花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

覚えられないイラクサ科植物、カラムシ、アオミズ、クサコアカソ、ヤブマオ、他

2021-10-05 | 花の写真
川沿いを散歩しているとイラクサ科の植物がはびこっています。
見た目が綺麗とは言えないので、今迄無視していましたが、これではイカンと
少しまとめ始めました、完全ではありませんが入門編です。

カラムシ(茎蒸)      別名:クサマオ (草麻苧) 、マオ (麻苧) 、チョマ (苧麻) 
イラクサ科ヤブマオ属、多年草、花期:7月~9月、
草丈は高さ1~1.5mになる。
葉は互生する単葉で、広卵形で先は尾状にとがり、縁にはそろった低い鋸歯があります。
葉の裏面には白色の綿毛が密にはえます。
花には雄花と雌花があります。
雄花序は茎の下方の葉腋、雌花序は上方の葉腋から出て、ともに円錐状です。 
雌花                  雄花

アオカラムシ(青苧麻)
イラクサ科ヤブマオ属、多年草、花期:8月~9月、
カラムシのなかで、葉の下面に綿毛がないもの。葉裏は緑色です。
雌花は茎の上部に。雄花は下部に付く。これは雌花です。

カラムシ等のイラクサ科の草を食草とするフクラスズメの幼虫が良くみられます。
脅かすと頭を前後にゆする威嚇行動がいじらしいです。

アオミズ(青みず)
イラクサ科ミズ属、1年草、花期:7月~10月、
和名は全体が緑色でみずみずしいことによる。
草丈30~50cm、葉は長い柄があり、対生し、卵形で先は尾状にとがる。
葉の付け根に細かな雌花と雄花をつける。赤く見えるのは雄花、緑色が雌花。 


クサコアカソ(草小赤麻)  別名:マルバアカソ
イラクサ科ヤブマオ属、多年草、花期:7月~9月、雌雄同株。
茎高さ0.8~1.5mになる。
アカソに似て葉柄も赤いが、葉が小さく、卵形〜卵状楕円形で、葉先は3裂せず、尾状にとがる。 
コアカソは葉の鋸歯が10対以下で、よく似たクサコアカソは鋸歯が10〜20対ある。
葉腋から長い花柄を伸ばし、上部の葉腋に球状にまとまった赤褐色の雌花序を穂状につけ、
下部の葉腋には黄白色を帯びた穂状の雄花序をつける。
この写真では、雌花、雄花序はよくわかりません。

ヤブマオ(藪苧麻)
イラクサ科ヤブマオ属、多年草、花期:8月~10月、
茎は高さ1~1.2m。葉は対生し、長さ10~15cmの卵状長楕円形、質はやや厚くてざらつく。
下部には雄花序を上部には雌花序をだす。
適宜な写真で無いので分かり難かったですが、容赦願います。
これらを元にもう少し上下を細かく観察していきます。
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