3ラン。2本目のライトへの2ラン本塁打は、プロ入り通算100本目のメモリアルアーチ。3本目の右中間へのソロホームランは、内角のボールを上手く捌いて、力で持って行きました。柳田選手は今月だけでホームラン10本と大量生産中。本塁打数でも18本塁打のデスパイネ選手と並んでリーグトップタイです。20本塁打一番乗りできるかな?

この日は首位の楽天が日本ハムに敗れたため、両チームのゲーム差はまたも「0.5差」に縮まりました。何度も0.5差になるけど、なかなかひっくり返らないんだよなぁ…。24日の予告先発は、ソフトバンク・松本裕樹VS西武・十亀剣です。松本投手は先週の広島戦で7回2失点と好投しながらも、勝敗はつかず。2勝目を掴むには、自分自身が試合を作って、打線がしっかり援護してやらないとなぁ。




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交流戦最終戦!ホークスが広島との直接対決に勝ち、V3達成!

2017年06月19日 | HAWKS

5月30日に始まった「日本生命セ・パ交流戦 2017」も、残すところあと1試合。マツダスタジアムでの広島東洋カープVS福岡ソフトバンクホークスは、2試合を終えて1勝1敗。土曜日の試合は、ホークスが交流戦V3に王手をかけながらも逆転負けを喫しました。17試合を終えて、首位・広島が12勝5敗、2位・ソフトバンクが11勝6敗。18日の直接対決で勝った方が「最高勝率」を勝ち取ります。ホークスはこの一戦を制し、3年連続の最高勝率を達成できたのか?





両チームのスタメン
    広島        ソフトバンク
1(遊)田中広輔     (左)福田秀平
2(二)菊池涼介     (遊)今宮健太
3(中)丸佳浩      (中)柳田悠岐
4(右)鈴木誠也     (三)松田宣浩
5(左)エルドレッド   (一)中村晃
6(一)新井貴浩     (右)上林誠知
7(捕)會澤翼      (二)髙田知季
8(三)西川龍馬     (捕)甲斐拓也
9(投)中村祐太     (投)山田大樹

最終戦の先発ピッチャーは、広島・中村祐VSソフトバンク・山田。ホークスは打順と先発メンバーを入れ替え、1番に福田、7番に高田を起用。4番には松田が座りました。


1回、ホークスは先頭の福田が内野安打で出塁し、犠打と内野ゴロの間に3塁まで進む。2死3塁で4番・松田が、広島先発・中村祐の4球目を打ち上げ、内野フライで3アウトかと思われたが、ボールは二遊間に落ちて内野安打。この間に福田が生還。なんともラッキーな形で1点を先制。
しかしその裏、ホークス先発・山田が、2死からヒットと四球の走者を出し、エルドレッドにセンター前タイムリーヒットを打たれ、1-1の同点とされてしまう。
2回、ホークスは中村晃と高田が四球を選び、1死1,2塁の場面で甲斐が2球目を捉えてレフト前へのタイムリーヒットで2-1と勝ち越すと、なおも2死ながらランナー2人置いて、福田のセンター前タイムリーヒットで2点を追加し、4-1とリードを拡げます。
2回裏、援護を受けた山田が2死2塁で田中にライト前タイムリーを浴びて1点を失い、スコアも4-2と2点差。
3回、山田が広島先頭の丸を三振に仕留めて1死を取り、4番・鈴木のところで、ホークスは先発の山田を下げて岡本健を送り込む。岡本は鈴木に四球を与えた後、エルドレッドと新井を退けて0点に抑える。
5回、ホークスは1死から今宮がヒットで出塁すると、4番・松田の場面で2塁への盗塁を決める。2死2塁となり、松田が広島2番手・九里亜蓮からレフトへのタイムリーヒット。ホークスに5点目が入ります。
5回裏、岡本が菊地にヒットを許すと、3番手・飯田優也が丸に四球を与える。1死1,2塁となり、3ラン本塁打で同点に追いつかれるという場面で、ホークスは五十嵐亮太が4番手で登板。その五十嵐は4番・鈴木を三球三振に仕留めると、エルドレッドをレフトフライに打ち取り、相手の反撃を許しません。
5-2とホークス3点リードのまま迎えた8回、ホークスは1死2塁から、高田が広島5番手・ジャクソンのスライダーを捉え、左中間を破るタイムリー3塁打で6点目を奪う!なおも走者を3塁に置いて、甲斐がスクイズを成功させて1点追加。この回2点を挙げ、7-2となりました。
9回、セーブのつかない場面で守護神のサファテがマウンドに上がる。1死後に西川にヒットを許すと、代打・松山竜平に初球を狙われ、レフトスタンドへの2ラン本塁打を浴びる。2点を失ったサファテだったが、後続を抑えて試合終了。ホークスが7-4で広島に勝利しました。



プロ野球交流戦 2017年6月18日
広島VSソフトバンク 3回戦
<ソフトバンク2勝1敗、マツダ、観衆:31,818人>
ソ|130 010 020|7
広|110 000 002|4
[勝] 岡本(1勝)
[負] 中村祐(3勝1敗)
[本] 松山(広/4号)


交流戦1位を懸けた一戦は、ホークスが7投手、広島が6投手を送り込む総力戦となりましたが、ホークスが勝利を収めました。ホークスは広島と並んで12勝6敗で交流戦を終えましたが、直接対決で2勝1敗と勝ち越したホークスが、3年連続で最高勝率チームとなりました。ホークスは7度目の交流戦制覇、「3連覇」は史上初めてです。またセリーグVSパリーグの対抗戦は、パリーグが55勝51敗1分けで勝ち越しを決めたため、ホークスには最高勝率の賞金500万円+リーグ勝率1位の賞金1000万円を獲得しました。「交流戦V逸&賞金0円」にならなくてよかった。
この日のホークスは、先発の山田投手が2回1/3を投げて2失点、3回途中から継投に入り、岡本→飯田→五十嵐→嘉弥真新也→森唯斗→サファテの投手リレーで逃げ切りました。2番手の岡本投手は、2イニングを無失点に抑えて勝ち投手に。今季5試合目の登板、プロ入り4年目で初勝利を挙げました。4番手の五十嵐投手が5回1死1,2塁のピンチを0点に抑える快投を見せれば、5番手の嘉弥真投手は打者4人をパーフェクトに抑えました。
全体で9安打を記録した打線は、スタメンに抜擢された福田選手と高田選がともに工藤監督の期待に応えました。福田選手は2安打2打点、今季初スタメンの高田選手は8回にタイムリー3塁打。高田選手の一打は本当に大きかったと思います。4番に入った松田選手は、初回の打席でタイムリー内野安打、5回の打席ではレフト前タイムリーヒットを打ち、2安打2打点。甲斐選手は2回に勝ち越しタイムリー、8回にはスクイズを決めて2打点を挙げております。

今年の交流戦を振り返って、内川聖一選手が6月2日のDeNA戦で首を痛めると、デスパイネ選手が11日の阪神戦で太もも裏の肉離れで離脱。打線を支えてきた主砲2人が抜けた後、高谷裕亮捕手が骨折、エースの千賀滉大投手が背中の張りを訴えて登録抹消。交流戦期間中に故障者が続出しましたが、巨人以外の5球団に勝ち越すことができました。
柳田選手が7本塁打・23打点と活躍すれば、中村選手も打率.319の好成績を残し、デスパイネ選手も離脱するまでに4本塁打を放ちました。投手陣では、バンデンハーク投手が3戦3勝。サファテ投手は5セーブを記録、岩嵜投手は10試合に登板して2勝1敗6ホールドでした。新戦力の活躍もあり、石川柊太投手が2勝を挙げ、ヤクルト戦では12奪三振。松本裕樹投手が3日のDeNA戦でプロ初勝利を飾ると、17日の広島戦では自己最長の7回2失点と頑張りました。


セパ交流戦も終わり、23日からはペナントレースが再開。パリーグ首位・楽天に1.5ゲーム差で追うホークスは、23日から福岡ヤフオクドームで埼玉西武ライオンズを迎えての3連戦です。交流戦明けには内川選手と千賀投手、右肩の炎症で戦列から離れている武田翔太投手も復帰予定。交流戦V3の勢いそのままに、パリーグ首位奪取を狙え!






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函館SSは今年も3歳牝馬が勝利!ユニコーンステークスはサンライズノヴァ圧勝!

2017年06月18日 | 競馬

6月18日は東京競馬場で3歳ダート重賞・ユニコーンステークス、今週開幕の函館競馬場は「サマースプリントシリーズ2017」の開幕戦・函館スプリントステークスが行われました。ユニコーンSには昨年の2歳ダート女王、函館SSには春のスプリント王者が登場しました。



函館メイン・第24回函館スプリントステークス(GⅢ・芝1200m 13頭立て)は、高松宮記念を制した⑫セイウンコウセイが参戦。スプリントGⅠ春秋連覇に向け、このレースは負けるわけにはいきません。コウセイ以外では、昨年2着からの雪辱を狙う⑩シュウジ、⑥クリスマス・⑬ブランボヌール・⑨レヴァンテライオンといった嘗ての函館2歳ステークス優勝馬、3歳牝馬の⑧ジューヌエコール、鞍馬ステークス覇者③キングハートなどが出走しました。
スタートで②ノボバカラがダッシュつかず。好スタートを決めたシュウジが先手を取り、セイウンコウセイが2番手を追走。3番手にクリスマス、ブランボヌール・レヴァンテライオン・ジューヌエコールの3頭が4番手集団を形成。7番手⑤イッテツ、8番手キングハート、9番手④エポワス。中団より離れた10番手に⑪ホッコーサラスター、11番手⑦エイシンブルズアイ。後方は①ラインハート12番手、しんがりにノボバカラ追走。
縦長の展開で3,4コーナー中間を過ぎ、シュウジが楽な手応えで先頭をひた走り、コウセイがピタリと2番手追走。その後ろの3番手争いでは、クリスマスとブランボとジューヌの3頭が並走。キンハーは中団追走。
4コーナーから直線コースに差し掛かり、ゴール残り200mでセイウンコウセイがシュウジを捕らえるが、外からジューヌエコールがシュウジとコウセイをまとめてかわして先頭浮上。後続からはキングハートとエポワスも追い込んできたが、突き抜けたジューヌエコールが先頭でゴールイン!3歳牝馬・ジューヌエコールがサマースプリントシリーズ開幕戦を制しました!


夏の北海道シリーズの開幕を告げる一戦は、単勝3番人気のジューヌエコールが快勝。昨年のソルヴェイグに次いで、2年続けて3歳牝馬が函館SSを制しました。勝ちタイム1分6秒8は、函館1200mのコースレコード。ソルヴェイグが昨年のレースで1分7秒8のレコードタイムを樹立しましたが、前日のHTB杯でタマモブリリアンが1分7秒6でソルヴェイグの記録を破ると、この日の第8レースでエリシェヴァが1分7秒5(-0.1秒)の記録をたたき出しましたが、それから数時間後にジューヌエコールが66秒台をマーク。この2日間で1200mのレコードタイムが3度も更新されました。開幕週でレコード続出ってヤバいな。
2着には4番人気のキングハートが入り、3着には7番人気のエポワス。1番人気だったセイウンコウセイは直線でシュウジを捕らえたものの、その後伸びきれず4着。2番人気のシュウジはゴール前で失速して10着に終わっております。
勝ったジューヌエコールは、昨年のデイリー杯2歳ステークス以来となる重賞2勝目で、通算も4勝目。鞍上の北村友一騎手は、昨年4月の福島牝馬ステークス以来の重賞勝利となりました。9着に終わった桜花賞から約2か月ぶりのレースとなった今回は、初めてのスプリント戦。3,4コーナーで外に持ち出すと、ラストの直線で3番手から前で競り合う2頭を抜き去り、最後は2馬身半差の快勝。50キロの軽い斤量が快心の走りを生んだと思います。




東京のメインは第22回ユニコーンステークス(GⅢ・ダート1600m 16頭立て)。数多くのダートGⅠ馬を輩出しているこのレース、昨年はゴールドドリームが優勝し、その後に今年のフェブラリーステークスを制覇しました。今回は、昨年の全日本2歳優駿覇者で、NHKマイルカップで2着に入った④リエノテソーロが参戦。他にも青竜ステークスを勝った⑮サンライズソア、⑧サンライズノヴァ、2連勝中の⑦アンティノウス、②ハルクンノテソーロ、府中で2戦2勝⑥ラユロット、デビュー2連勝⑤サヴィ、⑬ウォーターマーズなどが出走しました。
バラついたスタートで始まったこのレース、先行争いで⑪タガノカトレア・⑫テイエムヒッタマゲ・サンライズソアの3頭の競り合いから、テイエムヒッタマゲが前に出るが、最内から①シゲルコングが並びかける。タガノカトレアが3番手、リエノテソーロは4番手。5番手にサンライズソア、6番手サヴィ。少し離れた中団グループは、7番手の位置にラユロット、内側8番手に⑨シゲルベンガルトラ、9番手アンティノウス、サンライズノヴァ10番手。③ブルベアバブーンとウォーターマーズが11,12番手で並び、13番手⑩サンオークランド、ハルクンノテソーロ14番手。15番手⑯トラネコ、最後方⑭トロピカルスパート。
3,4コーナー中間地点で、先頭に立ったシゲルコングが一人旅の様相。ヒッタマゲ2番手、カトレア3番手。リエノテとサンソアは好位追走。アンティノとノヴァは外に持ち出し、ハルクンは中団馬群の中。
最後の直線コースに入り、先頭争いはタガノカトレア、リエノテソーロ、サンライズソア、ハルクンノテソーロと横一線。しかし、残り200mでサンライズノヴァが外から4頭をかわして先頭浮上。ハルクンが2番手に上がり、リエノテは後退。抜け出したノヴァは、後続を引き離してゴール!サンライズノヴァが圧勝でユニコーンステークス制覇しました。

ダートGⅠ馬への登竜門・ユニコーンステークスは、2番人気のサンライズノヴァが勝利。中団追走から、直線で外から末脚を伸ばし、最後は2着に4馬身差の圧勝を飾りました。2着には5番人気・ハルクンノテソーロ、3番人気のサンライズソアが3着。1番人気だったリエノテソーロは、アンティノウスと共に7着同着。残り400m辺りで先頭争いにいたんですが、最後に沈みました。ダートでは4戦全勝でしたが、初めて敗れましたね。
重賞初挑戦で初制覇を成し遂げたサンライズノヴァは、今年1月5日の3歳500万円以下(@京都)以来の勝利で、通算3勝目。鞍上の戸崎圭太騎手は同レース2勝目で、ノヴァとのコンビでは2戦2勝。その戸崎騎手は、この日5勝の固め打ちでした。直線での末脚の弾けっぷりは半端なかったですねぇ。残り300mでスイッチが入ると、残り200m付近で先頭集団を捕らえ、ラスト100mで突き放しました。ノヴァの力強い走りを見ると、2000mのジャパンダートダービーでも勝てそうな気がします。ゴールドアリュール産駒から新たなGⅠ馬候補があらわれたかな?


来週25日は、阪神競馬場で上半期の総決算・宝塚記念が行われます。GⅠ2連勝中でファン投票第1位のキタサンブラックをはじめ、シャケトラ、ミッキーロケット、ミッキークイーン、レインボーライン、サトノクラウン、ゴールドアクター、シュヴァルグランなど11頭が登録。キタブラは大阪杯と春の天皇賞を勝ち、宝塚でも勝てば春の古馬GⅠ3冠制覇となります。それを阻止する馬が1頭くらいいてほしい。






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交流戦天王山!ホークスが広島に先勝して同率首位!

2017年06月16日 | HAWKS

東京ドームでの読売ジャイアンツとの3連戦を1勝2敗で終えた福岡ソフトバンクホークスは、16日からMazda Zoom-Zoom スタジアム広島で広島東洋カープとの3連戦に臨みます。ここまで交流戦15試合を終えて、広島は11勝4敗で首位、ホークスは10勝5敗で2位につけています。交流戦最終カードは、交流戦1位を懸けた天王山です。ホークスはこの3連戦を勝ち越せば、3年連続勝率1位の可能性があります。直接対決初戦の先発投手は、広島・ジョンソンVSソフトバンク・バンデンハークの外国人対決でした。



両チームのスタメン
    広島        ソフトバンク
1(遊)田中広輔     (三)松田宣浩
2(二)菊池涼介     (遊)今宮健太
3(中)丸佳浩      (中)柳田悠岐
4(右)鈴木誠也     (右)江川智晃
5(左)松山竜平     (左)中村晃
6(一)エルドレッド   (二)川島慶三
7(三)安部友裕     (一)明石健志
8(捕)石原慶幸     (捕)甲斐拓也
9(投)ジョンソン    (投)バンデンハーク



1回、ホークスは先頭の松田が広島先発・ジョンソンからレフト前ヒットを放つと、続く今宮が送りバントと思いきや、ヒッティングに変えてセンター前ヒット!バスターエンドランが決まり、無死1,3塁のチャンス。3番・柳田の場面でジョンソンが2球目を暴投し、3塁走者の松田が生還して1点先制。なおも無死2塁で柳田が3球目のストレートを流し打ち、レフト前へのタイムリーヒットで1点追加。初回に幸先良く2点をもぎ取りました。
しかしその裏、ホークス先発のバンデンハークが、2死走者なしで丸にスライダーを狙われ、レフトスタンドへのソロ本塁打を打たれて1点失います。
2-1とホークス1点リードの3回、ホークスは先頭の柳田が四球で出塁すると、江川の犠打、中村の内野ゴロの間に3塁まで進塁。2死3塁で川島がジョンソンの直球を強振!レフトへの大きな打球は、大きく伸びてスタンドイン!伏兵・川島の2ラン本塁打で、ホークスが2点を追加。4回には1死3塁から松田の3塁ゴロの間に1点入り、5-1とリードを拡げます。
バンデンハークは2回と3回を0点に抑えますが、4回裏に先頭の丸に直球を痛打され、左中間スタンドへのソロ本塁打を被弾。丸にこの日2本目のホームランを浴びて2点目を失う。さらに6回、1死走者なしから、またしても丸に直球を狙われ、レフトへのソロ本塁打。丸に3打席連続本塁打を献上し、スコアも5-3と2点差に迫られる。
7回、バンデンハークが2本のヒットを許し、2死1,2塁のピンチを背負う。長打が出れば同点、ホームランで逆転される場面だったが、田中を三振に仕留めてピンチ脱出。
8回は2番手・岩嵜翔が先頭打者にヒットを許した後、3打席連続ホームランの丸と対戦。ここはフォークで空振り三振に切って取り、丸の4打席連続アーチを阻止。続く4番・鈴木を併殺打に仕留め、無失点リリーフ。9回は守護神・サファテが3者凡退に抑えてゲームセット。ホークスが5-3で3連戦の初戦を勝利しました。


プロ野球交流戦 2017年6月16日(金)
広島VSソフトバンク 1回戦
<ソフトバンク1勝、マツダ、観衆:31,523人>
ソ|202 100 000|5
広|100 101 000|3
[勝] バンデンハーク(7勝3敗)
[負] ジョンソン(1勝2敗)
[S] サファテ(20セーブ)
[本] 川島(ソ/2号)、丸(広/9号、10号、11号)


交流戦首位攻防戦の第1ラウンドは、内川誠一選手とデスパイネ選手を欠いているホークス打線が、広島先発・ジョンソン投手から5点を奪い、投げては先発のバンデンハーク投手が7回まで3失点に抑えました。カード初戦を制したホークス、これで広島と11勝5敗で並び同率首位。この試合に負ければ交流戦1位はほぼ絶望的でしたが、なんとか望みを繋ぎました。残り2戦もしっかり勝って、3年連続勝率1位を決めてもらいたいが…。
今季7勝目を挙げたバンデンハーク投手は、7回まで110球を投げ、被安打8・9奪三振・1四球・3失点。普段コンビを組む高谷捕手が負傷のため、甲斐捕手と初めてバッテリーを組んだ今回、丸選手に3連発を浴びたものの、2回から7回まで毎回奪三振を記録しました。バンデンハーク投手はこの交流戦で3連勝。気づけばホークスの勝ち頭になりましたね。
打線のほうはチーム全体で6安打。初回に上位打線が3連打、4回には川島選手の2ラン本塁打が飛び出しました。打のヒーローとなった川島選手、ジョンソン投手の内角の直球をフルスイングし、レフトスタンドへ飛ばしました。川島選手にとってホークス移籍後通算4本目のホームランです。
この日はパリーグ首位の楽天が阪神に敗れたため、ゲーム差が再び「0.5」に接近。楽天は今月に入って2度目の3連敗です。交流戦3位の西武は中日に勝利して「0.5ゲーム差」です。
17日の予告先発投手は、広島・野村祐輔VSソフトバンク・松本裕樹投手となっています。松本投手は先週の阪神戦で5回まで投げて4失点を喫して敗戦投手になりました。2回に四球3個で満塁とし、それから4失点でした。先々週のDeNA戦のようなピッチングをすれば、2勝目もあるかも。もし17日の試合でホークスが勝利し、西武と阪神が引き分け以下ならば、ホークスの3年連続の最高勝率が決定します。ホークスの勝利と中日の勝利を願います。





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