もうモミジの季節も終盤となり、大急ぎで母を連れて金剛院のもみじを愛でてきました。手押し車で園内を歩く母もこの秋も健在です。
ちらっと鹿原のもみじと言いますから、母の気持ちを汲んで外昼食後、もみじ見物。綺麗な写真も撮れました。フエースブックにあげると、松尾和尚さんがコメントを下さっていました。
年に一度、訪れる近場のもみじ見物。私達母娘にとって、黄金にじかんです。
あと何年来られるのかと思うと黄金の色が鮮やかになります。先週は綾部市のバラ園でイングリッドバーグマンさんを愛で、今日はモミジのはかなさを想い、充実した秋でした。先週からずっと風邪気味でしたのに、何とか、母の希望を思って出かけてきました。風邪の病み上がりの私が見る今年の秋の風景も昔と少し変わって見えました。76才にもなると元気印の私も年齢に応じて、揺れる枯れ草に何かを感じます。
いよいよ老いの窓辺にたたずみはじめたと思い始めました。
親しくしている人々もあの世へと行かれると、尚更その思いは強くなって人生の秋景色なのだと噛み締め、これからの時間をさらにゆっくり眺め歩みたいと思います。
今週末は三男の家族が来ます。老いの憂いを孫娘は払いのけてくれるでしょう。思いがけず風邪をひいて寝込んでやっと立ち上がってきました。
免疫力がおちているなあ。7回目のワクチン接種はなんとなくうつ気分でなく、パスです。もう自分の力で対応したい。風邪で薬を飲まず過ごしましたが、10日くらいかかりました。なるべく薬のお世話から遠ざかりたいと思っています。