farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

出会いには、時間がいる。

2012-02-14 10:44:05 | Weblog
薄暗い空の下で、生活、まさに冬眠中。
出かける時は、買い物、スーパーのお米の在庫分チェック、それに、図書館へ。
図書館への、母からの逃避を兼ねてダッシュ。
その中で、出会った本の一冊は、いのちの森の台所、著者は佐藤初女さん。
以前その方が天橋立のある宮津に来られるのを聞いていたが、その頃はいそがしすぎて、なんとなく通り過ぎていた。
でも、この雪の中、やはり、心に残っていたのか、その本を取りました。
何故って?
佐藤さんの作られるおむすびに関心があったからです。
それに、お米のおいしさにも関心がありすぎていたからです。
おいしいお米を作りたい思いがあったからです。
何気なく炊いているご飯にずっと不満だったのです。
何時も何気なく炊いていたものですから、何か物足りなかったのです。
でも、本を通して答えが見つかりました。
それは、心が足りなかったのです。

今朝は何時も母任せのご飯を私が、心を入れて炊きました。
味が違います。やっと疑問が解けました。
スイッチを入れれば炊けるご飯ですが、心を入れると、違います。
これまで、自分勝手な忙しさで見過ごしてきた事が鮮明になりました。
こころを込めれば、心豊かになれます。
ふっくらしたおいしいおむすびを作りましょう。

分かりきった事と思っていましたが、解かっていなかった自分を発見しました。
ちょっとした心使いで生活景色がころっっと変わります。

一冊の本に出会うにも、時間がかかっています。
もっと早くであっていればよかったのにと、思いますが、今が私の時なのです。
若い方には、是非読んで欲しい一冊です。
私のプレゼント本にしたいと思って、いろんな顔を浮かべています。


昨日はよりゆっくりしていたので、中学校時代のペン フレンドをネットで捜していました。
何時からか、途切れていて、気になっていたのです。
アメリカ、テキサスです。
やっと、見つけました。
彼女、Carolyn Dawsonは、昔のママ、テキサス東部の町で、いろんなケーキを作っていました。彼女の家に行ったのは、もう45年程前。1968年です。
昨年手紙を出したのですが、返事がなく心配だったのです。
今。元気で昔のままでケーキ作りをされているのが分かりました。彼女も注文に答えるのに、忙しいのだとおもいます。
何年か前のクリスマスには、電話をしたのですが、それ以来です。
同じ団塊世代のアメリカの友達が、元気なのが嬉しい昨晩でした。
こんな具合に何にでも、時間が要ります。
丁寧に日々を送りたいと思うのは、冬眠中だけで、春の光を浴びると忘れるので、要注意。60歳代なかば、これからは、より 有限の時間を大切にと心に留めたいです。


あと一人気になっている、本の著者はりんご作り名人の木村秋則さん、
びっくりするくらいの奇想天涯な考えの持ち主らしく、興味深いです。
この方にも、京丹後の来られるからと聞いていながら、行かなかった私ですが、ゆっくり、本で出会うという感じです。あの時、聞いておけばよかったと思うのですが、その時間でなかったのでしょう。タイミングが合わなかったのです。
一冊の本は買って持っているのですが、じっくり味読したいです。
人にも、本の出会いにも、夫々の時期があるをかみ締めています。
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