とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

広島 vs 巨人(東京ドーム 2019/5/24)強いカープが帰ってきた

2019-05-24 23:59:00 | 野球観戦
カープは9連勝で今季の東京ドーム初戦。10連勝なるか。
カープの先発投手は床田。大瀬良に次ぐ安定感。
巨人はヤングマン。よくわからない。

初回のカープの攻撃は三者凡退。
巨人は1番田中俊太が三振のあと、2番坂本がホームランで先制。0-1。
3番丸、4番岡本と打ち取り、床田の調子は悪くない雰囲気。坂本の好調さが際立つ。

2回のカープの攻撃。
先頭の鈴木誠也が初球を右中間へホームランで同点。1-1。

4回のカープの攻撃。
先頭のバティスタがレフトスタンドへホームランで勝ち越し。2-1。
誠也が死球で出塁のあと、盗塁で無死二塁のチャンス。
西川は三振も、會澤が左中間へのタイムリーツーベース。3-1。
小窪がセカンドゴロでランナーを進めて、二死三塁。
不振の田中広輔に期待も、ワイルドピッチで追加点。4-1。

5回の巨人の攻撃。
先頭の炭谷がレフトスタンドへホームラン。4-2。
巨人はヤングマンをあきらめ、代打の石川がレフトへのクリーンヒット。
田中俊太が送りバントで、一死二塁で坂本。
ホームランで同点の場面も、ショートの田中広輔が絶妙のタイミングでベースに入り、石川は牽制死。
直後に坂本が、この日2本目のホームラン。4-3。
一人気を吐く坂本だが、カープとしては無理に勝負をしなくていい気がした。

6回の巨人のマウンドは田原。
先頭のバティスタにヒットを許すも後続を抑えた。
6回からカープのマウンドはレグナルト。三者凡退で切り抜けた。

7回のカープの攻撃。
田原に抑えられて二死後に代打坂倉。
巨人は満を持して、左腕の利根に交代も、坂倉が粘って10球目を右中間へツーベース。
続く野間への2球目がサイン違いでパスボールで坂倉は三塁へ進塁。
野間の好打を期待も、なんとセーフティースクイズ。
落ち着いて処理すればアウトにみえたが利根がファンブル。5-3。
坂倉の粘りを得点につなげたチームプレーだ。

7回裏の巨人の攻撃。
カープのマウンドは一岡。
代打の重信にセンター前にはじき返され、無死一塁。
続く代打の大城はライトフライに打ち取り、更に代打の中島。
初球を頭部への死球で、中島がマウンドへ詰め寄り、あわや乱闘の雰囲気。
一岡は危険球で退場。急遽、九里がマウンドへ。
非情に難しい場面だったが、田中俊太が初球をライトへのファウルフライ。
坂本を迎えるところで、九里からフランスアへスイッチ。
ホームランが出れば逆転の場面も、坂本も初球打ちでセンターフライ。
カープとしては、この試合の大きな山を乗り切った感じはあった。

8回表のカープの攻撃。
先頭のバティスタがレフト看板直撃、100万円ゲットのホームラン。6-3。
誠也セカンドゴロのあと、西川がライトスタンドへホームラン。7-3。
9回は中崎だろうが2点差だったら怖かったが、安心できる状況になった。

9回表のカープの攻撃。
先頭の田中広輔が右中間へのツーベース。
フランスアに代打長野。カープのユニフォームを着ての東京ドーム初打席。
この日一番の球場の声援。期待に応えてセンターへのヒット。
ヒットの前の空振りでは、フルスイングし過ぎてバランスを崩して倒れこむ場面もあったが、
ベテランがこれほどの必死さを出してくれていることに感動した。
続く野間はダブルプレイも1点追加。8-3。

9回裏は中崎が登板。
先頭のゲレーロにヒットを許すも、陽を三振、大城はダブルプレイでゲームセット。

カープは10連勝達成で首位を堅持。独走の雰囲気が出てきた。
大技と小技を絡め、全員で戦えていることが心強い。
開幕直後の不振が嘘のような快進撃だ。

巨人との違いは試合の流れを決める要所での粘りではないかと感じた。
決めるべき選手が決めているのは事実だが、つなぎの意識によって1点をもぎ取れていることが大きい。
7回の両チームの攻撃がこの試合を象徴していたように思う。
このあとも好ゲームを期待したい。