数日前に家にいても山桜の花びらチラチラと舞っていましたが、
家の周辺でもとうとう桜の花のシーズンも終わりです。
サクラは日本人にとって、特別な意味を持つ花です。
サクラは、もともと大衆に愛されてきた花だが、国の花とされた根拠の一つに
本居宣長の「敷島の大和心を人問わば朝日ににほふ山桜花」と
日本精神の象徴であると解釈されたようです。
*にほふは、花の匂いでなく、色が美しく輝き、照り映えるの意味です。
また、サクラと言えばたいていの学校にサクラの木が植えてありました。
明治政府はサクラのパッと散る散り際の美しさに目を向けて、”いさぎよく散る”を
軍人精神の象徴として、陸軍を中心の兵舎に植え、軍国主義が学校に及ぶにつれ、
校庭に植えて、”この花のように、いざという時にはお国の為に散れ”と
教え込んだとか。
実は日本の国花は定められていないのです。
ただ、昔から親しみがあって、これこそ日本を代表する花、と
認められている花が桜と菊です。
(国花は、国により法律で定められている物もあれば、
昔からの歴史的な慣習で国の花と認識されている物までさまざまです。)
前置きが長くなりましたが、
サクラの下で花見や宴会をやるなどは遠い昔の話になります、今では近所に咲いている
花を遠くから眺めてしみじみと春の桜はいいなぁと癒されました。
サクラ(桜)
バラ科サクラ属の落葉広葉樹の総称。
サクラは、主に北半球の温帯に広範囲に自生している。
歴史的に日本文化に馴染みの深い植物であり、その変異しやすい特質から
特に日本で花見目的に多くの栽培品種が作出されてきた。
このうち観賞用として最も多く植えられているのがソメイヨシノです。
人混みを避けて4/2の滝山城址の桜祭り前に出掛けてみました。(3/29)
中の丸からの眺望です。
中程に流れる多摩川、そして拝島方面の街並みを眺める。
中程に流れる多摩川、そして拝島方面の街並みを眺める。
広場に仮設舞台の骨組みのみ。
右側の瓦屋根の建物は旧滝山山荘跡です。
本丸址側から戻り反対側に大池址の桜があります。
道中の山桜
お寺(長江寺)に桜は良く似合う。
畑の中程にある見る人もない枝垂桜。
赤と白、何か田舎を思わせる構図でした。
萌黄色の山にも山桜が多く見られます。
4月に入り桜も散り始めました。白く見えるのは散った花びらです。
桜の華やかな雰囲気が届けられなくて投稿を躊躇しましたが、これも年中行事と思い
投稿しました。
桜も又来シーズンまでお預けですね。
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