花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

早春の花木より、ウメ、オウバイ、ニシキマンサク、ネコヤナギ,他

2022-03-07 | 花木の写真
早春の花木と言えば梅です、そろそろ近くの梅園でも咲き始めていると思いますが、
今年もイベントは中止しています。

自宅の梅の木にはまだ1輪も咲いていず、家近くの梅からです。

ウメ(梅)    
バラ科サクラ属、落葉高木、花期:2月~4月、
ウメは、日本古来の植物でなく、中国からの渡来植物ですが、広まった理由には、
よい香りは邪気を払うものとされ、清らかな春の訪れと昔の人は考えたようです。
もう一つは、葉が出る前に花が咲くことが、純粋に自然の生命力を感じてさせてくれる
植物だったのでしょう。
※ 日本では、奈良時代「万葉集」では"ウメ"、平安時代以後は"ムメ"、現在は"ウメ"と言っている。 
「梅」は品種が多く、中国からの渡来種のほか、日本では江戸時代にたくさんの品種の育成・改良が行われ、
現在では300種以上あると言われる。

紅梅

オウバイ(黄梅)  中国名:迎春花  英名:ウインタージャスミン
モクセイ科ソケイ属、落葉低木、花期:2月~3月、
梅に似た高杯形の六枚花弁の黄色い花を、垂れさがる細長いツル状の枝に咲かせる 。
似た花にウンナンオウバイ(オウバイモドキ)があるが、これちらは常緑低

オウバイモドキ(黄梅擬) 別名:ウンナンオウバイ(雲南黄梅)
モクセイ科ソケイ属、常緑低木、中国西南部原産、花期:3月~4月、
枝はつる性で、四角形をしており、 枝垂(しだ)れる。
花の直径は4~5センチほどでオウバイより大きい。花びらが6~10枚に分裂するため、
二重あるいは八重先に見えるのが特徴。
我が家のものは花芽が無い、昨年2021/3/15を参照。

ロウバイ(蠟梅)
ロウバイ科ロウバイ属、落葉低木、中国原産、花期:1月~2月、
半透明でにぶいツヤのある黄色く香り高い花がやや下を向いて咲かせる。
開花期以外はあまり目立ちませんが、新春に香り高い花を咲かせる貴重な存在です。 
既に家の周り付近では花は終わりつつありますが、梅の字つながりで載せておきます。


ニシキマンサク(錦満作)
マンサク科マンサク属、落葉小高木、花期:2月~3月、
マンサクは、黄色の花を咲かせ、いち早く春の訪れを告げる花木ですが、
ニシキマンサクは、花弁の付け根や内側が赤くなる品種で、
マンサクとアカバナマンサクを足したような花色になる。紅葉のグラデーションが美しい。 
マンサクの仲間も他にもありますが、これはあまり見掛けなかったです。
アカバナマンサクは、花弁が赤いが、これは花弁が赤から黄色へと先端に行くほどに変化。


ローズマリー     和名:マンネンロウ(迷迭香)
シソ科マンネロウ属 常緑低木 地中海沿岸原産 花期:11月~5月、
葉に爽快で力強い香りのあり、料理や香料に使われるばかりでなく、
古代ギリシャ時代から記憶や思い出の象徴 されていた。
花色、葉色などのバリエーションが豊富 、種類により立ち性、ほふく性、その中間の樹形がある。 

ネコヤナギ(猫柳)  別名:エノコロヤナギ、カワヤナギ等
ヤナギ科ヤナギ属、落葉低木、花期:3月~4月、
早春に川辺で穂の出る姿は美しいもので、他のヤナギ類の開花よりも一足早く花を咲かせることから、
春の訪れを告げる植物ともみなされている。
春に銀白色の小さなビロードのような花穂をつける。和名は猫の尾に見立てたことによる。
雌雄異株で花穂は雌花より雄花の方が大きい。
雌花は黄色で短い糸状の雌しべを付け、雄花は橙色の葯の付いた
長い雄しべがたくさん現れて葯が開くと黄色い花粉をだすようです。

ジンチョウゲ(沈丁花)
 ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属、常緑低木、中国原産、花期:3月~4月、
香りの良い花を早春に咲かせる、外側が紅紫色で内側が白色の肉厚の花。
 花弁のように見える部分は萼が花弁状に変化したものです。

ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)  別名:モミザアカシア
マメ科アカシア属、常緑高木、オーストラリア南西部原産  花期:2月~4月
ギンヨウアカシアと間違えられやすい樹木に、フサアカシアという別種があります。
フサアカシアは、ギンヨウアカシアよりも一足早い2月頃から花が咲きはじめ、
一般家庭では育てることは無く、公園や街路樹として見かけることが多いです。
葉の付き方も異なり、羽片が短く小葉が20個以下なのでギンヨウアカシアとした。
パソコンに持ち主に似てやや不調な所がありましたので、少し遅れましたが
取り敢えずここまでのアップとしておきます。
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