インカ・マヤ・アステカ展の入口横に土産物が並んでいた。南米特有の茶褐色系で彩られていたこともあって興味津々覗いてみた。ペルーの民族衣装を纏った日本人女性が、レジでにこにこと愛想を振りまいていた。 ココア系の菓子を筆頭に、いろんなグッズが陳列されていたが、気に入ったのがオカリナ。手のひらサイズからミニサイズまで色んなオカリナがあった。
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アンデスの赤茶けた山地を見下ろして、悠々と飛翔しているコンドルは、失われた文明の象徴の如く、物悲しく・孤高な感情を抱く。これをイメージして、オカリナで「コンドルは飛んでゆく」を吹けたらいいな、と夢想に近い願いが胸によぎったのだ。
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結局、買ったのが細長い笛形とミニサイズの2種。陶器で作られているので、孫たちが投げ割るかもしれないと思ったのだ。<o:p></o:p>
妻はフクロウを買った。以前から縁起物としてフクロウを集めており、かっこいいフクロウが置いてあったので、多分手を出すのだろうなと思っていたら、案の定。威厳のあるフクロウを手にして喜んでいた。<o:p></o:p>
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帰って、さっそくオカリナを吹いてみた。上面に4個、裏側に1個の穴が開いている。この穴を塞いだり、空けたりして音を出すようだ。甲高い音が響いて、いい雰囲気ではあるが、ドレミはどのようにして出すのだろうか。ネットでちょっとだけ調べたが、詳しい解説が載っているHPにはたどり着かなかった。今度、探さなくては。<o:p></o:p>