今日は立春、二十四節気のひとつ。暦の上で春が始まる日です。
立春は2月4日になることが多いですが、春分・秋分と同じように変動するため、
今年は2月3日になりました。
これからの時期に”三寒四温”の言葉を耳にするようになりますが、
子の意味は、冬の時期に寒い日が3日くらい続くと、そのあとに比較的暖かい日が
4日続くという意味の言葉で、寒暖の周期を表しています。
もとは中国の東北部や朝鮮半島北部で冬の気候を表す言葉として用いられました。
冬のシベリア高気圧から吹き出す寒気が7日ぐらいの周期で、
強まったり弱まったりすることに由来する言葉とされています。
日本においての『三寒四温』という言葉は、本来使われる冬ではなく、
寒暖の変化がはっきりと現れる春先に用いられるようになりました。
早春を思わせる花にも出合うようになりました。
▼フクジュソウ(福寿草) 別名:ガンジツソウ(元日草)
キンポウゲ科フクジュソウ属、多年草、花期:2月~4月
早春のウメの花がほころぶころから蕾をもち上げます。
後を追うように咲く黄色の大輪花はとても見事です。
おめでたい名前から、お正月の鉢花としても人気が高い。
▼ツルニチニチソウ(蔓日々草)
キョウチクトウ科ニチニチソウ属、常緑多年草、ヨーロッパ原産、花期:3月~5月、
株元から多数の茎をのばしてツル状に生長し、淡い紫色の花が開花。
花は一斉に咲くわけではなく、長い期間次から次へと開花する。
野草達にも、
▼ホトケノザ(仏の座) 別名:サンガイグサ(三階草)
シソ科オドリコソウ属、越年草、花期:3月~4月、
上部の葉腋に長さ約2cmの紅紫色の唇形花を密につける。
ふつうの花より小さく、蕾のまま結実する閉鎖花が多数まじる。
▼ホシノヒトミ(星の瞳) 別名:オオイヌノフグリ
ゴマノハグサ科クワガタソウ属、越年草、花期:3月~5月
今迄でもぽつぽつと見かけましたが、大きな株になるのはこれからです。
▼ナズナ(薺) 別名:ぺんぺん草
アブラナ科ナズナ属、越年草、花期:3月~6月、
春から夏にかけて白い花と三角形の果実をつける。春の七草の一つ。
▼ノボロギク(野襤褸菊) キク科ノボロギク属、
花は通年見ることがあり、綿毛のものも今は良く見ます。
木の花もロウバイや梅は花盛りになりつつありますが、
レンギョウの花が1輪咲いていました。これもまた一輪ほどの暖かさです。
▼レンギョウ(連翹)
モクセイ科レンギョウ属、落葉低木、中国原産、花期:3月~4月
早春に、葉に先立って黄色の花が開く。
レンギョウは属の総称、レンギョウの名がつくのはシナレンギョウの様に多くあります。
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