春は杉花粉症に悩まされた方も多いと思いますが、
秋の花粉症は、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどが花粉を飛ばして、
アレルギー性鼻炎を引き起こしています。
近くを散歩してると、何処を見てもオオブタクサだらけの様相を呈しています。
▼オオブタクサ(大豚草) 別名:クワモモドキ(クワ葉の形から)
キク科ブタクサ属、1年草、北米原産の帰化植物、雌雄同株の風媒花、花期:8月~9月、
茎は高さ3mにもなる、分岐して大きな株になる。
河原や造成地等に大群生する。 要注意外来生物に指定されている。
草の周りは花粉だらけです。
花粉の飛散時期は?
夏の終わりから10月、11月になると減少する。関東は8月~9月。
飛散する距離は? 風媒花なので花粉が風により飛ばされるので、
スギ、ヒノキの花粉は、木が高いので、数10Kmだが、ブタクサは、数10m~100m未満。
花粉の飛散は午前中が中心です。
間の道を通るとオオブタクサのトンネルを抜けるようです。
河川敷がブタクサの林の様に埋まっている所もあります。
遠くに飛ばないので、この時期に草が生い茂る場所に近付かなければ大丈夫だと思います。
今はコロナ騒ぎで、マスクをしていますので違和感はないですね。
春のスギ花粉の場合は、花粉粒子径が大きいため、鼻粘膜に留まりやすく、
下気道への影響は少ないとされ、そのため春の花粉症は鼻水やくしゃみが代表的な症状ですが、
ブタクサ花粉は花粉の粒子が小さいため、気管に入ってぜんそくのような症状を引き起こすケースもあるようです。
参考までに、カナムグラまだ花が咲き始めたばかりで存在感が乏しいですが、
▼カナムグラ(鉄葎)
アサ科カラハナソウ属、つる性1年草、花期:8月~10月、雌雄異株、
葉や葉柄に下向きの刺がある。
雄花は、枝先に大きな円錐状の花序に付く。花径約7mm、5個の雄しべの葯が垂れ下がる。
アサ科カラハナソウ属、つる性1年草、花期:8月~10月、雌雄異株、
葉や葉柄に下向きの刺がある。
雄花は、枝先に大きな円錐状の花序に付く。花径約7mm、5個の雄しべの葯が垂れ下がる。
左:雌花、苞の間から雌しべが出る。
後日改めて投稿し直します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます