私の長所(欠点かもしれない・・が)、素直なところだ。人が言ったことは嘘だとはっきりしている場合は除いて、まず信じ込む。それにすぐに感化される。おだてられると舞い上がってしまい、豚(猪生まれ)ではあるが、木に登る。すぐに信じ込むと云うのは、性格が良さそうな感じがするが実はそうではない。信じた方が楽だから、楽な方へ逃げているのだ。要するに怠惰な怠け者に過ぎない。<o:p></o:p>
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その私、最近はまたまた読書が面白くなってきた。これも感化されたものだ。懇意にさせてもらっているブロガーさんは例外なく読書家だ。それも通俗的な本ではなく、高尚な書物が多い。心を豊かに自己研鑽に励んでいる。彼らを見ていて、私も負けてはいられないと感じた。知的レベルを向上させねば、いまに見捨てられる!と。
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以前は感慨も何も残らない時代大衆小説を電車内で広げていたが、最近は感動したり考えさせられる本も土俵に上がるようになってきた。その代表が東野圭吾であるが、その他に今読んでいるのが「密教」に関する本。
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私は幼い頃に姉を亡くして、門前の小僧ではないが親父の見よう見まねで「般若心経」を覚えた。もちろん読むだけでその意味や内容は分からない。そのまま成人になったが、最近は「般若心経」とは何者か、と考えるようになってきた。やはり年相応に考え方が変化してきたのだろう。そんな時に図書館で見つけたのが「密教のすべて」。これを読みつつあるが、仏教にもきちんとした考え方、世界が確立しているのには正直、驚いた。それに考え方を整理して理解しやすいように、数字で仏教世界を表現しているので分かりやすい。三界、三障、四魔、六欲、八正道、十二縁起・・・などだ。
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今は興味本位で読んでいるが、やはりお大師様の足跡を追って、将来は四国八十八箇所を巡ってみたい。きっと何らかの収穫があると思う。
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