花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫観察 ハエ目 ミドリバエ、キンバエ、ニクバエ、イエバエ、他

2022-06-09 | 昆虫
昆虫観察で、今回も地味なハエ目を主に集めてみました。
ハエとハチの印象は、
ハエは小さい昆虫でかつ害虫として不潔な所を好む、またハチは
黒と黄色が目立ち体長はハエよりやや大きく、花の蜜や小さな虫を餌にし、
多くの種類は毒針をもって人間に危害を与える印象があります。
今回のハエ目には、ハエ、アブ、カ等の種類が含まれますが、ほんの一部だけです。

<ハエ目>
ミドリバエ(緑蝿)
クロバイ科ツマグロキンバエ亜科 大きさ 9mm前後 時期:5‐9月
緑色のハエ。翅は一様に黒っぽく、胸背は緑色をしている。

キンバエ
クロバエ科クロバエ亜科 大きさ 6-12mm  5-10月
金属光沢が綺麗なハエ。
身近にもよく見られるが、市街地よりも森林内に多い。
複眼は非常に大きく頭部全体を占める。♂では両複眼が接しているが、♀では離れる。

ニクバエ属の一種 
ニクバエ科   10mm前後  5-10月
灰色地に黒色の縞模様があるハエ。胸部には黒色の縦じまが3本ある。複眼は暗赤色。
よく似た種類がたくさんいる。

イエバエ(家蠅 )
イエバイ科イエバイ亜科 体長 4-9mm 季節を問わず、一年中見られます。 
名の通り人家に多く発生し、ヒトが暮らす多くの場所で最も目に付くハエの一つである。
成虫の寿命は約1か月で、50~150個の卵塊を4~5回産む。
卵期間は0.5~1日、幼虫(蛆)期間は約7日、蛹期間は約4日で、
産卵から成虫が羽化するまでおよそ12日間を要する。
成虫で越冬し、条件が揃えば年に何度も発生を繰り返す。



ナミホシヒラタアブ? 
ハナアブ科ヒラタアブ亜科  8-12mm  3-8月

ホソヒラタアブ
ハナアブ科ヒラタアブ亜科、 8-11mm、 3-11月、
腹部は黄橙色と黒色の縞模様で、それぞれの節に(太い帯と細い帯の)各2本ずつの黒帯があるスマートなアブ。

キアシホソルリミズアブ
ミズアブ科  8mm前後  4‐5月
緑色の光沢があるホソルリミズアブの一種。
前翅前縁後方に黒い紋がある。  
エゾホソルリミズアブと酷似しているので判別が難しい、
もしかしてエゾホソルリミズアブの♀かもしれない。

▼ツヤホソバエ科の仲間?
触覚が長いのでハチ目の虫かも。

ケバエの仲間?  黒くて前脚の付け根部分が太いのでクロケバエ?


トラフムシヒキ
ムシヒキアブ科ムシヒキアブ亜科  19-28mm   5-9月
腹部が濃褐色と淡褐色~黄褐色の縞模様になったムシヒキアブ。 
平地から山地まで広い範囲で見られる。甲虫や、ハエ、ガなど、他の昆虫を捕らえて食べる。



最初はハナアブの一種と思っピックアップしましたが、調べるうちにハチ目でした、
折角ですので、番外として載せた。
コマルハナバチ♂
ハチ目ミツバチ科 大きさ 働き蜂 8-16mm ♂11-15mm ♀16-22mm 3-8月
オスは、淡黄褐色の毛で覆われ、腹端にオレンジ色の毛がある。メスは、黒色で腹端がオレンジ色。

昆虫のいつものごとく名前が良く分かりませんでした、諦めたものもあります、
もし間違っていましたら、ご教示頂けたら有難いのですが、よろしくお願いいたします。
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