静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

ホルモンナイン@中町

2019年02月16日 07時17分32秒 | 居酒屋
ホルモンナイン@中町

 さて、立ち飲みのお店「へそ」さんを出て二軒めを探します。
同じくドリンクが安いお店も目につきましたが、何となく気が向きません。
せっかくの機会ですから、今夜は新しいお店にしたいです。
そこで思い出したお店がありました。



 けっこうな距離を歩いて、着いた先が中町でした。
お店の名前は「ホルモンナイン」さんで、ここが本店ですね。
こちらのお店はかなり昔に一度入ったことがありましたが、まあ初めてみたいなものです。
では中に入りましょう。



 暗めのお店は誰もお客さんがおらず、店員さんがお二人でした。
まずはメニューの説明で、お得なコースがあるということです。
実はお店の前にあったこのサービスにつられて入ったというわけですね。
それが、ドリンク三杯にキャベツと豚ホルモンで999円というものでした。

 当然ながらこれを注文することになります。
すぐに1杯目のチューハイが出てきました。
一口飲むとこれが甘かったです。



 店員さんに確認すると、割り用のチューハイをそのまま使ったようでしたから、これは甘いです。
「作り直ししますか」
と聞かれましたが、文句を言う筋合いはないのでこのままでいただきます。
二杯目からはプレーンで作ってもらいました。



 おつまみの一品目は「塩だれキャベツ」です。
これが意外にもいシャキシャキでいい加減でした。
今日初めての野菜なのでひときわ新鮮だったのでしょう。
お通しでないキャベツは美味しいことを初めて知りました。



 そしてホルモンです。
小袋をはじめいくつかの盛り合わせになっていました。
しっかりとトングも出してくれます。





 七輪が出てきて、これを焼いていただきます。
さすがにこれだけでは寂しいので、「レバー焼き」も追加で注文です。
これが390円ですが、最近焼き肉店に行っていないので安いのか高いのかはわかりません。



 一人焼肉は久しぶりですが、たまにはいいもんです。
キャベツもかじりながら二杯目のチューハイです。
今回はしっかりプレーンですから、ひときわ焼肉に合いますね。



 七輪の火力も強く、定番のファイヤー状態です。
人間の本性でしょうか、火を見ると興奮してお酒がよく回ります。
うーん、もう1杯チューハイください。



 本日6杯目のチューハイですが、さすがに酔ってきました。
中町方面は夜に来ることがないので、このお店も長く見かけませんでした。
以前はランチタイムに営業されていましたが、今では夜だけの営業になったそうです。
たまには一人焼肉も良いですね。



 40分ほどの滞在でこちらもお会計です。
結局最後までほかのお客さんは来ませんでしたから、遅い時間に混むスタイルだと思います。
では、ごちそうさまでした。


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へそ@今夜は

2019年02月15日 07時20分18秒 | 居酒屋
へそ@今夜は



 皆さんお元気ですか。
そろそろ暖かくなるという天気情報ですが、しばらくは寒い日が続くようです。
そのせいか今年は静岡市内で飲むことが少なくなっています。
そこで今夜は久しぶりに飲み歩きすることを決めました。



 とはいえ静岡市内では居酒屋さんの開店時間は午後5時過ぎというのが定番です。
その中で嬉しい4時から営業のお店、「へそ」さんにやってきました。
最近はこちらに行くことが多くなっていますね。

 お店の開店時間を10分ほど過ぎた時分に到着しましたが、予想通りで一番乗りでした。
がら空きのカウンターの右端に席を取ります。
バイトの女性が注文を聞きに来ますが、決めていた「チューハイ(税抜き190円)」に「鮫軟骨の梅水晶(180円)」を伝えます。



 すぐに出て来るプレーンのチューハイでまずは乾杯です。
ここ「へそ」さんでは4時から6時まではハッピーアワーで三種類のドリンクが全て税抜き190円という大サービスなんですね。
したがって早い時間に飲むときはこれを使うことが多くなります。
アルコールの濃度もしっかりあって、けっこう酔えるのもうれしいです。



 そして話題の梅水晶です。
今回は忘れずに青シソが入っています。
鶏の軟骨がポリポリと美味しいですね。

 すると珍しく私以外のお客さんが入ってきました。
年配男性の一人客で、一人なのにテーブルを使っているのはたぶん初心者でしょう。
さらには賑やかな男女三名も入ってきました。
早い時間は何時も空いているんですが、ようやく人気が出始めたのかもしれません。



 追加のおつまみはおでんで、「牛スジ」と「厚揚げ」です。
このあたりはまったく前回と同じですが、私は同じ店で同じものを注文することが多いです。
おでんのスープも良いつまみになります。



 二杯目のチューハイです。
この間に三名ほどお客さんが増えました。
急に注文が重なって店員さんは大忙しです。
奥に行った三人組から、「おでん盛り合わせ」が三人前入りました。

 このおでんの盛り合わせ(おまかせ)がお得そうです。
5種類あるおでんはみな121円ですが、三品で315円です。
おまかせとは書いてありますが、出て来るものを見たら、「牛スジ」に「厚揚げ」と「玉子」でした。
しまった、これにしておけば50円で卵が追加できたんだ。



 よし次回はこのおまかせ盛り合わせにしようと、しっかり覚えておきました。
そしてチューハイも三杯目になりました。
時間も午後5時を過ぎて、もうどこの居酒屋さんも入れる状態になりました。
酔った頭で次のお店を考えます。

 さて、これはあとで気が付いたことですが、店舗のカレンダーによると日曜の営業もあるような感じでした。
以前日曜日に行ったらお休みでしたが、それはたまたまだったということですか。
だとするとこれは使い勝手がよくなりますから大歓迎です。
まだ確認してはいませんが、今度日曜日にも行ってみたいですね。

 三杯目を飲み干してお会計です。
三杯楽しんで千円少しですからいいお店ですね。
ごちそうさまでした。



 
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岩久食堂@呉服町

2019年02月14日 07時28分08秒 | ラーメン(静岡市内)
岩久食堂@呉服町

 今日のラーメンはたぶん初めて入るお店です。
しかも場所は静岡市の繁華街にあります。
そして新規開店ではなくかなりの老舗なんです。



 それが長い間行けずにいたというのはまさしく盲点でした。
今回気が付いて初めて入ったお店の名前は、「岩久食堂」さんです。
こちらのお店のラーメンをいただこうとやってきました。



 まずは店頭の昔懐かしいサンプルです。
さすがに「食堂」だけあって、メニューはかなりのバリュエーションがあります。
チキンライスにオムライス、うどんにラーメンエビフライから天ぷら定食も取り揃えていますね。
まずはお店に入りましょう。

 時間は正午を5分ほど過ぎた時間ですが、先客は年配の男性がお一人だけでした。
4人掛けのテーブル席が三組という狭い造りで、私はその一つに一人で座ります。
おばちゃんがメニューを持ってきてくれますが、それを見ないままでラーメンを注文しました。



 さて、静岡市の老舗のお店ではよくあることですが、こちらのお店でも冷たいお水と温かいお茶の両方が出てきます。
不思議ですが心温まるサービスです。
まずは前のお客さんにうどんものが出てきました。
そしていよいよ私の番です。



 「おまちどうさまです」
出てきたラーメン(600円)がなかなかのものでした。
一目でわかる、昔ながらの中華そばですね。
まずはコショーを掛けて、麺からいただきます。



 具にはチャーシューが二枚にメンマですが、このモモ肉のチャーシューが美味しかったです。
今どき珍しい歯応えを残したもので、しっかりと食べ応えがありました。
メンマは甘めの味付けで良い箸休めになります。



 そして麺ですが、細麺のストレートで、かなり柔らかでした。
まあその分スープが良く染みわたっていて食べやすいです。
そのスープですが、和風の醤油味で、あっさりと飲みやすいです。
いわゆるお蕎麦屋さんのラーメンに近いでしょうか。

 お客さんも入ってきて、二階に上がっていきます。
このお店は二階にも席があるようですが、あがったことはないので様子は分かりません。
1階は三つあるテーブル全てがお一人だけで埋まっているという贅沢な配置でした。
お客さんは皆さん常連さんなんでしょう。

 さて、お店の中はかなりのレトロスタイルです。
入口右手には「食券売り場」と書いた札が置いてありますが、食券はないので昔の名残なんでしょう。
内装の醸し出す雰囲気はまさに昭和の食堂そのものですから、懐かしいですね。

そうそう、後で気が付きましたが、ラーメンを出す時に爪楊枝も一緒に持ってきてくださいました。
最初は不思議でしたが、たぶんチャーシューのかけらが歯に残るのを心配してくれたんだろうという気づかいでしょう。
こういう自然の所作がうれしくなりますね。



 昔懐かしいラーメンをしっかり食べ終わって、お会計です。
心が和む良い食堂でした。
ごちそうさまでした。



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ナカミヤ@引っ越し完了

2019年02月13日 07時11分17秒 | 居酒屋
ナカミヤ@引っ越し完了



 (今日は大丈夫かな)
階段を下っていくと、お店の明かりが見えて一安心です。
連続して何回も袖を振られていたナカミヤさんですが、今夜はようやく入ることができました。
ご主人にご挨拶してお店に入ります。

 お店はほぼ満員の盛況で、カウンターにもお二人います。
しかし左の端が空いていて、なんとかそこに座ることができました。
まずはメニューの確認です。





 一通り見てみますが、前のお店と全く変わらないですね。
いつもの定番、ホッピーセットをお願いします。
バイトの方は男女一人ずつで、すぐにホッピーが出てきました。



 引っ越し開店されたばかりのナカミヤさんですが、予想以上に賑わっていて一安心です。
しかし街の繁華街に来たせいか客層も変化しているようです。
奥のテーブル席のサラリーマングループがかなりうるさかったですが、前のお店ではめったにない出来事でした。



 お通しのレバーペーストがすぐに出てきました。
引っ越してもお店のスタイルは変わらないですね。
後で気が付きましたが、どうやら店内が禁煙になったようでした。
これは素晴らしいです。



 そしておつまみは定番の「ゆでレバー」です。
相変わらず美味しいレバーでした。
これをいただくのも4か月ぶりぐらいですから待たされたものです。

 しかし予想をはるかに上回る繁盛ぶりで、ご主人は大忙しでした。
何しろ全部を一人で作っていますから、これは大変でしょう。
全く話しかける隙もありません。



 そしてナカのお代わりをします。
カウンターのつくりが悪いのか、お隣のお客さんが腕を付くたびにその振動がこちらまで伝わってきます。
そのせいで何となく落ち着きません。
そして電波の状態が悪いようで、私のタブレットでは通信できませんでした。

 Wi-Fiでも入れてくれたら便利ですが、次回は文庫本が必要になりそうです。
とはいえ無事開店されて、お店も順調な様子には安心しました。
これからも頑張っていただきたいですね。

 30分ほどでお会計をしますが、以前と全く同じ値段で安心しました。
また美味しいレバーをいただきに来ますよ。
ごちそうさまでした。



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チョコレートらーめん@幸楽苑

2019年02月12日 07時08分35秒 | ラーメン(静岡市内)
チョコレートらーめん@幸楽苑

 もうすぐバレンタインデーがやってきます。
バレンタインと言えば昔はプロレスラーでしたが、いつの間にかチョコレートに変わってしまいましたね。
そしてその関連商品もたくさん出ています。
しかし今回は恐ろしいものを見つけてしまいました。

 その商品が「チョコレートらーめん」です。
らーめん大好きな私ですが、これは初めて見ました。
本当に食べられるのか不安ですが、怖いもの見たさでやってきました。
年をとってもチャレンジ精神だけは忘れない私です。



 やってきたのは静岡市駿河区のイトーヨーカドー店にあるチェーン店「幸楽苑」さんです。
ここに期間限定でそのラーメンが出されているんですね。
混んでいると恥ずかしいので午前11時ごろにやってきました。
まずはお目当てのメニューがあるかどうかを確認しておきます。



 店頭でその注文をするとすんなり注文が通り、まずは代金をお支払いします。
レシートとブザーを渡されて、そのまま席で待ちました。
チョコレートらーめんは税込み561円ですが、クーポンで50円引きです。
しばらく待つと無事ラーメンが出来上がりました。



 トレイを持って席に向かいます。
なお、ラーメンとは別にサービスでチロルチョコが付いていました。
おお、これが前代未聞のチョコレートらーめんですね。



 さすがにメニューの写真とは違っていて、具の状態がよく見えません。
乗っている具は、チャーシューにメンマ、ナルト、そして板チョコです。
板チョコが乗ったラーメンって、食べたことありますかね。



 ここで読者の皆さんの中にはなんでこんなゲテモノのラーメンを食べるんだと、馬鹿にする方もいるかもしれません。
しかし外見だけで物事を判断してはいけません。

 かの有名な、サマルカンドの錬金術師、「マーガ・キンデ」もこう言っています。
常識と教養は時によって真実を見る目を曇らせる。
真実は全てその物質の中だけにあるのだ。

 なるほど余計なことは考えずにまずはラーメンを味わいましょう。
とはいえ恐る恐るスープを一口飲んでみました。
ん、これは!



 なんと、ごく普通の醤油味のスープです。
何の問題もなくゴクゴクと飲めますね。
チョコレートと言ってもココア風味のたれを加えただけのようで、甘さはまったくありません。
麺は細麺の縮れ麺で、普通に美味しいです。



 確認のため何度もスープを飲んでみますが、間違いなく美味しいです。
色こそ茶色ですが、これは表面に浮いているカカオオイルの色で、それほど主張は強くないです。
これは悪くないラーメンです。



 しかし、チョコレート色のスープに浮いているナルトはかなりの違和感があります。
ナルトとチョコレートの出会いは、このラーメン無くしては実現できなかったことでしょう。
うーん、これは普通に美味しく食べられるラーメンです。



 しかし唯一欠点がありました。
それはトッピングの板チョコです。
これだけは溶けずに最後まで残ります。
そのため終盤にこの半分溶けた板チョコが麺と一緒に入ってきて、この時だけ甘くなります。

 飾りなら、甘くない板チョコのほうが良かったですね。
それでもインパクトはかなりのもので、こういう自由な発想も良いです。
しっかり食べ終わって大満足でした。
幸楽苑さん、なかなかやりますね。



 ごちそうさまでした。




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