花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

水辺で咲く花、オモダカ、ポンテデリア、ホテイアオイ、ガマ、他

2020-08-11 | 花の写真
猛暑が続くので少し歩くのは、朝早くにしました。
水田にオモダカを見ましたので、抽水植物を選んでみました。

オモダカ(面高)   別名:ハナグワイ、トリノアシ
オモダカ科オモダカ属、多年草、花期:8月~9月、
河川や湿地で生活する湿地性・抽水性の植物。
長い葉柄がある独特の矢じり形で、特に葉が細いものをホソバオモダカと言う。
茎の上方に雄花、下方に雌花を付ける。花弁は3枚で白色、雄しべ、雌しべ多数。
上方の雄花、             下方の雌花

ポンテデリア・コルダータ   別名:ナガバミズアオイ(長葉水葵)
ミズアオイ科ポンテデリア属、多年性抽水植物、北米東部原産、花期:5月~10月、
ホテイアオイの仲間ですが、ホテイアオイは水に浮いているが、本種は水中の土壌に
根を付ける。

ホテイアオイ(布袋葵)   別名:ホテイソウ、ウォーターヒヤシンス
ミズアオイ科ホテイアオイ属、多年草、南米原産、花期:6月~10がつ、
水面に浮かんで生育する。花が青く美しいので観賞用に栽培される。 
繁殖力旺盛ですが、我が家では、浮草の為に金魚の卵を産み付けても、直ぐに根を食べ尽している。

シラサギカヤツリ(白鷺蚊帳吊)   別名:シラサギスゲ、サギノマイ、シューティーングスター
カヤツリグサ科ミカズキグサ属、多年草、南北米原産、花期:5月~6月、抽水植物、
長く伸ばした花茎の先に花序を出し、小さな花をまとまって咲かせます。
花序にはスパイク状の小穂が密に付いており、花には花弁はありません。

ウォーターバコパ
ゴマノハグサ科ウキアゼナ属、多年草、北米原産、花期:5月~9月、水性植物、
名前の通り水辺に自生するバコパの仲間です。鮮やかな黄緑色の葉っぱを1年中付け、
夏になると青紫色の可憐な花を咲かせます。 
草丈は5~15cmほどに生長し、葉っぱは肉厚で、鮮やかな緑色をしています。

ガマ(蒲)  別名:ミズクサ、ミスクサ、キツネノロウソク
ガマかガマ属、多年草、花期:6月~8月、抽水植物。
湖沼やため池、河川、水路、休耕田、湿地などに生育する抽水植物。
円柱状の穂は蒲の穂と呼ばれる。  
花は円柱状の肉穂花序となり下側に雌花の集合した雌花群、上側に雄花の集合した雄花群がつく。 
ガマの穂の大部分は雌花穂の群れで、茶褐色の部分はすべて雌の花です。
雌花穂は、触ると弾力があり大きく膨らんでいます。
上部にある細長い棒のようなものが雄花穂です。
どちらも花びらはなく、開花時に雄花穂は花粉を飛ばして受粉 し、
花の時期が終わるとともに雄花穂は枯れ落ち、軸だけの状態になります。
雄花開花時、上部の黄色い花粉をまき散らす雄花穂(風媒花)
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