上野の森美術館にて、「KING&QUEEN展」を鑑賞。
英国王室の歴史を肖像画と肖像写真でたどるという企画で、
大河ドラマをみているような面白さだった。
やっぱり、ヘンリー8世(1491~1547:即位1509)が凄い。
長身で体格に恵まれ、若い時はスポーツ万能だったのが、晩年は激太りし、
自力では動けないので、椅子ごと担がれて移動していたとのことだ。
また、6度の結婚と4度の離婚、妻のうち2人は処刑。
多くの臣下を処刑し、度重なる戦争。
自分の権力を維持するための苦悩の結果であれ、誰も止められないとこうなるのか。
この後、娘のエリザベス1世(1533~1603:即位1509)の時代に英国は大きく発展することになる。
時を隔てて、ヴィクトリア女王(1819~1901:即位1837)の時代からは、
肖像画に加え、肖像写真が使われるようになる。
また、王個人から王家の家族にスポットが当たるようにもなっている。
それに伴って、王家の一人一人が必ずしも品行方正で完璧な人物でなく、
自分の境遇に悩み苦しみながら生きている、良い意味での人間らしさを感じることができる。
レベルは違えど、どこの家族にもあるような、すべての人が感じるような
自ら選べない生い立ちの理不尽さと闘いながら、人生を自分のものとしていく歩みの縮図がここにあった。
英国王室の歴史を肖像画と肖像写真でたどるという企画で、
大河ドラマをみているような面白さだった。
やっぱり、ヘンリー8世(1491~1547:即位1509)が凄い。
長身で体格に恵まれ、若い時はスポーツ万能だったのが、晩年は激太りし、
自力では動けないので、椅子ごと担がれて移動していたとのことだ。
また、6度の結婚と4度の離婚、妻のうち2人は処刑。
多くの臣下を処刑し、度重なる戦争。
自分の権力を維持するための苦悩の結果であれ、誰も止められないとこうなるのか。
この後、娘のエリザベス1世(1533~1603:即位1509)の時代に英国は大きく発展することになる。
時を隔てて、ヴィクトリア女王(1819~1901:即位1837)の時代からは、
肖像画に加え、肖像写真が使われるようになる。
また、王個人から王家の家族にスポットが当たるようにもなっている。
それに伴って、王家の一人一人が必ずしも品行方正で完璧な人物でなく、
自分の境遇に悩み苦しみながら生きている、良い意味での人間らしさを感じることができる。
レベルは違えど、どこの家族にもあるような、すべての人が感じるような
自ら選べない生い立ちの理不尽さと闘いながら、人生を自分のものとしていく歩みの縮図がここにあった。