木曜日は、母の半日ディーのです。
機嫌よくいつものように出かけ、数時間のほっとする時間です。
掃除をしようと思っても何故か疲れが出てごろっとすることが多い。
昼、帰宅後、あまりお天気がいのでお昼は外食しようとなり、出かけました。食後のコーヒの後、なんとなく母はつかれぎみのようでした。上着を脱がせ、ちょっと遠出するかというと、行くとのことだったので、またドライブ。もうすぐ灰色の世界の中で過ごさなければならないので、どこへ行こうかと思案し、決定、行先は若狭の小浜。魚嫌いの母も行く気満々です。毎日ゴロンとテレビが友ではいけません。所見物が母にとって、楽しみらしいので、今回はシートベルトをしっかり締めて出かけました。
見慣れてきた道中ですが、母にとっては、新しい事らしい。
もう軽トラでも平気です。
私の密かな楽しみは、敦賀ダイコン寿司とおぼろ昆布を買う楽しみがあります。敦賀まで行かなくても小浜で買うことが出来、ラッキー。
冬になると、敦賀では、大根とニシン、人参で麹につけこむ発酵漬物が名物でつい堆肥買で通っているうちに、知った味です。ダイコン寿司という名前が何かと思いましたが、麹につけこむので寿司なのでしょう。
おぼろ昆布も有名で敦賀のものを好みます。これは、母の好物なのです。
唯行って買える単純なドライブでしたが、ちょっとした脱日常でマンネリ気味の生活パタンを切り替えます。
帰宅すると疲れがどっと出ます。
今も母は寝床で、つかれたなあと言っています。
何時もの元気な母の言葉です。
100才には見えぬ、元気が有難いです。
今起きだしてきました。いつもの母です。元気です。
老いた娘は午後のコーヒの影響で眠れず、疲れているのに、困った、困った。でも深夜の読書タイムになり何故かすっきりしました。
以前はあれがこれがないに悩まされていたので、本は積読でしたが、取り出してじっくり深夜の読書。昨夜は、イネという不思議な植物でした。稲垣栄洋さんの読みやすい本で日本と米の関係を簡単に解いてくれました。静かな時間、これから本がやっと読めそうになりました。以前は本を買えど、頭に入らず、なぜなのかと思っていましたが、理由は簡単です。大きな憂い事から解放されたからでしょう。日本の歴史を簡単にわかりやすく読めました。一読お薦めです。
小浜はタモリさんがさば街道を歩かれ、いろいろ紹介され、京の都に鯖を届けていたふるい町です。
行きは青葉山を仰ぎ、帰りは若狭富士と呼ばれる山を眺めながらのドライブで気分転換をしてきました同じ山を国が違えば呼び方も異なる山です。心地いいくたびれです。
さあ、今日は、スノータイヤに代えてもらい、冬景色に備えます。