東京国際フォーラムで開催の完成披露プレミア試写会にて鑑賞。
開始時間ぎりぎりに会場へ到着したので、2階席の後ろの方になってしまい、舞台挨拶の顔は見えず。残念!
監督、キャストの想いが聞けて、作品への期待感は高まった。
感想を一言でいうと、シリアスな問題を扱っているものの、スケール感があり、
スリリングなシーン満載の極上のエンターテインメント作品だった。
20年前にこの小説を書いた東野圭吾の先見性は、やっぱり凄い。
前半の子供を救出するまでのシーンと、後半の事件の真相に迫るシーンでの盛り上げ方が
アクションとサスペンスでとても楽しめた。
原発が必要か、なくすべきか考えることを避けてはいけないということがメッセージと受け取った。
正解はないが、テロといった悪意によらずとも、自然災害の危険に曝されていることが明白になったことが20年での進歩なのか。
原発は確かにリスクが大きいが、夏になると熱中症や海や山の事故、
毎年発生する台風や豪雨、また毎日の交通事故で命を落とす人もいるが、
人間の本質はそこに注意が向かないことにあると思う。
根本問題は、人間は当事者意識を持てない問題に注意を向けれないこと、
多くの人は自分の人生の長さ以上の100年後、1,000年後の課題を考えられないことにあると思う。
本木雅弘が演じた「三島」がどういう考えで行動に至ったかに想いを馳せることが、この映画を観た人の義務と思う。
点数は、10点(10点満点)。
タイトル:天空の蜂
製作年:2015年
製作国:日本
配給:松竹
監督:堤幸彦
原作:東野圭吾
主演:江口洋介
他出演者:本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛、國村隼、柄本明
上映時間:136分

開始時間ぎりぎりに会場へ到着したので、2階席の後ろの方になってしまい、舞台挨拶の顔は見えず。残念!
監督、キャストの想いが聞けて、作品への期待感は高まった。
感想を一言でいうと、シリアスな問題を扱っているものの、スケール感があり、
スリリングなシーン満載の極上のエンターテインメント作品だった。
20年前にこの小説を書いた東野圭吾の先見性は、やっぱり凄い。
前半の子供を救出するまでのシーンと、後半の事件の真相に迫るシーンでの盛り上げ方が
アクションとサスペンスでとても楽しめた。
原発が必要か、なくすべきか考えることを避けてはいけないということがメッセージと受け取った。
正解はないが、テロといった悪意によらずとも、自然災害の危険に曝されていることが明白になったことが20年での進歩なのか。
原発は確かにリスクが大きいが、夏になると熱中症や海や山の事故、
毎年発生する台風や豪雨、また毎日の交通事故で命を落とす人もいるが、
人間の本質はそこに注意が向かないことにあると思う。
根本問題は、人間は当事者意識を持てない問題に注意を向けれないこと、
多くの人は自分の人生の長さ以上の100年後、1,000年後の課題を考えられないことにあると思う。
本木雅弘が演じた「三島」がどういう考えで行動に至ったかに想いを馳せることが、この映画を観た人の義務と思う。
点数は、10点(10点満点)。
タイトル:天空の蜂
製作年:2015年
製作国:日本
配給:松竹
監督:堤幸彦
原作:東野圭吾
主演:江口洋介
他出演者:本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛、國村隼、柄本明
上映時間:136分

