日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

鷹の祭典 IN 東京ドーム!上林が自身初の10本塁打!今季の日ハム戦勝ち越し決定!

2017年07月31日 | HAWKS

ホークス夏の9連戦の最初のカード「福岡ソフトバンクホークスVS北海道日本ハムファイターズ」は、福岡での2連戦はホークスが連勝。7月31日は東京ドームに舞台を移し、「鷹の祭典 2017 IN 東京ドーム」と称して行われました。年に一度の東京ドームでの主催試合なので、関東のホークスファンのためにも勝たなければなりません。ソフトバンク・松本裕樹VS日ハム・吉田侑樹の先発でスタートしたこの試合、ホークスは日ハムを3タテできたのでしょうか?



両チームのスタメン
  ソフトバンク      日本ハム
1(一)明石健志    (中)西川遥輝
2(遊)今宮健太    (右)松本剛
3(三)松田宣浩    (三)レアード
4(中)柳田悠岐    (指)大谷翔平
5(指)デスパイネ   (一)中田翔
6(左)中村晃     (左)大田泰示
7(右)上林誠知    (二)石井一成
8(捕)甲斐拓也    (捕)大野奨太
9(二)髙田知季    (遊)中島卓也
 (投)松本裕樹    (投)吉田侑樹



ホークス先発の松本裕は、1回に日ハム先頭の西川を三振に取ると、松本剛を3塁ゴロで2死としますが、レアードにカーブを合わせられ、レフトスタンドへのソロ本塁打を浴びて先制点を許す。続く2回、中田にヒットを許すと、大田に初球を狙われ、左中間スタンドへ2ラン本塁打を被弾。2回までに2本のホームランを浴び、3点を失ってしまいました。
3点を追うホークスは、2回裏に2死から甲斐と高田の連続ヒット、明石の四球で満塁と攻め立てますが、今宮が遊撃ゴロに倒れて反撃点を奪えません。
3回表、松本裕がレアードの四球、大谷のヒットで1死1,2塁のピンチを背負いますが、中田を併殺打に仕留めて追加点を阻止。
ホークスはその裏、1死走者なしで4番・柳田が日ハム先発・吉田の6球目のフォークをフルスイング!センターへ高く上がった打球は、バックスクリーンに飛び込む反撃のソロ本塁打かと思われたが、ビデオ判定で2塁打と変更された。この判定にホークス打線の怒りが爆発。1死2塁でデスパイネのレフト前タイムリーで1点を返すと、中村の四球で1死1,2塁の場面で、上林が吉田の4球目を狙い撃ち!ライトスタンドに飛び込む3ラン本塁打が飛び出し、ホークスが4-3と逆転!さらにこの後、甲斐が2塁打を放つと、2死3塁で明石が日ハム2番手・メンドーサからレフト線へのタイムリー2塁打を放ち1点追加。ホークスはこの回、一挙5点を挙げ、5-3と試合をひっくり返しました。
ホークス2点リードの5回、松本裕が2死から松本剛のヒット、レアードの四球でランナー2人背負う。ホームランが出れば逆転される場面で、日ハム4番・大谷のところで、ホークスは松本裕からモイネロにスイッチ。モイネロは大谷を遊撃ライナーに打ち取り、日ハムの反撃を阻止。
モイネロは6回以降も続投し、6回は3者凡退に抑えると、7回は先頭打者に死球を与えたが、中島のバント失敗、西川の併殺打に助けられ、得点を許しません。その後は、8回に岩嵜翔、9回はサファテと繋いでゲームセット。ホークスが5-3で日ハムを3タテしました。


パリーグ 7月30日(月)
ソフトバンクVS日本ハム 18回戦 東京ドーム
<ソフトバンク13勝5敗 観衆:46,808人>
日|120 000 000|3
ソ|005 000 00X|5
[勝] モイネロ(2勝)
[負] 吉田(2敗)
[S] サファテ(1勝1敗33セーブ)
[本] レアード(日/23号)、大田(日/11号)
   上林(ソ/10号)


東京ドームで行われたこの試合は、2回まで3点を先行されましたが、3回裏に柳田選手の幻の本塁打をきっかけにホークス打線が爆発し、上林選手の3ラン本塁打などで5点を奪い勝ち越し。投げては5回途中からマウンドに上がったモイネロ投手が好リリーフを見せてチームの勝利に貢献。同一カード3連勝を果たしたホークス、日ハムとの対戦成績を13勝5敗とし、今季の勝ち越しを決めました。そして、チームも4連勝で今季初の貯金30となりました。この調子で8月も波に乗ってほしいぜ。
この日の入場者数46,808人は、東京ドームの今季最多入場者数だそうです(巨人戦を含めて?)。しかもソフトバンク史上最多動員記録のおまけつき…。この後、8月14日に京セラドーム大阪で「鷹の祭典 in 大阪」が開催されますが、その時も超満員になること必至だ。

この日の投手陣ですが、先発の松本投手が5回途中(4回2/3)を投げて、被安打5・2奪三振・3四球・3失点という内容。立ち上がりにレアード選手に先制弾、2回には大田選手に2ランを打たれました。2本とも緩いカーブを狙われました。2イニング連続被弾のあと、3回と4回は0点に抑えて立ち直ったかと思ったけど、5回に2人の走者を出し、あと1アウト取れば勝ち投手の権利獲得というところで無念の降板となりました…。うーん、松本投手はまだ先発投手としての実力が足りないですなぁ。
2番手のモイネロ投手は、松本投手が作ったピンチをしっかりと抑えると、6回と7回の2イニングも無失点ピッチングを見せ、2回1/3を無安打に抑えてプロ2勝目を挙げました。モイネロ投手はこの3連戦で3連投、3日とも大谷選手を切り捨てました。一部報道では先発転向のプランもあるみたいですが、モイネロが先発に回ったら左の中継ぎは嘉弥真投手しかいないことになる。その一方で、今のホークスの先発ローテには左投手がいない…。工藤監督、どうするの?
12安打を記録した打線は、先発野手全員安打を達成。柳田選手は4打数3安打の固め打ち。第2打席のセンターへの2塁打の件ですが、見た目ではバックスクリーンに入ったかに見えましたが、フェンス最上段に当たった後、フェアゾーンに落ちました…。いやぁ、惜しすぎるわ。
逆転3ラン本塁打で打のヒーローとなった上林選手は、吉田投手のストレートを軽く振り抜いて、ライトスタンドに叩き込みました。上林選手にとって7月11日の楽天戦以来のホームランで、プロ入り4年目で初めての2ケタ本塁打を達成しました。

7月も終わり、ホークスの今月の成績は15勝5敗と大きく勝ち越し。1~8日まで6連勝、後半戦開始の17日から22日まで5連勝、27日の楽天戦からこの日の日ハム戦まで4連勝。この1か月で貯金を10個も増加したのに、首位・楽天に-0.5ゲーム差の2位ってどんだけやねん。
8月1日からは京セラドーム大阪に乗り込んでオリックスバファローズとの3連戦。1日の予告先発は、オリックス・ディクソンVSソフトバンク・石川柊太となっています。8月も白星を積み重ねて、楽天の勢いを食い止めましょう。




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辛くも逃げ切り3連勝!今宮が2戦連発!武田は今季3勝目。

2017年07月31日 | HAWKS

ゲーム差なしでパリーグ2位の福岡ソフトバンクホークスは、30日も福岡ヤフオクドームで北海道日本ハムファイターズと対戦しました。ソフトバンク・武田翔太VS日ハム・上原健太の先発で始まったこの試合、連勝でカード勝ち越しを決められるか?



両チームのスタメン
  ソフトバンク      日本ハム
1(一)明石健志    (中)西川遥輝
2(遊)今宮健太    (右)松本剛
3(三)松田宣浩    (指)大谷翔平
4(中)柳田悠岐    (三)レアード
5(指)デスパイネ   (一)中田翔
6(左)中村晃     (左)大田泰示
7(二)川島慶三    (二)太田賢吾
8(捕)甲斐拓也    (捕)黒羽根利規
9(右)真砂勇介    (遊)中島卓也
 (投)武田翔太    (投)上原健太

この日は川島が7番セカンドに入り、真砂は1軍初出場&スタメンです。



3連勝を狙うホークスは、初回に2死から松田のレフト前ヒット、柳田の内野安打でランナー2人を置き、デスパイネが日ハム先発・上原の4球目のストレートを叩き、センター前へのタイムリーヒット。クリーンナップの3連打で初回に先制点を奪います。続く2回、先頭の川島が7球目のストレートを捉え、レフトスタンド中段に飛び込むソロ本塁打で1点を追加し、2-0とします。
2点の援護を貰った武田は、3回まで日ハム打線をノーヒットに抑えていましたが、4回に松本剛に緩いカーブを狙われ、レフトホームランテラスへのソロ本塁打を浴びて1点を失います。
5回、武田がきっちりと3人を抑えた後、その裏に明石が右中間フェンス直撃の3塁打を放つと、今宮がフルカウントからの6球目を強振。レフトへ舞い上がった打球は、テラス席へ吸い込まれて行った!今宮の2試合連続ホームランで、ホークスが4-1と突き放します。
しかし6回、武田がこの回先頭の中島に直球を痛打され、ライトへのソロ本塁打を浴びてしまい、4-2と2点差に詰められる。この後、西川に四球を許し、1死を取った後にモイネロと交代。2番手のモイネロは、大谷を三振に仕留めた後、レアードを遊撃ゴロに退けて、追撃を阻止しました。
ホークス2点リードの8回、4番手のマウンドに上がった岩嵜翔が、四球とヒットで2人の走者を出す。松本を遊撃ゴロ→併殺崩れで2死1,3塁となり、5番手・嘉弥真新也が大谷にセンター前タイムリーを打たれ、4-3と1点差に迫られる。なおも走者2人いて、一打同点または逆転のピンチがつづく。4番・レアードのところで、ホークスは守護神・サファテを投入。サファテはレアードをライトフライに打ち取り、チームのピンチを救います。
サファテは9回も続投し、中田と代打・矢野謙次から三振を奪い試合終了。ホークスが4-3で逃げ切り、日ハムに連勝しました。


パリーグ 2017年7月30日(日)
ソフトバンクVS日本ハム 17回戦
<ソフトバンク12勝5敗、観衆:38,585人>
日|000 101 010|3
ソ|110 020 00X|4
[勝] 武田(3勝1敗)
[負] 上原(0勝2敗)
[S] サファテ(1勝1敗32セーブ)
[本] 松本(日/4号)、中島卓也(日/1号)
   川島(ソ/4号)、今宮(ソ/8号)


今回の試合は、初回と2回に1点を奪い、4回には今宮選手のホームランで快勝ムードかなと思ったんですが、終わってみれば1点差で勝利。終盤に流れが日ハムに傾きそうになったけど、サファテ投手がハムの反撃を断ち切る好救援を見せてくれました。今カード勝ち越しを決めたホークスは、3連勝で今季最多の貯金29としました。なお、首位・楽天はオリックスに勝ったため、「0ゲーム差」はそのままです。
先発の武田投手は、6回途中(5回1/3)まで75球を投げ、被安打2・6奪三振・2四球・2失点で今季3勝目。許したヒット2本はいずれもソロ本塁打。4回に浴びた一発は、武田投手この日初めての被安打。6回には中島選手にプロ入り初アーチを打たれました。日ハムの中島選手は、アマチュア時代を含め、人生初のホームランだそうです。先週のロッテ戦に続いての連勝を果たした武田投手、次は7回まで投げられるといいんだけどな。
打線は全体で9安打。4回に2試合連続ホームランを打った今宮選手は、上原投手の低めのスライダーを上手く捉え、テラス席まで運びました。前日にライト方向へ2ラン本塁打、この日は左方向に打球を飛ばしましたね。2年連続2ケタ本塁打も行けるんじゃないの?
2回に2点目のソロ本塁打を打った川島選手は、3球続けてファウルで粘った後、7球目のストレートをジャストミート。川島選手も打った瞬間にホームランと確信した、完璧な一発でした。今季4本塁打ということで、ホークス入りしてから最多の本塁打数となります。

7月31日は「鷹の祭典 IN TOKYO」と題して、東京ドームでホークスの主催試合が行われます。予告先発はソフトバンク・松本裕樹VS日ハム・吉田侑樹です。うーん、乱打戦になるか、どちらかのワンサイドゲームなりそうな予感。石川柊太投手はまだ投げられないの?











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アエロリット秋が楽しみな逃げ切りV!新潟直千バトルはラインミーティアが制す!

2017年07月30日 | 競馬

2017年の夏競馬は、今週から新潟・札幌・小倉開催が始まりました。7月最後の日曜日だった30日は、札幌と新潟で重賞レースがありました。札幌の「クイーンステークス」は、今年の春のGⅠを勝ったアエロリットとアドマイヤリードが登場。新潟名物・直線1000mの重賞レース「アイビスサマーダッシュ」には、直千巧者たちが集結しました。


札幌メイン・第65回北海道新聞杯クイーンステークス(GⅢ・芝1800m 13頭立て)は、NHKマイルカップ覇者②アエロリット、ヴィクトリアマイルを制した⑫アドマイヤリードのGⅠ馬2頭の他に、中山牝馬ステークスを勝った①トーセンビクトリー、マーメイドステークスの勝ち馬⑥マキシマムドパリ、昨年の秋華賞で2着だった⑩パールコード、重賞ではよく上位に入る④クインズミラーグロ、昨年2着③シャルール、フローラステークス2着⑦ヤマカツグレースなど、好メンバーが揃いました。
スタートは13頭綺麗に飛び出し、好ダッシュを見せたアエロリットとシャルールの2頭が先行争い、⑧クロスコミア3番手、ヤマカツグレース4番手に控え、パールコード6番手、トーセンビクトリー7番手、マキシマムドパリとアドマイヤリードは中団より後ろの位置でスタンド前を通過した。
1コーナーを過ぎたところで、アエロリットが早くも先頭に立つと、後続を引き離しにかかる。シャルールが2番手につけ、3番手クロコスミア、内側4番手にヤマカツグレース。⑨ラインハートとパールコードが5,6番手で並び、トーセンビクトリー7番手、外から⑪ノットフォーマルが8番手。9番手⑬エテルナミノル。中団より後ろのグループには、内側10番手クインズミラーグロ、11番手アドマイヤリード、12番手マキシマムドパリ、最後方に⑤ハツガツオという展開。
3コーナーを回り、アエロが大差をつけて一人旅を続けるが、ゴール残り600mで後続勢との差が縮まり始める。シャルール2番手、クロコが3番手に上がり、ヤマグレ4番手、パルコ5番手、トービク6番手。ミラーグロ、アドリー、マキパリはまだ後方。
最後の直線コースに入り、アエロリットがまだ先頭をキープ。残り200mでトーセンビクトリーが2番手から猛追し、さらにはクインズミラーグロが3番手に上がる。しかし、アエロリットが後続を振り切り先頭でゴールイン!3歳マイル女王・アエロリット、会心の逃げ切りで古馬勢を完封しました!

「北の女王決定戦」は、単勝2番人気のアエロリットが鮮やかに逃げ切って快勝。2着にはトーセンビクトリーが入りましたが、4コーナーで内側から斜行して他馬の進路を妨害したとして、鞍上の福永祐一騎手が8月5日~13日までの騎乗停止しょぶんを受けました。レース映像を見ても追い出し方が強引だったなあ。下手すりゃ降着でしょ。3着のクインズミラーグロは、重賞では5戦連続で馬券圏内。安定感はあるけど、重賞制覇が遠いですね…。1番人気だったアドマイヤリードは6着、3番人気のマキシマムドパリは7着。2頭とも道中は後方待機だったけど、アエロリットとの差が開きすぎたなあ。
アエロリットは前走のNHKMCに続いての重賞2連勝。鞍上の横山典弘騎手は、「クイーンステークス」が中山開催だった時に一度勝利していますが、札幌開催になってからは初勝利です。今回は初めての1800m戦でしたが、序盤から積極果敢に飛ばし、3,4コーナーで後続勢との差が詰まったときは「失速したか?」と思われました。しかし、最後の直線で再び加速し、最後は2着に2馬身半の差をつけての快勝。この日のアエロは、前走から+18キロ(478Kg→496Kg)と馬体重を大幅に増加。その分、走りにパワフルに感じました。距離延長&初の古馬相手に結果を残したので、秋華賞が楽しみになりそうだ。



新潟のメイン競走・第17回アイビスサマーダッシュ(GⅢ・芝直線1000m 16頭立て)は、昨年このレースで2着だった⑩ネロ、韋駄天ステークスを勝った⑩フィドゥーシア、駿風ステークス優勝馬③プレイズエターナル、邁進特別覇者⑮ラインミーティア、昨年秋のルミエールオータムダッシュ優勝の④ラインスピリット、さらには⑭レジーナフォルテ、⑫レッドラウダ、⑦シンボリディスコ、CBC賞3着⑯アクティブミノル、新潟直千で3勝の実績を持つ⑤アースエンジェルなどが参戦。
注目のスタートは、16頭横一線。アクティブミノルとフィドゥーシアが外ラチ沿いに進路を取り、レジーナフォルテ3番手。第2グループには、⑥イオラニ・シンボリディスコ・⑧ダンシングワンダー・ネロ・⑪レヴァンテライオン・⑫レッドラウダの6頭。アースエンジェルは10番手追走。11番手にラインミーティア、12番手①ナリタスターワン、13番手プレイズエターナル、ラインスピリット14番手、15番手②ブライトチェリー、⑬キープレイヤーが最後方。
ゴール残り400mを切り、フィドゥーシアが抜け出し、2番手争いでは内にレジフォル、外ラチにアクティブ、その間を割ってミーティアが上がってきている。ネロはまだ6番手あたり。これは万事休すか?ラスト100mを切り、フィドゥーシアが押し切るかと思いきや、ラインミーティアが襲いかかり、ゴール前でフィドゥーシアをかわしてゴールイン!ラインミーティア執念の差し切り勝ち!

サマースプリントシリーズ第3戦・アイビスサマーダッシュは、単勝8番人気の伏兵・ラインミーティアが、早めに抜け出したフィドゥーシアをゴール前で差し切って優勝。勝ちタイムは54秒2でした。1番人気のフィドゥーシアは首差の2着、3着には3歳牝馬のレジーナフォルテが入り、2番人気のアクティブミノルは4着。3番人気のネロは10着に終わっております。
勝ったラインミーティアは、2013年のファルコンステークス以来2度目の重賞挑戦で重賞初勝利。鞍上の西田雄一郎騎手は、2010年のアイビスSD以来となる7年ぶりの重賞勝ち。ゴール直後に喜びのガッツポーズを見せ、表彰式ではメイプル超合金と記念撮影をしました。今年4月からコンビを組み、邁進特別で勝った後、駿風ステークスと韋駄天ステークスで4着。今回のレースでは、前半は後ろの位置にいたんですが、ラスト400mを切ってからスルスルと追い上げ、いつの間にか2番手まで上がり、最後にフィドゥーシアを捕らえました。新潟1000mのコース経験の長さ、西田騎手の好騎乗がもたらした勝利だと思います。
ちなみにですが、ミーティアの父・メイショウボーラー産駒は、JRAの平地重賞競走で初勝利。この馬の母・アラマサフェアリーの祖父はオグリキャップだそうです。オグリの血は今も生きています。



来週・8月6日は、新潟競馬場で3歳ダート重賞のレパードステークス、小倉競馬場はサマー2000シリーズ第3戦・小倉記念が行われます。
レパードステークスには、ベルモントステークスで無念の出走取消となったエピカリスが参戦。さらには、ユニコーンステークス2着・ハルクンノテソーロ、2連勝中のテンザワールドとスターストラック、、タガノディグオ・ノーブルサターンの「ジャパンダートダービー組」、UAEダービーに挑んだアディラート、ダンサクドゥーロなどが登録。
小倉記念の方は、ストロングタイタン、サンマルティン、バンドワゴン、スピリッツミノル、ベルーフ、ヴォーシュなどが出走予定です。











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日ハムキラー千賀、今季5戦全勝!今宮また土曜日に一発!

2017年07月29日 | HAWKS

福岡ソフトバンクホークスは、29日から試練の9連戦がスタート。まずは福岡ヤフオクドームで北海道日本ハムファイターズとの3連戦です。今季の日ハム戦はホークスが10勝5敗と勝ち越しており、前回の札幌での3連戦は2勝1敗でした。29日の試合の先発投手は、ソフトバンク・千賀滉大VS日ハム・白村明弘。日ハム戦で4戦無敗を誇る千賀投手、この日もお得意様を相手に快投を見せました。


両チームのスタメン
  ソフトバンク      日本ハム
1(一)明石健志    (中)西川遥輝
2(遊)今宮健太    (右)松本剛
3(三)松田宣浩    (指)大谷翔平
4(中)柳田悠岐    (三)レアード
5(指)デスパイネ   (一)中田翔
6(左)中村晃     (左)大田泰示
7(右)上林誠知    (捕)大野奨太
8(捕)甲斐拓也    (二)石井一成
9(二)曽根海成    (遊)中島卓也
 (投)千賀滉大    (投)白村明弘

この日のホークスは、育成出身でフレッシュオールスターでMVPを獲得した曽根が、9番セカンドでプロ入り初スタメン。



ホークス先発・千賀は、1回に日ハム先頭の西川から空振り三振を奪いますが、2死後に大谷に初球ストレートを狙われ、センターフェンス直撃の2塁打を浴びます。得点圏に走者を背負った千賀ですが、4番・レアードを2塁フライに退け、初回を0点で終えます。その裏のホークスは、1死から今宮の2塁打、松田の四球で1,2塁のチャンスを作るが、柳田とデスパイネが倒れて2者残塁…。
初回のピンチを脱した千賀は、2回と3回は3者凡退に抑え、序盤は無失点ピッチング。
千賀の好投に応えたいホークスは3回裏、1死走者なしから明石がレフトへ2塁打を放つと、続く今宮が白村の5球目を打ち返す。ライトに飛んだ打球は、大きく伸びてホームランテラスに飛び込んだ!今宮のライトへの2ラン本塁打が生まれ、ホークスが2点を先取します。
千賀は4回に松本と大谷から三振を奪うと、5回は2死を取った後に大野にヒットを許したが、後続を打ち取りまたも0点。6回以降も安定したピッチングを続け、7回はクリーンナップを3者凡退に打ち取ると、8回も3人を抑えました。
追加点が欲しいホークスは、4回から7回までヒットが出ない状態が続きました。迎えた8回裏、2死後に松田がレフト前にヒットを放つと、2死1塁で4番・柳田が日ハム4番手・石川直也のストレートを叩くと、ライトへの鋭い打球はホームランテラスに突き刺さる2ラン本塁打!ホークスに大きな2点が追加し、4-0とリードを拡げます。
9回は2番手・モイネロが登板し、ランナーを出したものの、大谷をカーブで空振り三振に切ってとってゲームセット。ホークスが4-0で日ハムに快勝です。


パリーグ 2017年7月29日(土)
ソフトバンクVS日本ハム 16回戦
<ソフトバンク11勝5敗、観衆:38,585人>
日|000 000 000|0
ソ|002 000 02X|4
[勝] 千賀(9勝2敗)
[負] 白村(0勝2敗)
[本] 今宮(ソ/7号)、柳田(ソ/24号)


ホークス夏の9連戦の初戦は、千賀投手が8回まで日ハム打線を無失点に抑えると、打撃陣は今宮選手と柳田選手の2ラン本塁打が飛び出しました。怒涛の9連戦まずは白星発進です!ホークスはこれで両リーグ最速の60勝に到達。セリーグ首位独走中の広島より先に決めたぞ。この日はホークスが勝ち、首位を行く楽天がオリックスに敗れたため、ゲーム差が「0」になりました。楽天は3連敗ですか。一方で3位の西武が8連勝中なので、西武からの突き上げも怖いっちゃ怖い。
今季9勝目を挙げた千賀投手は、8回まで95球を投げ、被安打2・7奪三振・無四球・無失点。ほぼ完璧ともいえる内容でしたね。初回に大谷選手にあわやホームランかというフェンス直撃の一打を浴びたけど0点に抑え、2回以降は危なげない投球を続けました。ここ2試合は6回でマウンドを降りていたけど、この日は長いイニングを投げることができました。9回完投&完封も行けたはずだけど、背中のことを考えたら無理はしないか。自身3連勝の千賀投手は、今季の日ハム戦で5戦5勝。2年連続の2ケタ勝利に王手です。
打線は全体で5安打。今宮選手は先週のロッテ戦に続き、またも土曜日の試合で先制ホームランを放ちました。3回の第2打席で、白村投手のど真ん中のストレートを逆方向に打ち上げ、テラス席への2ラン本塁打。最近の今宮選手は、右方向へのヒットが多いですね。これを継続すれば、打率3割も期待できるんだが。
8回に貴重な追加点となるホームランを打った柳田選手は、パリーグトップの24号本塁打。7月8日の日ハム戦で23号を打ってから、ホームランが止まっていましたが、ようやく出ましたね~。弾丸ライナーでテラス席にぶち込みましたよ。後半戦になってから初めての本塁打が出たので、また量産態勢に入りそうだ。

30日の予告先発は、ソフトバンク・武田翔太VS日ハム・上原健太となっています。先週のロッテ戦で今季2勝目を挙げた武田投手、日ハム戦では2試合登板して0勝1敗、防御率6.10です。前回対戦した時は5回途中で4失点でした。武田投手も千賀投手に続きたいところだ。



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ホークスが楽天戦の連敗を止める。東浜巨がプロ入り初の2ケタ勝利!

2017年07月27日 | HAWKS

パリーグ2位・福岡ソフトバンクホークスは、25日からKoboパーク宮城で東北楽天ゴールデンイーグルスとの首位攻防戦に臨んでいますが、25日は雨天中止、26日は楽天のエース・則本昂大投手を攻略できず敗戦しました。楽天も離脱者が続出しているけど、ホークスの方も川崎宗則選手が両足アキレス腱を痛めて抹消、さらにはキャプテン・内川聖一選手が左手親指を骨折…。精神的支柱的存在の2人が離脱したので、この先不安が残ります。これ以上ゲーム差を拡げられたくない27日は、平日なのにデーゲーム。しかも真夏の暑い時間帯ですよ!?



両チームのスタメン
  ソフトバンク      楽天
1(一)明石健志   (中)島内宏明
2(遊)今宮健太   (右)聖澤諒
3(三)松田宣浩   (指)アマダー
4(中)柳田悠岐   (三)ウィーラー
5(指)デスパイネ  (二)銀次
6(左)中村晃    (遊)クルーズ
7(右)上林誠知   (左)松井稼頭央
8(捕)甲斐拓也   (一)今江年晶
9(二)髙田知季   (捕)嶋基宏
 (投)東浜巨    (投)岸孝之


自身初の2ケタ勝利に王手をかけているホークス先発・東浜は、1回に楽天先頭の島内に2塁打を許し、1死3塁といきなりピンチを招きます。しかし、アマダーを1塁ゴロに打ち取ると、4番・ウィーラーを3塁ゴロに打ち取り、立ち上がりを0点でしのぎ切りました。2回もヒットの走者を出しながらも0点に抑え、3回はこの日初めての3者凡退で終え、序盤3イニングは楽天に得点を与えません。
東浜を援護したいホークス打線ですが、楽天先発・岸の前に3回までヒット1本に抑えられます。迎えた4回、先頭の松田がヒットで出塁すると、柳田もヒットでつないで無死1,3塁。さらに、柳田が2塁への盗塁を決め、1死2,3塁で中村が岸の初球を叩き、センター前へのタイムリーヒット!ランナー2人が生還し、ホークスが2点を先制します。
2点の援護を貰った東浜が5回まで無失点の好投を続ける中で迎えた6回、ホークスは1死から柳田が四球で出塁すると、デスパイネが3球目のストレートを捉え、右中間を破るタイムリー2塁打。1塁から柳田がホームインし、ホークスに3点目が入ります。
東浜は6回裏に四球と内野安打で1死1,2塁とされ、一発が怖いアマダーを打席に迎えたが、ここは遊撃ゴロ併殺打に仕留め、この回も無失点。しかし7回、ウィーラーに2塁打を打たれると、1死3塁でクルーズの内野ゴロの間に1点を失った。さらにこの後、松井稼にヒットを許したが、途中出場・三好匠を空振り三振に退け、相手の反撃を1点に留めました。
2点リードのホークスは、8回に2死2塁でデスパイネがフルカウントからの7球目を打ち返し、レフト前へのタイムリーヒットを放ち4点目。さらに9回、1死1,3塁から今宮がライト前タイムリーを打ちもう1点追加。試合はホークスが5-1で楽天に勝利しました。


パリーグ 2017年7月27日(木)
楽天VSソフトバンク 15回戦 Koboパーク
<ソフトバンク6勝9敗、観衆:25,913人>
ソ|000 201 011|5
楽|000 000 100|1
[勝] 東浜(10勝3敗)
[負] 岸(8勝4敗)


パリーグ首位攻防戦の第2ラウンドは、ホークスが楽天先発・岸投手から4点を奪い、東浜投手が7回まで1失点の好投。投打で相手を上回ったホークスが、楽天に前夜の雪辱を果たしました。ホークスは前日まで楽天に3連敗中でしたが、連敗を止めることができました。この直接対決は1勝1敗の五分、両チームのゲーム差は「1.5」です。
先発の東浜投手は、7回まで98球を投げ、被安打5・2奪三振・1四球・1失点の内容で今季10勝目。前日の試合で10勝一番乗りを果たした則本投手と並び、リーグトップタイの数字です。初回にいきなり2塁打を浴びながらも0点に抑え、3回から5回までは3イニング連続で3者凡退。打たせて取る形で6回まで楽天打線を相手に無失点でした。「次期エース候補」と言われながらも期待を裏切り続けてきたけど、昨年は9勝を挙げると、今年はプロ入り初めての2ケタ勝利。5年目で「遂に」というか、「ようやく」といった方が良いのかな…。東浜投手も立派な先発の大黒柱になったなぁ。今月は3試合登板して3勝負けなし。7月度月間MVPを獲得できるでしょうか?
打線の方は全体で10安打。デスパイネ選手が岸投手から2打席連続タイムリーを放つと、4回に先制の2点タイムリーを打った中村選手も2安打のマルチヒット。中村選手は前の日に則本投手からタイムリーを打っており、2試合で3打点を挙げております。

仙台での首位攻防戦を終えたホークスは、29日から9連戦が始まります。29~31日は北海道日本ハムファイターズとの3連戦。31日は東京ドームで「鷹の祭典 in TOKYO」が開催されます。8月1~3日は京セラドーム大阪でオリックスバファローズと3連戦、さらに4~6日はメットライフドームで埼玉西武ライオンズ戦が控えています。過酷な9連戦を勝ち越しで乗り切ってほしい!











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2017年最初の2歳重賞&サマーマイルシリーズ開幕戦!

2017年07月23日 | 競馬

夏の福島・中京・函館開催もいよいよフィナーレ。最終日の23日は、函館競馬場で今年最初の2歳馬の重賞競走「函館2歳ステークス」、中京競馬場ではサマーマイルシリーズ開幕戦「中京記念」が行われました。



函館のメイン競走・第49回函館2歳ステークス(GⅢ・芝1200m)は、16頭立てのところ、⑭モルトアレグロが出走取消のため、15頭で争われました。キンシャサノキセキ産駒⑫カシアス、ルーラーシップ産駒②ナンヨープランタン、ルメール騎手が乗る⑤ベイビーキャズ、福島デビュー④パッセ、新種牡馬・ロードカナロア産駒の⑬スズカマンサク、道営所属⑨ヤマノファイト、⑩ダンツクレイオー、⑫リンガラポップスなどが参戦しました。
スタート後の先行争いで、パッセと⑧ウインジェルベーラの2頭が競り合い、ダンツクレイオーが3番手につける。4,5番手のところに③デルマキセキとスズカマンサクが並ぶ。6番手グループには、①サンダベンポート・ベイビーキャズ・カシアス・⑮キタノユウキの4頭が固まる。その後ろの10番手集団には、⑦アリア・⑥ガウラミディ・⑯ジェッシージェニーの3頭が並ぶ。13番手リンガラポップス。ナンヨープランタンは集団から離れた14番手、ヤマノファイトがポツンと最後方。
3,4コーナー中間を過ぎ、パッセが先頭、ジェルベーラ2番手、クレイオー3番手。カシアスは5番手から前を追う。マンサクとアリアとキャズは中団追走、プランタンは一番外から捲るように押し上げる。
直線コースに入ったところで、ウインジェルベーラが先頭に立ち、カシアス,パッセ,デルマキセキ,ダンツクレイオ-、大外からアリアが追いかける。ゴール残り100mを切り、ジェルベーラが押し切るかと思いきや、カシアスが2番手から脚を伸ばし、最後はカシアスとジェルベーラ並んでゴール!大外から追い込んだアリアは3番手。

今年の2歳世代の最初の重賞ウィナーを決める戦いは、1番人気だったカシアスが接戦を制して優勝しました。アタマ差で敗れたウインジェルベーラは、単勝で12番人気。3着のアリアは4番人気。2番人気だったナンヨープランタンは6着。ただ、ラスト3ハロンのタイムは、メンバー最速の34.4秒をマーク。3番人気のベイビーキャズは12着と惨敗しました。
勝ったカシアスは清水久詞厩舎所属で、父・キンシャサノキセキ、母・ラブディランという血統。父の馬名がキンシャサノキセキ、その息子の馬名がカシアス、どちらも「モハメド・アリ(本名カシアス・クレイ)」に関連してますな。鞍上の浜中俊騎手は、函館2歳ステークス初勝利というより、函館の重賞競走初制覇であります。
カシアスは6月18日の新馬戦でナンヨープランタンの2着に敗れ、2戦目の未勝利戦では2着に3馬身半差をつけての圧勝。3走目の今回は、前走の圧勝が評価されて1番人気に支持されました。序盤は中団を追走すると、3,4コーナーで5番手に上がり、ゴール手前でウインジェルベーラを捕らえました。ラスト100mを切った辺りからの末脚はキレ味がありましたね。函館2歳王者になったけど、今後も更なる成長と活躍を期待したいです。




中京メイン・第65回トヨタ賞中京記念(GⅢ・芝1600m 16頭立て)は、③ウインガニオン・⑥グランシルクの「パラダイスステークス組」、⑮ブラックムーン・⑭グァンチャーレ・④ピンポンの「米子ステークス組」、さらには元ダービー馬⑦ワンアンドオンリー、ヴィクトリアマイルに参戦した⑧アスカビレン、昨年2着⑤ピークトラム、⑪マイネルアウラート、⑩ダノンリバティなどが出走しました。
揃ったスタートで始まったこのレース、⑫トウショウピストが先手を奪い、内から馬なりで上がってきたウインガニオンが2番手追走。3番手⑨スーサンジョイ、4番手にマイネルアウラート、内側5番手ピークトラム、真ん中6番手アスカビレン、外側7番手⑬ムーンクレスト。中団の8,9番手の位置に①レッドレイヴンとグランシルクが並び、その後ろの10,11番手に②ケントオーとグァンチャーレ、12番手にダノンリバティが控える。13番手ピンポン、14番手⑯サンライズメジャー、15番手ワンアンドオンリー、ブラックムーンはしんがり追走。
3コーナーを回り、ピストが果敢な逃げを見せるが、2番手からガニオンが差を詰める。4番手からアウラートが外に回し、ビレンとグラシルは中団馬群、ダノリバとブラムーは後方。
最後の直線に入り、今度はウインガニオンが先頭に躍り出ると、後続を引き離しにかかる。最後方にいたブラックムーンが最内を突いて追い上げる。真ん中でスーサンジョイが粘るが、外からグランシルクが伸びてきた。しかし、ガニオンが後続を振り切り先頭でゴールイン!2着争いでは外のグラシルがブラムーをかわし、ブラムーは3着。

サマーマイルシリーズ開幕戦を制したのは、単勝5番人気のウインガニオンでした。スタートから2番手につけると、4コーナーで逃げたトウショウピストをかわし、最後の直線コースで後続に差を拡げ、2着に2馬身半差をつけての快勝でした。2着には2番人気のグランシルク。先月のパラダイスステークスでも、ガニオン1着、グラシルが2着でした。しかも2頭ともステイゴールド産駒…。やはりステイゴールド産駒は道悪の馬場に強い。1番人気のブラックムーンは最内を突いたけど3着まで。
ウインガニオンは谷川岳ステークス、パラダイスSに続いての3連勝で重賞初制覇。津村明秀騎手は2016年の新潟大賞典以来の重賞勝ちを果たしました。ガニオンは今回の勝利で通算8勝目ですが、うち7勝が左回りコース。中京では3戦3勝です。中京巧者というか左回り巧者ですやん。今の調子なら関屋記念も勝ちそうな気もするけど、逆に今回の激走の反動で惨敗する可能性もあると思う。


来週からは新潟・札幌・小倉の3場開催がスタート。7月30日は新潟競馬場で直線1000mの重賞競走・アイビスサマーダッシュ、札幌競馬場では牝馬重賞・クイーンステークスが行われます。
アイビスSDには、昨年2着のネロ、CBC賞3着のアクティブミノル、春の「韋駄天ステークス」に出走したフィドゥーシア・シンボリディスコ・レッドラウダ・ラインミーティア、駿風ステークスを勝ったプレイズエターナル、昨年秋のルミエールオータムダッシュを制したラインスピリットなどが登録しています。
クイーンステークスには、この春のGⅠを勝った2頭が登場。NHKマイルカップ覇者・アエロリット、ヴィクトリアマイル覇者・アドマイヤリードが札幌で直接対決です。この2頭の他にも、マーメイドステークスを勝ったマキシマムドパリ、トーセンビクトリー、クインズミラーグロ、シャルール、パールコード、フローラステークス2着・ヤマカツグレースも出走予定です。






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鷹のエースようやく復活!武田翔太3か月ぶりの今季2勝目!

2017年07月22日 | HAWKS

後半戦に入ってから4連勝中の福岡ソフトバンクホークス。今年の鷹の祭典ユニフォーム「ワンダホーストライプ」の勝率も高く、とても縁起が良いなぁって思います。22日も千葉ロッテマリーンズと対戦したホークス、右肩の炎症の影響で今季まだ1勝しか挙げていないエースが、復活を印象付ける好投を見せました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク      千葉ロッテ
1(二)明石健志    (右)細谷圭
2(遊)今宮健太    (中)加藤翔平
3(中)柳田悠岐    (左)角中勝也
4(一)内川聖一    (一)パラデス
5(指)デスパイネ   (三)中村奨吾
6(右)中村晃     (二)鈴木大地
7(三)松田宣浩    (指)ペーニャ
8(捕)髙谷裕亮    (遊)三木亮
9(左)塚田正義    (捕)田村龍弘
 (投)武田翔太    (投)二木康太

ホークスは前日欠場の柳田が2試合ぶりに先発復帰。この日は上林誠知に代わって塚田正義が9番レフトでスタメン出場。先発ピッチャーは、ソフトバンク・武田翔太VSロッテ・二木康太でした。


2勝目を目指す武田は、1回にロッテ先頭の細谷を三球三振に仕留めると、続く加藤もカーブを振らせて三球三振。3番・角中には2塁ゴロに打ち取り、初回を3者凡退に抑える上々の立ち上がり。2回は4番・パラデスに四球を与えたが、後続を次々とフライに打ち取り無失点。3回は三木と田村から三振を奪った後、細谷にヒットを打たれる。ただ、次の打者は抑えてチャンスを作らせず。武田は3回まで無失点に抑えます。
武田に先制点をプレゼントしたいホークス打線ですが、ロッテ先発・二木の前に3回までランナーを1人も出せず。
4回、武田がロッテのクリーンナップを簡単に3者凡退に抑えると、その直後に1死走者なしで今宮が4球目を思い切って振り抜く!レフトへ上がった打球は、ぐんぐん伸びてスタンドイン!今宮のソロ本塁打が飛び出し、ホークスが試合の均衡を破ります!
援護を貰った武田ですが、5回に先頭の鈴木に死球を与えると、三木の犠打→武田が悪送球してしまい、1死1,3塁とされる。しかし、田村を遊撃ゴロ併殺打に仕留めて3アウト!同点or逆転のピンチを0点で切り抜けました。武田は6回までロッテ打線を0点に抑え、勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りました。
ホークス1点リードの7回、ホークスは先頭の今宮がヒットのあと、柳田が相手のエラーで出塁。無死1,2塁とヒットが出れば追加点が生まれる場面で、4番・内川が二木のフォークを打ち返してレフト前タイムリーヒット!2塁から今宮が生還し、ホークスに2点目が入ります。さらにこの後、満塁のチャンスを作ったんですが、松田と高谷が凡退し、この回1点のみ。8回には2死後に今宮が3塁打を放つも、追加点とれず。
9回、4番手・サファテが登板。まず代打・井口資仁をストレートで空振り三振に切って取り1死。続く角中にはフォークで空振り三振、最後はパラデスを157キロのストレートで3球三振斬り。ホークスが2-0でロッテに連勝です。


パリーグ 2017年7月22日(土)
ソフトバンク 対 ロッテ 14回戦 ヤフオク
<ソフトバンク12勝2敗、観衆:38,585人>
ロ|000 000 000|0
ソ|000 100 10X|2
[勝] 武田(2勝1敗)
[負] 二木(4勝4敗)
[S] サファテ(1勝1敗31セーブ)
[本] 今宮(ソ/6号)



また勝ってしまいました。この日もロースコアの展開となりましたが、ホークスがロッテ先発・二木投手から2点を奪い、武田→森唯斗→岩嵜翔→サファテの投手リレーでロッテ打線をわずかヒット1本に抑えての完封。9回に登板したサファテ投手は、金曜日の試合でも3者連続三振していますが、19日の西武戦から8連続三振中…。後半戦5連勝のホークスは、2カード連続の勝ち越しを決めました。VSロッテ戦の対戦成績も12勝2敗となり、あと1勝すればシーズン勝ち越しとなります。日曜日に決めちゃう?
先発の武田投手は、6回まで79球を投げ、被安打1・8奪三振・1四球・2死球・無失点。4月5日の楽天戦以来、実に3か月ぶりの勝ち星で、今季2勝目を挙げました。1軍復帰後は2試合続けて5回持たずに降板しましたが、この日はカーブが冴え、初回にロッテの1,2番をカーブで三振を奪いました。5回には1死1,3塁のピンチがあったけど、1球でダブルプレーに仕留めてピンチを凌ぎました。相手に助けられたなぁ。右肩の違和感から復活勝利を挙げた武田投手、ここから勝ち星を積み上げて行けるように頑張ってほしいです。
チーム全体で5安打の打線は、今宮選手が3安打の固め打ち。4回に放ったレフトスタンドへの先制ホームランは、この日のチーム初安打でした。8回の第4打席ではライトへフェンス直撃の3塁打を放ったんですが、打ったボールが福岡銀行の広告に当たって賞金100万円を獲得。賞金の使い道は「九州北部豪雨の被災地のために使う」とのことです。
23日の予告先発は、ソフトバンク・中田賢一VSロッテ・石川歩。当初は石川柊太投手が登板する予定でしたが、右手中指のマメの影響により回避。代役に起用された中田投手は、6月15日の巨人戦以来となる1軍登板。ロッテ戦は3試合投げて2勝1敗です。2試合連続でロースコアだった分、日曜日は乱戦になるかもしれんな…。



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柳田欠場でも4連勝!千賀8勝目&サファテ30セーブ!

2017年07月21日 | HAWKS

西武を3タテした福岡ソフトバンクホークスは、21日から福岡ヤフオクドームで千葉ロッテマリーンズを迎えての3連戦。最下位のロッテですが、後半最初のカード・オリックスとの2連戦に連勝しました。21日の試合は、ソフトバンク・千賀滉大VSロッテ・涌井秀章の先発でスタート。ホークスは後半戦の負けなしを継続なるか?




両チームのスタメン
  ソフトバンク       ロッテ
1(二)明石健志    (中)伊志嶺翔大
2(遊)今宮健太    (右)加藤翔平
3(左)中村晃     (左)角中勝也
4(一)内川聖一    (一)パラデス
5(指)デスパイネ   (二)鈴木大地
6(三)松田宣浩    (指)ペーニャ
7(右)上林誠知    (三)中村奨吾
8(捕)甲斐拓也    (遊)三木亮
9(中)福田秀平    (捕)吉田裕太
 (投)千賀滉大    (投)涌井秀章

この日は柳田悠岐選手が、右ひざの打撲による炎症で欠場。代わりに中村晃選手が3番に入り、センターには福田選手が入りました。また、疲労性腰痛で先発から外れていた今宮選手がスタメン復帰。



1回、ロッテ先頭の伊志嶺の遊撃ゴロを、遊撃手・今宮が1塁へ悪送球。名手・今宮らしくないエラーの後、1死2塁のピンチを背負った千賀が、角中にフォークボールを狙われ、センター前へのタイムリーヒットを打たれて先制点を許します。ホークスはその裏、先頭の明石が四球を選ぶと、今宮が先ほどのミスを取り返すライト前ヒット。無死1,3塁で、中村晃の2塁ゴロの間に3塁走者が生還し、1-1の同点に追いつきます。
初回に1点を失った千賀は、2回に2つの三振を奪って3者凡退に抑えると、3回はヒット2本を浴びて1死1,3塁のピンチを招く。2点目を与えたくない場面で、角中を遊撃フライに打ち取ると、4番・パラデスにはフォークで3球三振に仕留めてピンチを脱します。
5回、千賀が3者凡退で終えた後、その裏に四球で出塁した上林が、甲斐の犠打、福田の内野ゴロの間に3塁に進む。2死3塁と一打勝ち越しのチャンスで、1番・明石が涌井のフォークを叩きつけ、センター前へのタイムリーヒット!ホークスが2-1と勝ち越しに成功します。
千賀が6回まで投げ切った後の7回、ホークス2番手・森唯斗が、先頭の中村奨に2塁打を許すと、代打・井口資仁に四球を与え、1死1,3塁と同点または逆転のピンチを背負う。しかし、伊志嶺を浅いライトフライで2死、加藤を変化球で見逃し三振を退け、ロッテの反撃を許しません。
その後、8回に岩嵜翔が2死1,2塁のピンチを0点に抑えると、9回はサファテが3者連続奪三振の快投でゲームセット。ホークスが2-1でロッテに勝利しました。


パリーグ 2017年7月21日(金)
ソフトバンクVSロッテ 13回戦
<ソフトバンク11勝2敗、観衆:38,585人>
ロ|100 000 000|1
ソ|100 010 00X|2
[勝] 千賀(8勝2敗)
[負] 涌井(3勝7敗)
[S] サファテ(1勝1敗30セーブ)


今回は千賀投手と涌井投手の投手戦という展開でしたが、5回に明石選手のタイムリーで勝ち越すと、ホークス中継ぎ陣が味方の1点のリードをしっかりと守り切りました。スコアの割には試合時間が約3時間半近くかかったような気がするけど…。この日も勝ったホークスは、後半戦負けなしの4連勝。貯金も今季最多の27となりました。あと3連勝すれば貯金30だ。
先発の千賀投手は、6回まで105球を投げ、被安打3・6奪三振・2四球・1失点で今季8勝目。立ち上がりに味方のエラーから失点を許しましたが、2回以降はロッテ打線を相手に無失点の好投。3回のピンチの場面では、4番・パラデス選手に対して3球続けてフォークを投じて三振に切って取りました。涌井投手に投げ勝った千賀投手、2年連続2ケタ勝利まであと2勝です。
9回に4番手で登板したサファテ投手は、両リーグ最速の30セーブ到達。同時にパリーグ史上初の4年連続30セーブを達成しました。2014年にホークスに入団してからセーブ数を増やし続け、今後もセーブ数を積み上げれば、プロ野球記録の46セーブを超えそうな勢いです。
打線の方はチーム全体で5安打。柳田選手がいないとこんな感じなんだろうか?松田選手がチーム唯一の2安打マルチを記録しています。柳田選手の代わりに3番に座った中村選手は、第1打席で内野ゴロで打点1を稼ぎ、8回の第4打席ではヒットを放っております。5回に決勝タイムリーを打った明石選手、涌井投手のフォークボールをセンター前に弾き返しました。数少ないチャンスで結果を出したのは見事です。

22日のデーゲームは、ソフトバンク・武田翔太VSロッテ・二木康太の予告先発で行われます。今季まだ1勝の武田投手は、1軍で2戦連続KOのあと、今週17日にファーム・オリックス戦で調整登板を行い、2回を投げて無失点でした。その時から中4日での登板となりますが、せめて5イニング以上は投げ切ってほしいですね。







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鷹の祭典in北九州は乱打戦!甲斐拓也が2打席連続本塁打!

2017年07月19日 | HAWKS

福岡ソフトバンクホークスVS埼玉西武ライオンズの3連戦は、ホークスが2連勝でカード勝ち越しを決めました。19日の3戦目は北九州市民球場で行われ、ソフトバンク・松本裕樹VS西武・ファイフの先発で始まり、激しい点の取り合いとなりました。





両チームのスタメン
  ソフトバンク       埼玉西武
1(二)明石健志     (中)秋山翔吾
2(遊)髙田知季     (遊)源田壮亮
3(中)柳田悠岐     (二)浅村栄斗
4(一)内川聖一     (一)メヒア
5(指)デスパイネ    (三)中村剛也
6(左)中村晃      (指)栗山巧
7(三)松田宣浩     (右)外崎修汰
8(右)上林誠知     (捕)炭谷銀仁朗
9(捕)甲斐拓也     (左)金子侑司
 (投)松本裕樹     (投)ファイフ


1回、ホークス先発の松本が、1死1,2塁から西武4番・メヒアにスライダーを痛打され、左中間を深々と破るタイムリー2塁打を打たれ、2点を先制されます。
2点を追うホークスは、1回裏に柳田が2塁打で出塁するも内川三振。2回はデスパイネがヒットを放つも、後続が倒れて無得点。3回、この回先頭の甲斐が、西武先発・ファイフの3球目のカットボールを捉え、ライトへの打球は大きく伸びてスタンドイン!甲斐のソロ本塁打で1点を返します。
4回、松本が2死2塁から金子にセンター前へのタイムリーヒットを打たれて3点目を失う。さらに走者を2人置いて、源田にライト前ヒットを許すが、右翼手・上林の好返球で2塁走者を本塁封殺。さらなる追加点を許さず。その裏、ホークスは2死1,2塁の場面で、甲斐が初球ストレートを打ち上げ、センターバックスクリーン左に飛び込む3ラン本塁打!ホークスが4-3と逆転します!
5回、ホークスは松本に代えてモイネロが2番手で登板しますが、1死1塁で中村剛にセンターへの2ラン本塁打を浴びてしまい、4-5と勝ち越されます。ただ、その直後の攻撃で、4番・内川が西武3番手・岡本洋介のカーブを捉え、レフトスタンドへのソロ本塁打を放ち、5-5の同点。6回には甲斐が左中間フェンス直撃の3塁打を放つと、1番・明石がライトへ犠牲フライを放ち、6-5とホークスが再び勝ち越します。
しかし8回表、4番手の岩嵜翔が金子に直球を狙われ、ライトスタンドへのソロ本塁打を浴び、6-6と振り出しに。8回裏、ホークスは西武4番手・牧田和久を攻め立て、中村晃と松田がヒットで出塁し、無死1,3塁と一打勝ち越しのチャンスを作り、上林が3球目を叩いてライト前タイムリーヒット!3連打でホークスが7-6と勝ち越すと、途中出場・高谷裕亮も続き、ライト前タイムリーで8点目。さらに2死2,3塁で、こちらも途中出場・福田秀平が西武5番手・シュリッターからタイムリー3塁打を放ち2点追加。8回裏に4点を挙げたホークスが、10-6で西武に競り勝ちました。


パリーグ 2017年7月19日(水)
ソフトバンクVS西武 15回戦 北九州
<ソフトバンク10勝5敗、観衆:21,500人>
西|200 120 010|6
ソ|001 311 04X|10
[勝] 岩崎(5勝2敗1セーブ)
[負] 牧田(1勝3敗)
[本] 甲斐(ソ/4号、5号)、内川(ソ/12号)
   中村(西/20号)、金子侑(西/3号)


「鷹の祭典in北九州」は、両チーム合計28安打、5本のホームランが飛び交う花火大会と化しましたが、ホークスが乱打戦を制しました。8回表に岩嵜投手が同点ホームランを浴び、この後どうなるのかなと思いましたが、その裏に4点を奪い勝負を決めました。ホークスはこのカード3連勝。オールスター前の3連敗をチャラにできたと思います。一方の西武は、自力優勝の可能性が消滅。パリーグは楽天とホークスの一騎打ちと化したか。
この日のホークス打線は、西武投手陣から14安打。甲斐選手がファイフ投手から2本のホームランを放ち、1本目は右方向へ飛ばし、ライトスタンドまで運ぶ反撃のソロ本塁打。4回の第2打席ではセンターへの3ラン本塁打。2打席連続ホームランはプロになって初めてです。第3打席でもセンターへ3塁打を打ち、この試合3安打4打点の猛打賞。守備でも4回に2塁から飛び出したランナーを牽制で刺殺するシーンもありました。
甲斐選手の他にも、中村選手と松田選手が2安打のマルチヒット。上林選手は4回に好返球で2塁走者の生還を阻止すると、8回には勝ち越しのタイムリーヒットを打ち、攻守で貢献しました。11日の楽天戦でホームランを打ってから、また調子が上がってきたような気がします。5回に5点目のソロ本塁打を放った内川選手は、5月27日のロッテ戦以来となる一発。しかし、この日は5打数1安打で打率も.299と3割を切っちゃいました。
投手陣の方は、先発の松本投手は4回まで被安打7・1奪三振・3四球・3失点。メヒア選手に2本のヒットを許すと、4回には4本のヒットを浴びました。先頭打者を出すと厳しいですねえ。6回途中から3番手で登板した森唯斗投手は、7回に3つのアウトを全て三振で取る見事なリリーフ。8回に登板した岩嵜投手は金子選手にホームランを浴びたものの、味方が4点を挙げたおかげで今季5勝目をGET。無失点に抑えていれば、森投手に勝ち投手がついていたんだけどなぁ。最近の岩嵜投手、登板する度にヒットを許すことが続いているのが気になる。まぁおそらく疲労でしょう。少しは休ませてあげてもいいのに。


シーズン後半戦最初のカードを3連勝で飾ったホークスは、21日から千葉ロッテマリーンズとの3連戦。前半戦ではホークスが10勝2敗と大きく勝ち越しております。一部報道によると、21日は千賀滉大投手、22日は武田翔太投手、23日は石川柊太投手が登板予定。武田投手はいつ復活するんですかね…。





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バンデンハーク約1か月ぶりの白星!高田知季が2安打2打点の大活躍!

2017年07月18日 | HAWKS

シーズン後半戦白星発進の福岡ソフトバンクホークスは、18日も福岡ヤフオクドームで埼玉西武ライオンズと対戦。この日の先発投手は、ソフトバンク・バンデンハークVS西武・野上亮磨。1か月間も勝ち星がないバンデンハークが、初回から快投を見せました。




両チームのスタメン
  ソフトバンク       埼玉西武
1(二)川﨑宗則     (中)秋山翔吾
2(遊)髙田知季     (遊)源田壮亮
3(中)柳田悠岐     (二)浅村栄斗
4(一)内川聖一     (指)メヒア
5(指)デスパイネ    (三)中村剛也
6(左)中村晃      (一)山川穂高
7(三)松田宣浩     (右)外崎修汰
8(右)上林誠知     (捕)岡田雅利
9(捕)髙谷裕亮     (左)金子侑司
 (投)バンデンハーク  (投)野上亮磨


ホークス先発・バンデンハークは、1回に西武先頭・秋山をカーブで空振り三振を奪うと、2死後に浅村を高めのストレートで空振り三振に切って取り、3者凡退の好スタート。2回はメヒア、中村剛、山川と3者連続奪三振。3回も奪三振を2個奪い、序盤の3イニングで7奪三振。
バンデンハークを援護したいホークス打線は、2回に5番・デスパイネが左中間への2塁打を放つも、後続が倒れて無得点。3回まで西武先発・野上の前に1点を奪うことができません。
4回、1死後に源田に四球を許すと、2塁への盗塁で得点圏に走者を背負います。しかし、浅村にはスライダーで見逃し三振、メヒアにはカーブで空振り三振に退け、ピンチを脱します。
その裏、ホークスは先頭の高田が野上の2球目のスライダーを叩く。ライトへの鋭い打球は、スタンド最前列に突き刺さった!高田のソロ本塁打でホークスが試合の均衡を破ります。この後、柳田が2塁打を放ち、2死3塁で中村晃がレフト線を破るタイムリー2塁打を放ち2点目を奪います。
さらに5回、上林の四球、高谷の犠打で2死2塁とすると、前の打席で本塁打を打った高田に打席が回り、今度はライト線へのタイムリー2塁打。高田の2打席連続ヒットで1点を追加し、3-0とします。
西武を相手に三振の山を築いているバンデンハークは、5回までノーヒットピッチングを続け、6回も代打・炭谷銀仁朗三振、金子レフトフライで簡単に2死を取りますが、1番・秋山にストレートを狙われ、ライトスタンドへのソロ本塁打を浴びてしまう…。この日初めて許したヒットで1点を失うと、源田にもヒットを許したが、浅村を抑えて3アウト。ノーヒットノーランを逃したバンデンハークは、6回1失点で降板しました。
ホークス2点リードの8回、3番手の岩嵜翔が金子と秋山に連打を許すと、2死後に浅村に四球を与えて満塁のピンチを招く。満塁本塁打でスコアがひっくり返されるところだったが、メヒアをセンターフライに打ち取り、0点で切り抜けた。9回は4番手・サファテが2本のヒットを許したが、西武の反撃を抑えてゲームセット。2点のリードを守り切ったホークスが、3-1で西武に連勝です。



パリーグ 2017年7月18日(火) 
ソフトバンクVS西武 14回戦 ヤフオク
<ソフトバンク9勝5敗 観衆:38,585人>
西|000 001 000|1
ソ|000 210 00X|3
[勝] バンデンハーク(8勝4敗)
[負] 野上(6勝7敗)
[S] サファテ(1勝1敗29セーブ)
[本] 秋山(西/17号)、高田(ソ/1号)


今回の試合は、バンデンハーク投手が6回まで11個の三振を奪い、その後に出てきた2番手の森唯斗投手が2奪三振、9回に登板したサファテ投手も2個三振を取り、この日は合計で15奪三振を記録。打っては高田選手がホームランとタイムリーヒットで2打点を挙げました。ホークスは前日に続いての連勝で、後半戦最初のカードの勝ち越しを決めました。
今季8勝目を挙げたバンデンハーク投手は、6回まで104球を投げ、被安打2・11奪三振・1四球・1失点。この日は初回の浅村選手から3回の外崎選手まで5連続奪三振、6回2アウトまで無安打に抑えていました。変化球もズバズバ決まっていて、スローカーブで空振り三振を奪えば、スライダーで見逃し三振や打ち取る場面もありました。1か月ぶりの勝ち星を手にしたバンデンハーク投手は、本拠地・ヤフオクドームで12連勝を達成。「本拠地不敗神話」はまだまだ続くだろう。
打線の方は全体で5安打。西武の7安打より2本少なかったよ。打のヒーロー・高田選手は、この試合2安打2打点。第2打席の先制ホームランは、高めのスライダーを捉え、弾丸ライナーでライトスタンドへ。高田選手が1軍でホームランを打ったのは、2015年6月7日の巨人戦(@東京ドーム)以来で、プロ入りしてから2本目。ホームランの次の打席では、真ん中に入った変化球を打ち返してライトへのタイムリー2塁打を放ちました。高田選手はここ6試合で8安打とバッティング好調。腰痛持ちの今宮健太選手の代役どころか、定位置を奪う勢いだ。

19日は北九州市民球場で行われ、予告先発はソフトバンク・松本裕樹VS西武・ファイフとなっています。松本投手は西武戦で2試合登板して0勝1敗。先週の楽天戦では5回2失点で敗戦投手となり、ここまで2勝3敗と黒星が先行しています。内容も大事だけど、とにかく白星が欲しい所です。



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