とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

「世界から猫が消えたなら」 (ねたばれ注意)

2016-05-22 23:37:42 | 映画
東宝の映画プロデューサー川村元気原作の小説の映画化。

小説はよりファンタジー寄りで、映画では現実的な解釈の部分があるが、メッセージは変わらず。
「世の中に必要のないものはない」ということだ。
電話、映画、時計、猫、確かになくなると困りそう。自分は猫は飼わないが。

小説のイメージから、主人公に佐藤健を持ってきたところが、絶妙だ。
この人の好きなところは、しなやかさと儚さの両方を表現できるところだろう。

4月の頭に旅行に行ったので、路面電車が走る函館の空気を感じながら見れたのもよかった。

正直、親や子供、友人等まわりの人を大切にできているか身につまされるが、無償の愛を持てる自分が幸せと思える人であれればと思えた。

点数は、8点(10点満点)。

タイトル:世界から猫が消えたなら
製作年:2016年
製作国:日本
配給:東宝
監督:永井聡
主演:佐藤健
他出演者:宮崎あおい、濱田岳、奥野瑛太、石井杏奈、奥田暎二、原田美枝子
上映時間:103分