とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

「レジェンド&バタフライ」(ネタバレ注意)

2023-01-27 23:59:00 | 映画
公開初日の舞台挨拶ライブビューイング付きの回を鑑賞。

舞台挨拶への登壇は、信長役の木村拓哉、濃姫役の綾瀬はるか、福富平太郎貞家役の伊藤英明、明智光秀役の宮沢氷魚、森蘭丸役の市川染五郎、各務野役の中谷美紀、そして大友啓史監督。
昨年11月の「ぎふ信長まつり」の騎馬武者行列での大盛り上がりから、ようやくこの日を迎えた感慨を木村拓哉と伊藤英明が語っていた。
作品のネタバレにならないように、質問への答えがもどかしかったが、監督と俳優陣の熱い想いが伝わってきた。

作品で描かれるのは、信長と濃姫の関係性が中心で、合戦シーンは本能寺の変ぐらい。
那古野城、清須城、岐阜城、そして安土城と信長の城の変遷も、セットあり、CGありで、映像で観ると面白い。
明智光秀の描き方が通説と違っていて、面白かった。

信長を演じた木村拓哉は、期待通りの木村拓哉の信長だった。
濃姫は史実にあまり残っておらず、創作部分が多かったと思うが、綾瀬はるかが人物像を浮かび上がらせてくれていて、期待以上だった。
斎藤工の家康は、斎藤工ではなくてもよかったように思ったが、ご愛敬だったか。

今の時代に信長をやる意味としては、「魔王」と呼ばれた男でも、普通の人間で、精一杯に生きた結果が伝説になったということだろうか。
そういう意味では、木村拓哉こそがレジェンドでもあるが。

点数は、8点(10点満点)。

タイトル:レジェンド&バタフライ
製作年:2023年
製作国:日本
配給:東映
監督:大友啓史
主演:木村拓哉、綾瀬はるか
他出演者:宮澤氷魚、市川染五郎、和田正人、高橋努、浜田学、本田大輔、森田想、見上愛、増田修一朗、斎藤工、北大路欣也、本田博太郎、尾見としのり、池内博之、橋本じゅん、音尾琢真、伊藤英明、中谷美紀
上映時間:168分



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