日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

明石まさかのグランドスラム!ホークス今季初の2ケタ得点で連敗ストップ!

2015年04月29日 | HAWKS

現在パリーグ3位の福岡ソフトバンクホークスですが、4月24日の埼玉西武戦で引き分けてから、4試合勝利がありません。28日から札幌ドームで北海道日本ハムファイターズと対戦していますが、28日の試合も敗れて3連敗。ここまで無敗だった大隣憲司投手も今季初黒星を喫しました。ホークスにとって4月最後の試合となる29日(昭和の日)の日ハム戦、滅多にホームランが出ない選手が大仕事をやってのけました。




両チームのスタメン
  ソフトバンク     日本ハム
1(遊)今宮健太   (二)西川遥輝
2(一)中村晃    (左)谷口雄也
3(中)柳田悠岐   (中)陽岱鋼
4(左)内川聖一   (一)中田翔
5(指)李大浩    (指)ハーミッダ
6(三)松田宣浩   (捕)近藤健介
7(二)明石健志   (三)レアード
8(右)江川智晃   (右)岡大海
9(捕)谷裕亮   (遊)中島卓也
 (投)武田翔太   (投)中村勝



日ハム・中村勝VSホークス・武田翔太の先発で始まったこの試合、1回に武田が日ハム先頭の西川にヒットを許すと、続く谷口に四球を与え、いきなり得点圏に走者を背負う。陽岱鋼の内野ゴロで1死2,3塁とされ、4番・中田翔にストレートを狙われ、レフトスタンドへの先制3ラン本塁打を浴び、いきなり3点を失います。
3点ビハインドのホークスは、2回にすぐさま反撃。先頭の内川が四球を選び、続くイデホがレフトフェンス直撃の2塁打を放ち、さらに松田の四球で無死満塁とチャンスを拡げる。1点でも返したい場面で、7番明石が日ハム先発・中村勝の2球目のフォークを振り抜く。ライトへの打球は意外に伸び、スタンドまで届いた!明石にまさかの満塁ホームランが飛び出し、ホークスが4-3と逆転します!
さらに4回、この回先頭の松田が、3球目のカーブを狙い撃ち。レフトスタンドへのソロ本塁打を放って1点追加。5-3とリードを拡げます。
初回に3点を失った武田は、2回に3者凡退に抑えてから復調。5回にはヒット&盗塁で無死2塁とされたが、後続を3者連続三振に退け、反撃を許さず。
ホークス2点リードの7回、ホークスはノーヒットで1死1,2塁(今宮四球、相手のフィルダースチョイス)と追加点のチャンスを迎え、柳田が日ハム3番手・瀬川隼郎の変化球を流し打ち。三遊間を破るレフト前タイムリーヒットで6点目。
しかしその裏、武田が下位打線に連打を許し、無死1,3塁で西川の2塁ゴロの間に1点を与える。2死後、陽岱鋼の1塁ゴロを1塁手・中村晃がエラーを犯し、6-5と1点差に詰められてしまう。さらにこの後、3番手の五十嵐亮太が暴投と四球で1,3塁と同点のピンチを招いたが、ハーミッダを空振り三振に仕留め、ピンチ脱出。
8回、ホークスはイデホがレフトへの2塁打を放つと、続く松田が日ハム4番手・谷元圭介からセンター前タイムリーを放ち7点目。明石バントヒットの後、江川がライトへのタイムリー2塁打で8点目。なおも1死2,3塁で今宮がレフトへの技ありのタイムリーヒットでさらに2点を加え、この回ヒット5本で4点を奪い、10-5と日ハムを突き放しました。



◇パ・リーグ  2015年4月29日 (水)    
日本ハム-ソフトバンク4回戦(2勝2敗、札幌ドーム、25,214人)
H 040100140  10    
F 300000200  5  
▽勝 武田 5試合2勝1敗
▽敗 中村 1試合1敗         
▽本塁打 [ソ] 明石 1号満塁、松田 5号ソロ
     [日] 中田 8号3ラン


3連敗と波に乗れなかったホークスが、4月最後の試合で4試合ぶりの勝利を挙げました!初回に武田投手が中田選手に3ラン本塁打を浴びましたが、2回に明石選手が値千金のグランドスラムで逆転。7回に6-5と1点差まで迫られましたが、8回に3本のタイムリーヒットで4点を加えて勝利を決定付けました。10-5で快勝したホークス、今季初の2ケタ得点で連敗を3で止めました。とにかくホークスが勝ってくれてよかったわあ。
先発の武田投手は、7回途中(6回1/3)まで投げて被安打6・7奪三振・3四死球・5失点・自責点4という内容で今季2勝目。立ち上がりに3失点喫した後、2回以降は立ち直り、5回に3連続三振、6回にも2つの三振を奪いました。しかし、7回に連打を浴びてから2失点。それにしても武田投手、楽天が相手だと快投を見せるのに、楽天以外だとあまり内容が良くない気がします…。
打線の方はチーム全体で12安打。2回に逆転の満塁ホームランを放った明石選手は、この試合3安打4打点の猛打賞で勝利に大きく貢献しました。プロ12年目で通算6本目のホームランは、自身にとってプロ入り始めてのグランドスラム。満塁弾だけでなく、その次の打席でレフト前ヒット、さらに8回の第4打席ではバントヒットで出塁。北海道出身の明石選手が、地元で輝き放ちました。
他にも、松田選手がソロ本塁打を含む2安打2打点。今季初スタメンの江川選手は、8回に今季初安打&初打点となるライトへのタイムリー2塁打を放ちました。柳田選手も7回にタイムリーヒットを打ち、これで4試合連続打点と絶好調です。
札幌での日本ハムとの2連戦を1勝1敗で終えたホークス、4月の月間成績は11勝8敗2分で勝ち越しました。現在26試合を終えて13勝11敗2分、勝率.542。首位・日ハムとの差は2.5ゲーム差です。1つでも順位を上げたいし、首位との差を詰めておきたいですね。5月1日からはゴールデンウィーク6連戦に突入。1~3日は京セラドーム大阪に乗り込んでオリックスバファローズとの3連戦、4~6日は福岡ヤフオクドームで千葉ロッテマリーンズとの3連戦が控えています。今度の6連戦は最低でも勝ち越してほしいですね。ホークスは5月から本気を出します(笑)!




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レッドアリオン10度目の重賞挑戦で初制覇!シングウィズジョイがオークスに名乗りを上げる!

2015年04月26日 | 競馬

中山&阪神の連続開催が終わり、今週から東京と京都の春開催が開幕。26日は京都競馬場で安田記念に向けてのステップレース・読売マイラーズカップ、東京競馬場ではオークストライアル・フローラステークスが行われました。



京都メイン・第46回読売マイラーズカップ(GⅡ・芝1600m 18頭立て)は、マイルCS2着⑦フィエロ、重賞では惜しいレースが続く⑨フルーキー、昨年のスプリングステークス覇者⑪ロサギガンティア、2年前のNHKマイルカップ覇者①マイネルホウオウ、1600万下とオープンで連勝中の②テイエムタイホー、スワンステークス2着④サンライズメジャー、メンバー唯一の牝馬⑥ディアデラマドレ、⑩エキストラエンドや⑱クラレント、⑮レッドアリオンといったマイル重賞ではお馴染みのメンバーも参戦しました。
スタートでディアデラマドレが後手を踏んでしまう。先行争いでレッドアリオン好スタートを見せたが、サンライズメジャーが抜いて先頭。⑤シャイニープリンス2番手、内のテイエムタイホーが3番手につける。4番手③マイネルメリエンダ、レッドアリオン5番手。6番手グループにはエキストラエンド・フルーキー・クラレント、その後ろの9番手に⑭ミッキードリーム、10番手⑫エールブリーズ、フィエロは11番手につけ、外の12番手に⑯ヒストリカル。中団より後ろの13,14番手に⑬タガノグランパと⑰マジェスティハーツが並び、15番手ロサギガンティア、16番手に⑧タガノブルグ、マイネルホウオウ17番手、出遅れたディアデラマドレがしんがりを行く。
外回り3コーナーに入り、サンメジャが単独先頭、シャイプリが2番手集団を引っ張り、アリオンとタイホーが3,4番手で並び、ヒストリカルが外から上がってきた。フルーキーとフィエロはまだ中団馬群にいる。4コーナーから直線コースに差し掛かり、サンライズメジャーがまだ逃げ粘る。外からレッドアリオンが差を詰める。フィエロとフルーキーは内を突こうとするが、ちょっとばかり厳しい。残り100mを切り、サンメジャがこのまま逃げ切るかと思いきや、アリオンがゴール前でとらえて1着ゴールイン!レッドアリオンが最後に逆転!差し切り勝ちで重賞制覇を成し遂げました。


伝統の古馬マイル戦を制したのは、単勝8番人気のレッドアリオンでした。好スタートを切ると、終始好位追走。直線で外から追い上げ、逃げるサンライズメジャーをゴール手前でかわして優勝し、1着に与えられる安田記念の優先出走権を手に入れました。スワンステークス以来の実戦だったサンライズメジャーは、5ヶ月の休み明けの影響もなく2着。1番人気だったフィエロは、最後に伸びたんですが3着まで。2番人気のフルーキーは5着、3番人気のディアデラマドレはスタートミスが響いて7着。しかし、上がり3ハロンはメンバー最速の31.9秒でした。
優勝したレッドアリオンは、前走の洛陽ステークスに続いての連勝で通算6勝目。お兄さんのクラレントが重賞6勝しているのに対し、弟のアリオンはこれまで9回も重賞に出走しながらも2013年のニュージーランドトロフィーの2着が最高。昨年のこのレースでも4着でした。そんな弟が10度目の挑戦で、兄を負かしての嬉しい重賞初勝利。(クラレントは10着でした)鞍上の川須栄彦騎手は、2013年の福島記念以来の重賞勝ち(通算5勝目)を収めています。



東京メイン・第50回サンケイスポーツ賞フローラステークス(GⅡ・芝2000m 17頭立て)は、府中コース2戦2勝の⑥ディアマイダーリン、⑤シングウィズジョイ・①マキシマムドパリ・②ウインアキレアの「君子蘭賞組」、⑨リアンドジュエリー・⑫フロレットアレー・④ロックキャンディの「ミモザ賞」上位3頭、他にも⑯ナガラフラワー、⑩エバーシャルマン、⑧アドマイヤピンクなどが参戦。
ややバラバラのスタートで始まったこのレース、⑰レッドカーラが出遅れてしまった。シングウィズジョイが好スタートを見せたが、⑮グリシーヌシチーが先手を奪う。ディアマイダーリンが3番手、フロレットアレーが4番手につける。5番手グループには内からマキシマムドパリ・⑪バンゴール・⑭サダムブルーハワイの3頭が並ぶ。8番手にウインアキレア、9番手エバーシャルマン、10,11番手の位置に⑦アスカビレンとナガラフラワーが並び、その後ろの12,13番手のところにロックキャンディと⑬ゴージャスガールが並走。後方は14番手リアンドジュエリー、15番手③タマモボレロ、16番手アドマイヤピンク、最後方にレッドカーラという展開。
3コーナーに入り、先頭のグリシーヌは前半1000mを62秒8のスローペースで通過。これはゆったりしすぎだ。ウィズジョイがぴったりと2番手追走、ダーリンがウィズジョイの内につけている。フロレットもいい位置にいる。バンゴールが単独5番手に上がり、ドパリはまだ6,7番手に控えたまま。最後の直線に入り、シングウィズジョイがグリシーヌシチーに並びかけ、ディアマイダーリンが割ろうとする。さらにはフロレットアレーやバンゴールも来ている。残り200mを通過して、ウィズジョイが抜け出し、ダーリンがイン差しを狙う。3番手からマキシマムドパリも追い上げるが、シングウィズジョイがそのまま押し切ってゴールイン。シングウィズジョイ、君子蘭賞に続いての連勝でオークスに名乗りを上げました。


オークストライアル・フローラステークスは、単勝2番人気のシングウィズジョイが優勝。道中2番手で追走し、直線で早々と先頭に立ち、ディアマイダーリンに迫られましたが、そのまま抑えて1着。クビ差の2着には1番人気のディアマイダーリン、混戦の3着争いを制したマキシマムドパリまでが優先出走権を獲得しました。結果的には人気上位3頭の決着になりましたね。5番人気ナガラフラワーは7着、4番人気のフロレットアレーは10着に終わりました。
重賞初制覇のシングウィズジョイは、今回の勝利で通算3勝目。父はマンハッタンカフェ、母はシングライクバード、母の父・シンボリクリスエスという血統。お母さんも2008年の同レースに出走しましたが、2番人気で5着という結果でした。あれから7年後に娘のウィズジョイが母の雪辱を果たしました。1800m、2000mと連勝したから、2400mのオークスでも上位に入ってきそうな予感がします。



来週・5月3日は、京都競馬場で春の最強古馬決定戦・第151回天皇賞(春)が行われます。史上初の春天3連覇に挑むフェノーメノ、もう負けられないキズナ、3度目の正直を目指すゴールドシップ、重賞連勝と波に乗っているアドマイヤデウス、ベテラン・ウインバリアシオン、京都記念でキズナを破ったラブリーデイ、昨年の菊花賞2着・サウンズオブアース、牝馬ながら阪神大賞典2着のデニムアンドルビーなどが登録しています。毎年波乱が起こる伝統の長距離戦、今年はどんなドラマが待っているのか?誰もが予測不可能な「荒れる春天」に目を離すな…。




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9回2死から押し出しサヨナラで3連勝!武田8回1失点の好投も白星つかず・・・。

2015年04月22日 | HAWKS

2連勝中でパリーグ2位につけている福岡ソフトバンクホークスは、22日も福岡ヤフオクドームで東北楽天ゴールデンイーグルスと対戦。前日はイデホ選手が2打席連続ホームランなど、一発攻勢で楽天に快勝。3連勝&3カード連続勝ち越しをかけた22日の試合は、ソフトバンク・武田翔太VS楽天・美馬学の投手戦となり、最後はまさかの幕切れとなりました。



スタメンはこちら
  ソフトバンク    東北楽天
1(左)中村 晃   (左)松井稼頭央
2(中)牧原大成   (二)藤田一也
3(右)柳田悠岐   (指)銀次
4(指)内川聖一   (一)サンチェス
5(一)李大浩    (遊)後藤光尊
6(三)松田宣浩   (捕)嶋 基宏
7(二)田知季   (左)岡島豪郎
8(捕)谷裕亮   (三)西田哲朗
9(遊)今宮健太   (中)福田将儀
 (投)武田翔太   (投)美馬 学

この日は内川がDHに回ったため、中村がレフトの守備に就きました。牧原が2番センター、高田が7番セカンド、高谷が8番キャッチャーでスタメン入り。


今季2勝目を狙うホークス先発・武田は、1回に楽天上位打線3人をわずか5球で料理すると、2回は2死から嶋にライト前ヒットを浴びたが、岡島を三振に仕留めて無得点。3回は下位打線を3者凡退に退けると、4回も打たせて取るピッチングで3者凡退。5回には先頭打者・後藤にヒットを許したが、次の嶋の場面で高谷捕手が後藤の盗塁を阻止。その後、嶋と岡島を連続三振に切り取り、5回まで楽天相手に2安打無失点の快投を見せます。
武田を援護したいホークス打線ですが、楽天先発・美馬の前に3回までパーフェクトに抑えられます。4回に先頭の中村が美馬の3球目を捉え、チーム初安打となるレフト前ヒット。しかし、続く牧原が併殺打に倒れてしまう。2死後、柳田と内川の連続ヒットで1,3塁と先制のチャンスを迎えましたが、イデホが3塁ゴロに倒れて先制ならず。5回には1死から高田がヒットで出塁したが、2死2塁の場面で今宮が三振を喫してまたも無得点…。
0-0のまま迎えた7回、ここまで楽天打線を無失点に抑えていた武田が、1死走者なしから銀次にレフト線への2塁打を許し、続く途中出場・山崎浩司にフルカウントからの8球目のカーブを打ち返され、3塁線を破るタイムリー2塁打を浴びてしまう…。武田、2連打で楽天に先制点を与えた。
1点を追いかけるホークスは7回裏、1死走者無しでイデホが好投を続ける美馬の2球目のカーブを狙い撃ち。レフトへの大きな打球は、スタンド中段に突き刺さるソロ本塁打!イデホの2試合連続アーチで1-1の同点。これで勢いに乗ったホークスは、松田が2塁打、さらに高田にもヒットが生まれ1,3塁と逆転のチャンス。しかし、高谷2塁ゴロ→3塁走者・松田が本塁封殺。今宮の代打・川島慶三も三振に倒れて勝ち越しとはならず。
8回、武田が下位打線を3者凡退に抑えると、その裏の攻撃で中村が四球を選び、牧原がバスターを仕掛けるも最悪の併殺打。同点で迎えた9回、イデホと松田が倒れて2死となりますが、高田が楽天3番手・福山博之のストレートを捉え、ライトフェンス直撃の2塁打を放つ。この後、高谷の代打・吉村裕基が敬遠で歩かされると、代打・明石健志も四球を選んで満塁。一打サヨナラの場面で中村晃に打席が回る。その中村も四球で押し出し。3塁から高田が生還して勝負あり。3連続四球でサヨナラ勝ちのホークス、楽天に2連勝です。




パ・リーグ 2015年4月22日 (水)
ソフトバンク-楽天4回戦
(ソフトバンク2勝1敗1分、ヤフオクドーム、観客数 31,274人)
E 000 000 100   1 
H 000 000 101x  2 
▽勝 サファテ 10試合2勝6S 
▽敗 福山 11試合1敗     
▽本塁打 [ソ] 李大浩4号ソロ


前夜のワンサイドゲームから一転、武田投手と美馬投手の投手戦となったこの試合、7回に武田投手が1死から連続2塁打を浴びて1点を失いましたが、その裏にイデホ選手のソロ本塁打で同点に追いつきました。このまま延長戦に行くのかと思われましたが、9回裏2死2塁から3連続四球で押し出し。楽天の福山投手は、吉村選手との対戦から12球連続でストライクが入らなかったそうです…。これはつらいな。
相手ピッチャーの自滅によって逆転勝ちを収めたホークスは、4月2日のオリックス戦に次いで今季2度目のサヨナラ勝ち。チームも3連勝で3カード連続の勝ち越し。貯金も「4」に増えました。22日の結果次第で首位・日本ハムとゲーム差なしで並ぶ可能性もありましたが、日ハムが西武に勝ったため、1ゲーム差は変わらず。まあいつかはホークスが首位浮上する日が来ますから。
この日の先発の武田投手は、8回まで打者27人に対して94球を投げ、被安打4・8奪三振・無四球・1失点という内容。6回までヒット2本に抑え、完封ペースで進みましたが、7回に初めて銀次選手の2塁打で得点圏に走者を背負い、山崎選手に高めのカーブを打ち抜かれてしまいました。内容がよかっただけに、白星がつかなかったのは悔やまれます。勝利投手は9回に登板したサファテ投手で今季2勝目です。
打線の方はチーム全体で9安打。前夜に2打席連続ホームランを放ったイデホ選手は、この日も貴重な同点アーチ。この2日間で3本塁打4打点と大爆発です。7番セカンドで先発出場した高田選手は、自身初の3安打猛打賞で先発起用に応えました。第2打席でレフト前ヒット、第3打席でセンター前ヒット、9回の第4打席ではライトフェンス直撃の2塁打を放ち、サヨナラのホームを踏みました。スタメンで結果を残したことで、先発で使われる機会がさらに増えるかもしれませんね。
その一方で、牧原選手は2度の併殺打を犯してしまいました。送りバントという選択肢があったのに、なんで打ちに行くんでしょうか?4回に牧原選手がバントをしていたら、1死2塁で柳田選手のヒットで1点が入っていたと思います。厳しい事を言わせて貰いますが、もうスタメンで起用されることは無いでしょう…。

23日はホークスの試合はお休み。24日からはパリーグ3位・埼玉西武ライオンズとの3連戦が控えています。前回の3連戦はホークスが2勝1敗と勝ち越しました。24日は中田賢一投手、25日は攝津正投手、26日はスタンリッジ投手が登板予定。スタンリッジ投手は前回西武と対戦して9回完封勝利を挙げています。今度の3連戦で3,4月の月間勝ち越しを決められるでしょうか?




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李大浩2打席連続ホームランで完全復活!一発攻勢で楽天に快勝!

2015年04月21日 | HAWKS

QVCマリンフィールドでの千葉ロッテとの3連戦を2勝1倍で終え、2カード連続の勝ち越しを果たした福岡ソフトバンクホークス。21・22日は福岡ヤフオクドームで東北楽天ゴールデンイーグルスとの2連戦です。仙台での2連戦では1分け1敗に終わっており、何としてでも楽天戦初勝利を挙げたいところ。ソフトバンク・大隣憲司VS楽天・塩見貴洋の左腕同士の投げあいとなった21日の試合、不振から復調しつつある主砲が目を覚ましました!



スタメンはこちら
  ソフトバンク     東北楽天
1(右)中村 晃   (左)松井稼頭央
2(二)川島慶三   (中)聖澤 諒
3(中)柳田悠岐   (三)銀次
4(左)内川聖一   (指)ペーニャ
5(一)李大浩    (二)藤田一也
6(三)松田宣浩   (一)サンチェス
7(指)吉村裕基   (遊)後藤光尊
8(捕)鶴岡慎也   (捕)嶋 基宏
9(遊)今宮健太   (右)福田将儀
 (投)大隣憲司   (投)塩見貴洋
 
この日は左ピッチャーが相手ということで、右打ちの川島が2番セカンドで今季初先発。吉村も7番DHに入りました。


まず初回、ホークス先発・大隣が2死から楽天3番・銀次にレフト前ヒットを許すと、左翼手・内川が後逸してしまう。2死2塁と得点圏に走者を背負ったが、4番ペーニャを直球で見逃し三振に仕留め、無失点に抑えます。その裏、ホークスは2番・川島が楽天先発・塩見からセンターオーバーの2塁打を放つと、2死3塁で内川が低めの珠を上手く合わせ、センターの頭上を超えるタイムリー2塁打。ホークスが初回に1点を先制します。
続く2回、1死から吉村の四球、鶴岡のヒットで1,2塁とチャンスを作り、2死後に中村が塩見の直球を逆方向へ弾き返し、技ありのレフト前タイムリーヒットで2点目を奪います。
ホークス2点リードの3回、大隣が1死から松井稼にレフト前ヒットを浴びると、続く聖澤にスライダーを捉えられ、レフトオーバーへのタイムリー2塁打で1点を失う。このとき、内川がライトフェンスの扉に激突し、扉が開くという珍プレーも…。1点差とされたその裏、2死走者無しでイデホが4球目のストレートを捉え、右中間スタンドへのソロ本塁打を放ち1点を追加。さらに松田も続きます。こちらも直球を叩き、レフトスタンドに突き刺さるソロ本塁打!イデホ&松田の2者連続ホームランで、4-1とリードを拡げます。
5回、大隣がランナー2人を背負い、ホームランで同点のピンチを迎えますが、一発が怖いペーニャをレフトフライに打ち取り、なんとか0点で切り抜ける。その直後にホークスは2死1塁でイデホが初球をジャストミート!レフトポール際への大きな当たりは、スタンド上段へと吸い込まれる特大2ランホームラン!イデホの2打席連続アーチで2点を加え、6-1と突き放します。6回には2四死球&中村のヒットで1死満塁とし、川島の併殺崩れの間に7点目が入ります。
ホークスは7回から継投に入ります。7回に2番手・五十嵐亮太がヒットと四球の走者を出すも、ペーニャを三振に切り取り無失点。8回に3番手の飯田優也がサンチェスの2塁打、嶋のヒットで2死1,3塁とされるも、皇族を打ち取り反撃を許さず。9回に4番手でマウンドで上がった森唯斗も0点に抑えて試合終了。ホークスが一発攻勢で楽天に快勝しました。



パ・リーグ  2015年4月21日 (火)  
ソフトバンク-楽天3回戦(1勝1敗1分、ヤフオクドーム、観客数 31,324人)
E 001 000 000  1 
H 112 021 00×  7
▽勝 大隣 4試合3勝     
▽敗 塩見 4試合1敗     
▽本塁打 [ソ] 李大浩 2号ソロ 、松田 4号ソロ 、李大浩 3号2ラン             


久しぶりのヤフオクドームでの試合だったこの日は、イデホ選手の2打席連続弾、松田選手にもホームランが飛び出し、前回2安打に抑えられた楽天先発・塩見投手をノックアウト。投げては先発の大隣投手が6回1失点、終盤に出てきた中継ぎ陣は3人とも無失点。試合も7-1の完勝で、今季の楽天戦初勝利を挙げました。チームも日曜日のロッテ戦に続いての2連勝、今季最多の貯金3。首位・日本ハムが西武に敗れたため、首位との差は1ゲームに縮まっています。もし22日にホークスが勝ち、日ハムが敗れると、同率首位になります。まあ日ハムもなかなか連敗しないからねえ…。ホークスが首位に立つのはいつになるのやら…。
先発の大隣投手は、6回まで112球を投げ、被安打6・4奪三振・2四死球・1失点の内容で今季3勝目。「全体的にテンポが悪かった」と振り返った通り、4回に3者凡退に抑えた以外は、毎回走者を背負いましたが、与えた失点は3回の1点のみ。粘りと打線の援護に恵まれて白星を手にしました。大隣投手はここまで4試合登板して3勝0敗、防御率はリーグトップの0.63。今月中にあと1試合登板して、無失点に抑えて白星を挙げれば、3・4月の月間MVPもあるかもしれません。
7回に2番手でマウンドに上がった五十嵐投手は、これが今季初登板。2月のキャンプ中に右ふくらはぎを痛めて以降、2軍での調整が続いていましたが、今月17日にようやく1軍合流。復帰戦はランナー2人を出しましたが、2つの三振を奪う好投。今季初登板の緊張もありながらも、無失点に抑えたのはさすがベテランと言えますね。昨年は44ホールドを挙げて日本一に貢献、今年も「神リリーフ」ぶりを見せてほしいです。
打線の方はチーム全体で8安打で7得点。効率良い点の取り方をしましたなあ。この日は中村選手とイデホ選手が2安打のマルチヒットを記録。イデホ選手は来日初となる2打席連続本塁打。2本ともホームランテラスを越えており、1本目は右中間へのソロ本塁打、2本目は初球を豪快に振り抜き、レフト上段への特大アーチ。5回のホームランは今まで蓄積された鬱憤を晴らすかのような当たりでした。ロッテ戦では3試合で4打点、21日は2本塁打3打点。長いスランプから脱出して完全復活です。
22日はソフトバンク・武田翔太VS楽天・美馬学の予告先発で行われます。両者は8日に投げ合い、ともに9回を投げて無失点でした。武田投手は先週のオリックス戦で初勝利を挙げましたが、5回4失点と精彩を欠きました。チームの3連勝&3カード連続勝ち越しがかかっているので、不甲斐ないピッチングはできないぞ。



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ドゥラメンテ一撃必殺の末脚で1冠奪取!ミルコ・デムーロ皐月賞4勝目!

2015年04月19日 | 競馬

2015年の3歳牡馬クラシック第1戦・第75回皐月賞(GⅠ・芝2000m)が19日、中山競馬場で行われました。今年の皐月賞は久しぶりのフルゲート割れ、クラシック競走では異例の15頭立ての競走。無傷の3連勝で弥生賞を勝った⑧サトノクラウン、演歌界の大御所・北島三郎さんの所有馬⑦キタサンブラック、札幌2歳ステークスで後の桜花賞馬・レッツゴードンキを破った①ブライトエンブレム、朝日杯FS覇者⑪ダノンプラチナ、皐月と同じ舞台の京成杯を勝った⑩ベルーフ、共同通信杯の勝ち馬⑤リアルスティール、名牝・エアグルーヴの孫②ドゥラメンテ、毎日杯を勝った⑨ミュゼエイリアンなどが参戦しました。



単勝上位人気は、1番人気がサトノクラウン(3.1倍)、2番人気リアルスティール(3.8倍)、ドゥラメンテが3番人気(4.6倍)で追いかける。4番人気キタサンブラック(9.7倍)まで一桁台で、その後はダノンプラチナ、ブライトエンブレム、ベルーフ、③スピリッツミノルと続きました。
スタートはほぼ揃い、リアルスティールが好スタートを見せたのに対し、サトノクラウンがややダッシュつかず。先行争いで④ワンダーアツレッタとキタサンブラックが出る中、⑭クラリティスカイが先頭で正面スタンド前を通過。リアルスティールは4番手グループの一角、ダノンプラチナは中団、サトノクラウンはブライトエンブレムと並んで11,12番手、ドゥラメンテはベルーフと並んで14,15番手で1コーナーを回る。
1,2コーナーから向正面に出て、クラスカが単独先頭、キタブラが2番手につけ、アツレッタが3番手。4番手のスピリッツミノルのすぐ後ろの5,6番手の位置にリアスティがいて、その外側に⑬コメートが並ぶ。中団の7番手にミュゼエイリアン、ダノプラ8番手、その後ろの9番手グループには⑫ベルラップ・ブライト・⑥タガノエスプレッソの3頭が横並び。サトクラは12番手、ドゥラメンテ13番手。堀宣行厩舎の2頭はともに中団より後ろで待機。その後は⑪ダノンリバティ、ベルーフが最後方を追走。
3コーナーに差し掛かり、先頭で引っ張るクラリティスカイは前半1000mを59.2秒で通過。キタサンブラックはまだ2番手。残り800mでドゥラメンテがサトノクラウンをかわし、ベルラップが外からポジションを押し上げる。リアルスティールは4番手の好位追走。サトノクラウンは大外に回した。
4コーナーから最後の直線に入るところで、最内を走っていたドゥラメンテがいきなり外に進路変更。これにはベルラップとダノンプラチナ、サトクラもあおりを受ける。ラスト200mでリアスティが内で逃げ粘るクラスカを抜いて先頭に躍り出て、キタブラも必死に食らいつく。しかし、大外からドゥラメンテが力強い脚で上がってきて、ラスト100mを過ぎてリアルスティールを捉え、最後は1馬身半差をつけてゴールイン!ドゥラメンテが強烈な差し切りで最初の1冠を手にしました!



皐月賞 全着順&払戻金
1着②ドゥラメンテ    1分58秒2
2着⑤リアルスティール 1馬身1/2
3着⑦キタサンブラック  2馬身1/2
4着①ブライトエンブレム アタマ
5着⑭クラリティスカイ  1/2馬身
6着⑧サトノクラウン   ハナ
7着⑨ミュゼエイリアン  クビ
8着⑪ダノンリバティ   1/2馬身
9着③スピリッツミノル 1馬身1/2
10着⑬コメート      1馬身1/4
11着⑮ダノンプラチナ   アタマ
12着⑩ベルーフ     1馬身3/4
13着⑥タガノエスプレッソ 1馬身3/4
14着⑫ベルラップ     8馬身
15着④ワンダーアツレッタ 4馬身

単勝 ② 460円 3番人気
複勝 ② 190円 ⑤ 150円 ⑦ 290円
枠連 [2]-[3] 780円
馬連 ②-⑤ 790円
馬単 ②-⑤ 1,530円
ワイド ②-⑤ 390円 ②-⑦ 1,130円 ⑤-⑦ 860円
3連複 ②-⑤-⑦ 3,110円
3連単 ②-⑤-⑦ 12,360円



3歳牡馬クラシックの開幕戦を制したのは、単勝3番人気のドゥラメンテでした。スタートから後方に控え、道中はサトノクラウンを徹底マークし続けました。4コーナーを回る際、馬が急激に外へ膨れ上がるアクシデントがあったものの、大外一気のごぼう抜きを見せました。本馬場入場で気性の激しいところを見せ、斜行したときは「おい危ないだろ!」と正直思いました。一歩間違えれば落馬する馬が出て、進路妨害で失格になっていたかもしれません。それでも直線で突き抜けて勝っちゃったんだからなあ…。ドゥラメンテはオルフェーヴル級の怪物かも…。
2着だったリアルスティールは、直線で先頭に躍り出たときは勝つかと思ったんですが…。決して悪いないようではなかったけど、相手が一枚も上手でした。3着のキタサンブラックは、スプリングステークスの勝利がフロックではないことを証明。1番人気を集めたサトノクラウンは6着に終わり、デビューからの連勝が止まりました。スタートでの出負けが響いたのもあるし、4コーナーでドゥラメンテの煽りを受けたのもあるでしょう。桜花賞に続き、皐月賞も無敗馬が勝てませんでしたね…。
勝ったドゥラメンテは今回の勝利で通算3勝目、重賞もこれが初制覇となりました。父はキングカメハメハ、母はアドマイヤグルーヴという血統。キングカメハメハ産駒は先週の桜花賞のレッツゴードンキに続き、クラシック2連勝。管理する堀宣行調教師は、クラシック競走初勝利。
鞍上のミルコ・デムーロ騎手は、2013年のロゴタイプに次いで2年ぶりの皐月賞制覇で、同レース歴代最多の4勝目を挙げました。そして、JRA移籍後初めてのGⅠ勝利です。レース後に裁決室に呼ばれ、「裁決にすごく怒られてしまいました」と苦笑い。4コーナーでの斜行の件については「初めての右回りということもあったし、ファンの声援で馬が怖がってしまったのではないか」と説明。ドゥラメンテを優勝に導いたものの、ミルコ騎手は他馬の進路を妨害したとして、4月25日から5月3日までの9日間の騎乗停止処分を受け、春の天皇賞の騎乗はアウトとなってしまった…。
ドゥラメンテは母系が凄く、母はエリザベス女王杯2勝のアドマイヤグルーヴ、祖母は1997年の年度代表馬・エアグルーヴ、曾祖母は83年のオークス馬・ダイナカール。アドマイヤグルーヴの最後の子・ドゥラメンテが皐月賞を勝ったことで、母子4代のGⅠ制覇の偉業を達成しました。恐るべし、ダイナカール一族。次走の日本ダービーでは、ドゥラメンテVSポルトドートウィユ(母・ポルトフィーノ、祖母・エアグルーヴ)の「ダイナカール一族対決」が見たいです。




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中山グランドジャンプ2015 アップトゥデイトが大差の圧勝でGⅠ制覇!

2015年04月18日 | 競馬

牡馬クラシック第1戦・皐月賞を前日に控えた18日は、中山競馬場で障害レースのGⅠ競走・第17回中山グランドジャンプ(J・GⅠ 芝4250m 15頭立て)が行われました。昨年の優勝馬⑤アポロマーベリック、昨年末の中山大障害を&前哨戦のペガサスジャンプステークスを勝った④レッドキングダムのGⅠ馬2頭に加え、阪神スプリングジャンプを勝った⑦サンレイデューク、⑫アップトゥデイト、⑬ソンブレロ、①ファイヤーなどが参戦。レースは例年以上のサバイバルレースとなりました。



単勝上位人気は、レッドキングダムが1.5倍で1番人気、アポロマーベリックが2番人気(4.7倍)、3番人気のサンレイデューク(7.9倍)まで10倍を切り、4番人気以降はアップトゥデイト、ソンブレロ、シャイニーブラック、ファイヤー、⑮テンジンキヨモリと続きました。
レースはほぼ揃ったスタートで始まり、先行争いでアポロマーベリック・⑭ショウナンカミング・テンジンキヨモリの3頭が前を行き、最初の5号障害(生垣)でショウナンカミングが先頭で飛越。しかし、4コーナーを回ったところでアポロマーベリックが先頭に立つ。カミング・アップトゥデイト・シャイニーブラックの3頭が2番手集団を形成し、テンジンキヨモリは5番手に下がり、レッドキングダムは6番手に控える。その後、②ティリアンパープル7番手、8番手ソンブレロ、9番手サンレイデューク、10番手ファイヤー、11番手⑪リキアイクロフネ、12番手③ビコーピリラニ、13番手⑨カントリースノー、14番手⑧ミヤコデラックス、⑩サンマルボスが最後方追走。
かなり縦長の状態で2コーナーのバンケットを通過し、アポロが単独先頭、アップが3番手につけ、シャイブラ単独4番手、レッキンはキヨモりと並んで5,6番手。そしていよいよ大障害コースに差し掛かり、最初の難関・大竹柵をアポロマーベリックが先頭で飛越すると、後続も次々とクリア。最後方のサンマルボスはちょっと体勢くずしながらも難なく飛越を終えた。
大竹柵を全馬クリアし、今度は逆回り。5号障害でアップトゥデイトがアポロに差を詰める。レッドキングダムは已然5番手キープ。ソンブレロは単騎で8番手、デューク9番手追走。2度目の大障害コースに入るところで、アポロマーベリックが下りのバンケットを利用して引き離し、2つ目の難関・大生垣(赤レンガ)を先頭で飛び越えた。アップ、シャイブラ、レッキンらがスムーズに飛越する中、テンジンキヨモリが落馬してしまった。さらにこの後、2号障害(生垣)でカントリースノーも落馬競走中止。
3号障害→2コーナーバンケットを過ぎ、芝外回りコースに入ったところで、アップトゥデイトがアポロマーベリックに並びかけ、8号ハードル障害を同時にジャンプ。シャイニーブラック3番手キープ、レッドキングダムは4番手までポジションを上げ、サンレイデュークとソンブレロもペースを上げる。3コーナーのところで今度はアップがアポロをかわし、9号障害を先頭で飛越。レッドキングダムも前を追うが、前に届くか微妙な状況。後方ではショウナンカミングがバランスを崩して落馬。
4コーナーから最後の直線に入り、アップトゥデイトがラストスパート、アポロマーベリックはペースが落ち、レッドキングダムは後退。サンレイデュークとソンブレロが2番手争いに加わる。最終障害(10号ハードル)でアップが先頭、ソンブレロとデュークが同時に飛越。レッキンは躓いたが大丈夫。アップトゥデイトは後続に大差をつけ、悠々と先頭でゴールイン。ソンブレロがゴール前で抜け出し2着、サンレイデュークが3着に入りました。



中山グランドジャンプ 全着順&払戻金
1着⑫アップトゥデイト  4分46秒3
2着⑬ソンブレロ      大差
3着⑦サンレイデューク  2馬身2/1
4着⑥シャイニーブラック 10馬身
5着⑤アポロマーベリック 2馬身2/1
6着②ティリアンパープル クビ
7着④レッドキングダム  4馬身
8着③レッドキングダム  3馬身2/1
9着⑧ミヤコデラックス   大差
10着⑩サンマルボス    大差
中止①ファイヤー
中止⑨カントリースノー
中止⑪リキアイクロフネ
中止⑭ショウナンカミング
中止⑮テンジンキヨモリ

単勝 ⑫ 1200円        
複勝 ⑫ 440円 ⑬ 500円 ⑦ 340円
枠連 [7-[7] 5290円        
馬連 ⑫-⑬ 4640円
馬単 ⑫-⑬ 11490円        
ワイド ⑫-⑬ 1170円 ⑦-⑫ 1010円 ⑦-⑬ 1030円   
3連複 ⑦-⑫-⑬ 6450円        
3連単 ⑫-⑬-⑦ 69700円


春の最強障害馬を決める一戦は、障害戦では異例のハイペースで進み、優勝タイム・4分46秒3のレコード決着。その一方で落馬が多発し、15頭中10頭が完走いうグランドジャンプ史上最も過酷なレースとなりました。優勝したのは単勝4番人気のアップトゥデイトで、外回り3コーナーでアポロマーベリックをかわして先頭に立つと、4コーナーで一気に突き放し、ぶっちぎりの圧勝を飾りました。2着は5番人気・ソンブレロ、3番人気・サンレイデュークが3着に入線し、「阪神スプリングジャンプ」組が上位を独占しました。連覇を狙ったアポロマーベリックは、序盤から飛ばすも最後に力尽きて5着。断然の1番人気だったレッドキングダムは直線伸びず7着に終わりました。最後の障害でバランスを崩したシーンは、落馬するかと思いました。
このレースは5頭が競走を中止。大生垣でテンジンキヨモリ、2周目2号障害でカントリースノー、芝コース3コーナーの9号障害でショウナンカミングが転倒。さらにはリキアイクロフネも道中前の馬に躓いて落馬。ファイヤーも終盤故障でレースを止めました。カミングは鼻骨を骨折し、鞍上の草野太郎騎手は右下腿打撲。ファイヤーは左肩跛行。キヨモリ騎乗の江田勇亮騎手は左腕を負傷、カンスノに乗っていた原田和真騎手は左鎖骨を骨折しました。また、レッドキングダムもレース中に左肩跛行を発症を発症したとの事です。
優勝したアップトゥデイトは、平地では2歳時に2勝を挙げ、2012年の全日本2歳優駿で3着と好走。4歳時の2014年の9月に障害に転向し、10月の未勝利戦と11月のオープン戦で連勝。GⅠ初挑戦となった今回の勝利で障害3勝目、2度目の重賞挑戦で初制覇を果たしました。
鞍上の林満明騎手にとってもJ・GⅠ初勝利。過去に障害の重賞で9勝を挙げ、アワパラゴンとのコンビで重賞3勝。自身の重賞勝ちは2011年の東京ハイジャンプ以来約4年ぶりで、これが節目の重賞10勝目です。林騎手は競馬学校の1期生で、柴田善臣騎手、石橋守元騎手、須貝尚介調教師らと同期生でした。デビュー30年目にして初めて掴んだGⅠタイトル、心から「おめでとう」と言いたいです。




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中田賢一今季3度目の登板で初白星!イデホ復活の逆転タイムリー!

2015年04月17日 | HAWKS

木曜日のオリックス戦に敗れ、4位となった福岡ソフトバンクホークス。17日からはQVCマリンフィールドに乗り込んで千葉ロッテマリーンズとの3連戦。開幕3連戦で対戦したときは1勝2敗とロッテに負け越し。福岡での借りをアウェー・千葉で返せるか?3連戦初戦の17日は、ロッテ・涌井秀章、ソフトバンク・中田賢一が先発登板。開幕2連敗の中田投手、中11日の登板で今季初勝利を手にできたのでしょうか?



両チームのスタメン
  千葉ロッテ     福岡ソフトバンク
1(一)根元俊一    (右)中村  晃
2(中)荻野貴司    (二)明石健志
3(右)角中勝也    (中)柳田悠岐
4(左)デスパイネ    (左)内川聖一
5(三)今江敏晃    (指)李  大浩
6(二)クルーズ     (三)松田宣浩
7(指)井口資仁    (一)吉村裕基
8(捕)田村龍弘    (捕)鶴岡慎也
9(遊)鈴木大地    (遊)今宮健太
 (投)涌井秀章    (投)中田賢一


1回、ホークスは先頭の中村がヒットで出塁しますが、明石が送りバント→1塁走者・中村が2塁アウト。さらには1塁に残った明石が牽制で刺され、ヒットで出塁した柳田が盗塁失敗。初回からミス連発で得点を挙げられません…。
ホークス先発・中田は、初回にロッテ先頭の根元に四球を与えると、ランナーを2塁に置いて角中に初球を弾き返され、センター前へのタイムリーヒットを浴びて1点を失います。2回にはクルーズに2塁打、井口にヒットを打たれ、無死1,3塁のピンチを招き、田村のライト前タイムリーヒット。3連打で追加点を与えてしまった。
2点を追うホークスは、3回に鶴岡と中村のヒットで1死1,3塁とした後、明石の2塁ゴロ→1塁走者が1,2塁間で挟まれてる間に3塁走者が生還して1点を返す。続く4回、先頭の柳田が四球を選ぶと、内川がレフトへの2塁打を放ち、無死2,3塁と同点&逆転のチャンスをむかえる。この場面でイデホがロッテ先発・成瀬の5球目を捉え、レフトへのタイムリーヒット。柳田と内川が生還し、3-2とホークスが逆転に成功します。
2回までに2点を失った中田ですが、3回に角中・デスパイネ・今江のロッテクリーンナップを3者凡退に抑えると、4回にはクルーズと井口を連続三振に切り取ります。5回は上位打線を簡単に3者凡退に打ち取り、6回はヒットのランナーを出したものの、3つのアウトを全て三振で奪い取りました。
ホークス1点リードの7回、中田がこの回先頭の田村にライト前ヒットを浴びると、鈴木の犠打で1死2塁と一打同点のピンチを作る。根元をセンターフライに打ち取って2死を取った後、荻野の代打・福浦和也が出たところで、ホークスベンチが動き、中田を下げて左腕・森福允彦を送り込む。森福は福浦を空振り三振に仕留め、ロッテの反撃の芽を摘み取りました。
9回、ホークスは先頭のイデホがヒットで出塁。イデホの代走・川島慶三が相手の暴投と松田の内野ゴロの間に3塁まで進塁。1死3塁と追加点のチャンスに、途中出場・牧原大成がスクイズを決めて4点目。ホークスに大きな追加点が入ります。
そして9回裏、いつものように抑えのサファテが登場しますが、井口と田村に連打を浴びる。1死1,2塁で岡田を遊撃ゴロ→遊撃手・今宮が3塁へ送球し、2塁走者を封殺。この後、福浦の四球で2死満塁としますが、角中を2塁ゴロに打ち取り試合終了。ホークスが4-2で勝利し、3連戦の初戦を制しました。



◇パ・リーグ  2015年4月17日 (金)
ロッテ-ソフトバンク4回戦
(2勝2敗、、QVCマリン、観客数 9,208人)  
H 001 200 001  4 
M 110 000 000  2 
▽勝 中田 3試合1勝2敗   
▽S サファテ 8試合1勝5S 
▽敗 涌井 4試合2勝2敗   


今年のホークスは逆転勝ちが多いです!中田投手が2回まで2点を失いましたが、打線が3回に1点返すと、4回にイデホ選手の2点タイムリーヒットで2点ビハインドをはね返しました。9回には牧原選手のスクイズで突き放し、その裏にサファテ投手が同点&サヨナラのピンチを作ったけど、なんとか無失点で凌ぎきりました。初回のホークスの攻撃でミスが続出し、その裏に先制点を取られたときは、「負け試合だな」と思いましたが…。
先発の中田投手は、7回途中(6回2/3)まで92球を投げ、被安打7・8奪三振・1四球・2失点の内容。3試合目でようやく今季初勝利を手にしました。初回に四球のランナーを出した後、タイムリーを浴びて先制点を与え、次の回では3連打で追加点を献上。しかし、3回以降は立ち直り、ランナーを出しながらも粘りの投球。6回にはロッテの4番・デスパイネから三振を奪い、通算1000奪三振を達成しました。開幕から2連敗と「移籍2年目のジンクス」に嵌ったけど、これからはシーズン終了まで白星を積み重ねられるか?できれば2ケタくらいは挙げてほしいですな。
打線の方はチーム全体で10安打。2ケタヒットの割には点数が少ないですね。この日は中村選手とイデホ選手が3安打の猛打賞。イデホ選手は3安打2打点で勝利に大きく貢献。深刻なスランプに陥っていましたが、14日のオリックス戦で2安打、16日は1安打、この日は12試合ぶりのタイムリーを放って復調を印象付けました。9回にスクイズを決めた牧原選手は、プロ5年目でうれしい初打点。開幕1軍を果たしながらも打撃は全くダメでしたが、スクイズという形で結果を残しました。私生活でも今年3月に結婚し、公私共に充実している牧原選手、この時期こそ頑張らないとなあ。
18日・土曜日のデーゲームは、ロッテ・イデウンVSソフトバンク・攝津正の予告先発で行われます。現在2連勝中の攝津投手、開幕戦で敗れたロッテにリベンジを狙います。ホークスは前回イデウンと対戦したときは、4点を奪いながらも9個の三振を喫して敗れました。ホークス打線は苦手のイデウンから土をつけられるか?







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キャプテン内川4打点!ホークス、オリックスに連勝で同率2位浮上。

2015年04月15日 | HAWKS

14試合で7勝6敗1分け、貯金1ながら現在同率4位の福岡ソフトバンクホークスは、15日も京セラドーム大阪でオリックスバファローズと対戦。前日は8回に内川選手のタイムリーヒット、9回には塚田正義選手のプロ初本塁打が飛び出し、オリックスに逆転勝ちを収めました。15日はオリックス・松葉貴大VSソフトバンク・武田翔太の先発で始まりました。


両チームのスタメン
  ソフトバンク      オリックス
1(右)中村  晃    (二) 平野恵一
2(遊)今宮健太    (中)坂口智隆
3(中)柳田悠岐    (右)糸井嘉男
4(指)内川聖一    (指)カラバイヨ
5(一)李  大浩    (一)T-岡田
6(三)松田宣浩    (三)中島裕之
7(左)塚田正義    (左)川端崇義
8(捕)鶴岡慎也    (遊)安達了一
9(二)明石健志    (捕)伊藤  光
 (投)武田翔太    (投)松葉貴大

この日のホークスは、今宮が2番、明石が9番に入り、プロ初アーチの塚田が7番レフトでプロ入り初スタメンを果たしました。


1回、ホークス先発・武田が、2死からオリックス3番・糸井にセンター前ヒットを浴びると、2塁への盗塁を許して2死2塁とされる。そして4番・カラバイヨに直球を狙われ、ライトフェンス直撃のタイムリー2塁打を打たれ、先制点を与えます。
1点を追うホークスは、2回までオリックス先発・松葉の前にランナーが一人も出ず、3回も簡単に2死とされましたが、明石が四球を選んで出塁。2死1塁で中村が松葉の2球目を捉え、右中間を深々と破るタイムリー2塁打。1塁から明石が生還して1-1の同点に。さらに今宮のヒットで1,3塁と勝ち越しのチャンスを作り、柳田が初球を弾き返してセンター前へのタイムリーヒット。1~3番の3連打で、2-1と勝ち越します。
しかし、4回に武田が2死2塁の場面で川端にど真ん中のストレートを叩かれ、センター前タイムリーを浴びて2-2と再び振り出しに。
5回、ホークスは明石のヒット、中村の1塁ゴロ→オリックス1塁手・岡田が2塁悪送球でオールセーフ。今宮の犠打で1死2,3塁とし、柳田がストレートを打って2塁ゴロかと思いきや、2塁手・平野がトンネル。タイムリーエラーで3-2とホークスが再びリードを奪います。なおもランナー2人置いて、内川が左中間へのタイムリー2塁打
で2点を追加。相手の守乱をついたホークス、この回3点を奪い、5-2としました。
5回裏、ここを抑えれば勝ち投手の権利が得られる武田は、先頭の安達にヒットを許すと、自ら暴投まで犯す。2死3塁で、坂口の三遊間に抜けそうな当たりを遊撃手・今宮が飛びつくも、グラブに弾かれる。ボールがレフトへ転がる間に坂口は2塁まで進んだ。タイムリー2塁打で1点を失った武田は、糸井にもレフトへのタイムリー2塁打を浴びてさらに1失点。連打で2失点を喫した武田は5回でマウンドを降りました。
5-4と1点差に詰め寄られたホークスは7回、1死から柳田がヒットで出塁し、続く内川がオリックス2番手・塚原頌平のストレートを狙い撃ち。レフトスタンドに飛び込む2ラン本塁打を放ち、7-4と再び3点差とします。
その後、7回裏に4番手・森福允彦が1死1,3塁のピンチを0点に抑えると、8回は5番手・バリオス、9回はサファテの投手リレーでゲームセット。ホークスが7-4でオリックスに競り勝ちました。


パ・リーグ  2015年4月15日 (水)     
オリックス-ソフトバンク5回戦
(ソフトバンク4勝1敗、京セラ、観客数 16,881人)
SH 002 030 200 7 
BS 100 120 000 4 
▽勝 武田 3試合1勝1敗   
▽S サファテ 7試合1勝4S 
▽敗 松葉  3試合1勝2敗   
▽本塁打 [ソ]内川2号2ラン 


この日の試合は、5回まで点の奪い合いとなり、初回に先制されながらも、3回に2死1塁から中村・今宮・柳田の3連打で2点を奪い逆転。4回に再び同点とされた後、相手のエラーなどもあり3点を挙げ、7回に内川選手がトドメの一発を放って勝負あり。連夜の逆転勝ちを収めたホークスは、木曜日の3戦目を残して今カードの勝ち越し。VSオリックス戦はこれで3連勝となりました。オリックスは守備が乱れて泥沼の6連敗…。借金は増えるばかりですな。
先発の武田投手は、5回まで83球を投げ、被安打8・4奪三振・無四球・4失点。今季3度目の登板で初勝利を挙げたました。前回の楽天戦は9回3安打無失点と素晴らしいピッチングでしたが、立ち上がりに2死から先制点を与えたり、5回には2死から連続タイムリーを浴びました。先発ピッチャーが5回で降板するのは正直良いものではありません。
武田投手が不甲斐ない一方、中継ぎ陣は磐石でした。6回に2番手で登板した森唯斗投手は、2つの三振を奪って3者凡退。相手に傾きかけた流れを引き戻す好投。森福投手もランナー2人背負いながらも反撃を阻止。8回に登板したバリオス投手は、リーグトップの7ホールド目。育成枠から這い上がり、いまや中継ぎの柱に成長しています。
打線の方はチーム全体で10安打。この日は内川選手が4打点と大当たり。5回の第3打席で2点タイムリー2塁打を放つと、その次の7回の4打席目には勝利を決定付ける2ラン本塁打。内川選手にとって実に2週間ぶりの一発です。前日は逆転タイムリーヒット、この日は4打点、この2日間で6打点を挙げております。
内川選手以外では、柳田選手が3回に2点目となるセンター前タイムリーヒット、5回には勝ち越しのタイムリーエラー。明石選手は3安打の猛打賞をマーク、3回には四球を選んだあと、中村選手の2塁打で同点のホームを踏みました。右足首を負傷して戦線離脱した本多選手の穴をしっかり埋めてますね。
2連勝を挙げたホークス、いつの間にやら楽天に勝った西武と並んで同率2位に浮上。首位・日本ハムとの差はまだ2.5ゲームあります。まだ序盤だけど、早く首位に立ってほしいものだ…。同一カード3連勝をかけた15日は、オリックス・東明大貴VSソフトバンク・東浜巨の予告先発で行われます。東浜投手は前回のオリックス戦で4回まで無失点の好投を見せながらも、5回に突如崩れました。どうか同じ過ちは繰り返さないでほしい…。





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大隣またもオリックスから白星!塚田正義プロ初ヒットがホームラン!

2015年04月14日 | HAWKS

日本ハムとの2連戦を1勝1敗で終えた福岡ソフトバンクホークスは、14日から京セラドーム大阪にてパリーグ最下位のオリックスバファローズとの3連戦。前回の3連戦はオリックスに2勝1敗と勝ち越しており、敵地・大阪でも勝ち越しを狙います。初戦の13日の先発ピッチャーは、ソフトバンク・大隣憲司VSオリックス・西勇輝。この2人は3月31日に一度投げ合い、西投手が5回途中7失点でKOされたのに対し、大隣投手は9回完封勝利をおさめました。果たして2度目の対決は如何に?


両チームのスタメン
  ソフトバンク      オリックス
1(右)中村  晃    (中)川端崇義
2(二)明石健志    (遊)安達了一
3(中)柳田悠岐    (右)糸井嘉男
4(左)内川聖一    (指)カラバイヨ
5(一)李  大浩    (一)中島裕之
6(三)松田宣浩    (左)竹原直隆
7(指)長谷川勇也   (左)T-岡田
8(捕)鶴岡慎也    (二)平野恵一
9(遊)今宮健太    (捕)伊藤  光
 (投)大隣憲司    (投)西  勇輝


試合は大隣と西の投手戦で進みます。ホークス先発・大隣は、初回に2番・安達に死球を与えるも、糸井とカラバイヨを続けて打ち取り0点に退けます。2回と3回もオリックス打線を0点に抑え、3回までノーヒットピッチング。一方、ホークス打線は、初回に柳田が四球を選ぶも、2塁の盗塁は失敗。2回は松田がレフト前ヒットを放つも長谷川は三振。3回は3者凡退に抑えられます。
0-0で迎えた4回、大隣がオリックスこの回先頭の糸井を内野ゴロに打ち取った後、カラバイヨに3球目のチェンジアップを狙われ、バックスクリーンへのホームランを浴び、先制点を与えてしまった。それでも動揺を見せない大隣は、中島と竹原をそれぞれ1球で打ち取り、最小失点に抑えました。
1点を追いかけるホークスは、5回に不振に苦しむイデホにようやくヒットが生まれたが、後続が凡退。7回には2死からイデホのヒットと松田の四球で2死1,2塁とチャンスを作ったが、長谷川が投手ゴロに打ち取られて同点ならず。オリックス先発・西をなかなか捉えることができません。
4回に1点を失った大隣は、5回に2死からヒットと四球の走者を出すも無失点。7回は先頭の竹原にヒットを浴び、1死2塁と得点圏に走者を背負ったが、後続を抑えて追加点を与えません。
オリックス1点リードで迎えた8回、ホークスは鶴岡の代打・高田知季がレフト前ヒット、続く今宮が犠打で繋ぎ、中村が技ありのレフト前ヒットで1死1,3塁とします。この後、柳田の四球で2死満塁となり、4番・内川が西の2球目のスライダーを捉えてセンター前ヒット!ランナー2人が生還すると、相手のエラーの間に1塁走者・柳田もホームイン。打った内川は2塁に進みガッツポーズ!内川の逆転タイムリーヒットで、ホークスが3-1と試合をひっくり返します。
8回裏に2番手・バリオスが1死3塁から糸井のセンター前タイムリーを浴びて1点を失い、3-2と1点差に詰め寄られます。しかし9回表、ホークスは1死走者無しで長谷川の代打・塚田正義が、オリックス2番手・海田智行の4球目を振り抜く。レフトへ舞い上がった打球は、そのままスタンドまで吸い込まれた!塚田が代打起用に応えるソロ本塁打を放ち、ホークスに大きな追加点が入ります。そして9回裏にサファテが締めてゲームセット。ホークスが4-2でオリックスを下し、3連戦初戦をモノにしました。



パ・リーグ 2015年4月14日 (火)
オリックス-ソフトバンク4回戦(ソフトバンク3勝1敗、京セラ、観客数 15,867人)
Sh 000 000 031  4 
Bs 000 100 010  2 
▽勝 大隣 3試合2勝     
▽S サファテ 6試合1勝3S 
▽敗 西  3試合2敗      
▽本塁打 [オ] カラバイヨ 2号ソロ [ソ] 塚田 1号ソロ


大隣投手と西投手の投手戦となったこの試合、大隣投手が4回にホームランで1点を失い、打線も西投手を攻略できず、2試合連続完封負けかと思われましたが、8回に2死満塁で内川選手のタイムリーヒットで逆転しました。9回には塚田選手のダメ押しの一発も生まれました。逆転勝ちのホークスは再び貯金1、敗れたオリックスは5連敗で借金は11まで膨れ上がりました。ホークスも1つ勝ち越してるけど、西武と並んで同率4位。うーん、波に乗れないですなあ…。ってか、オリックスはパリーグの借金全部抱えてますやん。
先発の大隣投手は、7回まで96球を投げ、被安打3・1奪三振・3四死球・1失点で今季2勝目。2週前は9回完封、先週の楽天戦でも無失点ピッチングでしたが、4回にカラバイヨ選手のソロ本塁打で今季初失点を喫しました。打線の無援護で敗戦投手になるかと思われましたが、8回に味方が勝ち越したため、勝利投手に。キャプテンにに感謝しないといけませんね。昨年7月に復帰して以降、VSオリックス戦は5戦4勝です。
打線の方はチーム全体で7安打。深刻なスランプに陥っていたイデホ選手が、この日西投手から2安打のマルチヒット。久しぶりのヒットにほっと一安心されたと思います。これをきっかけに打撃復調、いつかは豪快な一発が見たい!9回に代打でホームランを放った塚田選手は、これがプロ初ヒット&初ホームラン。海田投手の低めの珠を上手く合わせると、打球はグングンと伸びていきました。試合後には内川選手に呼ばれてインタビューを受け、「必至だった。結果が出てよかった」と大喜び。工藤監督も「あの1点が大きかった」と絶賛しました。現在は守備固め&代走要因と出場機会は限られてますが、今後ブレイクするかもしれませんぞ。塚田選手、プロ初ホームランおめでとうございます。




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1勝馬・レッツゴードンキが逃げ切りで桜花賞を制す。ルージュバックは9着惨敗・・・。

2015年04月12日 | 競馬

2015年3歳クラシックがついに開幕!4月12日は阪神競馬場で3歳牝馬クラシックの第1戦・第75回桜花賞(GⅠ・芝1600m 18頭立て)が行われました。今年はきさらぎ賞で牡馬を蹴散らした⑧ルージュバック、フィリーズレビューを勝利した⑬クイーンズリング、クイーンカップ覇者⑪キャットコインの無敗馬3頭に加え、チューリップ賞を勝った⑮ココロノアイ、阪神ジュベナイルフィリーズ2着⑥レッツゴードンキ、アネモネステークスを勝った⑭テンダリーヴォイス、チューリップ賞2着⑨アンドリエッテ、⑦クルミナル、①コンテッサトゥーレなどが参戦しました。


単勝上位人気は、ルージュバックが単勝1.6倍の圧倒的1番人気を集め、ココロノアイ2番人気(7.6倍)、3番人気はクイーンズリング(9.0倍)、4番人気のアンドリエッテ(9.2倍)までが10倍以下。その後はレッツゴードンキ、キャットコイン、クルミナル、コンテッサトゥーレと続きました。
スタートはややばらつきがあり、⑫ローデッドが大きく出遅れ、クリミナルもあまりスタートがよくなかった。先行争いで②ムーンエクスプレス、③ノットフォーマル、④トーセンラーク、レッツゴードンキの4頭が行く中、レッツゴードンキがスッと前に出た。ムーンエクスプレスは2番手追走、3番手ノットフォーマル、内側の4番手にコンテッサトゥーレ。5番手グループは⑤ペルフィカ・トーセンラーク・⑩アースライズの3頭が並ぶ。8番手あたりに⑰レオパルディナ、9番手にテンダリーヴォイス。出遅れたローデットと⑯メイショウメイゲツがポジションを上げ、クイーンズリング12番手追走。13,14番手の位置にココロノアイとクルミナルが並走、その後ろの15番手にルージュバックがいる。ルージュの後ろの16番手にキャットコイン、17番手アンドリエッテ、集団から離れた最後方に⑱クールホタルビという展開。
外回り3,4コーナー中間点に差し掛かり、先頭を行くドンキは前半800mを49秒~50秒で通過。これはスローペースだ。フォーマルが2番手に上がり、ムンエクとアースライズも好位追走。ココロ、クイーンズ、ルージュ、キャット、アンドリエッテら有力勢はまだ中団~後方にいる。クイーンズリングはまだ15番手あたり。直線でごぼう抜き見せられるか?
勝負は4コーナーを回って最後の直線に入り、依然としてレッツゴードンキが逃げ粘り、後続との差を徐々に拡げる。2番手争いでは内からコンテッサトゥーレ、ノットフォーマル、アースライズ、外からはクルミナルが上がってきた。ルージュバックは全然来ない!どうしたんだ?残り200mを切り、ドンキが一気に突き放し、クルミナルがコンテッサを抜いて2番手になったが、レッツゴードンキが先頭でゴールイン!1勝馬・レッツゴードンキ、逃げ切り勝ちで桜の女王に!そしてルージュバックは馬群に沈みました…。


桜花賞 全着順&払戻金
1着⑥レッツゴードンキ  1分36秒0
2着⑦クルミナル      4馬身
3着①コンテッサトゥーレ  3/4馬身
4着⑬クイーンズリング    ハナ
5着③ノットフォーマル   1/2馬身
6着⑨アンドリエッテ     ハナ
7着⑪キャットコイン      クビ
8着⑩アースライズ      ハナ
9着⑧ルージュバック     クビ
10着⑮ココロノアイ      ハナ
11着⑰レオパルディナ    3/4馬身
12着⑭テンダリーヴォイス   クビ
13着⑤ペルフィカ       1/2馬身
14着②ムーンエクスプレス  1/2馬身
15着⑫ローデッド       3/4馬身
16着⑯メイショウメイゲツ   ハナ
17着④トーセンラーク     クビ
18着⑱クールホタルビ     クビ

単勝 ⑥ 1020円        
複勝 ⑥ 260円 ⑦ 610円 ① 750円
枠連 [3]-[4] 740円  
馬単 ⑥-⑦ 17370円      
馬連 ⑥-⑦ 7860円        
ワイド ⑥-⑦ 2030円 ①-⑥ 2260円 ①-⑦ 3910円     
3連複 ①-⑥-⑦ 34480円
3連単 ⑥-⑦-① 233390円


無敗馬3頭が出走し、無敗の桜花賞馬が誕生なるか期待されたのですが、勝ったのは、単勝5番人気のレッツゴードンキでした。好スタートを切ると、押されるような形で先頭でレースを進め、前半800mを50.0秒のスローペースで逃げ、直線でぶっちぎりの一人旅。最後は2着に4馬身差をつけての圧勝でした。2着はクルミナル、コンテッサトゥーレが3着入線で、「チューリップ賞組」が1~3着を独占しました。無敗3頭の結果は、単勝3番人気のクイーンズリングは4着、キャットコイン7着、1番人気だったルージュバックは9着と惨敗。2番人気のココロノアイは10着。人気上位2頭は揃って見せ場なし…。ドンキが単純に強かったのか、他の馬たちが不甲斐なかったのか…。
勝ったレッツゴードンキは、昨年8月の新馬戦以来の勝ち星で通算2勝目。5度目の重賞挑戦で初制覇となりました。札幌2歳ステークスで3着、阪神JFでは一旦先頭に躍り出るもショウナンアデラの急襲に遭い2着。前走のチューリップ賞でも3着でしたが、今回ようやく惜敗続きにピリオドが打たれました。鞍上の岩田康誠騎手は、2012年のジェンティルドンナ以来となる桜花賞制覇で、同レース2勝目。「序盤から前に行かせ、自分のペースに持ち込んで最後突き放す」という策が功を奏しましたね。管理する梅田智之調教師はJRAのGⅠ初勝利。梅田厩舎はアドマイヤラクティがオーストラリアのGⅠ「コーフィールドカップ」で勝っています。天国のラクティも喜んでいるはずです。
余談になりますが、「レッツゴードンキ」の名前の由来は「さあ進もう『ドンキホーテ』のように」だそうですが、その名付け親は「激安の殿堂」で有名な「ドン・キホーテ」の創業者・安田隆夫さん。言い換えれば「ドンキへ行こう」って事ですね。現時点ではドンキ全店で「レッツゴードンキ優勝記念セール」の予定は…、ありません。
圧倒的1番人気ながら9着に敗れたルージュバック、1600mの距離不安と阪神マイルの経験不足が大きく露呈したのもあれば、スローに飲まれた、多頭数で萎縮して終始後手後手になってしまったというのもあるかも。「ルージュバックは強い」という印象を持っていただけに、直線でもがいてる姿は正直ショックでした。巻き返し必須のオークスでは、本来の力を発揮させられるか?


来週は中山競馬場で牡馬クラシックの第1戦「皐月賞」が行われます。弥生賞馬サトノクラウン、スプリングステークス覇者・キタサンブラックの「無敗2頭」に加え、2歳王者・ダノンプラチナ、関西期待の星・リアルスティール、ハービンジャー産駒・ベルーフ、ブライトエンブレム、ドゥラメンテ、毎日杯を勝ったミュゼエイリアン、アンビシャスなどが登録しています。シャイニングレイ回避により、フルゲート割れの17頭立てになる可能性も。桜花賞では無敗馬が総崩れでしたが、皐月賞はどうなる?





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