太平洋戦争時と今では価値観が大きく変わっており、戦後70年の日本と世界を知ったうえで、当時生きた人たちの心中を察することは容易でない。
当時の人たちが命を懸けて守ろうとした日本の文化、日本の独立性や誇り、また家族や地域社会には守れたものもあり、守れなかったものもある。
時代の流れの中で、日本文化そのものも、家族や地域社会に対する日本人の考え方も変わっている。
戦後の歴史と短いながも自分人生を振り返って思うのは、本当に大事なものは失わなければその価値を認識できないこと、
大事だと思っていたものを失ってみたら意外と大事ではなかったということがある。
戦後の混乱期に自分は生きた訳ではないが、戦争で負けたことを糧に日本は経済復興したが、経済優先の拝金主義が横行した時期もあった。
一人の人間の人生で考えると、命が一番大事ということを実感するが、
国や社会というレベルで考えると、どういう社会を実現したいかの夢や希望を持てることが大事なのかと思った。
ただし、そういった夢や希望は、必ずしも自分が生きている間に実現できる訳ではない。
自分の次、あるいはその次の世代に引き継いでいくべきものもあるだろう。
だからこその終戦の決断だったのだと思う。
終戦を決断した人々が次世代に何を残したかったのか、日本人として世界に貢献するために何ができるかを考えるきっかけになった。
点数は、9点(10点満点)。
タイトル:日本のいちばん長い日
製作年:2015年
製作国:日本
配給:松竹
監督:原田眞人
主演:役所広司
他出演者:本木雅弘、松坂桃李、堤真一、山埼努
上映時間:136分
当時の人たちが命を懸けて守ろうとした日本の文化、日本の独立性や誇り、また家族や地域社会には守れたものもあり、守れなかったものもある。
時代の流れの中で、日本文化そのものも、家族や地域社会に対する日本人の考え方も変わっている。
戦後の歴史と短いながも自分人生を振り返って思うのは、本当に大事なものは失わなければその価値を認識できないこと、
大事だと思っていたものを失ってみたら意外と大事ではなかったということがある。
戦後の混乱期に自分は生きた訳ではないが、戦争で負けたことを糧に日本は経済復興したが、経済優先の拝金主義が横行した時期もあった。
一人の人間の人生で考えると、命が一番大事ということを実感するが、
国や社会というレベルで考えると、どういう社会を実現したいかの夢や希望を持てることが大事なのかと思った。
ただし、そういった夢や希望は、必ずしも自分が生きている間に実現できる訳ではない。
自分の次、あるいはその次の世代に引き継いでいくべきものもあるだろう。
だからこその終戦の決断だったのだと思う。
終戦を決断した人々が次世代に何を残したかったのか、日本人として世界に貢献するために何ができるかを考えるきっかけになった。
点数は、9点(10点満点)。
タイトル:日本のいちばん長い日
製作年:2015年
製作国:日本
配給:松竹
監督:原田眞人
主演:役所広司
他出演者:本木雅弘、松坂桃李、堤真一、山埼努
上映時間:136分
