今の時期としては暖かいとは言え未だ冬ですが、
春を待ちわびている野草花も増えつつある。
☆ ナズナ(薺)
アブラナ科スズナ属、食用や薬草に利用される越年草、花期:3月~6月、荒地や道端どこにでも、
ナズナの語源は、夏になると枯れることから「夏無なつな」、撫でたい程可愛い花から「撫菜なでな」と
諸説あるようですが、別名はペンペングサ、三味線草、果実の形が三味線のばちに似ていることから。
ぺんぺん草が生える:荒廃した土壌であっても生育することから、家や土地が荒れ果てている状態。
ぺんぺん草も生えない:あの強いスズナさえも生えない、何も残っていない状態を揶揄した表現。
田舎の家の周りには、ぺんぺん草とびんぼう草(ハルジオン)と言っていっぱいあった感じがします。
(びんぼう草は、どんな貧乏な家の庭にも生えて、手入れの行き届かない家の周りにも生えることから)
☆ ホシノヒトミ(星の瞳)
ゴマノハグサ科クワガタソウ属、越年草、花期:3月~5月、別名:オオイヌノフグリ
道端や畑の畔道などに見られる雑草、可憐な春の花ですが、牧野富太郎博士が付けた名前が気の毒なので、
ホシノヒトミに。 「ホシノヒトミ」の記載が有る最初の資料は、千葉県の方言集(1971)からのようです。
☆ ホトケノザ(仏の座)
シソ科オドリコソウ属、越年草、花期:3月~6月、別名:サンガイグサ(三階草)
車座に相対してつく葉の状態を仏座に見立てたもの。
☆ コハコベ(ハコベ)(小繁縷)
ナデシコ科ハコベ属、越年草、花期:1月~12月、日本全土いや世界中どこでも見られる。
春の七草の一つ。花柱も3本で似た花にミドリハコベがあるが、
ミドリハコベは、茎は緑色、葉の明るい緑色で、雄しべが4個から10個とやや多い。
コハコベは、茎は赤紫色、葉は濃緑色、雄しべが1個から7個とやや少ない。
他にウシハコベ等があるが、これは花柱が5本と多い。
☆ シバザクラ(芝桜)
ハナシノブ科フロックス属、多年草、花期:4月~5月、別名:ハナツメクサ(花詰草)
よく枝分かれし地面を覆い尽くすように密生する、また寒暑に強く常緑の為に芝生代わりに植えられている。
満開時の地表を埋め尽くさんばかりの花は見応えがあります。
☆ ムラサキカタバミと思われるが返り咲き? 花は痛みがちです。
この時期の花は越年草が多いですね、気温が高く咲いているのでしょうか?
いつもこんがらがりますので、越年草と多年草の違い等まとめてみました。
1年草: 種子から発芽して1年以内に成長して開花、結実して種子を残す草花。
2年草(越年草): 種蒔きから最初の1年は茎、葉や根を作り冬に休眠し、2年目の春、夏に
花を咲かせて枯れる草花。但し期間は1年でも秋蒔き翌春花を咲かせるのも含むことあり。
多年草: 数年にわたって枯れず同じ株から毎年花を咲かせる草花、
但し、日本の気候では育ち難く1年で枯れる多年草もあり、園芸上は1年草と呼ぶことがある。
宿根草: 多年草に含まれるが、その中でも根だけが残り、生育期が終わると地上部が枯れてしまうものを
宿根草として区別する、球根植物も宿根草です。
常緑で地上部分が1年中枯れないものを多年草と呼ぶこともある。
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春を待ちわびている野草花たち、
それぞれ、元気に咲いていますね。
もう、シバザクラも、咲いているんですね。
MIMI69さんも、星の瞳って言ってくれていて、嬉しいです。
知り合いには、星の瞳だよって言っています^^
いつも素晴らしいです。
今日は、小さなお花キレイですね。ホシノヒトミ等凄くきれいな色で蕊の形も良いですね。
ナズナ、なんて、撮れるの不思議な位です。
最初、ホトケノザの花を見た時、「こんな小さな花はとてもムリ!」といいましたが、今では、大きめのを、見つけて撮っています。
今年は、ナズナにチャレンジです。
でも、ナズナは昨年もあまり見ませんでした。見たけどトテモ、トテモと思ったかも。
びんぼう草(ハルジオン)のこと初めて知りました。色々教えて貰ってありがとうございます
春を感じさせる最初の花がホシノヒトミですかね! 畑の縁に咲いている。
みん花以前はオオイヌノフグリでしたが、やはり綺麗な名前の方が嬉しいですよね。
まだまだ変な名前の花もありますが、、
写真を習われている人から見たらいい加減なものですが、今の手持ち分で精一杯に努力をしています。
素晴らしいと言われて元気になります。
ともかく見たものは何でも撮って見ていますが、いろいろと変えて撮っていないので満足出来るものはありません。
それでも少しでも花の特徴が出れば良いと思い、進歩していきたいです。