いつもの散歩途中に、この時期になると楽しみにしていた場所があります。
そこは、土手のヤブに混じりながらでも顔を見せて咲くカタクリでした。
▼カタクリ(片栗) 別名:カタカゴ
ユリ科カタクリ属、多年草、花期:4月
花は茎先に1輪咲き、花弁のつけ根にはW字形の模様があります。
花は夜や、気温の低い日には閉じて開きません。
葉は開花株では2枚、まだ花が咲かない株では1枚つきます。
山野では群生 しますが、普通の道端(1車線の車道)の土手で、笹薮を切り倒した所に咲いていました。
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今年も幾つかは、歩いている歩道から咲いているのは確認できましたが、
なんと、土手をシャベルカーが入って整備?されているではないですか!
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どうなるのか分かりませんが、このままでは多分今迄の様に見られなくなるかと思います。
又、一つお気に入りの場所がなくなりそうです。
▼クロッカス 別名:ハナサフラン
アヤメ科クロッカス(サフラン)属、多年草、花期:春咲き 2月~4月、秋咲き 10月~11月、
小形の球根の草花で手軽に植えられている。原種は80種ほどあり、園芸品種も多数育成されている。
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▼シクラメン・コウム
サクラソウ科シクラメン属、多年草、イラン、トルコ等原産、花期:1月~3月
原種シクラメンの中では、花は少し小さめで、花びらが丸みを帯びた形をしています。
花色は白~濃いピンク、紫まであり、意外と幅が広い上に、
葉も多様で、模様やシルバーリーフの色々な組み合わせがあるようです。
草藪と思われるところに、あちらこちに固まって咲いていました。
サクラソウ科シクラメン属、多年草、イラン、トルコ等原産、花期:1月~3月
原種シクラメンの中では、花は少し小さめで、花びらが丸みを帯びた形をしています。
花色は白~濃いピンク、紫まであり、意外と幅が広い上に、
葉も多様で、模様やシルバーリーフの色々な組み合わせがあるようです。
草藪と思われるところに、あちらこちに固まって咲いていました。
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この場所も毎年楽しみにしている場所です。この土手は守られています。
▼フキ(フキノトウ)
キク科フキ属、多年草、花期:3月~5月、
フキの若い花茎がフキノトウで、葉柄を食べるので誰にでも知られた植物です。
早春に、葉に先立って花茎を地上に表し散房状に花を付ける。雌雄異株で、
雄株の花は黄白色、 雌株の花は白色です。
キク科フキ属、多年草、花期:3月~5月、
フキの若い花茎がフキノトウで、葉柄を食べるので誰にでも知られた植物です。
早春に、葉に先立って花茎を地上に表し散房状に花を付ける。雌雄異株で、
雄株の花は黄白色、 雌株の花は白色です。
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▼ツクシ(土筆)とスギナ(杉菜) トクサ科トクサ属
強害雑草であるスギナとつくしは同じ植物です。
別名「地獄草」(地獄まで伸びると思えるほど根が深くて駆除しにくいことから)と
呼ばれるほど厄介な雑草であるスギナ。
ツクシはスギナと同じ地下茎から出てきますが、
ツクシとスギナは時期をずらして、ツクシのほうが先に出てきます。
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ツクシはスギナの「胞子茎」で、早春になるとぐんぐん伸び、10~15cmほどに成長します。
ツクシの頭、つまり“筆の先”にあたる部分には、緑色の胞子がたくさんつまっていて、
気温が上がってくるといっせいに胞子が飛び出していきます。
和名スギナの由来は、地上部がスギ(杉)を連想させ、春のツクシが食用されることから、「杉の菜」の意から名づけられた。
ツクシは、スギナにくっついて出てくることから「付く子」、袴の部分で継いでいるように見えることから。
▼リュウキンカ? ヒメリュウキンカ(*3/18訂正)
ヒメリュウキンカは庭のあちこちに咲いていますが、
この花株の花茎は立ち上がり枝分かれしていますので、リュウキンカ?と思ったが、
リュウキンカは、沼地や湿地に生えるとあり、この花は日当たりの悪そうな場所だが、
湿地とは言えず、又咲く時期も今頃では辻褄があっていないようですね。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/59/4903972411a5a81a22e1a0fe3f62ecfc.jpg)
似た花にエゾリュウキンカなるものもあるようですが断定出来ていません。
*草丈が25cmになるものもあるようなので、ヒメリュウキンカとしました。
Shuさんコメントありがとうございました。
スミレを始め山野草も次から次へと咲いてきますねまた嬉しい時期になります。
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明日も雨のようですから、花見を予定していた方は、さぞかし残念なことでしょう。
さて、お近くにカタクリの群生地があるなんて、素敵ですね。この花は斜面に咲くことが多いですね。
クロッカスは我が家にもありますが、このくらい密に植えると豪勢ですね。参考にしたいと思います。
フキとツクシも我が家にありますが、フキはともかくツクシは厄介者です。
最後のお花は、ヒメリュウキンカだと思います。リュウキンカは花弁状の萼片が5~6枚あります。
写真のお花は、9枚あるように見えますので、リュウキンカではないと思います。
リュウキンカは仰るように、ミズバショウが咲くような湿地に生えます。
毎年尾瀬に行っていますが、尾瀬ではミズバショウと共に、初夏を代表する花になっています。
カタクリは群生地と言う程ではないのですが、普通の場所にキツネノカミソリやシキンカラマツ等の山野草がなにかしら見られるので、お気に入りのコースでした。
やはりヒメリュウキンカでしたね、珍しい花を集めている方の道端でしたので、もしかしてと載せてみました。
昔は栂池かどこかでリュウキンカを見たこともあるのですがリュウキンカ湿性植物の代表花でしたね。又よろしくお願いいたします。
Thanks,