今日午後7時ごろ、長崎県佐世保市のスポーツクラブ「ルネサンス佐世保」で男性が銃を乱射する事件が発生しました。この事件で7人が撃たれ(うち子供2名)、25歳の女性従業員と36歳の男性客が死亡しました。亡くなった女性従業員は、「ルネサンス佐世保」の水泳インストラクターをやっておりました。銃を乱射した男は、身長170~190cmで外国人風、迷彩服の上下に灰色のダウンジャケット姿で、目出し帽を被っていました。犯人は現在も逃走中です。
犯人は2階正面玄関入口から侵入、ロビーでいきなり発砲すると、事務室、プール、ギャラリーで発砲を繰り返していました。発砲した後、犯人は1階のスーパーマーケットの裏口から逃走したといわれています。
また長崎で銃による殺人事件が発生しました。4月には当時の長崎市長・伊藤一長氏が暴力団員に撃たれて死亡する事件がありました。また、九州地方では道仁会と九州誠道会の暴力団抗争が発生。6月に佐賀県で九州誠道会系組長が刺殺され、8月18日に当時の道仁会会長が射殺、翌日には誠道会系暴力団の会長が銃撃されました。そして先月8日、佐賀県武雄市の病院で入院患者が射殺される事件が発生。この事件は人違いによる殺人事件と断定、道仁会系組員が逮捕されました。24日には大牟田市内の病院で誠道会幹部が殺されました。それにしても今年の発砲事件は九州地方が目立ちます。あと、町田市と長久手町で立てこもり事件がありましたね。
さて、今回の佐世保事件に話を戻します。犯人は外国人風と言われておりますが、佐世保には米軍と自衛隊の基地がある、迷彩柄のジャケットを着ていることから、たぶん犯人は米軍に勤務している人じゃないかと思われますが、これ以上犯人のことは書けません。
今年の発砲事件は54件、死者19人・11人の負傷者を出しています。一般人を巻き込む銃撃事件は絶対に許せません。子供たちに銃を向けるのは言語道断です!これ以上拳銃による事件、暴力団の抗争はやめてもらいたい。
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追記です
逃亡した犯人は、今朝佐世保市内の教会で自殺しました。容疑者は外国人ではなく日本人でした。死亡した馬込政義容疑者(37)は、車内に3丁(散弾銃2丁と空気銃1丁)、遺体のそばに1丁合計4丁の銃を所持していました。また、死亡した藤本勇司さん(36)とは中学の同級生で親友同士でした。また馬込容疑者は7,8年前から奇妙な行動が目立ち、2,3年ほど前には銃を持って近所の山をうろついていたり、深夜に「トイレを貸してくれ」と訪ねてくることもあったそうです。
長崎県警察によると、犯人は犯行当日に藤本さんにスポーツクラブに誘い出していたことが発覚、藤本さんに対し何らかの恨みを持って狙ったとみて調べています。警察は馬込容疑者を殺人容疑などで容疑者死亡のまま書類送検する方針です。