夏も本番とばかりに暑い日が続いています。
夏を代表する花にヒマワリがありますが、
ヒマワリの花は太陽に向かって咲くんじゃないのと思っていませんか?
▼ヒマワリ(向日葵) 別名:ヒグルマ(日車)、サンフラワー等
キク科ヒマワリ属、1年草、北米原産、花期:7月~9月、
大きな花のように見える黄色い花びらは、舌状花(ぜつじょうか)と呼ばれ、
種をつけない花びらで、中心の茶色っぽい部分は、管状花(かんじょうか)と呼ばれ、
受粉して種をつけます。
ヒマワリは、太陽の方向を追うように花の向きを変えるという性質から、和名は「向日葵」と書きます。
写真は西方向に向かった夕方撮ったものです。
太陽は落ちる寸前なのに東側を向いているのが多い。これはヒマワリではない(?)
ヒマワリは「太陽の花」の花と言われることもあるのですが、
実は太陽に向かっているのは、成長が盛んな若い時期だけです。
完全に花になれば殆どが東側又は西側を向いているだけです。
これは、花ではなく茎が青色光の太陽光に反応して成長しますが、
太陽の光の当たる反対側の茎が、光の当たる方の茎よりも、よくのびるために、
太陽に向かって曲がってしまうのです。
太陽の方を向くことが多いのは、ヒマワリの花だけではありません。
ダリアも、ヒャクニチソウも、ほとんどの花は、みんな太陽の光の当たる方向を向いていることが多いのです。
▼矮性ヒマワリ(ミニヒマワリ)
ミニひまわりは1メートルを越えない品種のことを指します。
性質はヒマワリと同じ。境目はかなり曖昧。
▼ノカンゾウ(野萱草)
ユリ科ワスレグサ属、多年草、花期:7月~8月、キスゲに似て一重咲きです。
葉の間から花茎を伸ばし、橙赤色のラッパ状の花が10個程咲く。一日花で昼間だけ咲く。
ユリ科ワスレグサ属、多年草、花期:7月~8月、キスゲに似て一重咲きです。
葉の間から花茎を伸ばし、橙赤色のラッパ状の花が10個程咲く。一日花で昼間だけ咲く。
久しぶりに近くの田んぼを見に行きました。
アオサギが近くにいましたが、少し近付いたので逃げていきました。
上写真の中央遠景に白いものが見えるのがアオサギです。
▼ヤブカンゾウ(藪萱草)
ユリ科ワスレグサ属、多年草、花期:7月~8月、
ユリ科ワスレグサ属、多年草、花期:7月~8月、
ノカンゾウの近縁種で八重咲きです。
もう少しオニユリ、カンナ等他を投稿するつもりでしたが、長くなりそうなので止めました。
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