この時期大きな樹が葉を落として
宿り木とは、他の植物の幹に根を張る寄生木で,日本で,セイヨウヤドリギとして親しまれている 。
▼ヤドリギ(宿り木 ・ 宿木 ・ 寄生木)
ビャクダン目ビャクダン科ヤドリギ属、常緑多年生植物、
日本のヤドリギはセイヨウヤドリギの亜種とされ,基亜種の果実が白く熟すのに対し、淡黄色になる。
宿主樹木はエノキ・クリ・アカシデ・ヤナギ類・ブナ・ミズナラ・クワ・サクラなど で、
写真は多分エノキとケヤキに寄生しているものと思われます。
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枝は緑色の円柱で、二あるいは三股状に分かれます。葉は対生で、葉質は厚くて細長く、
先は丸く、長さ3~6 cm、幅0.5~1 cm程です。
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雌雄異株で、2~3月に黄色の花は咲きますが、小さくてあまり目立ちません。
受粉は虫が行ってくれるんだそうです。
11月~2月ごろに実をつけます、果実は直径6 mm程の球形で、早春に薄黄色に熟し、半透明になります。
これとは別に橙赤色の実を結ぶものはアカミノヤドリギといいます。
ヤドリギやアカミノヤドリギの枝や葉を乾燥させたものを生薬ソウキセイ(桑寄生)といい、
血圧を下げ、利尿、頭痛の緩和、リウマチ 等に薬草として利用されているようです。
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枝分かれ部分についているのが花芽と思いますので、春先に撮れると良いですが、
歌手五木ひろしの「宿り木の花」と言う演歌の曲があるようでした。
目立たない花だと言うのに、どの様な歌詞が付いているか気になり、
調べてみたら、3番に、”♪出来る事なら人並み咲きたいだろう宿り木の花よ♪、、♪”
とありました。歌い方と相まってしんみりとするのでしょうね。
明るい色彩の無い投稿になってしまいましたがこれでお終いです。
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