日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

俺が現役最強だ!エフフォーリアが有馬記念で再び古馬を撃破!

2021年12月26日 | Weblog

2021年のJRA総決算・第66回有馬記念(GⅠ・芝2500m 16頭立て)が26日、中山競馬場で行われました。ファン投票第1位の⑩エフフォーリア、菊花賞馬⑯タイトルホルダー、クラシックでは善戦続き⑨ステラヴェローチェ、セントライト記念を制した⑭アサマノイタズラといった強力3歳世代に加え、ラストランとなる「GP女王」⑦クロノジェネシス、エリザベス女王杯覇者⑬アカイイト、2017年菊花賞馬⑮キセキ、元マイル王①ペルシアンナイト、凱旋門賞に挑んだ⑤ディープボンド、三冠馬を追い詰めた⑪アリストテレス、タイトルホルダーの姉④メロディーレーン、2連勝で大舞台に挑む②パンサラッサなどが参戦しました。


単勝の人気は、1番人気がエフフォーリア(2.1倍)、2番人気クロノジェネシス(2.9倍)、3番人気ステラヴェローチェ(7.9倍)。4番人気以降はタイトルホルダー、ディープボンド、アカイイト、キセキ、パンサラッサと続きました。


スタートでタイトルホルダーが良い飛び出しを見せたが、パンサラッサが先手を奪う。タイトルホルダーは2番手、3番手に⑥ウインキートス、4番手グループにペルシアンナイト・ディープボンド・⑫シャドウディーヴァの3頭が並び、クロノジェネシス7番手、8番手キセキ、エフフォーリアは9番手につけ、内側10番手にメロディーレーン。その後はアカイイト、ステラヴェローチェ、③モズベッロ、⑧ユーキャンスマイル、アリストテレスと続き、アサマノイタズラが最後方。
1周目の正面スタンド前に差し掛かり、パンサラッサが後続を引き離して先頭、タイトルホルダー2番手、シャドウディーヴァ単独4番手、ディープボンド5番手、クロノジェネシス7番手、その後ろにエフフォーリアが8番手を追走。ステラヴェローチェ11番手、アカイイト12番手でゴール板を通過。
1コーナーを回るところで縦長の展開となり、先頭のパンサは最初の1000mを59秒5で通過。タイトルは2番手ガッチリ。キートス3番手、ディーヴァとペルシアンが4,5番手で並ぶ。ボンド6番手、7番手キセキ、8番手クロジェネのすぐ横にエフフォーが並ぶ。ライバルの動きを封じる狙いか。10番手メロディー、11番手ステヴェロ、12番手ベッロ、13番手イト、アリテレがユーキャンをかわして14番手に上がる。イタズラは依然としてしんがり。
2周目3コーナーを通過し、パンサのリードが無くなり、タイトルが捕まえにかかる。キセキが3番手に上がり、エフフォーとステヴェロが外に出し、大外からイトも捲るように上昇。ボンドは馬群の内側、クロジェネは中団馬群の中。
4コーナーを回って最後の直線コースに入ると同時にタイトルホルダーが先頭に躍り出る。2番手からディープボンド、3番手からエフフォーリアが追い上げ、クロノジェネシスとステラヴェローチェもやってきた。残り200mでエフフォーがタイトルとボンドをかわして先頭に立つ!ボンドも必死に食い下がり、クロジェネとステヴェロも猛追するが、エフフォーリアがゴール前抜け出して先頭でFINISH!ディープボンド2着、クロノジェネシスが3着でゴールしました。


【有馬記念 全着順】
1着 ⑩エフフォーリア   2分32秒0
2着 ⑤ディープボンド    3/4馬身
3着 ⑦クロノジェネシス   1/2馬身
4着 ⑨ステラヴェローチェ  1馬身1/2
5着 ⑯タイトルホルダー 
6着 ⑪アリストテレス 
7着 ⑬アカイイト
8着 ③モズベッロ
9着 ⑧ユーキャンスマイル
10着 ⑮キセキ
11着 ⑥ウインキートス
12着 ⑫シャドウディーヴァ
13着 ②パンサラッサ 
14着 ①ペルシアンナイト
15着 ④メロディーレーン
16着 ⑭アサマノイタズラ

【払戻金】
単勝 ⑩ 210円
複勝 ⑩ 110円 ⑤ 280円 ⑦ 130円
枠連 3⃣-5⃣ 1,000円
馬連 ⑤-⑩ 1,740円
馬単 ⑩-⑤ 2,070円
ワイド ⑤-⑩ 540円  ⑦-⑩ 170円  ⑤-⑦ 730円
3連複 ⑤-⑦-⑩ 1,440円
3連単 ⑩-⑤-⑦ 7,180円


競馬界の一年を締めくくるドリームレースは、3歳馬のエフフォーリアが1番人気&ファン投票1位に応えて優勝しました。3歳世代の勝利は2018年のブラストワンピース以来です。ディープボンドが半馬身差の2着、2番人気のクロノジェネシスは3着に終わり、グランプリレース4連勝とはならず。凱旋門賞帰りのボンドとクロジェネが上位に入り、特にボンドは凱旋門での最下位から巻き返しました。3番人気のステラヴェローチェが4着、5番人気のタイトルホルダーは4コーナーで先頭に立ったものの、残り100mで力尽きて5着でした。もう1頭ラストランだったキセキは10着でした。
勝ったエフフォーリアは、前走の秋の天皇賞に続いてのGⅠ連勝で、通算でもGⅠ3勝目。鞍上の横山武史騎手と鹿戸雄一調教師は有馬記念初勝利。武史騎手の父である典弘騎手も1996年にサクラローレルで優勝しており、史上2組目の有馬記念ジョッキーとなりました。今回は兄の和生騎手、お父さんも出場し、兄は5着、父は12着でした。勝利騎手インタビューでは「昨日の油断騎乗があったので正直喜べない」と話していましたが、有馬で名誉挽回出来て良かったと思います。今年はGⅠレースで4勝を挙げ、自身初の年間100勝も達成し、「横山武史イヤー」ともいえる一年でした。

この日のエフフォーリアは、前を行くクロノジェネシスを見ながら追走し、向正面の中間あたりで併走、3コーナーでクロジェネに蓋をした。直線では外から末脚を伸ばし、残り200mで先頭に立ちました。武史騎手がルメール&クロジェネの動きを封じたのは見事でした。
今年は共同通信杯で重賞初制覇、皐月賞で圧勝、日本ダービーではハナ差の2着、秋の天皇賞でコントレイルとグランアレグリアを寄せ付けず勝利。有馬記念で再び古馬を一蹴。3歳世代最強から現役最強へと上り詰めました。GⅠ年間3勝の数字はラヴズオンリーユーと並んでいますが、年度代表馬争いでは古馬GⅠ連勝のエフフォーが優勢かと思われます。2022年の競馬界はエフフォーリアを中心に回りそうですね。


有馬記念も終わったけど、今年の競馬はまだ続きます。28日は2歳中距離王決定戦・ホープフルステークス、29日は大井競馬場でダート総決算・東京大賞典が行われます。ホープフルステークスでは武豊騎手がGⅠ完全制覇に挑み、東京大賞典はオメガパフュームが前人未到の大賞典4連覇を目指します。どちらも勝てば歴史的偉業と言われると思うので、見逃すわけにはいかんでしょう。



 

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2021年!コロナはいつ落ち着くのか?

2021年01月01日 | Weblog
皆さん新年あけましておめでとうございます。2021年・令和3年を迎えました。


昨年は新型コロナウイルス(Covid-19)が見つかり、日本でも多くの死者を生み、志村けんさん、岡江久美子さん、羽田雄一郎さんといった著名人がコロナで亡くなりました。スポーツ界も新型コロナの影響を受け、東京オリンピック・パラリンピックが延期、さらには高校野球の全国大会が春夏通じて中止となりました。
12月31日には、東京都の新規感染者数が1337人と報告され、初めて1000人台を記録。埼玉県でも330人、神奈川県でも588人と過去最多を更新。全国の1日あたりの感染者数も4515人。年末年始を迎え、感染者数は増えるばかり。私自身も外出時のマスク着用、うがい、手洗い、アルコール除菌といった基礎的な感染対策をしているけど、自分も感染するんじゃないかと不安になっています。
海外では新型コロナのワクチンの接種が始まっているところもありますが、日本では2月下旬以降に始まる予定。ワクチンが出まわったら、感染者数も減るだろうし、やがて終息していくことを願うしかないです。

昨年を振り返ると、政治では2012年末から続いていた安倍政権が終わり、菅義偉氏が首相に就任。11月のアメリカ大統領選挙では、ジョー・バイデン氏が現職のドナルド・トランプ氏を破り次期大統領に。バイデン氏は勝利宣言したものの、トランプ氏は敗北を認めず、2024年の大統領選挙の出馬をアピールしています。アメリカの現職大統領が敗れたのは、本当に久しぶりでしたね。
スポーツ界では、プロ野球の福岡ソフトバンクホークスが4年連続日本一、サッカー・Jリーグでは川崎フロンターレが圧倒的な強さで3度目の優勝を果たしました。競馬界では、デアリングタクトが史上初の無敗牝馬三冠、コントレイルが父子初の無敗三冠。アーモンドアイが史上最多の芝GⅠ9勝、白毛馬初のGⅠ制覇、クロノジェネシスのグランプリ春秋連覇と偉業ラッシュの年でした。他にも、大坂なおみ選手が2度目の全米オープンテニス優勝、佐藤琢磨選手が2度目のインディ500優勝を果たしました。

2021年は延期となった東京オリンピックが開催される予定。開催可否は不明ですが、もし無事に開催されたら、日本選手団のメダルラッシュが見たいなって思います。

昨年は良かった人も、正直つらくてしんどい一年だった人も、今年はより良い1年になることを願っています。そして、より一層健康に気をつけていきましょう。






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デアリングタクト秋華賞も完勝!無敗のまま牝馬三冠完全制覇!

2020年10月18日 | Weblog

3歳牝馬三冠レースの最終戦・第25回秋華賞(GⅠ・芝内回り2000m 18頭立て)が18日、京都競馬場で行われました。今年の秋華賞は、桜花賞とオークスを制したデアリングタクトが、史上初となる無敗での牝馬三冠制覇に挑戦。アパパネ、ジェンティルドンナ、アーモンドアイといった名牝でも成し得なかった偉業を果たすことができたのか?デアタクの他にも、紫苑ステークス覇者③マルターズディオサ、ローズステークス覇者②リアアメリア、オークス2着⑰ウインマリリン、オークス3着⑤ウインマイティ―、①ミヤマザクラ、⑨サンクテュエール、⑩クラヴァシュドールなどが参戦しました。


単勝オッズは、デアリングタクトが1.4倍で圧倒的1番人気。2番人気がリアアメリア(6.7倍)、3番人気ウインマイティ―。その後はマルターズディオサ、ウインマリリン、ミヤマザクラ、クラヴァシュドール、サンクテュエールという順で続きました。

正面スタンド前でのスタートで、⑦ムジカと⑧ソフトフルートの2頭が出負け。デアリングタクトはまずまずの飛び出し。最初のポジション争いで、マルターズディオサが先行し、ウインマリリン2番手から。⑪フィオリキアリ、④ホウオウピースフルも前につけ、リアアメリア、ミヤマザクラ、クラヴァシュドール、サンクテュエールは中団より前の位置。デアリングタクトとウインマイティ―はちょうど中団あたりでゴール板を通過した。
1,2コーナーから向正面に差し掛かり、マルターズディオサ先頭、2番手にホウオウピースフル、外側3番手からウインマリリン。その後ろの4番手にミヤマザクラ、リアアメリアは5番手を追走。6,7番手のところにサンクテュエールとフィオリキアリ、8番手⑮ミスニューヨーク、9番手クラヴァシュドール、10番手に⑱アブレイズと続き、デアリングタクトが11番手に押し上げ、12番手ウインマイティ―、13番手⑫マジックキャッスル。14番手から⑭オーマイダーリン、15番手⑱パラスアテナ、16番手ムジカ、17番⑥ダンツエリーゼ、最後方にソフトフルート。
内回り3コーナーを回り、ディオサが先頭、マリリンが2番手、アメリアは外側4番手、ミヤマは最内。デアタクは中団から好位まで進出。いつでも抜け出せる準備は整ったか!?マイティーは中団馬群、オーマイ・パラス・フルートも外側に持ち出す。
4コーナーから最後の直線に入り、マルターズディオサがまだ内側で逃げ粘っているが、馬場の真ん中からデアリングタクトがやってきた!残り200mでデアタクがディオサを捕らえて遂に先頭!後続からはマジックキャッスル、パラスアテナ、ソフトフルートが追い上げるが、完全に抜けたデアリングタクトが、後続の追撃を振り切って1着ゴール!デアリングタクト堂々の牝馬三冠達成です!



【秋華賞 全着順】
1着⑬デアリングタクト   2分00秒6 
2着⑫マジックキャッスル   1馬身1/4
3着⑧ソフトフルート     3/4馬身
4着⑯パラスアテナ      ハナ差
5着⑮ミスニューヨーク    3馬身1/2
6着⑭オーマイダーリン 
7着③マルターズディオサ 
8着⑦ムジカ 
9着⑤ウインマイティー
10着⑪フィオリキアリ
11着⑱アブレイズ 
12着⑥ダンツエリーゼ
13着①リアアメリア 
14着②ミヤマザクラ 
15着⑰ウインマリリン 
16着⑨サンクテュエール 
17着⑩クラヴァシュドール
18着④ホウオウピースフル

【払戻金】
単勝 ⑬ 140円
複勝 ⑬ 110円  ⑫ 540円  ⑧ 590円
枠連 6⃣-7⃣ 2,580円
馬連 ⑫-⑬ 2,670円
馬単 ⑬-⑫ 3,140円
ワイド ⑫-⑬ 940円  ⑧-⑬ 750円  ⑧-⑫ 9,310円
3連複 ⑧-⑫-⑬ 17,920円
3連単 ⑬-⑫-⑧ 44,110円


長い歴史を誇る日本競馬において、初めての無敗の三冠牝馬が誕生しました!断然の1番人気だったデアリングタクトが、3冠の最終関門・秋華賞を快勝。2018年のアーモンドアイに次いで史上6頭目の牝馬三冠達成で、キャリア5戦は過去最少だと思います。
2着には10番人気のマジックキャッスル、3着は9番人気のソフトフルートと伏兵が相次いで入線。キャッスルはデアタクの内側にいて、フルートはスタートで出遅れながらも、パラスアテナとの3着争いを制しました。4番人気のマルターズディオサは7着、3番人気のウインマイティ―は9着、2番人気のリアアメリアは13着と大敗しました。

デアリングタクトはGⅠ3連勝で、デビューから5戦5勝。鞍上の松山弘平騎手と杉山晴紀調教師は、共に秋華賞初勝利。松山騎手はゴールしてすぐ左手で三本の指を出して「三冠制覇」をアピール。秋華賞の後の最終レースも勝利し、年間100勝に到達しています。今年はデアタクを三冠に導いたり、サウンドキアラとのコンビで重賞3連勝するなど、充実した1年となっています。
桜花賞は重馬場で豪快に追い込んで2歳女王のレシステンシアを撃破して1冠奪取。オークスでは馬群から抜け出せず苦しい場面がありながらも、ゴール前で差し切って2冠目ゲット。秋華賞はオークスから直行での参戦で、前走から+14キロ。中団追走から4コーナーで好位につけ、直線であっさり抜け出しました。ゴールした直後、ファンからの拍手も発生しました。
同世代の牝馬には強敵と言える相手がほぼ不在。しいて言えば秋華賞で抽選漏れ→大原ステークスで圧勝したレイパパレくらいだろう。これからは同世代の牡馬、それに年上の馬達との戦いが始まります。牝馬三冠の先輩であるアーモンドアイとジェンティルドンナは、秋華賞の後にジャパンカップに参戦して優勝。デアリングタクトも先輩たちに倣うのか?「確実に4冠目を取りに行く」という感じでエリザベス女王杯に向かう可能性もあるし、エリ女&JCを避けて有馬記念に直行するというのも考えられる。いずれにせよ選択肢はいろいろありますね。
まだキャリア5戦だから、今後GⅠタイトルをさらに増えるだろうし、香港やドバイといった海外のGⅠレースで活躍できると思います。松山騎手、杉山調教師、そしてデアリングタクト関係者の皆様、無敗での牝馬三冠達成おめでとうございます。


来週は牡馬クラシック最終戦・菊花賞が行われ、無敗の牡馬2冠馬・コントレイルが、父・ディープインパクトとの「父子二代での三冠制覇」を狙います。秋初戦の神戸新聞杯はノーステッキで快勝し、無敗での三冠制覇に王手をかけたコントレイル。3000mの菊花賞でどんな勝ち方をするのか非常に楽しみでもありますが、もしかしたら負けるんじゃないかという不安もあります。「牡牝同時三冠」&「父子二代での三冠馬」のダブル快挙が見たいから、コントレイルには絶対勝ってほしい!




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グランアレグリア2階級制覇!ディープ産駒はスプリントGⅠ初勝利!

2020年10月04日 | Weblog

2020年秋のGⅠシリーズの開幕戦・第54回スプリンターズステークス(GⅠ・芝1200m 16頭立て)が4日、中山競馬場で行われました。春の高松宮記念で優勝した②モズスーパーフレア、安田記念でアーモンドアイを破った⑩グランアレグリア、昨年の高松宮記念覇者⑦ミスターメロディのGⅠウィナー3頭に加え、セントウルステークス優勝③ダノンスマッシュ、サマースプリントシリーズチャンピオン⑬レッドアンシェル、函館SS覇者⑨ダイアトニック、キーンランドカップ優勝⑥エイティーンガール、CBC賞で波乱を起こした⑮ラブカンプー、春の汚名返上を狙う⑮クリノガウディー、メンバー唯一の3歳⑫ビアンフェなどが参戦しました。



直前の単勝の人気は、1番人気がグランアレグリア(2.2倍)、2番人気モズスーパーフレア(3.9倍)、3番人気ダノンスマッシュ(5.1倍)。以下、レッドアンシェル、ダイアトニック、⑥ライトオンキュー、ミスターメロディ、エイティーンガールと続きました。


スタート前、ビアンフェがゲートに入らず、スタート時間が5分以上も遅れる。ビアンフェが入った後、他の馬達が順調にゲートイン。注目のスタートで、ラブカンプーが好ダッシュを決めた一方、グランアレグリアとダノンスマッシュが後手を踏む。先行争いでモズスーパーフレアが注文通り先手を奪うが、ビアンフェも負けじと応戦。ラブカンプーが3番手につけ、4番手にダノンスマッシュ、5,6番手の位置にライトオンキューと⑤メイショウグロッケが並ぶ。中団グループにはミスターメロディ,①ダイメイプリンセス,ダイアトニック,④キングハートの4頭が固まっている。⑧ダイメイフジとレッドアンシェルが11,12番手で並走し、13番手クリノガウディー、14番手エイティーンガール、15番手グランアレグリア、最後方に⑯アウィルアウェイが追走する。
3,4コーナー中間を過ぎ、モズフレとビアンフェの2頭が軽快に飛ばし、ミスメロが3番手に上がり、ダノスマは外側4番手、ライトオンは外側6番手。アンシェルとトニックは中団、ガウディーとグラアレはまだ後方の位置で4コーナーを回る。
最後の直線コースに差し掛かり、モズスーパーフレアが単独先頭、ミスターメロディが2番手、馬場の真ん中からダノンスマッシュが3番手に上がる。レッドアンシェルとクリノガウディー、グランアレグリアは大外に持ち出した。残り200mを切って、ミスメロがモズフレに並びかけ、ダノスマも接近するが、残り100mでグラアレが大外からミスメロ・モズフレ・ダノスマをまとめて抜き去って1着ゴール!グランアレグリア、マイルに続いての2階級制覇達成!



【スプリンターズステークス 全着順】
1着⑩グランアレグリア  1分08秒3
2着③ダノンスマッシュ   2馬身
3着⑯アウィルアウェイ   1/2馬身
4着⑦ミスターメロディ   1/2馬身
5着⑮クリノガウディー   1馬身
6着⑬レッドアンシェル
7着⑤メイショウグロッケ
8着①ダイメイプリンセス
9着⑥ライトオンキュー
10着②モズスーパーフレア
11着⑭エイティーンガール
12着④キングハート
13着⑨ダイアトニック
14着⑧ダイメイフジ
15着⑪ラブカンプー
16着⑫ビアンフェ

【払戻金】
単勝 ⑩ 220円
複勝 ⑩ 140円  ③ 180円  ⑯ 680円
枠連 2⃣-5⃣ 570円
馬連 ③-⑩ 530円
馬単 ⑩-③ 790円
ワイド ③-⑩ 310円  ③-⑯ 3,150円  ⑩-⑯ 2,120円
3連複 ③-⑩-⑯ 10,430円
3連単 ⑩-③-⑯ 22,540円


秋のスプリント王者決定戦は、単勝1番人気のグランアレグリアが、爆発的な末脚で差し切って優勝しました。2着のダノンスマッシュも勝てるチャンスはあったけれど、勝った相手が強すぎましたねぇ。3着のアウィルアウェイは、単勝で10番人気の伏兵。最後方追走から直線で一気に追い上げました。
春秋連覇を狙ったモズスーパーフレアは、積極果敢に先行しましたが、ゴール前で失速して10着。荒れた内側の馬場に苦しんだし、ビアンフェにマークされた影響もあったと思う。昨年はあと一歩で優勝を逃し、高松宮記念では2位入線から繰り上がりで優勝、今度こそ1着でゴールインしたかっただけに、悔しい結果に終わりました。
ゲート入りに時間を要したビアンフェは、最下位の16着。レース後には1か月間の出走停止、期間明けに発走調教再審査を実施するとのことです。藤岡佑介騎手も「発走を遅らせてしまい申し訳ない」と謝罪しました。

勝ったグランアレグリアは、安田記念に続いての連勝で、GⅠ3勝目をマーク。マイルとスプリントの2階級制覇はロードカナロア以来の快挙で、牝馬ではニシノフラワー、ダイイチルビー、ストレイトガールに次いで4頭目です(グレード制以降)。また、ディープインパクト産駒は芝のスプリントGⅠ初勝利であります。
鞍上のクリストフ・ルメール騎手は、昨年のタワーオブロンドンに続いての同レース連覇を果たし、今年のGⅠ4勝目。前日にはカフェファラオとのコンビでシリウスステークスを勝ち、2日連続での重賞制覇。おまけに外国人騎手としては初のJRA重賞100勝目を達成しております。
本当にグランアレグリアの強さが際立ったレースでした。スタートで出遅れて後方2番手からの競馬でしたが、最後の直線でエンジン全開。馬場の良い大外から14頭を一気にごぼう抜きしてしまいました。他の馬に比べて脚力が違ったもん・・・。最優秀短距離馬は確実だけど、次のマイルチャンピオンシップの結果次第では「最優秀4歳以上牝馬」の可能性もありそうです。


新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月から無観客での開催が続いていましたが、来週の東京&京都開催からは、指定席を購入した人に限り、観客の入場が再開されます。コントレイル&デアリングタクトの無敗三冠制覇の瞬間が見られるかもしれません。
11日は東京競馬場で毎日王冠、京都競馬場で京都大賞典がが行われます。毎日王冠には2歳マイル王者・サリオスと、ダービー4着・サトノインプレッサ、府中巧者・ダイワキャグニー、コントラチェックなどが出走予定。京都大賞典は、菊花賞馬・キセキ、4連勝中のキングオブコージ、香港GⅠ馬・ローリーヴェイズ、ダンビュライト、カセドラルベルなどが登録しております。





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有馬記念前日の注目レース!中山大障害&阪神カップ!

2019年12月22日 | Weblog

有馬記念を前日に控えた21日は、東西で注目の重賞レースが2つありました。中山競馬場で暮れの最強ジャンパー決定戦・中山大障害、阪神競馬場では1400m重賞・阪神カップが行われました。



第142回中山大障害(JGⅠ・芝4100m 15頭立て)は、中山グランドジャンプ2着⑮シンギングダンサー、障害重賞2連勝中の⑦シングンマイケル、小倉サマージャンプ優勝⑫メイショウダッサイ、阪神ジャンプステークス覇者⑬メドウラーク、京都ハイジャンプ優勝⑨ディライトフル、イルミネーションジャンプステークス2着②ヨカグラ、⑩ルペールノエル、⑤ブライトクォーツらが参戦しました。
スタートで④スリーコーズラインが出遅れ。最初の5号生垣障害をディライトフルとシンギングダンサーが同時に飛越すると、後続の各馬も続々と飛び越える。1周目の正面スタンド前で、ディライトフルが抜け出すと、シンギングダンサーが2番手につけ、3番手にメイショウダッサイ、ルペールノエルとメイショウダッサイが4,5番手で並ぶ。6番手にシングンマイケル、7番手⑥シゲルロウニンアジ、8番手⑭セガールフォンテン、9番手ブライトクォーツ、10番手⑧トラキアンコード。その後は③サウスオブボーダー、ヨカグラ、①トーヨーピース、⑪シュンクルーズ、スリーコードと続く。
2コーナーのバンケットから向正面→最初の大障害コースへと差し掛かり、最初の難所・大竹柵障害をディライトフルが先頭で飛越すると、残りの14頭も無事にクリアし、スタンドから拍手が沸き起こる。
逆回りコースのところで、ディラが先頭、シンダンが2番手、ラークが3番手に浮上。4番手ダッサイ、5番手マイケル、クォーツ6番手。7番手ルペール、ロウニンアジが8番手。9番手セガール、10番手トラキアン。後方はサウスオブボーダー、ヨカグラ、ピース、シュンクル、スリーコーズ。
2,3コーナー中間のバンケットを越え、2度目の大障害コース。先頭のディライトフルが大生垣障害をクリア。内に入ったシンギングダンサーは低い飛越だったが大丈夫。メドウラーク、シングンマイケルもOK。その他も続々と飛越し、大生垣も落馬はなし。
順回りに戻り、1,2コーナー中間の3号障害のところで先頭のディラと2番手集団との差が殆どなくなる。向正面の4号障害(竹柵)の手前で、ブライトクォーツがディライトフルを捕らえる。3コーナーのバンケットで、シングンマイケルが2番手に上がり、シンギングダンサーは最内3番手、メドウラーク4番手、ディラは5番手に下がった。バンケットを登り切って、最後の5号障害で、クォーツとマイケルが同時で飛越、さらにシンダンとラークも並んでジャンプ。
全ての障害を飛び終え、障害コース4コーナー手前で今度はマイケルが先頭。クォーツ2番手、シンダン3番手、ラーク4番手、さらにはメイショウダッサイ、ルペールノエルも追い上げて、最後の芝直線コースの攻防へ。残り200mを切ってクォーツが差を詰めるもマイケルが先頭を守る。シンダンは外に持ち出すも3番手争いが精一杯か。さらにはルペール、ダッサイもやってくる。しかし、シングンマイケルがそのまま先頭でゴール!金子光希騎手もガッツポーズで喜び爆発です。


障害界のレジェンド・オジュウチョウサン不在の中山大障害は、2番人気のシングンマイケルが優勝。竹柵障害の前で早めに仕掛けると、最終障害飛越後に先頭に躍り出て、そのまま押し切りました。2着のブライトクォーツは6番人気の伏兵。鞍上の熊沢重文騎手は昭和・平成・令和の3元号GⅠ制覇にあと一歩及びませんでした。3着争いはメイショウダッサイが制し、1番人気のシンギングダンサーは4着に終わり、石神深一騎手のJ・GⅠ8連勝ならず。3番人気のディライトフルは、スタートから先行を続けましたが、最後は10着でゴール。なお、今年は15頭全て完走しました。
シングンマイケルに騎乗した金子光希騎手はデビュー20年目でGⅠ初勝利。レース後のインタビューでは「来年はオジュウチョウサンに挑みたい」と意欲を見せていました。高市圭二調教師もJRAのGⅠ競走初制覇を果たしました。
平地ではまったく目が出ず、2017年末に障害に転向。今年6月の東京ジャンプステークスで重賞初制覇を果たすと、その次の東京ハイジャンプも制し、この中山大障害で重賞3連勝&GⅠ初制覇を果たしました。ことし障害2戦2勝のオジュウチョウサンを抑えて、マイケルが「最優秀障害馬」に選出される可能性もあるかもしれませんね。





第16回阪神カップ(GⅡ・芝1400m 18頭立て)は、今年の桜花賞馬⑤グランアレグリアが登場。2015年桜花賞馬で今回がラストランとなる②レッツゴードンキ、マイルCS4着①マイスタイル、フィリーズレビューを制した③ノーワン、アーリントンカップ優勝⑯イベリス、阪急杯優勝⑰スマートオーディン、⑩フィアーノロマーノ、⑧グァンチャーレ、⑫ロジクライ、2016年勝ち馬⑨シュウジなど重賞ウィナー多数参戦しました。
スタートでノーワンがダッシュつかず、スマートオーディンが後方から。先行争いで⑥メイショウショウブがハナに立ち、⑬グランドボヌールが2番手、グァンチャーレ3番手、⑭メイショウケイメイ4番手。5番手集団にはマイスタイル・⑦ショウナンライズ・グランアレグリア・シュウジ・⑪シヴァージの5頭が固まっている。中団グループにはレッツゴードンキ・イベリス・フィアーノロマーノの3頭が並んでいる。13,14番手のところにノーワンとロジクライ、15番手⑮ワンアフター、16番手⑱ストーミーシー、17番手④レインボーフラッグ、スマートオーディンがしんがり追走。
内回り3コーナーを通過し、グランボがショウブをかわして先頭、グァンチャーレ3番手、マイスタ5,6番手に控え、グラアレとフィアーノは中団待機。ラストランのドンキは12番手、イベリスとオーディンは大外に持ち出した。
4コーナーから直線コースに入り、メイショウショウブが先頭を奪い返すが、グランアレグリアが内から追い込んで、残り200mでグラアレが先頭に浮上。後続ではフィアーノロマーノとグァンチャーレが競り合い、レッツゴードンキがインを突いて上がってきている。グラアレは残り100mで一気に突き放し、大差をつけてゴールイン!2着争いはフィアーノ,ショウブ,ドンキの3頭が並んで入線しました。

関西での今年最後の重賞レースは、グランアレグリアが桜花賞馬の貫禄を見せつけました。3コーナーでは中団にいましたが、直線で内側から脚を伸ばし、残り200m手前でメイショウショウブをかわして先頭に立つと、あとは後続との差を拡げるだけ。結局2着に5馬身差の大差をつけての圧勝を飾りました。
接戦の2着争いは、フィアーノロマーノが2着、メイショウショウブがアタマ差の3着、引退のレッツゴードンキがハナ差の4着。4番人気のスマートオーディンは8着、マイスタイルは13着という結果に終わっています。
グランアレグリアはNHKマイルカップで5着降着の後、左前脚の不安の影響によりスプリンターズステークス戦とマイルチャンピオンシップを回避。このレースが実に7か月ぶりのレースでした。これといった強敵はいなかったのもあるけど、圧倒的な強さを見せつけましたね。来年春の高松宮記念、もしくは香港GⅠで勝ちそうな気がするな…。




















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芸能界に激震!沢尻エリカがMDMA所持で逮捕!

2019年11月16日 | Weblog

またもや芸能人が薬物所持で逮捕のニュースが入ってきました。女優の沢尻エリカ容疑者が16日午後、合成麻薬「MDMA」所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いで警視庁組織犯罪対策部に逮捕されました。



警視庁によると、午前8時すぎに沢尻容疑者の自宅マンションの家宅捜索をしたところ、自室のアクセサリーケースの中からMDMAの粉末が入ったカプセル2錠を発見。緊急鑑定で陽性反応が出たとして、沢尻容疑者を逮捕しました。沢尻容疑者は警視庁本部での取り調べで、「私のもので間違いない」と容疑を認め、同日夜に湾岸警察署に移送されました。
沢尻容疑者が所属している「エイベックス・マネジメント株式会社」は、「本件につきまして、現在事実関係を確認しております」としたうえで、「本人の処遇につきましては、捜査の進捗を見守りつつ厳正に対処して参ります。」とコメントしています。

沢尻容疑者はモデル活動のあと、2005年の映画「パッチギ!」に出演し、日本アカデミー賞の新人賞を受賞。さらには「1リットルの涙」、「タイヨウのうた」、「ファーストクラス」などのドラマにも主演しました。2012年の「ヘルタースケルター」では日本アカデミー賞の優秀主演女優賞を受賞。今年に入ってからもドラマ「白い巨塔」、映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』、「レノアハピネス」、「Indeed」のCMにも出演。来年のNHK大河ドラマ「麒麟が来る」にも、濃姫(斉藤道山の娘)役で出演が決まっていました。
一方で、「お騒がせ女優」としても知られました。2007年には主演映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶で横柄な態度を見せ、司会者の質問に「別に」「特にありません」と素っ気なく答えたことから大バッシングに発展(別に騒動)。2009年には「ハイパー・メディア・クリエイター」こと高城剛さんと結婚しましたが、翌年に離婚の意思を表明。それから3年後の2013年に離婚が成立しました。



夕方4時30分に「クレヨンしんちゃん」のオープニングと同時に「沢尻エリカ逮捕」のニュース速報が流れた際はもうビックリしましたし、「さっきレノアハピネスに出てたよな!?」って思いました。それに「『Indeed』の双子ダンスCMがわずか1日でお蔵入り」というネットニュースもありましたが、普通に流れてました。突然の逮捕だったので、対応が間に合わなかったようで…。エリカ様と一緒に共演していた泉里香さんも飛んだとばっちりを受けましたねぇ…。
MDMA入りのカプセルは、逮捕前に通っていたクラブで、友人からもらったものだろうか?それに、容疑者は以前からクスリを使っていたかどうかも気になるところです。
「別に騒動」と「離婚騒ぎ」で一度は転落しながらも、映画やCMに出演して完全復活。さらには大河ドラマの出演決定で「女優としての集大成を見せたい」と意気込んでいたはずなのに…。なんてもったいないことをしたんだろう。

薬物関係で逮捕された有名人は、今年だけでピエール瀧がコカインで逮捕され、元KAT-TUNの田口淳之介と小嶺麗奈が大麻を所持。7月には「RIZE」のKenKenが大麻所持、JESSE(ギタリスト・Charさんの息子)が大麻とコカイン所持の容疑で逮捕。
今月6日には冬季五輪に2度出場したプロスノーボーダーの國母和宏容疑者(腰パン&『反省してまーす』の人)が大麻ワックスを密輸したとして逮捕。さらには田代まさし容疑者が宮城県内で覚せい剤を所持した疑いで逮捕されました。田代容疑者はこれで通算5回目です。それから10日後にエリカ様がメンバーに加わりました。今年も残りおよそ1か月半ですが、薬物で捕まる有名人は現れるのか?




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藤田菜七子が海外初勝利!しかも「世界一の女性ジョッキー」に!

2019年07月02日 | Weblog

現地時間6月30日にスウェーデン・ブローパーク競馬場で開催された「ウィメンジョッキーズワールドカップ」で、日本から出場した藤田菜七子騎手が総合優勝を果たしました。


この大会は5レースのポイント制で争われ、今年は藤田騎手を含む8か国10人の騎手が出場しました。
第1戦(芝1200m、8頭立て)は、オベヤに騎乗するも6着。(2ポイント)
続く第2戦(芝1400m、10頭立て)では、⑩フランシスクスに騎乗。道中は7,8番手を追走すると、直線コースで一度馬群の中に入れ、ゴール残り200mで外側に持ち出し、前の3頭をまとめて差し切り見事1着。海外での初勝利を飾り、15ポイント獲得。
第3戦(芝1600m)ではヤマトとのコンビで10頭中5着(4ポイント)、第4戦(1750m)は①フィラデルフィアに騎乗し、直線で先頭争いを繰り広げるも、ゴール前で③ナステンカにかわされて惜しくも2着。それでも12ポイントを獲得し、4戦合計で33ポイント。
迎えた最終戦(芝2100m)、暫定3位の菜七子騎手は⑨チルターンズに騎乗。好スタートを決めた直後に⑩ミスアイムと先手を争い、向正面で2番手を追走します。3コーナーに入っても2番手をキープし、最後の直線でミスアイムをかわして先頭に浮上。2番手から⑧リーガンバジェットが追い上げるが、チルターンズがそのまま先頭でゴール。最終戦で2勝目を挙げ、15点を獲得。
全5戦を終え、藤田菜七子騎手は48ポイントを獲得し、今大会の総合優勝を決めました。


菜七子騎手がスウェーデン遠征で大きな結果を残しました。5レース騎乗して、1着2回、2着1回の好成績。出発前は「参加するからには“1”を目指す」と意気込んでましたが、初めて海外のレースで1着を取り、しかもシリーズ総合優勝で「世界一」のタイトルを獲得。歴史に残る快挙といえるでしょう。
W杯優勝の勢いに乗って、JRA女性騎手の年間最多勝利の更新、さらには重賞制覇を期待したくなります。8月のクラスターカップで、コパノキッキングとのコンビで勝てるといいですねぇ。

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川崎市内でカリタス小学校の女子児童が殺害される。

2019年05月28日 | Weblog
28日午前、川崎市多摩区登戸駅周辺で、私立カリタス小学校のスクールバスを待っていた児童と保護者たちが、刃物を持っていた男に襲われる事件が発生。この事件で児童17人と大人2人が刺され、2人が死亡。刃物を持った男も身柄確保されたときには心肺停止の状態で、病院に運ばれた後に死亡しました。


亡くなったのは、カリタス小学校に通う小学6年生の女子児童(12歳)と、小学校に通う息子の見送りに来ていた父親(39歳)。警察の調べによると、犯人の男は包丁2本持ち歩いていて、まず保護者2人を背後から襲い、その直後に児童たちを次々と襲いました。19人刺した後、自らの首を切って自殺を図り、その後死亡。犯人のリュックサックの中には、包丁が別の包丁2本入っていたことが明らかになっています。

犠牲となった39歳の男性は、ミャンマーを担当する外務省の職員で、ミャンマー語の通訳もしておりました。外務省でもミャンマー語ができるのは10人しかいないそうです…。また、同じく犠牲になった女子児童は、いつも「おはようございます」と元気に挨拶する子だったという。

東京・池袋で母娘が87歳の男性が運転する車に轢き殺されたり、滋賀県で散歩中の保育園児2人が交通事故に巻き込まれて死亡するといった痛ましい出来事が続いていますが、またしても小さな命が奪われる事件が起きてしまいました。子供を17人も刺され、女子児童が殺されるという凄惨な内容。このニュースを見て、池田小事件、秋葉原の通り魔事件を思いだしました。
犯人の男は年齢が51歳で、坊主頭が特徴で、黒の半袖シャツを着用していたらしい。はじめは「精神異常者」か「覚せい剤などの薬物中毒者」の犯行かと思い込んでました。自分で死ぬのが怖いからといって、何の罪のない人間を道連れにして死のうとするのは許される行為ではありません。殺された女の子と外務省職員がかわいそう。犯人は地獄へ落ちるべきだ。
ニュース番組では「通り魔事件」と報じておりますが、この事件は一種のテロ事件です。一般人を狙う無差別的な殺人事件は二度と起きてほしくないです。

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新元号ついに決定。2019年5月1日から『令和』になります。

2019年04月01日 | Weblog

2019年も4月に突入。同時に平成が終わるまで1か月となりました。4月1日は平成に代わる新たな元号が発表され、「令和」(れいわ、Reiwa)に決定しました。



新元号の選び方には、①読みやすくて書きやすい漢字2文字、②明治・大正・昭和・平成のアルファベット表記の頭文字「M・T・S・H」が重複しないことが挙げられていました。
4月1日午前11時40分過ぎ、菅義偉官房長官が会見で新元号を「令和」と発表し、その直後に「令和」と書かれた色紙を掲げました。
菅官房長官は新元号の出典を次のように述べ、「『令和』は『万葉集』の梅花の歌、32首の序文にある、初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らすから引用したものだ」と明かしました。
その後、安倍総理大臣が会見を行い、令和を選んだ理由について「令和には人々が心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている」、「万葉集は1200年前に編纂された日本最古の歌集であるとともに、天皇や皇族、貴族だけでなく、防人や農民まで、幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ、我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書である」、「悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然、こうした日本の国柄をしっかりと次の時代に引き継いでいく」、「厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を咲かせることができる。そうした日本でありたいという願いを込め、令和に決定した」と述べました。

日本の元号は「大化」から始まり、新元号の「令和」は248番目。これまでは中国の古典から引用していましたが、今回初めて日本古典から引用しました。新元号がきっかけで万葉集ブームが起きるかもしれませんね。
「令和」にあやかった商品も作られ、「令和Tシャツ」が即完売になったり、東京・青山のキャンディ専門店では、切っても切っても「令和」の文字が出てくる金太郎飴を作成。人気バンドの「ゴールデンボンバー」は、新元号発表直後に曲を制作し、PVまで作ってしまいました。曲のタイトルはもちろん「令和」です。
埼玉の酒屋では新元号の予想クイズが行われ、的中者から抽選で1名様に「平成元年産の大吟醸」がプレゼントする予定でしたが、「令和」と予想した人はいませんでした。

新元号は「光」、「文」、「永」、「明」といった漢字が使われるだろうと思われましたが、全くの予想しなかった「令和」が発表されたときは間「えっ?」てなりました。まだ新元号に馴染めない部分がありますが、徐々に慣れてくると思います。「平成」は4月30日に終わり、「令和」は5月1日午前0字から施行します。
平成時代は不況も長く、忌まわしい事故と事件、震災や豪雨といった未曽有の災害が多かっので、新元号は平成より良い時代になってほしいですね。






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寒中お見舞い申し上げます。2019年もよろしくお願いします。

2019年01月01日 | Weblog
2019年を迎えました。旧年は当ブログをご覧いただきありがとうございました。


さてここで、皆さんにご報告があります。私の最愛の父が、昨年といいますか、先月の12月16日に亡くなりました。父は2014年から肺の病気を患い2016年1月に入院してからは在宅酸素療法を続けてきました。先月の12日に立ちくらみのような症状が起こり、12月14日に再び入院しました。体調がよくなれば良いなと思っていましたが、16日早朝に容態が急変し、私たち家族が病院に到着した時は心停止の状態。午前6時33分に父は天国へと旅立ちました。突然の別れはショックだったけど、父の死に目に会えただけでも良かったのかもしれません。
酸素療法をしていた間は体重も減り続け、亡くなる1週間前から体力が徐々に落ちていき、トイレの時間も長くなり、食事をするのも苦労しました。入院していた時も、病院の食事もほとんど手をつけていませんでした。それに水分を摂る量も少なかったです。でも、コーラを嬉しそうに飲んだ時の表情は忘れられません。
12月22日のお通夜、23日の告別式では、姉の家族、親戚やいとこたちが集まりました。いとこ達とは10年近く会っていなかったので、久しぶりに話ができたことが嬉しかったです。棺に納められた父の顔は安らかで、火葬されて骨だけになったときは「ああ、もういないんな」と父の死を改めて実感しました。
父が亡くなって2週間が経ち、現在は寂しい年末年始を過ごしています。父がいた時は賑やかで会話も弾み、大晦日の紅白歌合戦、お正月のニューイヤー&箱根駅伝を見るのを楽しんでいました。今度の箱根駅伝は、父もきっと天国で見ていると思います。
父は時には厳しく叱る時もあったけど、いつも私を優しく接してくれました。それにいろんな観光地へ連れてってくれたことも忘れません。お父さん、今までありがとう。僕もお父さんの分まで頑張って生きていくから、天国で見守っていてください。




2019年は4月30日に天皇陛下が退位し、31年も続いた「平成」の歴史に幕を閉じます。5月1日からは新しい元号がスタートしますが、新元号は4月1日に公表するとのことです。明治→大正→昭和→平成と来て、次の元号は何になるのか気になるところです。
1月5日からはUAE(アラブ首長国連邦)でAFCアジアカップが行われます。昨年のロシアW杯でベスト16入りを果たしたサッカー日本代表は、5度目のアジア制覇に挑みます。森保一監督が就任してからは、南野拓実選手、中島翔哉選手、堂安律選手といった若手選手が台頭。森保体制になってからは5戦負けなしと絶好調です。
サッカーの話題と言えば、今年6月からフランスで「2019 FIFA女子ワールドカップ」もあります。なでしこJAPANは、2011年大会で優勝、2015年は準優勝でした。今大会もベスト4以上or決勝進出を果たし、2020年の東京五輪に弾みをつけられるといいですね。
あと、今年9月にはラグビーワールドカップが日本で開催されます。日本代表は前回大会で強豪の南アフリカ代表から大金星を挙げ、サモア戦とアメリカ戦にも勝ち、1大会3勝をマーク。今年はスコットランドとアイルランドといった強豪国と同じ組に。厳しい戦いになると思うが、ホスト国の意地を見せてほしい。


昨年は歯痛に咽頭炎、さらには父の死もあり、人生で最もつらい1年でした。今年こそは明るく良い年になれたらいいなと思っています。皆様も2019年が良い年になることを願っています。



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