花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫観察、甲虫目編、 シロコブゾウムシ、マルウンカ、ハムシダマシ、他

2020-09-04 | 昆虫
昆虫撮影の素人にも、比較的にカメラに納められるのは、飛び回る昆虫より甲虫目が、
多くなります。それでも逃げられてしまいますが、そのうちの幾つかを載せてみます。

シロコブゾウムシ(白瘤象鼻虫)
カブトムシ亜目ゾウムシ科クチブトゾウムシ亜科、 13-17mm、4-8月、
上翅にコブ状の隆起を持つ、灰褐色のゾウムシ(体は黒色だが、灰色や黄褐色、
灰白色の鱗片で全身がおおわれている)。
クズ、ハギ、ニセアカシア、フジなど、マメ科植物の葉を食べる。
ゾウムシの特徴の象の口がないシロコブゾウムシに似ているが色が違う。
しかし、体色は白いが、実際には黒い体に灰白色の粉で覆われているの記述があるが、 
かと言って、クチブトゾウムシとも違うようで、??。

オジロアシナガゾウムシ(尾白脚長象虫)
ゾウムシ科アナアキゾウムシ亜科、 9mm前後、 4-10月、
白と黒のパンダカラーに塗り分けられたゾウムシ。体自体は黒色で、鱗毛のはえた部分が白く見える。


マルウンカ   *テントウムシの仲間と思ってアップしたが調べたら亀虫目でした。
カメムシ目マルウンカ科マルウンカ亜科、 5.5-6mm、 5-8月、
円形で、褐色地に白紋があり、まるでテントウムシのように見えるウンカの仲間。
体色には個体変異があり、全身が黒褐色のものもいる。

セマダラコガネ(背斑黄金虫)
コガネムシ科スジコガネ亜科、 8-13.5mm、 6-8月
茶色と黒色のまだら模様の小さなコガネムシ。体色には変異があり、全身が黒色のものもいる。


ハムシダマシ
ハムシダマシ科   7.5mm前後、
頭部,胸部,肢,触角は黒色で、上翅は茶褐色です。 
遠目にはハムシの様に見えますが、写真に撮って見ると全身に細毛を帯びていています。

アカガネサルハムシ(銅猿葉虫)
ハムシ科サルハムシ亜科、 7mm前後、 5-8月、
上翅は赤銅色、その他の部分は金緑色に輝く美しいハムシ。ブドウの害虫。
確かに土下座しているように見えないことはないですえね。


ビロードコガネ(鵞絨黄金虫)
コガネムシ科コフキコガネ亜科、 8-9.5mm、 4-10月、
体表にビロードのような柔らかい感触がある小さなコガネムシ。
体色は黒色~暗赤褐色。上翅には細かな縦筋がある。
似たのにヒメビロードコガネがいるが、脚の脛節の刺状歯の違い(3と2歯)などを
確認しないと分からりません。 
 

ゴマダラカミキリ(胡麻斑髪切)
カミキリムシ科フトカミキリ亜科、 25-35mm、 6-8月、
青みがかった黒地に白い点々もようを持つおなじみのカミキリムシ。
 

キマワリ(正式名称ニホンキマワリ)(木廻)
カブトムシ亜目ゴミムシダマシ科キマワリ亜科 16.5-24.5mm、 5-10月、
黒色で、脚が長いゴミムシダマシの仲間。体はコガネムシ類よりやや細長く、上翅には筋がある。
雑木林の樹木の幹や倒木上、枯れ木などに集まる。都市郊外でもよく見られる普通種。
 

オオヒラタシデムシ(大扁死出虫 )
カブトムシ亜目シデムシ科シデムシ亜科、 18-23mm、4-10月、
青灰色がかった黒色で、上翅にあらい縦筋がある大型のシデムシ。体は扁平。
*シデムシは、動物の死体に集まり、それを餌とすることで有名な甲虫である。
名前の由来は、死体があると出てくるため、「死出虫」と名づけられたことによる。
森の掃除屋さんのようですね。

コクワガタ(♀)(小鍬形)
クワガタムシ科クワガタムシ亜科、♂17-54mm、♀20-33mm、5-9月、
なじみ深いクワガタムシ。暗褐色~黒色で、鈍い光沢がある。
オスは、頭楯が幅広で、大顎は細長い。大顎の中央付近にやや上向きの大きな内歯がある。
メスは、頭楯がほぼ台形で大顎は小さい。上翅の点刻はオスよりも大きくやや目立つ。
 

カブトムシ(甲虫、兜虫) 
コガネムシ科カブトムシ亜科、 32-53mm、 6-8月、
なじみ深い大型のコガネムシの仲間。
オスは、光沢のある黒褐色~赤褐色で、頭部に先端が4つに分かれた長い立派な角をもつ。
オスは好戦的で、オス同志やクワガタムシなど他の昆虫と始終小競り合いをしている。
その戦いに敗れたのか、又不覚にも蜘蛛の巣に絡め取られたのか?
コウチュウ目の王者も、既に虫の息を通り越していました。
昔はカブトムシは我が家にも飛んで来ましたが、裏山に登ることもなくなり
元気なカブトムシを見る機会は無くなりました。

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