花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

イラクサ科の葉を食うガの幼虫、クロキシタアツバ&フクラスズメの幼虫、ミノムシ

2018-10-25 | 昆虫

 今回は昆虫の幼虫ですので、苦手な方は無視して終えて下さい。

 

 散歩途中でアオミズ(イラクサ科ミズ属)の草むらに葉が虫に食べられた場所に出合いました。

 
 

 これだけ葉を虫食いだらけにする虫はどんな虫? チョット気になりませんか?

 いたいた黒い毛虫?があちこちに   どうやら クロキシタアッバの幼虫(ヤガ科)

 

 しかしこの虫だけでこんなになるのか?

 よくよく探して見ればこんなに幼虫も フクラスズメの幼虫 (チョウ目ヤガ科)

 
 
 

 イラクサ科に良くつく幼虫  成長したガの写真はまだ無し。

 

 生きるためには幼虫もせっせと食べて成長しないと言うところですかね。

 

 近くで蓑虫が散歩中(?)でした。

 クロツノミノガ (ミノガ科) いわゆる蓑虫の仲間で、

 蓑は細長い円錐形で、葉の断片など細かいパーツを蓑に付けているものが多い。

 
 
 

 殻から頭だけを出してぼろをまとったようにウロウロ散歩しているのはユーモラスです。

 

 我が家の庭にも蓑虫がおり

 最初はだらりと下向きにぶら下がっていましたが、傍に行って見ていたら

 直角にきちっとくっいてしまいました。

 中を見たくなりましたが何故かかわいそうな気がしてそのままにしています。

 

 チャノミガの幼虫 (ミノガ科) オオミノガのようにぶらさがりタイプもあるようです。

 

 <一口メモ> ミノムシに付いて

 ミノムシの入っている筒のようなもの(=巣)をミノ、中にいる虫をミノムシと言っています。

 ミノムシはミノガ(日本には約50種類いる)の幼虫です

 ガの幼虫ですが、オスのみが翅などを持ち普通のガの形態になるが、メスは成長しても芋虫状態で

 巣から出る事はなく産卵をしたらただ死んで巣から落ちるだけのようです。

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