とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

「日本のいちばん長い日」 (ねたばれ注意)

2015-08-10 23:42:53 | 映画
太平洋戦争時と今では価値観が大きく変わっており、戦後70年の日本と世界を知ったうえで、当時生きた人たちの心中を察することは容易でない。
当時の人たちが命を懸けて守ろうとした日本の文化、日本の独立性や誇り、また家族や地域社会には守れたものもあり、守れなかったものもある。
時代の流れの中で、日本文化そのものも、家族や地域社会に対する日本人の考え方も変わっている。

戦後の歴史と短いながも自分人生を振り返って思うのは、本当に大事なものは失わなければその価値を認識できないこと、
大事だと思っていたものを失ってみたら意外と大事ではなかったということがある。

戦後の混乱期に自分は生きた訳ではないが、戦争で負けたことを糧に日本は経済復興したが、経済優先の拝金主義が横行した時期もあった。

一人の人間の人生で考えると、命が一番大事ということを実感するが、
国や社会というレベルで考えると、どういう社会を実現したいかの夢や希望を持てることが大事なのかと思った。
ただし、そういった夢や希望は、必ずしも自分が生きている間に実現できる訳ではない。
自分の次、あるいはその次の世代に引き継いでいくべきものもあるだろう。

だからこその終戦の決断だったのだと思う。
終戦を決断した人々が次世代に何を残したかったのか、日本人として世界に貢献するために何ができるかを考えるきっかけになった。

点数は、9点(10点満点)。

タイトル:日本のいちばん長い日
製作年:2015年
製作国:日本
配給:松竹
監督:原田眞人
主演:役所広司
他出演者:本木雅弘、松坂桃李、堤真一、山埼努
上映時間:136分


「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」 (ねたばれ注意)

2015-08-09 23:55:06 | 映画
パンフレットの飛行機につかまるシーンを冒頭に持ってくるところから気合が入っている。

本作品でイーサンのイメージが少し変わった。
これまではもっと不死身だったと思うが、今回は敵に捕まったり、溺死しかけたりと、かなりピンチに追い込まれている。
そこを仲間の助けを得て、チームプレーで乗り切るところが見所だ。

今回は敵が無国籍スパイ組織だが、祖国から抹消されたスパイのモチベーションは何なのか。
イルサを通じて、そういった苦悩が表現されていたのが、よかった。

そういう意味では、イーサンはプロとして自らの使命を果たすだけでなく、自分たちIMFのメンバしかできないことがあり、
それが世界を守るために必要だと信じている。まさにアメリカを体現しているのである。
そういう映画に中国の会社が出資していることが興味深い。

点数は、9点(10点満点)。

タイトル:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
製作年:2015年
製作国:アメリカ
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
監督:Christopher McQuarrie
主演:Tom Cruise
他出演者:Jeremy Renner、Simon Pegg、Rebecca Ferguson、Ving Rhames、Sean Harris、Alec Baldwin
上映時間:132分


福山 夏の大創業祭2015(日産スタジアム)

2015-08-08 21:45:40 | 音楽
日産スタジアムで開催の「福山 夏の大創業祭2015」へ参戦。


暑かったし、熱かった。ちびちび水分補給しながら、汗だくで盛り上がった。
日が落ちてからは、風が気持ちよかった。

デビュー時の福山の写真は笑っていなかった。
ファンの多くの笑顔に支えられて、笑顔で25周年を迎えられることの素晴らしさ。

1人でも、1回でも多くの笑顔に会えるように、生きれているだろうか。
そんなことを考えるきっかけをもらえた。

「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」 (ねたばれ注意)

2015-08-04 23:10:45 | 映画
ユナイテッド・シネマ豊洲の4DXで鑑賞。
微妙にタイミングがずれるときがあるものの、ジェットコースターに乗っているようで面白かった。
煙が出るシーンではややスクリーンが見にくい気がしたが、雰囲気は出ていた。
風が意外と引き込まれる効果があることを発見。

巨人の映像はアニメよりも人間ぽくて、コミカルに見えた。
超大型巨人と巨人化したエレンの映像は、迫力があった。
キャストが全員日本人なのは、違和感があったかな。
エレンは、もっとひ弱そうな外見の役者がよかったかも。

長谷川博己のヒールな感じは、「MOZU」の東を思い出した。
石原さとみの吹っ切れた感じはよかった。最近、腕を上げてきている。

原作とややストーリーが変わっており、後半どうなるのか楽しみだ。

点数は、8点(10点満点)。

タイトル:進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
製作年:2015年
製作国:日本
配給:東宝
監督:樋口真嗣
主演:三浦春馬
他出演者:長谷川博己、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、渡部秀、水崎綾女、武田莉奈、石原さとみ、ピエール瀧、國村隼
上映時間:98分


広島 vs 横浜(横浜スタジアム 2015/8/2) ロサリオ、起死回生の一発

2015-08-02 20:59:00 | 野球観戦
中1日置いての横浜参戦。
昨日は、ジョンソンで、1-2の敗戦で連敗。
ここで3連敗すると、優勝争いから大きく後退してしまう。
カープにとって、負けられない一戦だ。


カープは、タイムリー欠乏症を補うべく、先制点をヒット・エンド・ランであげるなど、
リスク覚悟の作戦で、ベンチ一体で、仕掛けていこうという姿勢が見えた。

6回表にモスコーソの暴投で3-1と2点差になり、一息つけるかと思ったら、
その裏に、ノーアウト1塁2塁から、梶谷にまさかのスリーランホームランを食らい、3-4と逆転された。
ランナーを溜めたくない場面とは言え、それまでの打席で打ち取っていたので、同じイメージで簡単にストライクを取りにいってしまった。
梶谷はチャンスのときは別人だと思っていかないといけない打者だ。
ただ、そのあとを3人でしのぎ、7回を一岡がテンポよく三者凡退で切り抜けて、反撃ムードが出てきた。

8回表に先頭の丸が二塁打、続くロサリオがバックスクリーンへのホームランで逆転。
更に、新井がヒットで続く。もう1点というところで、野間がバントできず三振。
新井の代走、赤松が盗塁失敗でチャンスを潰した。

嫌なムードで8回から大瀬良が登板。150kmを連発するが、乙坂にうまくレフト前に運ばれ、出塁を許す。
続く倉本の打席でヒット・エンド・ランだったが、菊池の好判断で、間一髪ダブルプレーが決まって、ピンチを脱した。

9回からストッパーの中崎が登板したが、先頭の筒香のセンターへ抜けそうな当たりをショートの田中が横っ飛びのファインプレー。
何とか、5-4の1点差で逃げ切った。

暑さとの闘いが続くが、あくまでも目標は優勝だ。粘り強く一戦一戦を戦い、栄冠を手にして欲しい。

5回開始前の「I☆YOKOHAMA」ビッグフラッグ


7回表、カープ攻撃前のジェット風船


ロサリオのヒーローインタビューとスコア