花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

花穂が輝いているイネ科のキンエノコロ、チカラシバ、ケチヂミザサ、

2020-09-28 | 花の写真
今日は久し振りの良い天気に恵まれました。
夕陽を背にエノコログサ属のキンエノコロの花穂の小穂が金色に輝いて見えました。
イネ科を主に棒状の花穂のものを並べてみます。

キンエノコロ(金狗尾 )
イネ科エノコログサ属、1年草、花期:8月~10月、田の畔や道端等に生える。
茎は高さ20〜50cm、 花序は長さ3〜10cmの円柱状、小穂は3ミリ強で基部に金色の剛毛が密生する。
 第2苞頴が短くて、護頴の先が半分露出する。
付け根に多数の黄金色の芒がある。 
コツブキンエノコロは、穂の色はくすんだ黄色か紫褐色を帯びる。 小穂の基部から長い剛毛がのびる。 


チカラシバ(力芝)
イネ科チカラシバ属、多年草、花期:8月~10月、路傍や土手の周辺など群生する 。
茎の高さは50〜80cm、花序は円柱状、長さ10〜20cm。小穂は長さ7〜8mm。
第1小花は護穎だけで、1つの小穂に2つの小さな花がつきます。 
容易に引き抜けないことから力芝の名がある。

ケチヂミササ(毛縮笹)
イネ科チヂミザサ属、多年草、花期:8月~9月、林縁の日陰などに生育する 
茎は高さ10〜30cm、下部は長く匍匐し、節からまばらにやや直立する枝を出す。
花序は穂状で紫褐色を帯び長さ3〜4.5cm、花軸に毛があり、まばらに小穂をつける。
小穂は狭卵形で長さ3〜3.8mm、ともに直立する長い芒を出す。 
チヂミザサには、茎や花序軸に開出する毛の多いもの、少ないものなどあり、
 毛が多いものをケチヂミザサ、毛の少ないものをコチヂミザサと分ける場合がある。


オオバコ(大葉子)
オオバコ科オオバコ属、多年草、花期:4月~9月、道ばたや荒れ地などに普通に生える。
花茎は10~20cm、先端に白い小花を多数穂状につけ、下から咲き上がり、
雌しべが熟したあと、雄しべが出る。
主に白い花は雄性期の花、背が低い中央にある白い髭だけの状態が雌性期の花です。

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