花が咲いていれば昆虫もいるのは当たり前ですが、
昆虫の活動温度は、変温動物(外部の温度により体温が変化する)であるため、
活動適温の幅が狭い。
活動範囲は10~30℃で、25℃が生育適温である昆虫が多い。
あの「ゴキブリ」ですら、35℃以上の環境下では活動できなくなるよう。
この様に気温変動が大きいと昆虫等の分布にも変化が起きているのでしょうね。
最近、青い色したハチを見つけてかろうじて撮ったので、これは、ブログにと
思っていたのですが、カメラからパソコンへのデータ移行で間違って消したようで、
いざ投稿と思ったらハチ目の所になくてガッカリしているところです。
ハチ目の予定を変えて、今日はチョウ目の地味なものですがアツプしておきます。
<チョウ目> 蝶の部
▼ヒカゲチョウ(ナミヒカゲ) タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 (前翅長)25-34mm 5-9月
草藪や林内で見られる薄茶色の地味なチョウ。はねの形はスマートで、裏面に目玉模様を持つ。
▼ヒメウラナミジャノメ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 (前翅長)18-24mm 4-9月
目玉模様のある薄茶色のチョウ。はねの裏面には細かい波形のもようがある。
後翅裏面の目玉模様は、左右各5つずつ。
▼ジャノメチョウ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 (前翅長)28-42mm 7-9月
フワフワと飛ぶ茶色い地味なチョウ。 都市郊外から高原まで、分布が広く個体数も多い。
▼ウラナミアカシジミ シジミチョウ科シジミチョウ亜科 (前翅長)16-22mm 6月
翅の裏がオレンジと黒のきれいな縞模様になったシジミチョウ。翅の表はオレンジ色で、縁が黒くなっている。 上下逆さに見える模様の付き方です。
▼ダイミョウセセリ セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科 (前翅長)15-21mm 4-10月
黒地に白帯のあるセセリチョウ。翅を完全に開いてとまることが多い。
東京付近には白帯がはっきりしない「関東型」が、大阪付近には白帯が明瞭な「関西型」が多い。
▼オオチャバネセセリ セセリチョウ科セセリチョウ亜科 (前翅長)16-21mm 6-10月
茶色いセセリチョウ。イチモンジセセリに似るが、後ばねの白紋が一直線でなく少しガタガタしている
ことで見分けられる。 またイチモンジセセリのように一直線状にはならない。
又、チャバネセセリとの違いが白紋が薄くて、小さいことから見分ける。
▼スジグロシロチョウ シロチョウ科モンシロチョウ亜科 (前翅長)24-35mm 4-10月
モンシロチョウによく似たチョウ。モンシロチョウよりもむしろ多く見られる。
スジグロという名のとおり、モンシロチョウとは翅に黒いすじがあることで見分ける。
▼モンキチョウ シロチョウ科モンキチョウ亜科 (前翅長)22-33mm 3-11月
河原など開けた環境に広く生息する黄色いチョウ。メスには、白っぽいタイプもいる。
▼キタキチョウ シロチョウ科モンキチョウ亜科 (前翅長)18-27mm 3-11月
翅の表面の縁には黒色帯がある。
<チョウ目> 蛾の部
▼キンモンガ アゲハモドキガ科 (開張)32-39mm 6‐8月
黒地に薄黄色の紋が目立つガ。紋が白っぽい個体もいる。
今年は白っぽい紋の方です。
▼ホタルガ マダラガ科 ホタルガ亜科 45-60mm 6‐7月、9月、
黒地に、1本の太い白帯が印象的なガ。頭部は赤く、触角が立派で、何となく悪魔っぽい雰囲気を持つ。
▼セスジノメイガ ツトガ科ノメイガ亜科 (開張)26mm前後 6-8月
黄褐色で、翅の縁に褐色の帯がある。
▼マエキヒメシャク シャクガ科ヒメシャク亜科 (開張)20-30mm 4-9月
白地に灰色の縞模様の入った翅をもつシャクガ。
▼ホシオビホソノメイガ? ツトガ科ノメイガ亜科
淡褐色で、褐色の細い筋模様が入った翅を持つ。
ノメイガの仲間は、葉の裏に止まる習性があるため、撮影は難しい。
以前のものはもう少し淡褐色だったが、
毎日のこの暑さが続き、昆虫も難儀していなければ良いのですが、、頑張って欲しいです。
ー----------------------------------------------------
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます