花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫観察、幼虫編 アゲハチョウ、セスジズズメ、ツマグロヒョウモン、他。

2023-10-06 | 昆虫
暑かった夏もやっとしのぎ易くなり、昆虫も多くみるようになり、
また幼虫も多くなりました。
家に来る野鳥も餌に困らなくなったせいか寄り付かなくなりました。
そこで、幼虫を集めてみました。

昆虫には、成長過程が、1)無変態 2)不完全変態 3)完全変態と3つあります。
蛾や蝶は同じく、完全変態をして成虫になります。
完全変態とは、卵→幼虫→さなぎ→成虫 と4つの過程があります。
不完全変態は、さなぎ(蛹)の過程を飛ばして成虫になるものです。 
トンボやカメムシ、バッタ等は不健全変態です。

例によって昆虫の名前特定も難しいのに、幼虫(芋虫、毛虫)は脱皮ごとに、
大きさは勿論、色や文様も変えていくものがあり、ネットの写真を見ていても
どれが当てはまるのか、判断は私には大変難しいです。
従って名前は自信がありませんので、お気付きの点はご教示をお願い致します。

アゲハチョウ(ナミアゲハ)
アゲハチョウ科  体長(終齢)45mm前後  発生時期 4-11月  越冬態 蛹
蛹になるときは食樹を離れることが多い。人家の塀で見つかった前蛹。
アゲハチョウ(ナミアゲハ)の中齢幼虫
▼アゲハチョウの越冬蛹  柑橘系樹木にいた多分アゲハチョウの蛹かと。

▼サルビア・ガラニチカ(メドーセージ)に多くの幼虫が付いていますが、
違う種類のものかどうか判断がつかず、名前も特定できていません。
ハスモンヨトウ、オオタバコガなど似ているような気もするが断定できず。

▼??
ビロードハマキ、ウスベニオオノメイガなど多数候補でしらべましたが特定できず。

セスジズズメ
スズメガ科  体長 (終齢)75mm前後  発生時期 6-10月  越冬態 蛹 
ヤブカラシのつるにいた終齢幼虫。体側に並ぶ眼状紋が印象的。

ツマグロヒョウモン
タテハチョウ科 体長(終齢)43mm前後  発生時期 1年中 越冬態 幼虫
家の周りに一番多い蝶です。 
棘があり赤と黒の危険な色をしていますが刺されることはありません


フクラスズメ
ヤガ科 体長(終齢)65mm前後 発生時期 6-11月 越冬態 成虫 
イラクサ、カラムシの生えている所でが葉を食い荒らしています、
威嚇行動は体をフリフリさせて見ていても面白いです。

クロキシタアツバ 
ヤガ科  体長は約22mm  発生時期 6-10月 越冬態 蛹
体色は淡緑色で、前後両端はやや黄色を帯びます。
頭部に数個の黒紋があり、刺毛の根元は黒色に突起します。
イラクサ科のヤブマオやカラムシの葉を食べます。


▼スズメガの仲間の幼虫?       ▼?  
 

クワゴマダラヒトリ  
チョウ目ヒトリガ科  50mm前後  9‐5月
マイマイガの幼虫と似ていますが、
背中中央に白い線がみえるのでクワゴマダラヒトリです。 

▼ヒトリガの仲間??

▼ハバチの仲間??
ツマジロクロハバチ、アケビコンボウハバチ、チュウレンジハバチ等決めてがない。

トガリハチガタハバチ
コンポウハバチ科  体長:23-25mm  食餌:ホトトギス
体は気門線より背面は黒く各節気門線上に特に黒い紋があります。

ナナホシテントウムシ
テントウムシ科 体長:約10mm 時期 4-10月
丸々と太ったナナホシテントウの幼虫。アブラムシを食べて育つ。
 
ナナホシテントウの蛹。成虫の色彩に似ている。


多分、もう昆虫の幼虫は投稿する事が無いと思い、並べてみましたが、
なんと名前が全くわかりません、Googleレンズも殆ど役にたちません。
時間を掛けてしかたないので、不本意ながらこれで締め、
これも一つの記録としておきます。
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